「どうにもならない毛穴の黒ずみ」に本当に効くのは?皮膚科での治療法や自宅ケアを解説

毛穴の黒ずみがどうにもならない…。

オイルやパックでケアをしているのに、毛穴の黒ずみがなかなか綺麗にならないという方もいるでしょう。

どうにもならない毛穴の黒ずみは、まずは洗顔とクレンジングのやり方を見直すことが大切です。

それでも、どうにもならない場合は、美容皮膚科で治療を受けましょう。

今回は、頑固な毛穴の黒ずみの改善方法を徹底解説します。

この記事でわかること

  • 頑固な毛穴の黒ずみの原因は、角栓の酸化/色素沈着/産毛の可能性が高い
  • 毛穴の黒ずみがどうにもならない場合は美容皮膚科の受診がおすすめ
  • どうにもならない毛穴の黒ずみの再発を防ぐには保湿や紫外線対策が重要

どうにもならない「毛穴の黒ずみ」ができる原因

「毛穴の黒ずみがどうにもならない…。」と悩んでいる方は、まず原因を確認しましょう。

頑固毛穴の黒ずみができるのには、大きく3つの原因が挙げられます。

原因を理解しないまま、効果的でないケアを行っていると、なかなか改善しづらくなります。

まずは、自分の毛穴ができた原因について理解するようにしてくださいね。

角栓が酸化して固くなっている

毛穴の黒ずみの原因の一つに、角栓の酸化があります。

黒ずみが気になる部分に軽く触れると「ゴワゴワ」とした手触りがある場合は、角栓かもしれません。

角栓とは、毛穴に皮脂や古い角質が固まってできた栓のようなものです。

通常は、不要な皮脂や角質は自然に排出されていきます。

しかし、乾燥などの要因で、皮脂や角質が毛穴に溜まり続けると、角栓ができてしまいます。

さらに、角栓が取れない状態が続き、酸素に触れ続けると、角栓は酸化して、黒ずんだ状態になります。

この酸化して黒ずんだ角栓は、硬く固まっていることから、スキンケアで取り除くことが難しい場合が多いです。

角栓の正体について詳しくはこちら!

角栓の正体とは?原因や効果的なスキンケアと皮膚科での除去方法を解説!

