赤ニキビの治し方と予防方法を解説!ニキビ跡を作らないで治す

赤くてぷつっとした赤ニキビ。

赤ニキビは、見た目が痛々しいうえ実際に痛みやかゆみを伴います。

できてしまうとかなりやっかいですよね…

「早く治したいけど、治すには何をすればいいの?」

「ニキビ跡を作らずに治すには、何に気を付ければいいの?」と思ったみなさん。

今回は、赤ニキビの治療方法や予防方法、ニキビ跡を作らないためにやってはいけないことを紹介します。

誰もが悩まされるであろう赤ニキビ、正しいケアをしてさよならしましょう!

この記事の著者

東京イセアクリニック

大山 希里子先生

美容皮膚科(役職:美容皮膚科診療部長)

患者様に愛されるクリニックを目指して

患者様に愛されるクリニックを目指して、マニュアルではない、ひとりひとりの患者様に合った最適な治療法とサービスを提供しております。

住所:東京都渋谷区千駄ケ谷5丁目27-3やまとビル 5階

TEL:0120-963-866

HP:https://www.tokyoisea.com/

赤ニキビのできる原因

赤ニキビでは、毛穴に溜まっている多量の皮脂でアクネ菌が増殖し、「コプロポルフィリン」という代謝物質が排出されます。

この物質が紫外線を受けて「活性酸素種」になることによって、周囲の皮膚組織が刺激を受けて炎症を起こします。

炎症が生じて、赤く腫れた状態のことを「赤ニキビ」と呼びます。

白ニキビや黒ニキビなどのニキビの初期段階から、赤ニキビに進行してしまう原因には、紫外線・乾燥・髪の毛による刺激があります。

白ニキビや黒ニキビは、毛穴に汚れが詰まっていて炎症はまだ起きていない特徴があります。

進行してしまうと、赤ニキビや黄ニキビになり、炎症が起きます。

紫外線(UV)には「UVA」と「UVB」の2種類がありますが、特に気を付けたいのは「UVA」です。

「UVA」は肌への急激な影響はありませんが、肌の奥深くまで侵入するため、気づかない間に肌に悪影響をもたらしてしまいます。

また「UVA」には雲や窓ガラスも通り抜ける特徴があるため、曇りの日や日当たりのよい室内でも紫外線対策が必要になります。


紫外線や日焼けに関しては以下の記事で詳しく説明しているので、気になる方は是非チェックしてみてくださいね。

日焼けを治す「アフターケア」を解説!72時間以内に行う黒くならない方法

赤ニキビのできやすい場所

赤ニキビは、皮脂の分泌が多い場所や外部からの刺激を受けやすい場所にできやすいです

また、顔の目立つ部分にできることが多いのも特徴です。

ここでは、赤ニキビができやすい3つの場所とできやすい理由を紹介します。

Tゾーン

Tゾーンは、おでこから鼻先のあたりのことを指します。

この場所は、顔の中でも皮脂の分泌量が多い場所です。

そのため、皮脂のバランスが崩れて赤ニキビに限らず、ニキビが全般的にできやすいです

Uゾーン

Uゾーンは、顔の輪郭あたりのことを指します。

この場所は、髪の毛など外部からの刺激を受けやすい場所です。

最近では、マスクをつける機会が多かったため、マスクによる摩擦も肌の刺激になっています。

頬は、顔の中で面積が一番広いため外部からの刺激を受けやすい場所です。

寝具や髪の毛との摩擦が、肌への刺激に繋がっています。

また、肘をつくときなど無意識に手指が頬に触れている場合もあります。

赤ニキビができたときのNG行為

治すためにいいと思ってやっていたことが、逆効果なこともあります。

NG行為を知って、赤ニキビを悪化させずに早く治しましょう。

触る

赤ニキビは顔の目立つ場所にできやすいので、気になって触ってしまいますよね。

しかし、赤ニキビを不用意に触ってしまうと、触った衝撃で症状が悪化してしまうことがあります。

また、触ったことでニキビから膿が出てしまい、細菌が入り込む場合もあります。

潰す

赤ニキビは、ぷつっとしているので潰したくなってしまいますよね。

ですが、私たちの手や爪には見えない汚れがたくさんついています。

この汚れが付いたまま、ニキビを潰してしまうとどうなるでしょうか。

症状がさらに悪化することや、ニキビ跡の原因になってしまうことがあります。

針などを使って膿を出す

赤ニキビの真ん中が白くなっていることはありませんか?

