ニキビに効く洗顔料はどれ?肌質別に市販のおすすめ商品を紹介!

ニキビの改善や予防に、洗顔は欠かせないスキンケアです。

洗顔料ひとつにしても、できるだけニキビの改善効果が望めるものを選びたいですよね。

本記事では、肌質やニキビの状態別におすすめ洗顔料や正しい洗顔のやり方を解説します。

この記事でわかること

  • 毎日の洗顔はニキビの予防や改善に効果的
  • 洗顔料はニキビの症状や肌質に合わせて選ぶことが大切
  • ニキビを増やさないためには肌に負担をかけない洗顔をしよう

ニキビの改善と予防に洗顔は効果的

洗顔で肌を清潔に保つことは、ニキビの改善や予防につながります。

まずはニキビに対する洗顔の役割を知っておきましょう。

毛穴詰まりを和らげる

ニキビは皮脂が過剰に分泌されて、毛穴が詰まることで発生します。

洗顔は、肌に付着している余分な皮脂や汚れを取り除く役割があります。

そのため、洗顔で皮脂を取り除くことで、ニキビの原因となる毛穴詰まりを予防します。

炎症を落ち着かせる

ニキビは、炎症を伴う「赤ニキビ」や膿を伴う「黄ニキビ」に進行することもあります。

毛穴に詰まった皮脂をエサに、アクネ菌が繁殖することで炎症や悪化が起きやすくなります。

そこで、殺菌・抗菌作用のある洗顔料を使用することで、ニキビの炎症を抑える効果が期待できます。

赤ニキビ・黄ニキビについて詳しくはこちら

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ニキビに効く洗顔料を選ぶポイント


ニキビに悩む方々は、個人の肌質や肌の状態に合う洗顔料を選択することが大切です。

ここでは、ニキビに効く洗顔料を選ぶ際のポイントを紹介します。

ニキビのタイプ別に有効成分を取り入れる

ニキビのタイプによって、相性のいい洗顔料は異なります。

ニキビは大きく「思春期ニキビ」「大人ニキビ」の2つに分けられます。

「思春期ニキビ」には抗炎症成分

思春期ニキビは、皮脂の分泌が増加しやすい10代にできやすいニキビです。

皮脂の量が多く毛穴が詰まりやすい年代のため、炎症性ニキビにも発展しやすいです。

サリチル酸やビタミンCなど、炎症を抑える抗炎症成分を含む洗顔料を選ぶようにしましょう。

「思春期ニキビ」についてさらに詳しくはこちら!

思春期ニキビの原因とは?皮膚科医が教える効果的な予防・治療法

「大人ニキビ」には保湿成分

大人ニキビは、20代以降でできるニキビの総称です。

この年代では、ストレスの蓄積などで、肌を外部の刺激から守るバリア機能が低下すると、ニキビができやすくなります。

そこで、ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分を含んだ洗顔料を使用するようにしましょう。

乾燥を防ぐことで、肌のバリア機能を強化して、ニキビの発生を防ぐことが期待できます。

「大人ニキビ」についてさらに詳しくはこちら!

