皮膚科でニキビ治療薬だけをもらうには?保険適用の有無や美容皮膚科との違いも解説!

皮膚科でニキビの治療薬だけをもらいたい…。

いま使っている治療薬がなくなりそうだったり、診察を受ける時間を少しでも短縮したい場合は、手早くニキビ治療薬が手に入ると嬉しいですよね。

今回は、皮膚科でニキビの薬だけをもらう方法や、そんな方におすすめのオンライン診療サービスを紹介します。

忙しくてなかなか皮膚科に行く時間が取れないという方はぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること

  • 医療用医薬品のニキビ治療薬を使用するには医師の診察と処方が必要
  • 一般皮膚科で処方箋がでるのは医師の診断のもと治療目的での使用が認められた場合のみ
  • 美容皮膚科では美肌のための治療で使用が認められた場合に処方を受けられる

皮膚科でニキビの薬だけもらえる?

ニキビは、皮膚科で処方される医薬品を使用して効果的に治療できる場合があります。

通院の時間を取れず忙しいという方は、できるだけ手早く薬だけもらいたいと考えることもあるでしょう。

しかし、医療用医薬品は原則として、医師による診察と診断を経て処方されます。

診察を受けて医師からの処方がないともらえない

国内では、医師が行う診察において、医師法が厚生労働省により定められています。

医師法のなかでは、医師が診察を行ったうえで処方箋を出すべきという規則が定めれています。

第二十条 医師は、自ら診察しないで治療をし、若しくは診断書若しくは処方せんを交付し、自ら出産に立ち会わないで出生証明書若しくは死産証書を交付し、又は自ら検案をしないで検案書を交付してはならない。

厚生労働省 医師法 第二十条

処方箋がないと薬をもらうことができないため、診察を受けないで医療用医薬品をもらうことは原則不可能となっています。

診察なしの処方は違法行為になる

診察を受けずに、処方箋だけを書いてもらうことは、違法行為になってしまいます。

診察とは、基本的に医師が患者の病状や病気の原因を調査するために、質問や検査を行います。

医療用医薬品は、医師は診断した上で処方を出し、さらに薬剤師が確認して、それぞれの患者さんの症状や体質に合った適切と判断された薬です。

そのため、患者の状態を確認したうえで処方を出すことが必要になります。

「リフィル処方箋」の場合のみ3回まで同じ処方箋が使用できる

通常の処方箋は、処方ごとに医師の診察を受ける必要がありますが、「リフィル処方箋」が認められた場合のみ、繰り返し処方箋を使用できます。

「リフィル処方箋」とは

リフィル処方箋は、一定期間内で繰り返し使用できる処方箋のことです。リフィルは英語で「詰め替え」という意味を持ちます。基本的には症状が安定していると判断された患者を対象に、医師がリフィルによる処方が可能と判断した場合に、適用されることがあります。

リフィル処方箋の最大使用可能回数は3回です。

1回目の使用期限については、通常の処方箋と同じく、発行日を含む4日間以内で処方薬を受け取る必要があります。

また、2回目以降の同じ処方箋で薬を受け取る際は、薬剤師による体調の変化がないか確認が行われます。

ニキビ治療薬をもらう際の皮膚科と美容皮膚科の違い

ニキビ治療用の医療用医薬品が欲しい場合は、皮膚科もしくは美容皮膚科で診察を受けましょう。

どちらに行くべきかは、ニキビの症状と目的によって判断してみましょう。

判断の基準は、以下を参考にしてみてください。

一般皮膚科は「治療目的」で処方する

一般皮膚科では、皮膚疾患の改善を診療の目的としています。

そのため、疾患に当てはまる皮膚の状態であると診断された場合に限り、治療の必要性が認められます。

したがって、皮膚疾患とは診断されなかったニキビ跡や、予防目的の場合は、保険適用外の処方となったり、処方を受けられない可能性があります。

美容皮膚科は「美肌のための治療」で処方する

美容皮膚科では、肌を美しくするための治療やケアを実施することができます。

例えば、以下に当てはまる人は美容皮膚科での治療を受けるといいでしょう。

  • ニキビ跡を治したい
  • 慢性的にニキビができやすい肌質を改善したい
  • ニキビができるのを予防したい
  • 美容施術によってニキビを改善したい

美容皮膚科での治療は、保険適用外の対象となる施術や治療法を行うことがあり、その場合は保険適用にはならないので注意しましょう。

皮膚科のニキビ治療薬と市販薬・施術の違い

皮膚科で処方される医薬品と、ドラッグストアなどで購入できる市販薬の大きな違いは、含有される有効成分の量です。 医療用医薬品である処方薬は、効能・効果を発揮するために必要な有効成分が、市販薬と比べて多く含まれる傾向にあります。 そのため、処方薬は高い治療効果が期待できますが、副作用のリスクもあるため、医師の診断に基づいて処方されます。