これは、赤ニキビが膿んでしまった状態です。

美容皮膚科などでは「面皰圧出」という膿を処理する治療方法があります。

しかし、普通の人が自宅にある針などを用いて膿を自分で処理してしまうと、悪化やニキビ跡、色素沈着の原因になってしまいます

自己判断で膿を処理することはやめましょう。

「どうしても膿をなくしたい」という方は、一度皮膚科に相談してみましょう。

赤ニキビを悪化させないためにも、上記の3つは特に気を付けてくださいね。

赤ニキビを治す方法

赤ニキビは、汚れの詰まった毛穴の中で菌が繁殖し、炎症が起きてしまい、腫れている状態のことです。

赤ニキビを治すためには、まず菌を抑える抗生剤が必要です

赤ニキビの悪化具合によっては、薬の併用が必要な場合もあります。

自分のニキビの進行具合を見て、適切な治療を行うことが大切です。


ニキビに効果的な抗生物質に関して知りたい方は、以下の記事で詳しく説明しているのでチェックしてみてくださいね。

外用薬を首に塗る女性 ニキビに対する抗生物質の治療効果と副作用とは?正しい使い方や注意点をチェック!

皮膚科で外用薬(塗り薬)をもらう

抗生物質には、殺菌効果に加えて抗炎症効果もあります。

皮膚科でもらえる薬は、医療用医薬品です。

医療用医薬品は、作用・使用方法・使用期間について医師や薬剤師の管理が必要とされており、その人の病状によって薬の種類や量が決められています。

一方、市販薬は購入者自身の判断で購入し使用するものです。

そのため、市販薬は使い方や使用料を守れば比較的安全に使える成分や含有量にする必要があります。

医師の監督の有無という違いから、医療用医薬品は市販薬に比べて2倍以上の含有量が認められており、高い効果が期待できます。

ここではよく処方される抗生物質を3つ紹介します。

抗生物質には、殺菌効果に加えて抗炎症効果もあるため、赤ニキビを治すマストアイテムです。

  • アクアチム

アクアチムには、皮膚表面の細菌の増殖防止や殺菌の効果があります。

しかし、軽い副作用の可能性があります。また、子どもの使用への安全性が認められていません。

そのため、使用する際は注意が必要です。

  • ダラシン

ダラシンは、赤ニキビの炎症を抑える効果があり、昔から赤ニキビ治療によく使われています。

ゲルタイプとローションタイプの2種類あるのが特徴的です。

持病のある方や併用している薬のある方は、組み合わせによって使用できない可能性があるので、医師に相談してみましょう。

  • ゼピアックスローション

ゼピアックスローションは、赤ニキビへの抗菌効果があり、外用抗菌薬の中でも比較的新しめです。

赤ニキビに限らず、皮膚感染症にも使える点が特徴的です。

他の薬に比べて、副作用が少ない点も特徴的ですので、副作用が心配な方にはおすすめです。

皮膚科で内服薬(飲み薬)をもらう

内服薬は、赤ニキビの症状が中度以上の場合にすすめられることが多いです。

ここでは、3種類の内服薬を紹介します。

  • ビブラマイシン

ビブラマイシンは、日本皮膚学会の出す基準で一番推奨されている薬です。

食事の影響を受けにくく、食後の内服等にこだわる必要がない特徴があります。

  • ミノマイシン

ミノマイシンは、抗菌作用のある薬です。

服用時に多めの水と一緒に飲む必要があります。また、めまいなどの副作用も確認されています。

肝障害や腎疾患など持病のある方は、服用できない可能性があるので医師に相談しましょう。

  • ルリッド

ルリッドは、アクネ菌内でのタンパク質合成を抑制することで、菌の増殖を防ぎます。

妊娠中の方や持病のある方は、服用できない可能性があるので医師の確認が必要です。

外用薬などの塗り薬は、市販薬であれば自分で買うことができますが、内服薬は必ず医師の診断が必要です。

気になった方は、皮膚科に相談してみましょう。

大山先生
大山先生

重症ニキビはアメリカのFDAで認可されているイソトレチノインがあります。赤ニキビを繰り返し跡がたくさんある方におすすめです。


赤ニキビを早く効果的に治療したい方は、皮膚科を受診することをおすすめします。

専門の医師に症状を相談することで、自分に合った治療をしてくれるからです。

東京美肌堂はオンライン診療サービスを行っているため、自宅にいながら肌悩みの相談をすることができます。

赤ニキビに悩んでいる方はぜひ予約してみてくださいね。

受付:9:00〜22:00(土日祝も休まず診察)

※本サービスを利用したオンライン診察は保険適用外の自由診療となります。

初回購入で使える!