紫外線のダメージで毛穴に色素沈着ができている

毛穴の黒ずみの原因の一つに、紫外線のダメージによる色素沈着があります。

色素沈着とは、肌に何らかの色が残ってしまうことです。

黒ずみをじっくり観察して、ドーナツのような黒い輪が毛穴の周りにできている場合は、色素沈着の可能性があります。

この色素沈着は、肌内部で茶色いメラニン色素が多く産生されることで発生します。

メラニンは紫外線などの外部の刺激を受けると、より多く作られます。

そのため、紫外線を多く浴びたあとは、毛穴に色素沈着ができて、黒ずみが取れないことがあるのです。

また、紫外線のダメージを受けると、肌に残ってしまったメラニンを排出する肌のターンオーバー(新陳代謝)の機能が乱れます。

その結果、古い角質やメラニンが肌の表面に残存し、毛穴の黒ずみがなかなか取れなくなってしまうのです。

毛穴に産毛が生えていて黒ずんで見えている

産毛が原因で、毛穴に黒ずみがあるように見える場合もあります。

特に顔の産毛は、他の体毛よりも細く短いため見た目では判断しにくいです。

角栓の詰まった黒ずみ毛穴と比較すると、産毛が生えている毛穴は、ザラザラとした凸凹がなく、黒く点々として見える傾向があります。

日本人の産毛は黒色をしているため、毛先が黒ずんで汚れているように見えてしまうのです。

どうにもならない「毛穴の黒ずみ」を自宅でとる方法

どうにもならない頑固な毛穴の黒ずみは、自宅でのセルフケアを継続することで、改善できる場合があります。

効果的なスキンケアを続けることが大切なため、日頃のスキンケア方法を見直しましょう。

前の章で紹介した、毛穴の黒ずみの原因ごとに、効果的なスキンケアは異なります。

自分の毛穴の黒ずみのタイプに合わせて確認してみてくださいね。

「角栓」は落とすケア

角栓が原因の毛穴の黒ずみは、硬くなっている角栓を溶かしてから、綺麗に洗い流すケアが有効です。

角栓を柔らかくするには、スキンケアの前に、ホットタオルやスチーマーを使って毛穴を開かせましょう。

毛穴を開かせたら、以下の手順で、汚れを綺麗に洗い流しましょう。

オイルクレンジングでメイク汚れを落とす

毛穴に詰まった皮脂やメイク汚れを除去するには、オイルタイプのクレンジングが有効です。

オイルには、角栓を柔らかくする作用があります。

メイクをしていない場合でも、一日過ごした肌には、空気中の汚れが付着してしまいます。

そのため、クレンジングは毎日行いましょう。

マイルドクレンジングオイル

滑り心地の良いオイルタイプで、濡れた手・お風呂場での使用が可能です。

角栓を落としやすくする独自のホップエキスと、肌を引き締める緑茶エキスが配合されています。

トリートメント クレンジング オイル

濃密感のあるやさしくマイルドなテクスチャーが特徴。

3種の和漢植物由来のオイルが、角栓を溶かし出し、クリアな透明美肌へと導きます。

ポアクリア オイル

毛穴の約20,000分の1サイズの微細な洗浄成分が、毛穴の奥深くの汚れまで除去します。

濡れた手での使用が可能で、W洗顔不要のクレンジングオイルです。

クレイタイプの洗顔料で毛穴の汚れを落とす

粒子が細かく毛穴の奥まで入り込みやすいクレイ成分は、角質の汚れを吸着しやすい特徴を持ちます。

また、クレイ成分は、物理的に肌表面を研磨する作用を持つことで、肌表面の古い角質を除去します。

毛穴の汚れを落とすことで、黒ずみができてしまうのを防ぎます。

泥炭石

肌の水分を保つ泥成分と、微粉末の炭を配合している洗顔石鹸。

さっぱり感としっとり感のバランスの取れた洗い上がりが特徴です。

スクラビング マッド ウォッシュ

モロッコ溶岩クレイをたっぷりと配合した洗顔料。

肌に吸い付くような生泥感触のペーストが、洗顔中に三段階に質感を変化させることで、蓄積した汚れを浮かせる効果を期待できます。

泡立てて泡洗顔に使用したり、スペシャルケアとして気になる部位にそのまま使うこともできます。

アクティブクレイクレンザー

クレイに加えて、余分な皮脂をしっかりと除去する炭成分が配合された洗顔料。

ムルムルバターという成分が肌本来のうるおいを保護して、乾燥による角栓の発生を防ぐ効果も期待できます。

収れん化粧水で水分を補う

毛穴を引き締める作用を持つ収れん成分配合の化粧水で、水分を補いつつ、毛穴を引き締めましょう。

これにより、毛穴が開くことによる角栓の酸化を防ぐことで、頑固な角栓の発生を阻止することができます。

代表的な収れん成分としては、ビタミンC誘導体やクエン酸、植物エキスが知られています。

スキンコンディショナー

ハトムギエキスやハトムギオイルなどの植物由来の成分配合の化粧水。

うるおいを与えることで、肌を引き締める効果に加えて、肌荒れを防ぐ効果を期待できます。

トーニングローション

化粧水と乳液を塗った後に使うタイプのクエン酸配合の収れん化粧水。

余分な皮脂を吸着するパウダー配合で、べたつきや化粧くずれを防ぎ、さらさらとした質感の肌へと導きます。

乳液で肌に必要な油分を補う

化粧水だけでスキンケアを終わらせてしまうと、補った水分が蒸発し、かえって乾燥の原因となってしまいます。

そのため、化粧水を塗った後は、必ず乳液で蓋をしましょう。

乳液に含まれる、植物油やセラミド、スクワランなどの油性成分は、皮膚の奥深くに浸透し、肌がうるおいを保つ働きを助けます。

週に一度ピーリングケアを行う

毛穴の黒ずみのケアでは、週1回程度でピーリングを行うことがおすすめです。

ピーリングは、古い角質を除去することで、肌のターンオーバーを正常化させて、毛穴の黒ずみの改善を助けます。

肌のターンオーバーが正常化されると、肌細胞の生まれ変わりが促進され、毛穴に詰まった頑固な角栓が除去されやすくなります。

ただし、頻繁にピーリングを行うと、肌を傷つける可能性があるため、必ず週1回のスペシャルケアとして取り入れるようにしましょう。

ピーリングのやり方
  • 洗顔後、適量のピーリング剤をとる
  • 毛穴の黒ずみがある部分を中心に塗布する
  • 5~10分放置する
  • 丁寧に洗い流す

ピーリングは、AHAやBHAといった酸成分や、酵素などの成分を含む専用のアイテムを使って行います。

使いやすさや、肌状態に合わせてピーリング製品を選ぶのがおすすめです。

ピーリングの種類について詳しくは以下へ

【医師監修】ピーリングとは?ニキビへの効果や皮膚科で施術する際の注意点を紹介!