また、施術とは機械や担当医の手によって、身体に直接的に医術やケアを施すことを指します。

皮膚科でニキビの薬だけもらうにはオンライン診療がおすすめ

皮膚科での処方薬で治療がしたいけど、通院の時間がない…。

という方には、オンライン診療の活用がおすすめです。

オンライン診療では、患者の身体に直接触れることができないため、実際に施術を行うことは困難です。
しかし、画面上で症状を確認し、診断した結果、処方が必要と医師が判断した場合には、処方箋を発行することができます。

診察までの待ち時間や移動時間を短縮できる

オンライン診療では、スマホやPC端末を通じて、好きな場所から診察を受けることが可能です。

そのため、病院やクリニックへまで移動する時間と手間を省くことができます。

また、オンライン診療では予約時刻に端末でアクセスすればよいので、診察までの待ち時間を大幅に短縮できます。
混雑したクリニックの待合室で時間を過ごす必要がなくなります。

※診察を受ける際は、なるべく音声を出しても問題ない環境で受けることを推奨します

通院時の交通費を節約できる

オンライン診療では、直接クリニックに行くための移動が不要になります。

通院で公共の交通機関や車の利用が必要だった場合は、オンライン診療で移動を省けることで交通費を節約することができます。

保険適用があるかどうかはクリニックによる

オンライン診療に限らず、保険適用での診療を行っていない自由診療のクリニックもあります。また、保険適用外の対象である美容のための施術や検査など、診察や施術内容によっても保険適用がされないものがあります。気になる場合は、事前にクリニックに確認を取りましょう。

オンライン診療でニキビを治療したい方は以下も参考にしてみてください!

ニキビの「オンライン診療」とは?おすすめできる人や治療費を安くする方法

東京美肌堂ではニキビ治療薬を定期便で自宅にお届けします

オンライン診療を通じてニキビ治療薬の処方を受けたい方は、東京美肌堂のオンライン診療サービスがおすすめです。

自分の症状に効果的な医療用医薬品を定期便プランで、ご自宅でお受け取りいただけます。

最長12カ月の定期便での処方を受けられる

東京美肌堂では、医師の診断に基づき、最大12カ月分の処方を行うことができます。

美肌のための内服治療は長期継続が効果的だと医師も推奨しているため、12カ月分の処方が可能なのです。

12ヶ月定期プランでお薬3ヶ月分がお得に!

東京美肌堂では、少しでもお得に美容内服を続けていただくために、6ヶ月/12ヶ月のおまとめプランでお薬代をお値引きしています。例えば、ニキビを改善したい方に向けた処方例の一つであるニキビ・毛穴対策セット(7,800円/月(税抜き))では、12ヶ月おまとめプランで、1カ月ごとのご購入よりも合計額が16,380円(税込み)もお得になります。

診察からお薬の受け取りまで自宅で全て完結する

オンライン診療では、処方箋の発行のみをオンラインで行い、自身で薬局に薬を取りに必要がある場合があります。

しかし東京美肌堂では、診療から薬の受け取りまでを自宅で完結できます。

決済翌日に薬が発送されるので、「欲しい」と思ったときに、すぐに使用を開始できる点にご好評をいただいております。

東京美肌堂では、

  • LINEで完結する「オンライン診察」
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といった、忙しい方でも美容皮膚科を受診できるオンライン診療サービスを提供しています。

ご予約は下記ボタンから受け付けていますので、気になった方はチェックしてみてくださいね!

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この記事の監修医

東京山手クリニック

都丸真依子 医師

美しさを求めるすべての人たちに

当院は「あなたのお肌のかかりつけ」をコンセプトに、皆さんのお肌を作り直すサポートをしていきたいと考えております。ただ肌悩みを改善するだけではなく、健康で美しいお肌を取り戻し、笑顔で日々を過ごせるよう、お手伝いさせていただければ幸いです。

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