【必見】黄ニキビを早く治すためには潰していい?黄ニキビの治し方とは

膿がパンパンに溜まった「黄ニキビ」。

ニキビの中でも厄介な存在で、非常に悪化している状態です。

そこで、早く治そうとして潰した経験はありませんか?

結論、黄ニキビを潰すことは絶対にダメです。

今回は、黄ニキビを潰さずに正しい治し方で、できるだけ早く治す方法を詳しくご紹介していきます。

黄ニキビとは?

黄ニキビとは皮脂の分泌が増えて毛穴に膿がたまってしまい、黄色く見える状態のことを指します。

ここでは、黄ニキビのできるメカニズムを詳しく見ていきましょう。

黄ニキビの原因は皮脂の過剰分泌

炎症を起こした赤ニキビから悪化して膿が溜まった黄ニキビの図 黄ニキビになる主な原因は皮脂の過剰分泌です。

ホルモンバランスの乱れなどから皮脂が過剰に分泌すると、毛穴詰まりが起こります。

毛穴が詰まった状態では皮脂が外に出られなくなり、アクネ菌が増え続けることで赤ニキビが発生します。

その 赤ニキビの炎症が悪化し、毛穴の内部では化膿が起こります。膿が溜まって腫れあがることで、黄ニキビとなります。

黄ニキビを潰すのはNG!

化膿して膿が溜まった黄ニキビの状態になった場合、絶対に潰してはいけません。

なぜなら、自己流でニキビを潰す行為はかえって悪化させるからです。

ここではニキビを潰した時の肌へのダメージと、万が一潰してしまった時の応急処置について具体的に説明していきます。

黄ニキビを潰すことは逆効果!早く治したいなら絶対にやめて

黄ニキビを潰すことで起きる逆効果は主に2つあります。

1つはニキビ跡ができてしまうこと、2つ目は治りが遅くなることです。  

①クレーターのようなニキビ跡ができる

炎症が肌の奥まで進行してニキビ跡になる図 自己流でニキビを潰すことで起こることの1つとしては、クレーターのようなニキビ跡ができる危険性です。

黄ニキビはそもそも炎症が肌の奥まで進行してしまっている状態なので、不潔な状態で潰すことにより炎症が真皮層まで進行していき、肌にダメージが強く残ります。

そのため、炎症が収まったとしても肌の表面が凸凹の状態になり、ニキビ跡として残るのです。

注意
皮膚が固くなってクレーター状のニキビ跡になると、元に肌質に戻すのは難しい!

②黄ニキビの治りが遅くなってしまう

黄ニキビは潰すと菌が入る危険性があり炎症が悪化する図 黄ニキビは発生後、炎症がかなり進行している状態のため、潰すことでさらに悪化します。

自己流のやり方で潰すと患部に雑菌が入ったり、膿がしっかりととれなかったりするかもしれません。

そうするとかえってニキビの治りが遅くなり、腫れがより大きくなってしまいます。

注意
周辺の肌も傷つけてしまい、細菌が広がることでニキビを増やしてしまうなどの逆効果が。

万が一潰してしまった時の応急処置は必須!

潰さないほうがいいとわかっていても潰してしまった、、、 そんな時はすぐに応急処置を行ってダメージを最小限に抑えましょう。

なるべくそれ以上の悪化を防ぐようにすることが大切なので、可能であれば皮膚科で適切な治療を受けるようにしてくださいね。

STEP.1
膿や血はすぐに拭き取って雑菌を広げない
黄ニキビの膿をティッシュでふき取る女性ニキビがつぶれた後の皮膚は炎症を起こして、化膿が広がりやすい状態です。

不潔な手で触ると細菌がさらに入って悪化してしまうため、潰してしまった部分は清潔なティッシュなどで優しくふき取りましょう。

STEP.2
流水で洗い流して清潔な状態に
黄ニキビの膿を流水で洗い流す女性 表面の膿や血をふき取った後は雑菌を洗い流すために流水で患部を洗いましょう。

この時もこすらず、できるだけ刺激を与えないようにしましょう。

STEP.3
メイクもできるだけ避けて

つぶれたニキビにはメイクからもダメージを受けます。

肌は日焼け止めだけにするなどして、極力触らず刺激を与えないようにしましょう。

黄ニキビを早く治したいときは?

