ふと鏡を見たら、突然できているおでこニキビ。
昨日までなかったのに…と、ショックを受けた経験はありませんか?
今回は赤くブツブツしたおでこニキビに悩む皆さんのために、原因と治し方をご紹介します。
おでこニキビのためのスキンケア方法や生活習慣についても説明しているので、ぜひ読んでみてくださいね。
目立つおでこニキビは今すぐ治して、綺麗なおでこを目指しましょう!
目次
おでこニキビの原因はホルモンバランスの乱れ!
おでこニキビの主な原因となる皮脂の分泌は、ホルモンバランスの影響を受けます。
ホルモンバランスの乱れは、女性ホルモンが減少し、男性ホルモンの働きが活発化することで生じます。
男性ホルモンが皮脂分泌を促し、肌のターンオーバーが正常に機能しなくなることで、毛穴が詰まってしまうのです。
すると毛穴内部でアクネ菌が増殖し、おでこニキビができます。
ホルモンバランスが乱れる原因は「睡眠不足とストレス」
①睡眠不足
ホルモンバランスが乱れる原因の1つは睡眠不足です。
睡眠中には女性ホルモンや成長ホルモンなど、たくさんのホルモンが分泌されます。
そのため、十分な睡眠がとれていないことでホルモン分泌量が減少し、ホルモンバランスが乱れてしまいます。
②ストレス
ストレスもホルモンバランスが乱れる原因の1つです。
ホルモンは脳の指令によって分泌されていますが、脳はストレスに対してとても敏感です。
大きなストレスを感じている状態だと、脳の機能が正常に動かなくなり、ホルモンの分泌も上手く行えなくなってしまいます。
よって女性ホルモンが通常の分泌量よりも大きく減少し、ホルモンバランスが乱れてしまうのです。
おでこニキビを即効で治したいときは「炎症に効く薬」を使おう
おでこニキビを今すぐ治したい方は、炎症に効く薬を使いましょう。
ニキビに効く薬としてオロナイン軟膏が有名ですが、こちらはあくまでも消毒薬なので、炎症のある目立つニキビにはあまり効果はありません。
ここでは、ドラッグストアなどで買えて炎症に効く市販薬を3つご紹介します。
①ペアアクネクリームW
こちらは抗炎症作用のあるイブプロフェンピコノールが配合されているため、赤く目立ってしまうおでこニキビに有効です。
また、殺菌成分がアクネ菌を殺菌し、これ以上悪化するのを防ぎます。
洗顔後、スキンケアの前にニキビがある部位に塗りましょう。
②イハダ アクネキュアクリーム
こちらも有効成分イブプロフェンピコノールと、殺菌成分が含まれています。
ノンステロイド、肌と同じ弱酸性、ノンアルコールなので、敏感肌の方でも安心して使用できます。
また、ジェルタイプなので油分が少なく、化粧崩れしにくいこともうれしいポイントです。
③メンソレータムアクネス
こちらは、4つの有効成分が配合されているため、赤いニキビや痛みのあるニキビに効果的な市販薬です。
有効成分の中の抗炎症成分グリチルレチン酸が炎症をおさえ、ニキビの腫れ・赤みをしずめます。
伸びが良く目立ちにくいクリームタイプです。
おでこニキビを治すためのスキンケア方法
おでこニキビを治すためには、スキンケア方法も気を付けることが大切です。
間違ったスキンケアが、返っておでこニキビを悪化させてしまうかもしれません。
ニキビを治すための正しいスキンケアを徹底しましょう。
ニキビ専用の基礎化粧品を選ぶ
おでこニキビを治すためには、ニキビ専用の基礎化粧品を使いましょう。
ニキビ専用の基礎化粧品は、「ノンコメドジェニックテスト」というニキビの元になりにくくなることを証明されたテストを行っているため、ニキビが悪化するのを防ぎます。
基礎化粧品は、ニキビに有効な成分が配合されたものがおすすめです。
有効成分は炎症を抑えたり、ニキビ跡を防いだりできる効果があるので、以下の成分が配合されたスキンケア用品を選ぶようにしましょう。
成分 | 特徴 |
グリチルリチン酸 | ・抗炎症作用 ・肌荒れを抑える効果が高い |
サリチル酸 | ・抗菌性を持つ ・角層剥離作用により毛穴詰まりを防ぐ |