「色素沈着」は美白ケア

紫外線ダメージなどによる色素沈着が原因の毛穴の黒ずみには、美白ケアを行いましょう。

美白ケアは、美白成分が配合された化粧水や乳液、美容液を使用して行います。

日頃使っているアイテムを、美白有効成分の配合のものに変えて、色素沈着の元となるメラニン色素の生成を抑制しましょう。

効果的な美白有効成分とケアアイテムの選び方をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

美白化粧水・乳液を使う

まずは、化粧水や乳液を美白有効成分配合のものに変えることがおすすめです。

美白有効成分とは「メラニンの生成を抑え、しみ・ソバカスを防ぐ」効果が期待できると厚生労働省が承認した成分のことを指します。

具体的には、アルブチン・プラセンタエキス・ビタミンC誘導体・トラネキサム酸などが挙げられます。

化粧水や乳液を選ぶときに成分表示を見て、これらの成分が配合されているか確認してみましょう。

美白成分配合の美容液を取り入れる

美白化粧水・乳液と併せて使いたいのが、美白有効成分が豊富に配合された美容液です。

美容液は、肌悩みに特化した成分が凝縮されて含まれている傾向にあり、スペシャルケア用の化粧品として有効です。

化粧水・乳液でのスキンケアに加えて、美容液を追加してみてください。

美容液は、化粧水で肌を整えたあとに使用するアイテムが多い傾向にあります。

この時も、最後に乳液で蓋をすることを忘れないようにしてくださいね。

色素沈着のスキンケアに効果的な美白化粧水を紹介!