黄ニキビは目立つ上に痛みを持つため、多くの人が今ある黄ニキビを一晩で治したい、今すぐ治したいという気持ちを持っていると思います。

しかし、ニキビはあくまでも肌の炎症。1~2日で治るものではありません。

ここでは、なるべく早くきれいに黄ニキビを目立たなくする方法をご紹介していきます。

黄ニキビは抗生物質で治そう

膿の中にたくさんの菌が増殖した黄ニキビは、抗生物質で炎症を抑えることが最も早く治す方法です。

ニキビに使われる抗生物質としては「クリンダマイシン」、「ナジフロキサシン」が主になります。

副作用や自分の症状に合わせて使用しなければいけないため、皮膚科で処方してもらうことをお勧めします。

注意
抗生物質は長い期間使用すると耐性菌という抗生物質に抵抗力を持った菌が出てきてしまうため、適切な期間、量のもと使用しましょう。

①クリンダマイシン

クリンダマイシンの写真「クリンダマイシン」は細菌のタンパク質の合成を阻害する作用を持ちます。

これは、黄ニキビの原因となるアクネ菌や黄色ブドウ球菌の増殖を抑制させる作用です。

細菌を殺菌、抗菌することで黄ニキビの炎症を抑えてくれるでしょう。

②ナジフロキサシン

ナジフロキサシンの写真「ナジフロキサシン」はアクネ菌や表皮ブドウ菌などの菌に対して強い抗菌力を発揮します。

ニキビの細菌のDNAの複製を妨げる働きを持つことで殺菌します。

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黄ニキビは作らない!毎日の予防が大切

黄ニキビは重度の炎症のため、ここまで悪化してしまうと自分で治すことも難しくなっていきます。

そのため、黄ニキビになる前にしっかりとしたケアをして予防することが大切です。

ここでは予防のためのスキンケアと生活習慣について説明していきます。

日々のスキンケアを見直して徹底予防を

黄ニキビの予防には日々のスキンケアで肌の状態を整えることがとても大切です。

洗顔は洗浄力の強すぎないものを使い、過度に行わずに丁寧にするように心がけましょう。

一日に何度も洗顔をすることは、肌が必要な皮脂まで洗い流してしまい、かえって皮脂の分泌量を増やしてしまうので注意してくださいね。

食生活と睡眠で黄ニキビを予防

黄ニキビを予防するには生活習慣を見直すことも大切です。

黄ニキビの最大の原因ともいえる皮脂の過剰分泌は食生活を改善することで抑えることができます。

脂質や糖質の高いものは皮脂の分泌を増加させるため、控えるようにしましょう。

ビタミン類や食物繊維を積極的に取り入れた栄養バランスのいい食事を1日3回、規則的にとり、肌のターンオーバーを正常化させるようにしましょう。

また、睡眠も黄ニキビを作らないために重要です。

夜更かしや不規則的な睡眠は避け、早寝早起き、規則正しい睡眠を心がけるようにしましょう。

黄ニキビを治すには皮膚科を受診

黄ニキビは絶対に潰してはいけません。

早く治したい、なくしたいと思って潰した場合、後々後悔することになるでしょう。

ニキビ跡を残さないためにもきちんと適切なケアをして、治していきましょう。

また、黄ニキビは作らないことが大切です。

今日からできるスキンケア、食事、睡眠など一つ一つ心がけていきましょう。

今回ご紹介した抗生物質は基本的に皮膚科で処方されるものになっているので、皮膚科の専門医に今のニキビの状態を詳しく聞いてみるのもいいですね。

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