大人のニキビを即効解決!原因と効果的な対処法を詳しく解説

自身の肌質に相性のいいものを選ぶ

洗顔料を選ぶ際は、自身の肌質と相性のいいものを選ぶようにしましょう。

肌質によっては、肌に合う成分と合わない成分があります。

例えば、刺激に弱い敏感肌の方が洗浄力の強い洗顔料を使うと、かえって肌荒れしてしまうことがあります。

肌質は時期や年齢によって、変化する場合もあるので、鏡で自分の肌の状態をよく観察してみてください。

肌質ごとのおすすめ洗顔料は以下をチェック

添加物が含まれていないものにする

特に、肌が敏感な方やアレルギー性の皮膚炎を起こしやすい方は、添加物の有無に注意しましょう。

アルコールや鉱物油、パラベンなどの添加物は、肌に刺激を与えることで、アレルギーやかぶれなどの肌トラブルの原因になることがあります。

「無添加」「低刺激設計」などの表記を目印に、添加物が含まれていないか成分表示を確認しましょう。

洗浄力が強すぎないか確かめる

洗浄力の強さが肌に合わないことで肌荒れにつながることもあります。

特に乾燥しがちな肌質の人には合わない可能性があります。

洗浄力が強い洗顔料は、皮脂を過剰に取り去り、肌を乾燥させる可能性があります。

洗顔をしたときに、肌がつっぱる感覚がしないか確かめましょう。

ニキビに効くおすすめの洗顔料

それぞれの肌質ごとにおすすめの洗顔料を紹介します。

肌質は大きく以下の5つに分けられます。

敏感肌 外部刺激に対して過敏な反応を示す肌
脂性肌 皮脂の分泌や油分が多く、テカリやすい肌
乾燥肌 油分と水分のどちらも不足している状態の肌
混合肌 乾燥部位とべたつく脂性肌の部位が共存している肌
普通肌 適切な水分と油分のバランスが保たれている状態の肌

次から、自分の肌質の弱みをカバーしてくれる洗顔料の特徴を確認してみてくださいね。

刺激に弱い「敏感肌」向け

敏感肌の方は、洗浄力の強い成分の刺激によって、肌荒れしやすい特徴があります。

刺激に弱い「敏感肌」の方は、低刺激な成分や設計に配慮された洗顔料を選びましょう。

アレルギーテスト済みなどの商品がおすすめです。

また、摩擦も肌への刺激となるため、泡立ちが豊かなものが適しています。

敏感肌にニキビができやすい原因とは?季節別のケア方法や予防法を解説

dプログラム|エッセンスイン クレンジングフォーム

敏感肌パッチテスト済み・無香料・アルコールフリーなど、敏感肌にやさしい設計の洗顔料です。

摩擦レスなクッション泡で、しっとりなめらかな洗いあがりに。


Curel|皮脂トラブルケア 泡洗顔料

乾燥も気になる敏感肌の方におすすめの洗顔料。

肌のうるおい成分「セラミド」を守りながら皮脂を落とし、有効成分がニキビ・肌荒れを防ぐよう働きかけます。

泡で出てくるタイプなので、そのまますぐに洗顔できるのが嬉しいポイントです。


皮脂量の多い「脂性肌」向け

脂性肌の方は、皮脂量や油分が多くベタつきが気になりやすいのが特徴です。

洗顔で余分な皮脂をしっかりと落とすことが重要です。

毛穴の詰まりを防ぐサリチル酸や高い吸着力があるクレイを含む洗顔料を選びましょう。

赤みを持ったニキビ跡が顔にできている画像 脂性肌(オイリー肌)にニキビができる原因とは?対策のコツを解説!

LA ROCHE POSAY|【洗顔フォーム】エファクラ フォーミング クレンザー

サリチル酸(角質柔軟成分)が配合された洗顔料。

毛穴のつまりの原因となる皮脂汚れや、古い角質をしっかり落とし、肌のざらつき感を減らします。

さっぱりとしたタイプで、ベタつきが気になる脂性肌の方におすすめです。


KANEBO|スクラビング マッド ウォッシュ

皮脂汚れを吸着しやすいクレイ成分を含む洗顔料です。

細かい粒子であるスクラブが入っているため、古い角質もしっかりと除去したい方におすすめです。


水分量の少ない「乾燥肌」向け

乾燥肌の方は、水分量や皮脂量のどちらも不足しがちな点が課題です。

保湿成分が豊富な洗顔料を選びましょう。

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LA ROCHE POSAY|洗顔ジェル トレリアン ハイドレーティング ジェルクレンザー

保湿成分であるセラミド配合で、肌の角質層を守りながら洗うことができる洗顔料。

乾燥肌には洗浄力の強いものは合わないことが多いため、乾燥によって肌が敏感になりがちな方におすすめです。


ロゼット|ロゼット洗顔パスタ荒性肌

植物性のオリーブオイルやココナッツオイルなどの保湿成分が含まれている乾燥肌向けの洗顔料。

強力な洗浄成分を含まず、天然由来の洗浄成分が中心のため、洗顔後の肌がつっぱりにくいのが特徴です。


水分量が少なく皮脂量が多い「混合肌」向け

混合肌の方は、おでこや鼻周りのTゾーンに皮脂量が多く、それ以外の頬などは乾燥している特徴があります。

洗顔料は洗浄力高いものから試して、合わない場合は軽いテクスチャー軽いものへと変更していきましょう。

脂性部位のTゾーンに泡をのせてそのあと頬などに泡をのせる順番で洗顔するなど、皮脂の多い部分と少ない部分をどちらもケアできる洗顔方法や洗顔時間を見つけていくことも重要です。