【医師監修】シミ対策におすすめ美白化粧水16選!選び方のコツとケア方法

「産毛」は脱毛ケア

毛穴から生えている産毛が原因で黒ずんで見える場合は、脱毛ケアを行いましょう。

自宅で脱毛ケアを行うには、家庭用の光脱毛器を使う方法があります。

カミソリを使った処理は、毛穴周囲の肌を傷つけやすく、黒ずみが広がる可能性があるため、あまりおすすめできません。

そのため、光脱毛器の使用方法や効果について解説していきます。

光脱毛器を使う

毛穴に生えている産毛を処理するには、家庭用の光脱毛器を使うのも一つの手です。

脱毛サロンでの脱毛よりも、比較的コストを抑えやすく、自分のペースで脱毛を行いやすい点がメリットです。

フラッシュやレーザーなどの光を毛穴に当て、毛根部分にダメージを与えることで産毛の育成を抑えます。

使用の際は、専用のサングラスなどを使って脱毛器の光が目に当たらないように注意してくださいね。

光脱毛は、カミソリのように刃を肌に直接当てて処理するわけではないため、肌が傷つくリスクを低減できます。

どうにもならない「毛穴の黒ずみ」の皮膚科での治療法

セルフケアでは、どうしても毛穴の黒ずみが改善しない方は、美容皮膚科で治療を受けましょう。

専門の医師の判断に基づいた一人ひとりに合う治療の提案を受けやすく、より効果的に改善することが期待できます。

今まで肌に合っていないケアを続けていたことで、毛穴の黒ずみが改善されていない可能性も考えられます。

そのため、毛穴の黒ずみがどうにもならずに悩んでいる方は、ぜひ一度専門医に相談してみてください。

美容皮膚科では、以下のような施術や治療薬を用いて、毛穴の黒ずみの改善を目指すことがあります。

施術を受ける

毛穴の黒ずみは、施術によって改善を目指すことがあります。

代表的な施術には、ケミカルピーリングやダーマペン、レーザー脱毛などがあります。

どの施術方法が最適かは、毛穴の黒ずみができた原因ごとに異なります。

そのため、皮膚科の専門医の診察を受けた上で施術を受けましょう。

「角栓」はケミカルピーリングやダーマペン

角栓が原因でできた黒ずみ毛穴の治療には、ケミカルピーリングやダーマペンが用いられることがあります。

ケミカルピーリング

ケミカルピーリングは、AHAやBHA、レチノイドなどの成分を含む薬剤を肌に塗布し、古い角質を剥がす施術です。

角質などを剥離させるとともに、肌のターンオーバーを促進することで、毛穴に詰まった角栓を除去します。

また、肌のターンオーバーを促すことで、毛穴に汚れが詰まりにくくなり、繰り返しできる毛穴の黒ずみの予防にもつながります。

ダーマペン

ダーマペンは微細な尖った針で刺激を与えて、皮膚に小さな穴をあける施術です。

この小さな穴を修復する力が働くことで、皮膚の再生が促され、角栓による黒ずみを解消する効果を期待できます。

「色素沈着」はレーザー治療

色素沈着による毛穴の黒ずみには、レーザー治療が用いられることがあります。

レーザー治療では、光を肌に照射することで、メラニン色素を破壊しシミを薄くする施術です。

色素沈着の主な原因物質であるメラニンを減らすことができるレーザー治療は、毛穴の黒ずみ改善に効果が高いとされています。

しかし、ダウンタイムや光過敏症などのリスクもあるので、医師とよく相談したうえで治療を受けることが大切です。

「産毛」は医療レーザー脱毛

産毛が原因で毛穴が黒ずんで見える場合の治療には、医療レーザー脱毛が挙げられます。

医療レーザー脱毛は、毛に強力なレーザー光を照射して熱を発することで、毛を生やす細胞を破壊し、毛を抜けやすくします。

特に、美容皮膚科で受ける医療レーザー脱毛は、自宅用の脱毛器と比べて出力が強いため、高い脱毛効果が期待できます。

ただし、一度だけの施術では効果を感じにくく、複数回施術が必要になるので予算面も合わせて検討してみてくださいね。

薬を使用する

施術のほかに、治療薬を用いて黒ずみ毛穴の改善を試みる場合があります。

毛穴の黒ずみを改善する薬として、主に処方されるのがメラニン色素を抑制する作用を持つ「ハイドロキノン」。

そして肌のターンオーバーの促進作用を持つ「ハイチオール」です。

この2つを併用して効果的に治療を行えることもあるため、まずは専門医に相談してみてくださいね。

ハイドロキノン

外用薬の「ハイドロキノン」は、特に紫外線の影響でできる色素沈着タイプの黒ずみ改善が期待できます。

ハイドロキノンは、メラニン色素を生成するメラノサイトの働きを抑制する作用を持つことで、色素沈着を防ぎます。

また、メラニンを生成する細胞(メラノサイト)そのものの数を減少させる作用を持ちます。

「ハイドロキノン」とは?効果的な使い方や副作用を解説!いつから効果を感じられる?
ハイチオール

内服薬である「ハイチオール」は、角栓や色素沈着を改善する効果が期待できます。

主成分であるL-システインが肌のターンオーバーを促進する作用を持つためです。

肌のターンオーバーが促進されることで古い角質が体外に排出され、毛穴詰まりを改善します。

また、ターンオーバーが促進されることで、肌層に蓄積したメラニン色素が排出されやすくなります。

ハイチオールは医薬品?シミ改善だけではない美容効果や副作用を解説

「毛穴の黒ずみ」にやってはいけないケア

毛穴の黒ずみを取り除こうとして、無理に押し出したりしていませんか?

