毛穴の汚れが目立つと、周囲の視線も気になる…。
毛穴は汚れると黒ずんで見えたり、肌の表面がざらつくため、早く解消したいですよね。
毛穴汚れは、適切なスキンケアを続けることで落としていくことができます。
より早く解消したい場合は、スキンケアに加えてピーリング治療薬 を用いるのが効果的です。
そこで、今回は毛穴の汚れを取るピーリング治療薬についても紹介していきます。
この記事でわかること
- 毛穴の汚れの正体は皮脂や角栓などが蓄積したもの
- 産毛や開いた毛穴が黒ずんで見えている場合もある
- 毛穴の汚れはスキンケアとピーリング作用のある治療薬で改善する
目次
毛穴汚れの正体
毛穴の「汚れ」は、主に皮脂や角質が詰まって現れます。
毛穴の汚れは顔全体のあらゆる部位にたまりますが、特にTゾーンに目立ちやすい特徴があります。
ほかにも実際に、毛穴に汚れがたまっていなくても汚れて見えてしまうケースもあります。
ここでは、毛穴汚れの正体を紹介します。
皮脂や汚れの蓄積
毛穴の汚れは、皮脂や角質の蓄積かもしれません。
皮脂や汚れが蓄積した毛穴は、白くポツポツした見た目で、触るとざらつきを感じることがあります。
これは、毛穴が詰まった状態である「詰まり毛穴」に該当します。
角質が酸化してできた角栓
毛穴の汚れは、角栓と呼ばれる角質が酸化したものである可能性もあります。
毛穴が黒ずんでいて表面がざらつく場合は、皮脂や古くなった角質がたまり酸化した角栓汚れかもしれません。
黒くボツボツと目立つことから「黒ずみ毛穴」とも呼ばれます。
▼毛穴の黒ずみについてさらに知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
「毛穴の黒ずみ」の原因と対策!毛穴タイプ別に正しいケア方法を知ろう産毛の断面が黒く見える
実際に汚れがたまっていなくても、産毛の断面で毛穴が黒く汚れて見える場合があります。
顔には産毛が生えており、太い毛が生えている場合や処理をして毛の断面が平らになることで、黒く目立ちやすくなっていることが考えられます。
また、角栓が詰まり、毛穴の奥にある産毛が黒ずんで見えている場合もあります。
開いた毛穴の黒く映った影
開いた毛穴に黒く映った影が汚れのように見える場合があります。
毛穴が開くと、毛穴に影ができて黒ずんで見えます。
毛穴は、加齢によるたるみや皮脂が過剰に分泌されることで開きやすくなってしまいます。
また、開いた毛穴には実際に汚れもたまりやすくなるため、注意が必要です。
毛穴が汚れる原因
毛穴に実際にたまっている汚れの正体は、皮脂や角質、また、それらが酸化して固まってできた角栓です。
汚れがたまってしまった毛穴は、皮脂が比較的多く分泌されやすい鼻・おでこなどの「Tゾーン」や、あごやフェイスラインなどの「Uゾーン」に特に多く見られます。
ここでは、毛穴の汚れの原因となるものを紹介していきます。
メイク汚れの蓄積
メイク汚れの蓄積は、毛穴汚れの原因になります。
メイクを十分に落とせずに肌に残ると、化粧品の成分が毛穴に入り込み、毛穴が汚れてしまいます。
不十分なクレンジングが日常化していると、メイク汚れが蓄積されることがあります。
毎日メイク落としをしていても、丁寧に落とし切れていなければ、注意が必要です。
乾燥による角質酸化と皮脂増加
肌の乾燥は、毛穴汚れの原因となります。
肌は乾燥すると、角質が酸化しやすくなり、酸化して固くなった角栓が毛穴に詰まります。
角質の酸化以外にも、肌は乾燥すると肌のうるおいを守ろうとして皮脂の過剰分泌が起こり、毛穴が詰まりやすくなります。