市販薬を使う

「病院に行く時間がない…!」

「簡単に手に入る薬で試したい…!」

という方には、市販薬を使うのも一つの方法です。

市販薬を購入する際には、以下のような抗炎症成分の入った薬を選ぶようにしましょう。

  • イブプロフェンピコノール
  • イソプロピルメチルフェノール

この2つの成分が入っている市販薬を紹介します。

ペアアクネクリーム ¥950

この薬には、抗炎症効果と殺菌効果の両方があります。

さらに、赤ニキビの炎症を抑えるだけではなく、白ニキビ(コメド)の治療にも役に立つという特徴があります。

白のクリーム状の薬ですが、使用すると透明になるという特徴があるため、薬を使ったときに色があると気になってしまう方でも使うことができます。

漢方・ビタミン剤を使う

赤ニキビに直接効果があるわけではありませんが、体質を改善して赤ニキビが治りやすい体を作る方法もあります。

効果を感じるには時間がかかりますが、治療とともに予防にも繋がります。

十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)

この漢方には、細菌感染の抑制や炎症を改善してくれる効果があります。

また、女性ホルモンの「エストロゲン」を産生させる働きがあり、ホルモンバランスを整えることが可能です。

そのため、ホルモンバランスの乱れが原因のニキビへの効果も期待できます。

効果を感じるには、最低でも一か月程度の継続使用が必要です。

ビタミンC誘導体などのサプリを使う

ビタミンを補うことで、体全体のバランスが整うのでニキビが治りやすくなります。

残念ながらビタミン剤使用の赤ニキビ治療への即効性はあまり確認されていません。

ですが、ニキビ自体ができてしまう要因の一つとして、「体内栄養バランスの崩れ」があるほどビタミンバランスを整えることは大切です。

「自分の食事が偏っているかもしれない…」と思った方は、試しやすい価格のビタミン剤もあるので、ビタミン剤を取り入れてみましょう。

ビタミン剤を取り入れることでニキビのできやすい体質を改善できるかもしれません。

赤ニキビの予防方法

赤ニキビは、白ニキビや黒ニキビとは違い皮膚内部で炎症が起こってしまっています。

赤ニキビを予防するポイントは、肌にできてしまった白ニキビや黒ニキビを悪化させないことです

悪化させないためには、肌に悪影響を与えないことが大切です。

ここでは、日常的にできることを3つ紹介します。

スキンケアを見直す

毎日行うスキンケアは、正しい方法で行うことで美肌への第一歩になります。

ここでは、洗顔時に気を付けるとよい点を2つ紹介します。

  • 強い力で肌をごしごしと洗わない

洗顔をするときに、ごしごしするほど汚れが落ちると思っている方、いませんか?

実は、肌を強くこすらなくても、肌の洗浄具合はあまり変わりません。

むしろ、洗顔時に手との摩擦で肌へ悪影響をもたらしてしまいます…

洗顔するときは、たくさんの泡で優しく洗いましょう。

  • タオルで水分を拭いた後、すぐに保湿する

タオルで水分を拭いてから、肌の乾燥は始まっています。

肌を乾燥させてしまうと、別の肌荒れに繋がる可能性もあります。

「タオルで拭いたらすぐに保湿する」を習慣化しましょう。保湿はタオルで拭いてから1分以内にできるとさらに良いです!

