おしりニキビは、普段は人目に触れないので放置しがちですよね。
しかし、そのままにしておくと、温泉に行ったり夏に水着を着たりするときに、おしりニキビが気になってしまうこともあるでしょう。
そんな事態を避けるためにも、おしりニキビの治し方に関する知識を身につけて、適切に対処して実践していきましょう。
そして、おしりニキビと永遠にさよならするために、ぜひ予防もできるようにしていきましょう!
目次
おしりニキビの原因
おしりニキビは、放置していると、ニキビがつぶれたり、痛みが出てきたり、黒ずみになったりする可能性があります。
また、おしりニキビは顔のニキビに比べて治りにくいという性質があります。
この性質は、おしりニキビのできる原因が影響しています。
おしりニキビの発生には、主に4つの原因があります。
ここでは、そもそもニキビができやすいおしりの皮膚の特徴や、外的要因などからなる原因を紹介します。
おしりニキビの原因を理解して、対策や予防につなげていきましょう!
おしりニキビの原因①毛穴の塞がり
毛穴が詰まると、毛穴の中に皮脂が溜まって、ニキビの原因菌であるアクネ菌が増殖します。
その結果、ニキビができてしまいます。
おしりで毛穴が詰まる原因は、主に洗い残しと長時間座ることの2つが挙げられます。
おしりはお風呂で洗う際に、洗い残しが起きやすい部位です。
この洗い残しがあると、すすぎ残したシャンプーやボディソープがアクネ菌の栄養源になったり、古い角質が溜まって毛穴が詰まりやすくなります。
長時間座ると、摩擦が起きたりおしりの皮膚に負担がかかったりして、皮膚が角化します。
皮膚が角化すると毛穴が塞がり、その結果、毛穴が詰まりやすくなります。
おしりニキビの原因②酸素が届きにくく蒸れやすい環境
おしりは酸素が届きにくく蒸れやすい環境です。
ニキビの原因菌であるアクネ菌は、酸素が少ない環境を好みます。
そのため、酸素が届きにくい環境では、アクネ菌が増殖しやすく、ニキビができやすいです。
おしりが蒸れることで、汗や汚れが皮脂と混ざってしまい、アクネ菌の栄養源となり、ニキビの発生につながります。
おしりに酸素が届きにくくなったり、おしりが蒸れたりする原因には、衣類による締め付けと生理でナプキンを使うことの2つが挙げられます。
スキニーパンツなどの肌にピタッと密着する締め付け感のある衣服を着たり、生理でナプキンを使用したりすると、通気性が悪いために、酸素が届きにくく、蒸れやすい環境ができてしまいます。
おしりニキビの原因③代謝の低下
新陳代謝が低下すると、水分を体外に出しにくくなり、毛穴が詰まっていきます。
詰まった毛穴に皮脂が排出されずにどんどん溜まり、結果としてニキビができやすくなります。
新陳代謝が低下する原因には、リンパの詰まりや血液の悪循環、さらに睡眠不足などが挙げられます。
おしりニキビの原因④ターンオーバーの乱れ
ターンオーバーの周期は、年齢を重ねると長くなると言われています。
20代くらいで28日程度、60代になると100日程度の周期でターンオーバーが起こります。
ターンオーバーは、周期に合わせて繰り返されており、皮膚の新しい細胞が成長すると皮膚表面に出て、最後に垢として剥がれ落ちていきます。
このターンオーバーの周期が長くなると、皮膚の新しい細胞が育ちにくくなり、代わりに皮膚の古い細胞が表面に鎮座し、古い角質が溜まっていきます。
その結果、毛穴が詰まり、ニキビができやすくなります。
ターンオーバーの周期が乱れる原因には、摩擦などによる肌への刺激が多いことと食生活が適切ではないことの2つが挙げられます。
衣服が触れて摩擦を起こしたり、おしりをかいたりすることによって、おしりに刺激が与えられてターンオーバーの周期が乱れます。
また、食生活が適切ではない場合にもターンオーバーの周期が乱れ、食生活が適切だと正しいサイクルに戻ります。
ターンオーバーの周期が乱れやすくなる食生活には特徴があります。
ターンオーバーの周期が乱れやすくなる食生活をしていないか、ここでセルフチェックしてみましょう。
おしりニキビの対策法
おしりニキビの対策法には、主にセルフケアと医療機関でのケアの2種類があります。
おしりニキビのセルフケア
おしりニキビのセルフケア方法を、2つ紹介します。
セルフケア対策①市販の塗り薬の使用
市販薬を使用することで、おしりニキビを治すことができる場合があります。