さらに、乾燥することで肌の水分が奪われ、弾力を失うため毛穴が開きやすくなります。
開いた毛穴には、皮脂や汚れがたまりやすくなるという悪循環が生まれてしまいます。
皮脂の過剰分泌
皮脂が過剰に分泌されると、毛穴が詰まりやすくなり、毛穴に汚れがたまってしまいます。
皮脂は角質と混ざり合って酸化すると角栓を形成したり、黒ずみ毛穴となって、さらに黒く目立ちやすい汚れがたまってしまいます。
ターンオーバーの乱れで溜まった老廃物
通常、肌は新しい細胞が生成されて、古くなった角質が自然に剥がれ落ちるサイクルを持っています。
しかし、ターンオーバーが乱れると、皮脂汚れの排出も正常に行われなくなり、毛穴に汚れがたまりやすくなります。
開いた毛穴に詰まった皮脂や角質
毛穴が開くと、皮脂や角質などの汚れがたまりやすくなります。
汚れがたまることで、毛穴はより開きやすい状態になります。
その結果、拡大した毛穴に、さらに多くの皮脂・角質が詰まることになります。
この皮脂・角質の詰まりと、毛穴の開きが繰り返されることで、見た目にわかるほどの毛穴汚れを引き起こしてしまうのです。
毛穴の汚れを落とすスキンケア方法
毛穴の汚れを落とすには、毎日のスキンケアが重要です。
毛穴汚れに有効な成分が配合されているスキンケア用品を取り入れることも効果的です。
ここでは、毛穴汚れに有効な成分も含めて、正しいスキンケア手順を紹介します。
クレンジングでメイクを落とし切る
メイクの成分が肌に残ると刺激や毛穴汚れとなるため、メイクは手早くかつ、丁寧に落としましょう。
摩擦が加わると肌が乾燥しやすくなり毛穴に汚れが詰まりやすくなります。
優しくマッサージするようにメイクを浮かせることがポイントです。
蒸しタオルで毛穴を開かせる
洗顔前に毛穴を開かせることで毛穴のと汚れが落ちやすくなります。
タオルの温度は人肌よりあたたかい40~45度で、顔全体に3分程度のせてください。
温度が高すぎると、肌に負担がかかるため、熱すぎない程度にゆっくりと毛穴を開かせましょう。
毛穴汚れに有効な洗顔料で洗顔する
毛穴汚れを取り除くには酵素洗顔がおすすめです。
酵素の働きによって、毛穴の古い角質や汚れを分解する効果を期待できます。
アンレーベル V フェイスウォッシュBL
チューブタイプの酵素洗顔料。酵素に加えて汚れの吸着効果を期待できる炭成分も含まれています。ベタつきを抑えるのにも期待できるため、皮脂が気になる肌質の方にもおすすめです。
肌質に合った化粧水で保湿する
肌質によって相性のいいアイテムは異なります。
以下を参考に化粧水を選んでみてください。
- 乾燥肌の場合は保湿力の高いもの
- 脂性肌の場合は皮脂を抑える効果があるもの
- 敏感肌の場合は低刺激設計のもの
さらに、毛穴汚れには共通して、肌のターンオーバーを促進するナイアシンアミドが含まれる化粧水がおすすめです。
VC100エッセンスローションEX
肌のターンオーバーを促進するナイアシンアミド成分配合の化粧水。また、保湿効果の高いヒアルロン酸や肌の層の奥まで浸透してキメやハリを整える高浸透ビタミンも配合されています。
乳液で乾燥を防ぐ
化粧水のあとには乳液でうるおい成分にフタをしましょう。
乾燥肌にはしっとりタイプ、脂性肌にはさっぱりタイプがおすすめです。
毛穴の汚れを取るピーリング治療薬
スキンケアだけでは、なかなか毛穴の汚れが改善されない場合はピーリング剤を併用してみてください。
ピーリング治療薬は、肌表面の古い角質を取り除くことで毛穴の汚れを効果的に改善します。
特に治療薬のなかでも、有効成分が比較的多く含まれる傾向にある医療用医薬品を2つ紹介します。
アダパレン
