コンシーラーでシミが消えない人必見!アイテムの選び方からシミ消しの方法まで徹底解説

コンシーラーを使ってもシミがうまく消えない…。

そんな風にお困りではないですか?
コンシーラーは選び方、使い方によって濃いシミが消えるかどうかが全く変わってくるもの。
今回はシミの種類や症状に合わせたコンシーラーの選び方、使い方について詳しく解説していきます。

この記事でわかること

  • コンシーラーはシミの色に合わせて2種類使いするとシミを消しやすい
  • カバー力の高いコンシーラーはスティックタイプかパレットタイプ
  • 下地とファンデーションの後に塗るなどメイクの順番も大切

シミがコンシーラーで消えない理由

コンシーラーでシミが消えない理由は、人によりさまざまです。
メイクでは、カバーしづらいシミができている場合や、コンシーラーをうまく活用しきれていない可能性が考えられます。

まずは、コンシーラーでシミがきれいに消えない場合に、チェックしてほしい4つのポイントを紹介します。
自分に当てはまるものはないか確認してみましょう。

選び方が間違っている

自分のシミの症状を隠しやすいコンシーラーを選べていますか?

シミの濃さ・色などによって、相性のいいコンシーラーはさまざまです。
シミをきれいに隠したいのであれば、コンシーラーの種類によっては、うまく隠しきれない場合があります。

コンシーラーのテクスチャー(質感)の固さや、色味などは多岐にわたります。
まずは、自身のシミの状態にあったコンシーラーを選ぶことが、シミを上手く隠すためのコツになります。

使い方が間違っている

シミを隠すためのコンシーラーの使い方は合っていますか?

コンシーラーは、ピンポイントで肌悩みをカバーしやすいアイテムです。
しかし、隠したい肌悩みによってもコンシーラーの上手な使い方が変わってきます。

例えば、ニキビの場合は隆起をうまく隠す、シミの場合はうまくカバーできるように塗り込むなどです。
そのため、肌悩みに対して、効果的な使い方ができていないと、シミがコンシーラーでうまく消せない場合があります。

他のベースメイクをしていない

コンシーラーのみで、他のベースメイクをしていないと、シミは隠しにくくなります。
実は、コンシーラーだけでシミを隠すことは、難しいためです。
コンシーラーを塗る前に、下地とファンデーションを塗ることで、少しでもシミが薄く見えるようカバーする必要があります。

コンシーラーで消えない種類のシミができている

シミは、いくつかの種類に分けられます。
その中で、そもそもコンシーラーで消すことが難しい種類のシミもあります。

以下ではコンシーラーで消すことが難しい場合がある2種類のシミを紹介します。
自身のシミに当てはまっていないかチェックしてみましょう。

炎症後色素沈着

炎症後色素沈着は、炎症が起こり、メラニンの過剰生成が起こることによってできるシミです。
やけどやキズなどで、肌がダメージを受けると、発生しやすくなります。
色は個人差がありますが、灰褐色や茶褐色、紫褐色のシミが現れやすいです。
同じシミ(色素沈着)の中でも濃淡がある場合や、ダメージによっては広範囲にできる場合もあるため、症状によってはコンシーラーで消すのは難しいタイプのシミです。

脂漏性角化症(老人性イボ)

脂漏性角化症は、イボのように膨らんでいるシミです。
加齢による皮膚の老化が原因で、多くは40歳以上で発生し、増えていきます。
紫外線の影響もあると言われています。
色が濃いものが多く、また膨らんでいることから、コンシーラーで消すのは難しいタイプのシミです。

また、シミの種類に関わらず、色の濃いシミができている場合は、コンシーラーで消すことは難しい場合があります。

シミをコンシーラーで消すためのコツ

シミをコンシーラーで消すためには、コツが要ります。
ここでは、大きく2つのコツを紹介します。

なぜそのコツが必要なのかについての理由も紹介するので、一緒に参考にしてみてください。

スティックタイプかパレットタイプを使う

コンシーラーには、液体や固体など、いろんな形状のものがあります。
用途に合わせて、選ぶべき形状は変わってきます。


特に、シミを消すには、カバー力が高く、ポイントに使いやすいスティックタイプ、パレットタイプを使うのがコツです。
コンシーラーは、固形のものほどカバー力が高い傾向にあります。
そのため、固形で作られているスティックタイプ、パレットタイプはカバー力の高いものが多いです。

