【必読】5分でわかる!突然現れる「肝斑」の原因を徹底解説

シミを消そうとしてケアをしてもなかなか消えない…しかしたらそのシミ、「肝斑」かもしれません。

肝斑に一般的なシミケアをしてしまうと『悪化』する恐れもあるんです。

今回は、そんな肝斑ができる原因について解説します。肝斑の正しい知識を知り、適切なケアをしていきましょう。

肝斑とは?

肝斑は一般的なシミとは大きく異なります。 まずはチェックリストを使って、自分のシミが肝斑かどうかを確認してみましょう。

一般的なシミと大きく異なる『肝斑』って何?

肝斑のある女性

肝斑とは、頬やあご、額、鼻の下にできる薄茶色をしたシミのことです。

肝斑は、左右対称で同じ大きさをしていて、一般的には30代から50代の更年期にさしかかる時期に発生します。

また、閉経とともに薄くなることも特徴の1つです。

肝斑は左右対称!?一般的なシミとの違いを今すぐチェック

シミに悩む20~59歳の約3人に1人が「肝斑」だといわれています。

ずっとシミだと思っていたものが実は肝斑だった、というのはよく聞く話です。

ここでは自己診断できるチェックリストを使って、肝斑かどうかを確かめてみましょう。

*肝斑チェックリスト*




肝斑は一般的なシミとは見た目も異なる点が多いことがわかりますね。

特に上位3つに当てはまる方は要注意です。

ここまでで自分は肝斑かもしれないと感じた方は、この後適切な治し方をご紹介するので、しっかりとチェックしてみましょう。

肝斑の原因はホルモンバランス・紫外線・摩擦の3つ!

肝斑ができる原因は主に3つあります。

それぞれの対策についてもご紹介しているので、日々心掛けて肝斑を予防していきましょう。

① 肝斑特有の原因!女性ホルモンのバランス?

肝斑特有の原因でもある女性ホルモンのバランスの乱れ

ホルモンバランスが乱れた女性

肝斑は、更年期にさしかかって女性ホルモンのバランスが崩れたときに発生します。

また、妊娠中やピルの服用によって大きくホルモンのバランスが崩れたときにも発生します。

これは、女性ホルモンのバランスの変化がメラノサイトの動きを活性化させ、黒色のメラニンが多く作り出されることで肝斑を引き起こします。

ホルモンバランスを安定させるには生活習慣を見直そう!

ストレスをためないことや、食事、睡眠などの生活習慣を見直すことで、ホルモンバランスを安定させることができます。

ホルモンの分泌を乱す要因となるストレスを軽減するには、何も考えずぼーっとする時間を作り、リラックスすることが大切です。

MEMO
女性ホルモンの分泌を調整してくれるビタミンEを積極的に取り入れることや湯船につかり質の良い睡眠をとることも大切。

② 紫外線が肝斑を濃くさせる!

実は紫外線も肝斑を悪化させる原因の1つ!

曇りや雨の日でも紫外線対策はしていますか?

もともと肝斑の場所には慢性炎症の病態があることから、UVによって表面化します。

そのため、紫外線に当たることによってメラニンを形成し、肝斑を目立ちやすくしていることが憎悪原因とされています。

紫外線対策は肝斑を治すためにも徹底しましょう。

室内でも日焼け止め必須!徹底的な紫外線対策を

紫外線は室内でも入ってくるため、家の中にいても日焼け止めは必ず塗りましょう。

曇りや雨の日でも対策は必要で、2時間に1回は日焼け止めを塗りなおすように心がけましょう。

③ 肝斑には摩擦が大敵!

摩擦が加わるとメラノサイトを刺激し、メラニンを発生させる断面図

肌に摩擦による刺激が加わるとメラノサイトに作用し、メラニンの活性化を促してしまうため肝斑を悪化させます。

摩擦は皮膚のバリア機能を破壊してしまうため、肝斑を治りづらくさせることにもつながります。

日々の洗顔やスキンケアで摩擦対策をしっかりと

クレンジングは摩擦の少ないクレンジング剤を使い、指の腹を使ってたっぷりのクレンジングで落としましょう。

洗顔はしっかりと泡立て、泡で汚れを落とすような感じで洗いましょう。

タオルはこすらず、スキンケアも手のひらでなじませるようにすることが大切です。

注意
特にシート状のクレンジングは摩擦でメイクを落とすため絶対にNG。

できてしまった肝斑は自然には治らない!薬で治療しよう

できてしまった肝斑は薬で治すのが効果的です。

肝斑は閉経とともに消える傾向にありますが、それ以外で自然に治ることはありません。

そのため適切なケアが必要です。

おすすめの治し方は薬!安くて効果的な治療法は皮膚科に頼って

肝斑を適切に治したい方は美容皮膚科で薬を処方してもらいましょう。

レーザーなどの治療法もありますが、価格的に手が出せない場合や、悪化してしまう可能性もあるため1番は内服薬で治療することをお勧めします。

ここでは、一般的に処方される2つの内服薬をご紹介します。

トラネキサム酸は内側から肝斑を除去

トラネキサム酸という成分は、メラニンを作り出すメラノサイトに働きかけ、色素沈着を抑制する効果を期待できます。

しかし止血作用も持つため、担当の医師と相談しながら服用するようにしてくださいね。

ハイドロキノンは安全で美白効果たっぷり

ハイドロキノンは安全性の高い美白剤で、表皮基底層のメラニン細胞のメラニン産生を抑制します。

ちなみに、メラニン色素を押し出す『トレチノイン』との相性がいいため、併用をお勧めします。

まとめ

肝斑は一般的なシミとは違う症状があるため、肝斑に合わせたケアが必要です。

適切なケアをして、綺麗なお肌を手に入れましょう。

そのためにも、今回の記事を参考に、生活習慣やスキンケアの改善、紫外線対策にもぜひ取り組んでみてくださいね。

今回ご紹介したトラネキサム酸やハイドロキノンは、皮膚科でしょほうしてもらうことができます

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