アダパレンは本来、ニキビを治療するための治療薬ですが、毛穴の汚れや詰まりを改善する成分が含まれます。
角質剥離作用で、毛穴をふさぐ古い角質を除去することで毛穴の汚れを解消します。
ただし、肌のバリア機能も弱めてしまいやすいので、保湿をしっかりしましょう。
さらに詳しくは、以下の記事を参考にしてください。
アダパレンの「ニキビ治療の効果と副作用」を解説!正しい使い方と注意点をチェックベピオゲル
ベピオゲルもニキビ治療でよく処方される薬ですが、毛穴の汚れや古い角質を除去する働きがあります。
有効成分の過酸化ベンゾイルが毛穴の開口部の皮膚を軽く剥離させることで、皮脂の詰まりを生じさせにくくします。
副作用として、赤みやヒリヒリ感が現れることがあるので注意しましょう。
さらに詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
べピオゲルの効果と副作用を解説!赤みはいつ引く?やめどきと使い方のポイント上記のような医療用医薬品を使用するには、医師からの処方が必要になります。
間違った治療やケアをしないためにも、一度、医師に相談してみるのは一つの手です。
東京美肌堂では、オンラインで専門の医師に相談できるオンライン診療サービスを提供しています。
診察は無料となっているため、気軽に予約してみてくださいね。
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毛穴が汚れてるときのNG行動
毛穴が汚れているときは、過度な摩擦で肌にダメージを与えないようにしましょう。
過度な摩擦が起こると、肌が乾燥して、さらに汚れがたまりやすくなったり、毛穴の汚れがより目立つ可能性があります。
具体的には、以下の行動などはしないようにしましょう。
無理やり角栓を押し出す
無理に角栓を押し出さないようにしましょう。
無理やり角栓を押し出すことで肌に圧力をかけ、摩擦が起こります。
肌を傷めるだけでなく、毛穴も開きやすくなることで、皮脂や汚れが詰まりやすくなってしまいます。
過剰に洗顔をする
過剰な洗顔は、肌に必要な皮脂までを奪うことで、肌が乾燥して、かえって皮脂分泌を招いてしまいます。
皮脂は肌を乾燥から保護し、水分を保持する役割を持ちます。
洗顔をしすぎると皮脂を必要以上に落としてしまうことで、肌が乾燥してしまいます。
肌は乾燥すると、余計に皮脂を過剰分泌する性質があるため、これにより毛穴の汚れがたまりやすくなってしまいます。
毛穴パックを毎日使う
毛穴パックは、毛穴の汚れを取り除くためのアイテムですが、毎日使うことは肌にとって負担となります。
毛穴パックを毎日使用することで、本来必要な角質も剥がれてしまい、肌のバリア機能が低下します。
バリア機能が低下することで肌が乾燥してしまい、毛穴が汚れやすくなるため、高頻度で毛穴パックをすることは避けましょう。
毛穴の汚れに悩んでいる方は皮膚科医に相談
毛穴の汚れは、皮脂や角質が蓄積すると起こるため、日々の正しいスキンケアが重要です。
スキンケアだけではなかなか改善されない場合は、医療用医薬品を併用するのも効果的です。
毛穴汚れに悩んでいる方は、ぜひ一度皮膚科などで医師に相談してみてください。
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藤原東華 医師
当院は「あなたのお肌のかかりつけ」をコンセプトに、皆さんのお肌を作り直すサポートをしていきたいと考えております。ただ肌悩みを改善するだけではなく、健康で美しいお肌を取り戻し、笑顔で日々を過ごせるよう、お手伝いさせていただければ幸いです。