ハイフはやめたほうがいい?不向きな顔の特徴や失敗例まで徹底解説

ハイフはやめたほうがいいって本当?

たるみや肌の引き締めに効果が期待できるハイフを受けてみたいけれど、不安だという方も多いかと思います。
実は、ハイフはどんな人でも効果が得られる施術ではないのです。
本記事では、ハイフやめたほうがいいと言われる理由から、施術の向き/不向きなどを解説します。
失敗しないためのポイントなど、ハイフの施術を受ける前に知っておいた方がいいことも解説するので参考にしてみてください。

この記事でわかること

  • ハイフをやめたほうがいいと言われるのは効果実感に個人差があるから
  • ハイフには顔の特徴によって向いている人と向いていない人に分かれる
  • ハイフで後悔しないためにはどこで誰の施術を受けるか慎重に検討すべき

ハイフはやめたほうがいい?

ハイフを受けるのは、やめておいたほうがいいのでしょうか?

結論から言うと「やめたほうがいい人もいる」と言えます。
ハイフは、全員が必ずしも、均等に効果を感じられる施術ではありません。
施術内容が合わない人は、やめておくのが良いでしょう。
まずは、ハイフが自分に合う施術なのかどうかを見極めることが大事です。

ハイフの施術内容について詳しく知りたい方は以下へ

ハイフとは?美容効果や種類から副作用などのデメリットまで徹底解説

ハイフをやめたほうがいいと言われる理由

具体的に、ハイフをやめたほうがいいと言われる理由を4つ紹介します。
これからハイフを受けてみたいという方は、ぜひチェックしてみてください。

効果を実感しづらい場合がある

個人によっては、ハイフの効果を実感しづらい場合があります。
たるみがあまり生じていない人は、ハイフの効果を感じづらいことが多いでしょう。
特に、10代・20代の肌では、比較的肌の水分や油分のバランスも良いことが多く、たるみが出ていない方が多いです。
そのため、ハイフを受けても変化が少なく、効果を実感しづらいことが多いのです。

たるみが出ていないと効果を感じづらい一方で、たるみが強すぎても効果を実感しづらい側面を持ちます。
顔のたるみが強すぎる方の場合は、満足できるほど、たるみが解消しない場合があります。

施術中に痛みを感じる場合がある

ハイフでは、施術中に痛みを感じる場合があります。
我慢できるほどの痛みである場合がほとんどですが、出力の強さや照射の角度、深度などによって痛みの度合いが変わってきます。
痛みの感じ方には個人差がありますが、肌が敏感で刺激に弱い人は特に注意が必要です。

副作用が出てダウンタイムが長く伴う場合がある

ハイフの施術を受けた後、副作用が出てダウンタイムが長く伴う場合があります。
ハイフの副作用には、肌のむくみ・赤み・腫れ・筋肉痛のような鈍痛などが挙げられます。
副作用の程度やダウンタイムの長さには個人差があり、また施術内容や出力の程度によっても変わってきます。
稀に施術者の知識・技術不足による不適切な施術で、火傷や神経損傷などの重篤な副作用が起きるケースもあります。

老けた印象になってしまう人がいる

ハイフの施術を受けることで、かえって老けた印象になってしまう人がいます。
もともと顔の脂肪が少ない人がハイフを受けると、顔がコケてしまい、老けた印象の顔つきになることがあります。
また、高頻度でハイフに通う人も、脂肪が減りすぎる結果皮膚が余り、かえってたるみが進行しやすくなるケースがあるようです。

トラブルの観点から2024年6月よりエステハイフは禁止されている

現在エステサロンでハイフを受けることはできません。

厚生労働省は医師以外のHIFU施術によるトラブルが多発していることを受け、2024年6月7日に「医療用であるか否かを問わず、HIFUを人体に照射し、細胞に熱凝固を起こさせ得る行為は医師以外が行うことは認められない」という内容の通知を発表しました。つまり、医師以外が施術を行うエステハイフは禁止だということです。

ハイフをやめたほうがいい顔の特徴

実はハイフをやめたほうがいい人には、共通する特徴があります。
ハイフを控えたほうがいい顔の特徴を5つ紹介します。
自分に当てはまるものがあるかどうか確認してみましょう。

脂肪が少ない

顔に脂肪が少ない人は、ハイフに向いていない可能性が高いです。
ハイフの施術を受けると、脂肪を蓄積する働きを持つ脂肪細胞が減ってしまうことがあります。
もともと顔に脂肪が少ない人がハイフの施術を受けると、脂肪細胞の減少により、さらに脂肪が少なくなってしまい、顔がコケて見えてしまうことがあるのです。
また、脂肪が少ない人は超音波が骨に当たりやすくなってしまうため、痛みが強く出てしまう傾向にあります。