ただし市販薬は、長期的に使用するのではなく、一時的に炎症を抑えるために使用しましょう。
おしりニキビに効果のある成分を紹介します。
・グリチルリチン酸2K
グリチルリチン酸2Kは、甘草の根の部分に含まれる成分です。
肌の炎症を抑えたり、肌荒れを防いだり、肌をきめ細やかにする作用があります。
・カモミラエキス
カミツレの花から抽出して得られる成分です。
肌の保湿をしたり、肌の炎症を抑えたり、肌を引き締める作用があります。
・セラミド
肌の角質層の中にある成分です。
肌の保湿をしたり、肌を摩擦や群れなどの刺激から皮膚を守る作用があります。
おしりニキビを治すのにおすすめな市販薬を紹介します。
抗菌力のあるオキシテトラサイクリン塩酸塩と、抗炎症作用のあるヒドロコルチゾンが配合されています。
ヒドロコルチゾンは副腎皮質ステロイドです。
殺菌効果のあるクロルヘキシジングルコン酸塩が配合されています。
ノンステロイドなので、ステロイドの副作用が心配な人にもおすすめです。
抗生物質のクロラムフェニコールが配合されています。
ノンステロイドなので、ステロイドの副作用が心配な人にもおすすめです。
セルフケア対策②ビタミン剤の使用
ビタミン剤を使うことで、皮脂の分泌をコントロールして、炎症を抑えることができます。
ビタミン剤を使用する際は、過剰摂取にならないように気を付けましょう。
ビタミン剤の一例を紹介します。
ビタミンB群が配合されています。
亜鉛、ビタミンB群、ビタミンEが配合されています。
必須アミノ酸、ビタミンB群、ビタミンEが配合されています。
おしりニキビの医療機関でのケア
医療機関では、セルフケアでは実施しづらい治療もすることができ、市販薬よりも効果の高い薬を処方してもらえることもあります。
おしりニキビはセルフケアしにくい場所にできることもあります。
このように、セルフケアしにくい場所におしりニキビができた場合や、症状が悪化している場合は、医療機関で治療することをおすすめします。
医療機関でのケア①外用薬の使用
外用薬とは、皮膚や粘膜に直接塗ったり貼ったりして使う薬のことです。
医療機関で処方されることのあるニキビ治療向けの外用薬の一部には下記などがあります。
・クリンダマイシンゲル
タンパク質が合成するのを阻害し、殺菌作用があります。
その結果、おしりニキビの炎症を抑えることができます。
・ベピオゲル
抗菌作用とピーリング作用があります。
この二つの効果により、おしりニキビの炎症を抑え、おしりニキビ跡の改善も促進します。
医療機関でのケア②内服薬の使用
内服薬とは、口から飲み込み胃や小腸で溶けて吸収される薬のことです。
おしりニキビは場所の特性上、アンダーウェアパンツに薬が付くのが嫌な場合や、薬を塗るのが難しい位置にできてしまった場合など、塗り薬を使いたくないこともあります。
そんな時でも使うことができるのが、内服薬のメリットです。
医療機関で処方されることのある内服薬の一部には下記などがあります。
・イソトレチノイン
皮脂の過剰分泌を抑える作用と、抗炎症作用があります。
この二つの効果により、おしりニキビの炎症を抑えることができます。
医療機関でのケア③ケミカルピーリング
ケミカルピーリングとは、肌に薬剤を塗り古い角質を溶かして柔らかくし、毛穴の詰まりを取り除く治療のことです。
この治療を行うことにより、肌の新陳代謝がアップし、肌のターンオーバーが促進されます。
しかし、肌を溶かす薬剤を使っているので、皮膚が薄い人は、医師としっかり相談したうえで慎重に判断しましょう。
医療機関でのケア④イオン導入
イオン導入とは、微弱な電流を肌に流すことで、普段のスキンケアでは肌の奥深くまで届かない、美容成分を浸透させていく治療のことです。
ニキビの対策の場合、ビタミンCを浸透させていくことが多いです。
この治療を行うことにより、ビタミンCの効果でニキビの炎症を抑えたり、皮脂の分泌をコントロールしてニキビの原因である皮脂の過剰分泌を抑え、ニキビの発生を抑えることができます。
おしりニキビの予防法
ここでは、おしりニキビの予防法を4つ紹介します。
まずは、すぐにできるものから始めてみましょう。
おしりニキビの予防法①衣服の調整
おしりニキビの予防において大事なのは、蒸れやすい服や下着を着ないことです。
今回は、そのためにできることをいくつか紹介します。
ニキビの予防のためにできることは、通気性の良い衣服を着ることです。