また、濃いシミは、広範囲にできるよりもピンポイントでできる場合が多いため、細かい調整がしやすいアイテムと相性が良いと言えます。

色の違う2種類のアイテムを使い分ける

濃いシミを消すためには、コンシーラーを2種類使うのがコツです。
色の違う2種類のアイテムを使うことで、シミが自然な見た目で消えやすくなります。

1つ目のコンシーラーでは、「仕込み用」として、シミの色を打ち消します。
「仕上げ用」の2つ目のコンシーラーで、肌の色とシミを隠した部分の色味を馴染ませます。
これにより、1種類だけ使うよりも、濃いシミが自然見た目消えやすくなります。

自分のシミを消すためのコンシーラーの選び方

ここからは、上記で紹介した2種類のコンシーラーの色の選び方を詳しく解説していきます。
色別におすすめの商品も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

仕込み用コンシーラーはシミの「色」に合わせて選ぶ

一番先に塗る「仕込み」にあたるコンシーラーは、シミの色に合わせて選びましょう。

シミを上手く隠すには、今あるシミの色が自分の肌の「肌色」に近づくようにします。
色を補い合ったり、色を足して中和させることが必要です。

今ある濃いシミの「色」を基準に、シミを目立ちにくくする色をのせましょう。
3種のシミの「色」を基準にした、コンシーラーの色の選び方を紹介します!

「青みがかったシミ」にはオレンジ

青みがかったシミには、オレンジのコンシーラーを選びましょう。
オレンジは、青色の「補色」になります。
そのため、青みを感じるシミには、オレンジ色のコンシーラーを使いましょう。
オレンジ色のおすすめのコンシーラーを紹介します。

※補色とは、重ね合わせると、打ち消しあう性質のある色のことです。

パレットタイプ

高いカバー力がありながら、手の届きやすい価格帯なのがうれしい商品。オレンジ系の3色が入っているため、自分のシミに合あわせて使いやすいです。

スティックタイプ

ハイカバーで崩れにくいコンシーラー。濃いシミをピンポイントでしっかり隠したい方におすすめです。

パレットタイプ

ヨレづらく、肌への高い密着力を持つコンシーラー。仕上がりの美しさをキープしやすく、シミが目立つのを防げます。

「黒っぽいシミ」にはピンク

黒っぽいシミには、ピンクのコンシーラーを選びましょう。
暗く、くすんだように目立つ黒いシミは、ピンク系のカラーで血色感を与えることで、打ち消しやすくなります。
ピンクカラーのおすすめのコンシーラーを紹介します。

スティックタイプ

芯が楕円形になっているため、太さを調整しながら使えます。カバー力がありつつ、柔らかめのテクスチャーで肌になじませやすいアイテムです。

スティックタイプ

ねっとりとした固めのテクスチャーが特徴。UVカット効果もあるため、シミをカバーしながら、紫外線対策もできます。

パレットタイプ

シミをカバーしながら、自然な艶を肌に与えてくれます。カバー力重視というよりは透明感も欲しい方におすすめです。

「茶色っぽいシミ」にはイエロー

茶色っぽいシミには、イエローのコンシーラーを選びましょう。
イエローは、肌色と茶色の中間色のため、茶色いシミを自然にカバーできます。
おすすめのイエロー系のコンシーラーを紹介します。

パレットタイプ

小さめのミラーと、ブラシとチップがついていて色を混ぜてから肌に馴染ませやすいアイテム。左のカラーがイエローの色味になっています。

パレットタイプ

汗水に強く、厚塗り感のない仕上がりを叶えてくれるコンシーラー。柔らかめのテクスチャーながら、シミをしっかりカバーしてくれるアイテムです。

パレットタイプ

しっとりとしたテクスチャーで、透明感を出しながらも肌悩みを隠してくれるアイテム。保湿成分配合で、一日中ヨレにくく乾燥しにくいのがうれしいポイントです。

仕上げ用コンシーラーはファンデーションの「色」に合わせて選ぶ

「仕込み用」のコンシーラーでシミを肌色と中和させるように調整した後は、「仕上げ用」のコンシーラーを重ねます。
「仕上げ用」のコンシーラーには、自分が使っているファンデーションの色に合うアイテムを選びましょう

ファンデーションの色と近いものを、シミ部分に重ね塗りすることで、コンシーラーとファンデーションの境目がわかりづらくなります。

ファンデーションの色味は、大きく分けて3種類あります。
自分がどの種類の色味のアイテムをつかっているのか確認してみましょう。

自分の使っているファンデーションの色味をチェック!