たるみが目立たない

たるみが目立たない人がハイフを受けても施術による変化を感じることは難しいです。
若い人でも、小顔効果を求めてハイフを検討している人がいるかもしれませんが、ハイフは加齢によるたるみやシワに効果を期待できる施術です。
ハイフによる小顔効果は、主にフェイスラインのたるみが解消されることで実感できます。
たるみがあまり出ていない場合では、ハイフより脂肪吸引やボトックス注射など他の美容施術の方が向いている可能性があります。
悩む場合は、カウンセリングなどで相談してみましょう。

たるみが強すぎる

たるみが強すぎる人は、十分にハイフの効果を感じられないことがあります。
たるみが強い人が効率的にリフトアップを目指すなら、ハイフではなく糸リフトなどのほかの施術が相性が良いと言えます。
ハイフのみで効果を得たい場合は、根気強く何度も施術を続けていく必要があるためです。
まずは、カウンセリングなどで自分の肌の状態を把握し、医師と相談したうえで、自分に合う施術を選びましょう。

過度に日焼けをしている

過度に日焼けをした状態でハイフを受けるのはおすすめできません。
ビーチなど屋外で過ごす際に太陽のダメージで日焼けする以外に、日焼けサロンで日焼けした状態の方も該当します。
日焼けした肌は、乾燥や炎症が起きていることがあります。
その状態でハイフを受けると、肌にさらにダメージを与えてしまい、炎症が悪化したり色素沈着を招く可能性があります。

肌トラブルが起きている

アトピーやケロイドなど、何らかの皮膚炎や肌トラブルが出ている人は、ハイフの施術を受けられない場合があります。
肌トラブルがある状態でハイフを受けると、症状が悪化してしまう可能性が高いためです。
何らかの肌トラブルがある人でハイフが気になっているという人は、施術を受けられるのかどうか医師に確認しましょう。
また、皮膚炎などの症状が出たことがある人は、施術前には症状が収まっていたとしても、念のため医師に肌の状態を見てもらうのが安心です。

ハイフの失敗例

ハイフには、どのようなリスクが伴うのか気になりますよね。
実際に起きたことがあるハイフの失敗例を紹介します。
症例が起こる可能性は低く、稀であると考えられますが、リスクを把握しておきましょう。

皮膚を火傷した

ハイフの施術で皮膚を火傷したケースがあります。
ハイフでは、肌の内部で熱を発生させるため、基本的には表面にトラブルが起こることは稀です。
しかし、脂肪の量や骨格などには個人差があります。
医学的な知識・経験のない人が施術を行ってしまうと、誤って肌の表面に熱が集まり、火傷を起こすことがあるのです。
また、皮膚が薄い部分に照射を繰り返す/高すぎる出力で照射する等も火傷の原因となります。
ハイフによる火傷を防ぐためには、適切な施術をしてくれる知識と経験のある医師に施術をしてもらうことが重要です。

顔の一部の神経を損傷した

ハイフの施術によって、顔の一部の神経を損傷してしまったケースがあります。
ハイフで神経を損傷したケースでは、皮下組織に熱が伝わることで、顔の神経にダメージが及んでしまったと考えられます。
症状としては数日間顔を動かしにくくなったり、しびれが起こると言われています。
かなり稀ではありますが、数か月単位で違和感が残るリスクがあるようです。

頬がコケてしまった

ハイフの施術をすることで、頬がコケてしまうように感じることがあります。
もともと顔に脂肪が少ない人が施術を受けると、ハイフの引き締め効果によって顔がコケてしまう可能性があるのです。

ハイフが向いている人

上記では、ハイフをやめたほうがいい人の顔の特徴や、失敗例について紹介してきました。
ここからは、ハイフが向いている人の特徴を3つ紹介します。

たるみが気になり始めた人

顔のたるみが気になり出した方は、ハイフの効果を実感しやすい傾向にあります。
特に加齢に伴うたるみが出やすい30代~40代の方に、相性が良いと考えられます。
ハイフは、たるみがなさすぎても、出すぎていても、効果を感じづらいためです。
たるみが気になりだした時に、ハイフを受けるのがおすすめです。

メスを入れる施術をしたくない人

メスを入れる施術を受けたくない人にはハイフがおすすめです。
ハイフは超音波でメスを用いずに、肌内部に熱を発生させて筋膜などを引き締めます。
リフトアップを目的とする施術では、メスを使うものもあり、不安を感じる方も多いかと思います。
リフトアップがしたいけれど、メスを使った施術を受けるのは怖いという人はハイフが向いています。

肌のハリ・ツヤがなくなってきた人

肌のハリ・ツヤがなくなってきた人にも、ハイフはおすすめです。
実は、ハイフにはリフトアップの効果のほかにも、肌のハリ・ツヤの向上効果も期待できます。
ハイフで熱エネルギーを受けた部分は、一時的にダメージを負います。
ダメージを受けた肌組織は、修復しようとする力が働き、コラーゲンやエラスチンなど、肌のハリ・ツヤを保つ美容成分の生成を促します。
その結果肌のハリやツヤが向上し、弾力が生まれるというわけです。