ビタミンC誘導体 | ・皮脂抑制作用 ・抗酸化作用による毛穴ケア |
洗顔とクレンジングは丁寧に優しくする
おでこニキビを治すには洗顔とクレンジングは丁寧に、こすらず行いましょう。
おでこニキビの炎症部分は肌が弱っているため、摩擦を与えてしまうとさらに悪化する危険性があります。
洗顔はよく泡立てる、クレンジングはシートタイプではなくミルクタイプなど、意識して摩擦を防ぐことが大切です。
乾燥しないように肌の保湿を欠かさない
おでこニキビに乾燥は厳禁です。
乾燥すると、肌は潤いを保とうとして皮脂を大量に分泌します。また、乾燥して角質が厚くなることも考えられます。
これらの原因から、毛穴内部にアクネ菌が溜まっておでこニキビが悪化してしまうのです。
化粧水だけでなく乳液も使って肌の保湿を欠かさないようにしましょう。
おでこニキビを治すための生活習慣
食生活
おでこニキビを治すための生活習慣の1つは食生活です。
動物性の脂肪などの脂質を取りすぎていると、皮脂分泌を活性化させてしまいます。
また、脂質を代謝する際にビタミンB群が大量に消費されることもニキビを作る原因となります。
おでこニキビを治したい方は、脂質は抑え気味にして、ビタミン類を積極的に摂取するようにしましょう。
特にビタミンBとビタミンCは毎日少しずつとることが大切です。
ビタミンB・・・皮脂を分解する働きを持つ
ビタミンC・・・皮脂の過剰分泌を抑制する働きを持つ
【ビタミンBを多く含む食材】
・レバー
・納豆
・卵
【ビタミンCを多く含む食材】
・ブロッコリー
・ピーマン
・オレンジ
アルコール
アルコールはおでこニキビに影響を与えます。
アルコールを代謝するために、脂質を分解するビタミンBが多く消耗されます。
それによりターンオーバーが乱れ、毛穴が詰まってしまうのです。
また、炎症の原因となるインスリン値が高くなることでおでこのニキビも赤くなり、目立つようになってしまいます。
おでこニキビを治したいときは休肝日を設けるなどして、お酒を控えるようにしましょう。
お酒を飲むと血糖値が上がり、インスリンの分泌量も増加し炎症を強めてしまうのです。
たばこ
たばこもおでこニキビをできやすくする原因の1つです。
これはたばこに含まれる「ニコチン」は、体内のビタミンCを破壊したり肌のターンオーバーの働きを低下させてしまうためです。
たばこは1本吸うごとに20mgのビタミンCが消費されるため、体内にビタミンCが不足してしまいます。
そうなると、ニキビだけでなく肌の老化も促進させてしまうことも考えられるので、たばこを吸っている方は禁煙がニキビを治す一番の近道です。
刺激
おでこニキビを治すためには、手や髪による皮膚への刺激を減らすことを意識しましょう。
おでこにできたニキビが気になって触ってしまったり、隠すために前髪を伸ばしたりすると菌が広がってしまい、ニキビの炎症が悪化するため逆効果です。
極力触らないようにして、前髪は上げるスタイルにするなどして、気を付けることが大切です。
睡眠
睡眠はおでこニキビを治すためにとても大切です。
睡眠は体を休めるだけでなく、免疫力を高めたり、ホルモンを分泌させたりしています。
睡眠不足ではこの働きが正常に機能せず、ニキビを悪化させてしまいます。
できるだけ日付が変わる前に寝ることを意識し、最低でも6時間程度の睡眠時間を確保するようにしましょう。
おでこニキビが繰り返す方は皮膚科を受診しよう
今回はおでこニキビの原因と治し方をご紹介しました。
おでこニキビを治したい方は、まずは市販薬を使用すると同時にスキンケアと生活習慣を見直すことをおすすめします。
もしそれでも治らない方は、皮膚科を受診しましょう。
たとえニキビでも、お医者さんに診察してもらえば安心して症状に合った医薬品を処方してもらうことができます。
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