実は、毛穴の黒ずみの改善に良いと思って行っている行動が、悪化を促してしまっているケースもあります。

毛穴の黒ずみを無理に押し出すなどの行為は、毛穴の黒ずみを悪化させてしまうNG行動の一つです。

この章では、毛穴の黒ずみケアにおけるNG行動を3つご紹介するので、注意していきましょう。

指やピンセットで角栓を押し出す

毛穴の黒ずみに対してやってはいけない行動の一つは、指やピンセットなどで角栓を強引に押し出すことです。

角栓を押し出そうとすると、毛穴周囲の肌を傷つけてしまう可能性が高いです。

また、爪やピンセットに付着した細菌が毛穴に入ることで炎症を引き起こし、黒ずみがより悪化してしまう場合もあります。

さらに、表面の黒ずみを取り除いただけでは、毛穴の奥の汚れは残ってしまうためすぐに再発してしまいます。

毛穴ケアでは強引な方法は避け、地道なスキンケアを心がけましょう。

強い力でゴシゴシと肌を擦る

特に、洗顔やクレンジングの際は、汚れを落とそうとして強い力が入りやすくなるかもしれません。

しかし、毛穴の黒ずみケアにおいて、強い力でゴシゴシと肌をこするのは絶対にやめましょう。

肌を擦ってしまうと、摩擦による刺激で肌の表面が傷ついてしまいます。

毛穴周囲の肌が傷つくと、炎症を引き起こしたり、メラノサイトを刺激して色素沈着の原因にもなります。

また、強い刺激により肌のバリア機能が低下することで、乾燥を引き起こします。

乾燥した肌では、皮脂の過剰分泌が促されて、毛穴が詰まりやすくなるという悪循環が生まれてしまいます。

そのため、洗顔やクレンジング時は、優しくマッサージをするように行うことを意識しましょう。

はがすタイプのパックを使用する

毛穴の黒ずみが気になる時に、よく使用されがちなのが、剥がすタイプの毛穴パックです。

一見、角栓がしっかりと取れて有効なケアに思われがちですが、実はこれもNG行動の一つです。

剥がすタイプの毛穴パックは、毛穴の汚れを無理やり引っ張り出してしまいます。

これにより、毛穴周囲の肌も傷つけたり、毛穴を広げてしまうリスクが伴うのです。

そのため、毛穴パックのような物理的な刺激が起こりやすいケア用品の使用は避けるようにしましょう。

繰り返す「毛穴の黒ずみ」の予防方法

毛穴の黒ずみは、一度キレイな状態になってもスキンケアを継続しないと、繰り返し発生してしまいます。

そのため、日々の生活の中で継続的に予防を行うことが大切です。

毛穴の黒ずみが継続的に発生するのを防ぐためには、以下で紹介する方法を実践してみてくださいね。

肌を保湿する

毛穴の黒ずみがすぐに戻ってしまう場合、基本のスキンケアである肌の保湿が不十分である可能性があります。

特に、朝・晩の洗顔後は、肌の水分が失われている状態のため、化粧水や乳液を使って保湿することが不可欠です。

脂性肌や毛穴が目立つ方は、油分のベタベタ感を避けために、化粧水のみでスキンケアを終わらせてしまう方もいるかもしれません。

しかし、化粧水だけでスキンケアを終わらせてしまうと、水分がすぐに蒸発してしまうため、必ず乳液で蓋をしましょう。

日々の保湿を十分に行うことで、肌のターンオーバーの周期が正常に保たれやすくなり、毛穴の黒ずみの予防につながります。

紫外線対策を行う

毛穴の黒ずみ予防には、毎日の紫外線対策をすることが大切です。

夏場だけ日焼け止めを塗るという方が多いですが、冬でも雨の日でも、紫外線は降り注いでいます。

紫外線のダメージを受けると、色素沈着の原因となるメラニンが多く生成されてしまいます。

そのため、日中は日焼け止めを塗り、紫外線の強い出先では、日傘や帽子を使うなど、紫外線対策を徹底しましょう。

日焼け止めは、以下の表を参考に選んでみてくださいね。

適切な睡眠と食事をとる

適切な睡眠と食事をとることは、毛穴の黒ずみの予防になります。

睡眠不足になると、肌のターンオーバーが乱れる/ホルモンバランスを崩すなど、肌にとって悪影響となります。

最低でも1日7~8時間の睡眠を取るのが理想的と言われています。

また食事では、栄養バランスの偏りを抑えつつ、抗酸化作用の高い食品を意識して摂るのがおすすめです。

ビタミンCやEが多い野菜や果物には、肌の酸化を防ぐ抗酸化作用があり、紫外線や外部からの肌へのダメージを軽減します。

また、メラニン生成の抑制効果も期待できるため、色素沈着による毛穴の黒ずみに効果的です。

毛穴の黒ずみがどうにもならない場合は美容皮膚科へ

セルフケアで、毛穴の黒ずみがどうにもならない場合は、美容皮膚科を受診しましょう。

毛穴詰まりを解消して、見た目のキレイさを取り戻す治療は、基本的には、一般皮膚科ではなく美容皮膚科にて治療を進めることができます。

忙しく時間がとれず、直接通うことが難しい方には、オンライン診療サービスの活用がおすすめです。

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この記事の監修医

東京総合美容医療クリニック

福田麻衣 医師

美容皮膚科/美容外科

美しさを求めるすべての人たちに

当院は「あなたのお肌のかかりつけ」をコンセプトに、皆さんのお肌を作り直すサポートをしていきたいと考えております。ただ肌悩みを改善するだけではなく、健康で美しいお肌を取り戻し、笑顔で日々を過ごせるよう、お手伝いさせていただければ幸いです。

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