注意

実は、保湿のし過ぎも赤ニキビを悪化させていることがあります。

保湿剤には、油分が含まれています。

そのため、適量以上の保湿剤の使用によって皮膚に油分を与えすぎてしまうと、菌の繁殖しやすい環境を作ってしまいます。

化粧水や乳液などケアする際は、適量を使用しましょう。

ここまでは、ニキビ全般を予防する基本的なスキンケアについてお話してきました。

ここからは、上記に加えてする必要のある赤ニキビの「赤み予防」に焦点を当ててお話していきます。

赤ニキビの進行を予防するためには、炎症を抑えることと毛穴の中で繁殖しているアクネ菌を抑えることが大切です。

また、美白成分も入っていると赤ニキビ特有の「赤み」を抑えるのに効果的です。

以上の点から、スキンケア商品を選ぶときは、次の3つを意識して選びましょう。

  • グリチルリチン酸二カリウムなどの抗炎症成分
  • ツボクサエキスなどの鎮静成分
  • ビタミンC誘導体やトラネキサム酸などの美白成分

「ニキビ肌の方向け」の商品を選ぶと、上記のような成分が含まれていることが多いです。

化粧水から赤ニキビ予防をしたいと思った方は、ぜひ成分に注目してみてくださいね。

また、赤ニキビには「ドクダミ」が効果的だと言われています。

ドクダミは、「十薬」という別名を持つほど効果の高い薬草です。

酸素や肌の新陳代謝を高める酵素の含有量が多いため、美白効果があります。

また、ドクダミに含まれる「クエルセチン」という成分には抗炎症効果があります。

最近では、ドクダミの含有量を高めたスキンケア商品も増えてきています。

気になった方は一度スキンケアに取り入れてみてくださいね。


「私のやってるスキンケアこれであっているかな…」

「日頃のスキンケアについて知りたい!」

と思った方は、こちらの記事でスキンケアについてもっと詳しく紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

【ニキビ化粧水選び】大人と思春期で違う!おすすめ商品&効果的な使い方をご紹介

紫外線対策をする

紫外線対策をしないと、以下の悪影響を肌に与えてしまいます。

  • 皮脂分泌量を増加させる
  • 皮膚免疫が低下する

この結果、毛穴の詰まりや毛穴内でニキビ菌の繁殖が起こり、赤ニキビのできやすい肌になってしまいます

日焼け止めを塗るだけではなく、日焼け止め自体もニキビに良いものを使いたいと思う方は、「ノンコメドジェネティックテスト済み」のものをおすすめします。

この記載のあるものは、毛穴を詰まらせにくい商品となっています。

ニキビの要因を作らないところから実践できるので、ニキビ自体の予防に繋がります。


日焼けや紫外線対策に関しては、以下の記事をチェックしてみてくださいね。

日焼けを治す「アフターケア」を解説!72時間以内に行う黒くならない方法

ここで、ノンコメドジェネティックテスト済みの日焼け止めを3種類紹介します。

肌トラブルに向いた日焼け止め

ノンコメドジェネティックテスト済みであり、さらに肌荒れ予防に有効な成分が入っている日焼け止めです。

この商品には、「グリチルリチン酸ジカリウム」という抗肌荒れ成分が入っています。

SPFも50あり強力な紫外線もカットできる上に石鹸でオフできるため、肌への負担を最小限にすることができます。

トーンアップ効果もある日焼け止め

ニキビケアもできて紫外線対策に加えて毛穴や色むらまでも同時にケアできる優れものもあります。

1つの商品でニキビケアとお肌のトーンアップが完結すれば、時短にもなりますし、毎日のメイクにも取り入れやすいですよね。

汗や水に強い日焼け止め

暑い季節になると、汗や水で日焼け止めがよれてきてとれてしまいますよね。

だからといって、何度も塗り直しするのはめんどくさいな…という方におすすめなのは、ノンコメドジェネティックテスト済みでありつつ高温多湿な環境でもとれにくい日焼け止めです。

「ヒアルロン酸」や「ローヤルゼリーエキス」も配合されているので、日焼け止めによる乾燥も防ぐことができます。

生活習慣を見直す

生活習慣は、肌に直接影響するといっても過言ではないくらい重要です。

ここでは、生活習慣を見直すうえで意識できると良い3つのポイントを紹介します。

十分な睡眠時間を確保する

「最近睡眠不足かも」と思ったときに、ニキビができた…なんて経験ありませんか?

睡眠時間が減ってしまうと、肌のターンオーバーのサイクルが乱れ、肌の免疫力の低下を引き起こします。

この結果、毛穴に皮脂が詰まりやすくなってしまいます。

また、免疫力の低下により、ニキビの進行や繁殖を早めてしまいます。

厚生労働省の「健康づくりのための睡眠指針検討会報告書」によると、成人の必要な睡眠時間は6~7時間と言われています。

必要な睡眠時間には個人差がありますが、「睡眠時間少ないかも…?」と思った方は、上記の6~7時間を目安にして取り入れてみてください。


睡眠とニキビの関係についてより詳しく知りたいという方は、以下の記事を読んでみてくださいね。

ニキビと睡眠の関係性とは?治療薬や寝不足改善のためのセルフケア方法を紹介!