黄みがかった色味がベージュ系、赤みがかった色味がピンク系、その中間色がオークル系です。
メーカーによって別の表現をしていることもあるので、その場合は上の画像を見ながら近いもので考えていきましょう。

以下では、3種のファンデーションの色を基準とした、「仕上げ用」コンシーラーの選び方を解説します。

「ベージュ系のファンデーション」にはベージュ系

ベージュ系のファンデーションをお使いの場合は、同じベージュ系コンシーラーを選びましょう。
おすすめのベージュ系コンシーラーを紹介します。

スティックタイプ

ウォータープルーフでにじみにくいのが嬉しいポイント。スティックタイプで、細かい部分にピンポイントに使うことができます。

スティックタイプ

固めのテクスチャーで肌悩みをしっかり隠すコンシーラー。保湿成分配合で肌の乾燥も防いでくれます。

パレットタイプ

ファンデーションの伸びの良さを持ちながら、コンシーラーのカバー力も持つアイテム。
しっかりカバーしてくれる一方で、石鹸とお湯で落とせるのもうれしいポイント。

「ピンク系のファンデーション」にはピンクオークル系

ピンク系のファンデーションは、「ピンクオークル系」のコンシーラーを使いましょう。

ピンク系のコンシーラーではなく「ピンクオークル系」を選びましょう

「ピンク系」で調べるとカラーコントロール用のピンク系コンシーラーが出てくることが多いです。これでは、肌となじませていく意図とずれてしまうため、ピンクに少し肌色味のかかったピンクオークル系を選ぶのがおすすめです。

おすすめのピンクオークル系のコンシーラーを紹介します。

スティックタイプ

SPF50のPA++++で紫外線対策もできます。素肌のような軽さで、少量でカバーできるため、厚塗り感を抑えたい人におすすめの商品です。

パレットタイプ

それぞれテクスチャーが異なる2色のパレットタイプのコンシーラー。伸びが良く、シミを自然にカバーしやすい商品です。

パレットタイプ

天然由来のミネラルと植物由来のオイル配合で乾燥を防ぐコンシーラー。シミをカバーしやすいスポンジタイプの筆が付属しています。

「オークル系のファンデーション」にはオークル系

オークル系のファンデーションをお使いの場合は、オークル系のコンシーラーを使いましょう。
おすすめのオークル系のコンシーラーを紹介します。

パレットタイプ

3色パレットのコンシーラー。色を混ぜて使うことで、自分のシミを隠しやすい色味が作れます。肌にぴたっと密着してくれて、崩れにくい設計です。

スティックタイプ

ぴたっと密着しやすく、べたつきにくい仕上がりに導くアイテム。固めのテクスチャーで細かい部分にも塗りやすい商品です。

スティックタイプ

塗ってからすぐに乾かず、しっとりと密着するスティックタイプのコンシーラー。肌に程よい艶を与えてくれるのもポイントです。

同じ色味でも明るさなどで違いがある

色味としては、同じものでも明るさが変わると馴染むとは言えません。また、メーカーによって微妙な色の違いはあるため、実際にファンデーションに馴染むかを確認するのがおすすめです。

シミを消すためのコンシーラーの使い方

上記では、消えにくいシミを効果的に消すコンシーラーの選び方について解説してきました。
ここからは、実際に選んだコンシーラーをどのように使っていくかを、4つのステップで紹介します。

1.下地とファンデーションを一番先に塗る

コンシーラーを使う前に、まずは下地・ファンデーションを塗りましょう。
コンシーラーを塗った後に、下地やリキッドファンデーションなどを使ってしまうと、せっかく綺麗に塗ったコンシーラーがヨレやすくなります。
下地やファンデーションで隠せるシミをコンシーラーで消してしまい、厚塗り感の原因にもなります。