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Obagi|酵素洗顔パウダー

酵素の働きが古い角質を除去することで、高い洗浄力を発揮するパウダー状の洗顔料。

特に皮脂の多い小鼻やおでこを中心に、泡立てたパウダーを置いて洗うのがおすすめです。


SK-II|フェイシャル トリートメント クレンザー

豊かな泡立つなめらかなテクスチャーが特徴の洗顔料。

洗浄力を担保しながら、マイルドな洗い心地の使用感で、洗顔後の肌のつっぱり感を抑えたい方におすすめです。


水分と油分のバランスが良好な「普通肌」向け

水分と油分のバランスが良好な「普通肌」の方は、肌が比較的健康な状態です。

健康な肌状態をキープするために、刺激の強い洗顔料は避けるのがおすすめです。

ムース状などのきめこまかな泡で洗浄できるアイテムもいいでしょう。

ビフェスタ|泡洗顔 コントロールケア

ミクロの泡がワンプッシュで出てくるタイプの洗顔料。

着色料・アルコールフリーの低刺激な設計かつ、ニキビのできにくいことを検証済みの「ノンコメドジェニックテスト済み」の洗顔料です。

毛穴の奥までこまかな泡が入り込むことで、ニキビのもととなる皮脂や角栓のオフを期待できます。


FEMMUE|コンフォート ムースウォッシュ

ポンプを押すと、なめらかな泡が出てくるタイプの洗顔料。

植物洗浄成分が中心の弱酸性で、肌に刺激を与えず、肌が不安定な状態に傾くのを防ぎます。

ニキビに効果的な正しい洗顔方法

ニキビ対策において、正しい洗顔方法は重要なポイントです。

適切な手順やテクニックを取り入れることで、ニキビの改善や再発予防に効果を発揮します。

ここでは、ニキビに効果的な正しい洗顔方法について解説します。

ぬるま湯で予洗いする

40℃以上のお湯は必要な皮脂までを取り除くことで、肌を乾燥させてしまいます。さらに、温度が低すぎると毛穴を縮めてしまい毛穴の中の汚れを落としづらくなります。適温(33~35℃くらい)のぬるま湯で、まずは毛穴を開かせましょう。

洗顔料を泡立てる

洗顔料を泡立てることで、微細な気泡が毛穴の奥の汚れや余分な皮脂を取り除きやすくなります。肌への刺激となる摩擦を軽減することもできます。

泡を肌にのせる

泡を手の平に取り、顔に均等に広げます。皮脂が多くなりやすいおでこ・鼻周りから先に泡を乗せるのがポイントです。泡を顔にのせたら、泡の部分のみに触れながら、やさしく円を描くように泡で押し洗いしましょう。

ぬるま湯で泡を落とし切る

泡を落とす際も33~35℃くらいのぬるま湯を使いましょう。肌を擦って洗わずに、泡を落とし切る感覚で、ぬるま湯をやさしく顔に当てます。

タオルで擦らずに水分を拭く

洗顔後は、できるだけ柔らかい綿素材などのタオルで水分をぬぐいましょう。タオルを顔に当てる際は、力を入れずに押さえるように水分を取りましょう。

化粧水・乳液で保湿する

化粧水を手のひらに適量をとり、顔全体に優しく押さえるようになじませます。手の温度で、化粧水を人肌に温めながら肌になじませることで、肌に水分が浸透しやすくなります。次に乳液を使って、水分が逃げないようにフタをしましょう。

ニキビで困ったら一度皮膚科へ

ニキビはホルモンバランスの乱れや乾燥など、さまざまな要因で発生します。

ニキビを洗顔のみで完治させるのは、なかなか難しいことが多いです。

より効果的に改善するためには、美容皮膚科で治療を進めましょう。

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この記事の監修医

東京山手クリニック

都丸真依子 医師

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