正しいクレンジングをする

なんとなくクレンジングをしている方、いませんか?

肌荒れを予防するには、クレンジングは洗顔と同じくらい重要です。

クレンジングを正しくできていないと、毛穴の詰まりに繋がり、結果的に赤ニキビを引き起こしてしまうかもしれません。

クレンジングをするときのおすすめポイントを2つ紹介します。

①Tゾーンや鼻周りから洗い始める

Tゾーンや鼻周りは、毛穴が多いので皮脂や汚れがたまりやすいです。

毛穴の多いところから先に洗って、次に頬などの広い部分に移りましょう。

②アイメイクを落とすときは力が入らないように要注意!

ウォータープルーフのマスカラなど、アイメイクは落としにくいものが多いため、ついつい強い力を入れてしまいますよね。

しかし、目元の肌の薄さは0.02㎜と特に薄いため、摩擦による小じわリスクが大きいです。

赤ちゃんの肌をなでるときのような力の入れ具合で行いましょう。

また、肌への刺激が少ないクレンジングを使いたいという方は、クリームタイプかジェルタイプがおすすめです。

正しいクレンジングで、ニキビを予防していきましょう。

大山先生
大山先生

クレンジングのテクスチャーはオイルよりもジェルやクリームがニキビには良いです。

偏食を避ける

食生活が偏ってしまうと、肌荒れや免疫力低下に繋がります。

食生活は肌にそのまま影響が出ると言われるほど、体内の栄養バランスを整えることは重要です。

また、体内のバランスが整っているとお肌の再生も促してくれます。

赤ニキビができているときには、バランスよく摂取することに加えてビタミンB群を積極的に摂取しましょう

ビタミンB群は、エネルギー代謝や皮脂量コントロールに関わってきます。

ビタミンB群は、レバーや大豆、マグロに多く含まれています。

意識して取り入れてみましょう!


美肌に効果のある栄養素がもっと知りたいという方は、こちらのページで栄養素の種類や効率の良い摂取方法について紹介しているので、併せて読んでみてくださいね。

美肌効果のある「栄養素」とは?効率的な取り入れ方やおすすめ食材を解説

赤ニキビが跡になってしまったら…

そもそも赤ニキビは炎症が起きてしまっていて、皮膚の奥までダメージが与えられています。

そのため、自己処理をせず薬を使って治したのに、赤ニキビからニキビ跡になってしまうことも珍しくありません。

赤ニキビが跡になってしまうと、赤ニキビのあった場所や周囲の肌に赤みが残ってしまうことが多いです

ですが、赤ニキビをニキビ跡にしないためにできることはあります。

以下の2つは、赤ニキビがニキビ跡になってしまう原因になる事が多いです。

  • 炎症が起きてから治療までに時間が空いてしまった

赤ニキビが炎症を起こした状態をそのままにしてしまうと、赤みが肌に残ってしまうことがあります。

  • 潰してしまった

潰すと、赤ニキビのぷつっとした見た目は改善されます。

しかし、毛穴の中や周囲の肌が傷ついてしまうため、炎症の範囲を逆に広げて赤みの残る範囲を広げてしまったり、赤ニキビそのものが綺麗に治らなくなってしまうことがあります。

以上の2つに注意していても、ニキビ跡ができてしまうことはあります。

もしニキビ跡ができてしまったら、抗炎症効果や美白効果のあるものを使ってニキビ跡を治しましょう

ニキビ跡の赤みが気になる方は、アラントイン・グリチルリチン酸ジカリウムが入っている薬を選びましょう。

市販薬でこの成分が入っている薬は、「薬用アクネレスクールセラム」(ドクターシーラボ) ¥3630 です。


赤みのあるニキビ跡の治療法やケア方法については、以下の記事を参考にしてみてくださいね。

ニキビ跡の赤みを消す!効果的な治療法と改善方法を紹介

赤ニキビのない肌へ

赤ニキビは、痛くて目立つので、見た目を良くするために潰したくなりますよね。

しかし、赤ニキビはニキビの炎症が起こっている状態ですので、無理に自分で処理すると悪化してしまいます…

赤ニキビは、薬で炎症を抑えてからのほうが治りが早く、綺麗に治ります

また、赤ニキビを防止するためには日頃からのケアがとても大切です。

スキンケアや栄養バランスなど、生活習慣を見直して赤ニキビを防ぎましょう

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