2.シミの色に合わせて選んだコンシーラーを塗る

ファンデーションを塗り終わったら、シミの色を打ち消す「仕込み用」コンシーラーを使います。
シミが気になる部分が、隠れるようにのせましょう。
このときシミの上から指やスポンジなどで強く叩くように塗るのは、控えましょう。
色が多少浮いていても、擦叩くなどは、しないことがポイントです。
指やスポンジなどにコンシーラーが移ってしまい、せっかく隠したシミが見えてきてしまうためです。

3.ファンデーションに合わせて選んだコンシーラーを塗る

ファンデーションの色に合わせて選んだ「仕上げ用」コンシーラーをのせます。
このとき、先ほど「仕込み用」コンシーラーをのせた部分よりも、一回り大きめにのせることがポイントです。
肌とシミがある部分が、自然に馴染みやすくなります。

コンシーラーをせて、2~3分経ったら、ぼかしましょう。
ファンデーションとコンシーラーの境目の部分だけ、指やブラシで軽くぼかします。
ファンデーションを塗る前に、少し時間を置くことで、コンシーラーが肌に密着し、きれいな仕上がりになります。

4.パウダーを全体にふわっとのせる

最後にパウダーをふわっとのせましょう。
パウダーをのせることで、メイクが崩れるのを防ぐことができます。
コンシーラーを塗った部分だけにのせると周りとの差ができてしまうため、顔全体にのせましょう。
パフなどを使ってやさしく置くようにのせることがポイントです。
パウダーをのせすぎてしまうと、コンシーラーが取れてしまうことがあるので注意しましょう。

コンシーラーで消えないシミはセルフケアで改善しよう

美しい肌を目指すためには、今以上にシミを増やさないこと、また今あるシミを薄くしていくことも大切です。

シミの原因は、メラニンの過剰生成と肌のターンオーバーの乱れです。
肌のターンオーバーとは、新陳代謝のことで、シミのもととなるメラニン色素の排出が行われます。

また、メラニンは、肌が紫外線などで刺激を受けた際に多く生成されます。
シミを薄くする・予防するためには、メラニンの生成を抑えて、肌のターンオーバーを整えましょう。

日常生活の中では、特に以下の3つのポイントに気を付けましょう。

紫外線対策をする

メラニン生成を促進させる紫外線のダメージを防ぎましょう。
紫外線は、天気が悪い日や室内、また、どの季節でも降り注いでいます。
日焼け止めやUVカット機能のついたカーテンなどを使って、1年を通して紫外線のダメージを避ける工夫が必要です。

美白有効成分配合の化粧品を使う

シミを薄くしていくためには、美白有効成分が配合された化粧品を使いましょう。
美白有効成分とは「メラニンの生成を抑えてシミやそばかすを防ぐ効果」を厚生労働省が承認した成分のことです。
美白有効成分配合の化粧品を使用して、シミの悪化や増加を防ぎましょう。

美白化粧水の選び方はこちらから!

【医師監修】シミ対策におすすめ美白化粧水16選!選び方のコツとケア方法

ビタミンC・ビタミンEをとる

シミを薄くしていくためには、肌に必要な栄養素を身体の内側からとることも重要です。
ビタミンCやビタミンEには、メラニン色素の生成を抑える効果が期待できます。
肌の健康状態を保つのを助けることで、肌のターンオーバーを正常化させます。

普段の食事で積極的に摂取することを意識しましょう。

ビタミンCを豊富に配合する食材 アセロラ・柑橘類・ブロッコリー・ピーマン
ビタミンEを豊富に配合する食材 かぼちゃ・落花生・アーモンド・ピーマン

美容内服を始める

シミを薄くしていくためには、美容内服を始めるのも一つの手です。
美容内服とは、厚生労働省によって、肌への改善効果が認められた有効成分を含む医療用医薬品のことです。

美容内服は、医療用医薬品のため取り扱いのあるクリニックで、医師からの処方を受けることが必要です。
気になった方は一度、美容皮膚科に相談してみましょう。

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この記事の監修医

東京総合美容医療クリニック

福田麻衣 医師

美容皮膚科/美容外科

美しさを求めるすべての人たちに

当院は「あなたのお肌のかかりつけ」をコンセプトに、皆さんのお肌を作り直すサポートをしていきたいと考えております。ただ肌悩みを改善するだけではなく、健康で美しいお肌を取り戻し、笑顔で日々を過ごせるよう、お手伝いさせていただければ幸いです。

住所:〒111-0041 東京都台東区元浅草4丁目9-14 イマス元浅草ビル5階

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