シナールを服用していて、白髪リスクが怖い…。
シナールを服用していて、このような噂を耳にしたことがあると思います。
結論、シナールの服用によって白髪が増えることはありません。
シナールの副作用として報告されているのは胃腸系の不調であり、白髪との因果関係は医学的に証明されていません。
本記事では、シナールの白髪との関係性や、副作用や本来の効果を詳しく解説します。
この記事でわかること
- シナールの服用は白髪の原因にはならない
- シナールの副作用として報告されているのは胃腸系の不調のみ
- シナールは3つの美肌効果を持つビタミン剤で白髪に関する内容はない
目次
シナールを服用しても白髪は増えない
シナールを服用が白髪の原因となることはありません。
シナールの副作用として認められているのは、胃腸系の不調のみで、白髪との因果関係は医学的に何も報告されていません。
そのため、「シナールを服用し白髪が増えた」と感じる方は、例えば加齢・食事・睡眠など、他の原因が考えられます。
シナールの服用で白髪は増えるの?
シナールに関して、白髪を増やすという医学的根拠はありません。
本章では、シナールの効果と副作用について詳しく解説します。
シナールの3つの美肌効果は白髪の原因に関与しない
シナールには3つの美肌効果がありますが、白髪の原因にはなりません。
シナールは、ビタミンCとビタミンB5を成分として含むビタミン剤です。
これらの成分が、相まって美肌効果をもたらします。
シナールの主な効果に、シミを防いで肌を白く保つ作用があります。
シナールには、ビタミンCとビタミンB5が含まれており、これらの成分がシミを防ぎます。
シナールに含まれるビタミンCが、シミの原因となるメラニンの生成を抑え、新しいシミの発生を防ぎます。
また、抗酸化作用によってシミの原因となる紫外線から肌を保護します。
さらに、シナールに含まれるビタミンB5には、肌のバリア機能の回復を促す効果があります。
バリア機能の回復を促し、紫外線や摩擦などによる皮膚へのダメージを抑えることで、シミを予防します。
シナールには、ニキビを改善する効果があります。
ニキビの原因の一つには、活性酸素の増加による炎症が挙げられます。
活性酸素が毛穴の中の皮脂を酸化させて、炎症を引き起こすことによって、ニキビの発生・悪化をもたらすのです。
シナールに含まれるビタミンCには抗酸化作用があり、ニキビの原因である活性酸素の増加を抑えます。
この働きによって、ニキビを改善します。
また、ビタミンB5には抗炎症作用があります。
抗炎症作用によって、炎症を起こしたニキビを改善します。
シナールには、肌にハリ・ツヤを与える効果があります。
シナールに含まれるビタミンCには、コラーゲンの生成・維持を助ける効果があります。
コラーゲンは角層水分量を増加させるため、乾燥肌や肌荒れなどの改善を助けます。
ビタミンCは、コラーゲンの生成・維持を助け、肌の水分量を増加させることで、肌にハリ・ツヤを与えます。
またビタミンB5は、肌のバリア機能の回復を促進する効果を持ちます。
バリア機能を向上させることによって、肌を健康な状態に保護し、潤いを保ちます。
シナールの副作用は白髪の原因にならない
シナールの副作用として報告されるのは、ほとんどが胃腸系の副作用であり、白髪との関係は証明されていません。
副作用の症状は、下痢・胃部不快感・悪心・嘔吐などが報告されています。
シナールに含まれるビタミンCには下剤としての作用、ビタミンB5には腸管も運動を活発にする作用があるためと考えられます。
これらの症状が現れた場合は、速やかに使用を中止し、医師へ相談してください。
シナールの処方薬・市販薬の違いと白髪との関係性
シナールには、処方薬と市販薬どちらも存在しています。
シナールの処方薬・市販薬はどちらも白髪を増やす原因にはなりません。
シナールの処方薬・市販薬の違いは、成分の配合にあります。
処方薬には、市販薬と比較して1日あたりの服用量に対する有効成分(ビタミンCとビタミンB5)の配合量が多いです。
一方の市販薬には、主成分以外の成分が配合されている傾向にあります。
本章では、処方薬・市販薬の違いとおすすめの市販薬について解説します。
処方薬のほうが主成分の配合量が多いが白髪は増えない
シナールの処方薬は、市販薬に比べ、主成分であるビタミンCとビタミンB5を多く配合しています。
シナールの処方薬を服用しても、白髪の原因となることはありません。
ビタミンC・ビタミンB5のそれぞれの作用が、シミの防止・ニキビ改善・ハリツヤの向上という効果をもたらします。
-
ビタミンCの代表的な作用
メラニンの生成抑制
抗酸化作用
コラーゲンの生成・維持の補助 -
ビタミンB5の代表的な作用
肌のバリア機能の回復促進
抗炎症作用
市販薬には他の成分が配合されることがあるが白髪は増えない
シナールの市販薬には、主成分であるビタミンC・ビタミンB5以外の成分が配合されることがあります。
また、市販薬の種類によっては、ビタミンB5が含まれない場合もあります。
シナールの市販薬も、処方薬と同様に白髪の原因になることはありません。
主成分以外に配合される成分としては、ビオチンやビタミンEなどが挙げられます。
次では、ビオチンやビタミンEを含む市販薬について解説します。
ビオチンを含む「シナールLホワイトエクシア」
配合成分 | 配合量(1日分6錠中) |
---|---|
ビタミンC | 1200mg |
ビタミンB5 | 24mg |
L-システイン | 240mg |
ビタミンB6 | 12mg |
ビオチン | 0.5mg |
シナールLホワイトエクシアは、主成分のビタミンC・ビタミンB5以外に、L-システイン・ビタミンB6・ビオチンを配合しています。
シミ・そばかす、日焼けなどによる色素沈着改善や、歯ぐきからの出血を予防する効果を期待できます。
- L-システイン:メラニン色素の生成を抑制する
- ビタミンB6:肌のターンオーバーを促進する
- ビオチン:肌のターンオーバーを促進する/爪・髪を健康に保つ
ビタミンEを含む「シナールEXチュアブル錠e」
配合成分 | 配合量(1日分12錠中) |
---|---|
ビタミンC | 2000mg |
ビタミンB2 | 12mg |
ビタミンE | 30mg |
シナールEXチュアブル錠eは、主成分としてはビタミンCのみを配合し、他にはビタミンB2・ビタミンEを配合しています。
シミ・そばかす、日焼けやかぶれによる色素沈着改善や、歯ぐきからの出血を予防する効果を期待できます。
- ビタミンB2:肌のターンオーバーを促進する
- ビタミンE:抗酸化作用でニキビの原因である活性酸素の増加を抑える
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東京山手クリニック
都丸真依子 医師
当院は「あなたのお肌のかかりつけ」をコンセプトに、皆さんのお肌を作り直すサポートをしていきたいと考えております。ただ肌悩みを改善するだけではなく、健康で美しいお肌を取り戻し、笑顔で日々を過ごせるよう、お手伝いさせていただければ幸いです。