ハイフで後悔しないためのポイント

きれいになるためにハイフを受けるのに、仕上がりで後悔したくないですよね。
ここからは、ハイフで後悔しないようにするためのポイントを4つ紹介します。
これからハイフを受けるという人は必ずチェックしてみてくださいね。

エステやセルフではなく医療ハイフを受ける

ハイフをエステサロンや自宅でセルフで行うのはおすすめできません。
ハイフは間違えた方法で行うと痛みや、副作用が生じるリスクがあります。
そのため、医師でない人が施術を行うのは、医学的知識が足りずに、適切な部位に適切な深度・出力で照射できない場合があります。
また、何かトラブルがあった際にも、必要な医療措置を行うことができません。
現在、エステサロンでのハイフ施術は禁止されていますが、セルフで行うのも危険なため控えることをおすすめします。

信頼できる医師やクリニックを選ぶ

ハイフを受ける時は、信頼できる医師・クリニックを選びましょう。
ハイフは少なからず副作用や失敗のリスクを伴う施術です。
顔の脂肪の量や骨格、皮膚や脂肪の厚みなどには個人差があり、一人ひとりの顔の状態を見たうえで適切な施術が行われることが、満足のいく結果を得るために重要と言えます。
SNSやインターネットで、施術を検討しているクリニックや医師のハイフの症例数や詳しい症例などを調べ、施術前にはカウンセリングを何件か回ることをおすすめします。

施術後のアフターケアを行う

ハイフの施術後は、アフターケアをしっかり行いましょう。
施術後しばらくは、皮膚の内側の組織に与えられた熱エネルギーによって、肌が乾燥しやすい状態です。
いつも以上に保湿をするよう心がけましょう。
紫外線によるダメージも受けやすいので、施術後1か月ほどはUV対策をし、日焼け止めや日傘・帽子などを活用するのがおすすめです。
入浴・洗顔時には強くこすらず、ぬるま湯で洗うことによって肌への刺激を抑えるのもポイントです。

高頻度で施術を受けない

ハイフを高頻度で受けるのは控えましょう。
ハイフの効果は、永続的なものではないため、効果を持続するには、定期的に施術を受ける必要があります。
しかし、施術の頻度が高すぎると、肌への負担が大きくなり炎症を起こしやすくなります。
また、高頻度の施術により、かえってってたるみが進行しやすくなってしまうこともあるのです。
基本的には、約3〜6か月に1回ほどのペースで定期的に施術を受けるのが好ましいとされています。
ただし、個人差や機械によっての差もあるため、医師と相談して適切な頻度で施術を受けましょう。

ハイフをやめたほうがいいか悩む人は他の治療法も検討しよう

本記事では、ハイフの向き不向きなどを紹介してきました。
自分にはハイフは合わないかもしれないと感じた人もいるかと思います。
そんな方に向けて、最後にハイフ以外でアンチエイジング効果を期待できるおすすめの他のたるみ治療を紹介します。

糸リフト

ハイフでは解消しきれない程たるんでいるかもしれないという人には糸リフトがおすすめです。
糸リフトとは、時間が経つと体内に吸収される特殊な糸を皮膚の下に通し、たるみをリフトアップする施術です。
ハイフよりもリフトアップ効果の成果がわかりやすいため、ハイフでは効果を感じづらいかもしれないたるみの強い人は糸リフトを検討してみるのも良いかもしれません。

糸リフトの施術について詳しくは以下へ

糸リフト(スレッドリフト)とは?効果やダウンタイムと失敗時のデメリットを知ろう

ヒアルロン酸注射

顔の脂肪が少なくて、ハイフには向かないかもしれないという人にはヒアルロン酸注射がおすすめです。
ヒアルロン酸注射は、気になる箇所にヒアルロン酸を注入することで、たるみやシワの改善に効果が期待できる施術です。
顔の脂肪が少ない人では、ハイフよりもヒアルロン酸注射の方が、施術を受けた後顔がコケたように感じづらいと考えられます。

美容内服

ダウンタイムや痛みなどの理由から美容施術に抵抗がある人には、美容内服がおすすめです。
美容内服とは、肌悩みの改善効果が認められている有効成分を含む内服薬のことです。
内側から有効成分が肌にアプローチするため、外的な損傷によるダウンタイムや痛みを抑えつつ、アンチエイジング効果が期待できます。

美容皮膚科での処方例

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この記事の監修医

東京総合美容医療クリニック

福田麻衣 医師

美容皮膚科/美容外科

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当院は「あなたのお肌のかかりつけ」をコンセプトに、皆さんのお肌を作り直すサポートをしていきたいと考えております。ただ肌悩みを改善するだけではなく、健康で美しいお肌を取り戻し、笑顔で日々を過ごせるよう、お手伝いさせていただければ幸いです。

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