通気性の良い服を着ることで、おしりの蒸れを避けることができ、おしりニキビの予防につながります。
ゆったりとしたスカートやワイドパンツを着るのがおすすめです。
特に、スキニーパンツは、血流を妨げたり蒸れた環境を作りやすいので注意が必要です。
ニキビ予防のためにできることは、低刺激の洗剤で衣類を洗うことです。
たとえしっかりと衣類を洗っていたつもりでも、化学成分がすすぎ残されてしまうことがあります。
そのため、高刺激の洗剤を使うと、衣服を着たときにおしりへの刺激となり、おしりニキビを誘発することがあります。
ニキビの予防のためにできることは、下着類を分けて洗うことです。
普段、服は柔軟剤を使って洗う人が多いですが、下着類は柔軟剤を使わずに洗うことが好ましいです。
柔軟剤を使って洗うことで、生地の吸水性が悪くなることがあるので、柔軟剤で洗った吸水性の落ちた生地の下着を使うことで、おしりにとって良くない環境を作ってしまいます。
そのため、柔軟剤を使う衣類と、柔軟剤を使わない下着類とで分けて洗うことが好ましいです。
ニキビの予防のためにできることは、下着の選び方を工夫することです。
下着を選ぶときは、自然素材であるコットンを選んだり、ポリエステルなどの化学繊維を避けて選びましょう。
自然素材であるコットンは、吸湿性に優れているため下着内を蒸れにくくしてくれます。
ポリエステルなどの化学繊維を避けることで、おしりへの刺激を減らしたり、蒸れにくい環境作りをしやすくなります。
おしりニキビの予防法②生活習慣の見直し
おしりニキビの予防において大事なのは、規則正しい生活習慣にすることです。
生活習慣が不規則な状態が続くとおしりニキビができやすい環境ができてしまいます。
特に、おしりニキビができる主な原因は、毛穴の塞がり、酸素が届きにくい環境、代謝の低下、ターンオーバーの乱れです。
それらの原因を引き起こさないような生活習慣をまとめたので、チェックしてみましょう。
規則正しい生活習慣で過ごせている?
おしりニキビの予防法③食生活の見直し
おしりニキビの予防において大事なのは、偏った食生活をしないということです。
偏った食生活は、必要な栄養素の不足を引き起こします。
特に、スナック菓子や甘いもの、揚げ物は食べ過ぎないように気を付けましょう。
また、食生活を通じてターンオーバーを正しいサイクルに戻すことで、おしりニキビの予防をすることができます。
ターンオーバーを正しいサイクルに戻すためには、栄養素をバランスよく摂取することが大切です。
ここでは、主要な栄養素と、その栄養素を摂取することのできる食材を紹介します。
・ビタミンA
ビタミンAは、肌のターンオーバーを促進するだけでなく、シミ・たるみ・毛穴詰まり・日焼けを改善したり、美白・保湿を促進したりする効果があります。
その結果、ビタミンAを摂取することは、ニキビの改善や予防に役立ちます。
また、ビタミンAは、体内で作ることができない栄養素なので、食事やスキンケアなどで外部から摂取することが重要になってきます。
また、脂溶性ビタミンなので、食材を油で調理すると体内に吸収しやすくなります。
ビタミンAを摂取することのできる食材には、レバーや卵、アーモンド、ほうれん草などがあります。
・ビタミンB群
ビタミンB群は、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンの8種類の栄養素のことです。
ビタミンB群は、疲労回復や細部の再生の促進、代謝の促進、貧血予防といった効果があります。
ビタミンB群の栄養素は、栄養素同士で働き合う関係にあるので、バランスよく摂取していくことが重要になってきます。
また、水溶性ビタミンなので、摂取しすぎた分は尿として排出されます。
つまり、多く摂取した分を体内に蓄えておくことができないのです。
ビタミンAを摂取することのできる食材には、レバーや卵、アーモンド、煮干しなどがあります。
・ビタミンC
ビタミンCは、ターンオーバーを促進するだけでなく、シミ・たるみ・くすみ・黒ずみ・乾燥・角化などを改善する効果があります。
その結果、ビタミンCを摂取することは、ニキビの改善や予防に役立ちます。
ビタミンCは、体内で作ることができない栄養素なので、食事やスキンエアなど外部から摂取することが重要になってきます。
また、水溶性ビタミンなので、摂取しすぎた分は尿として排出されます。
つまり、多く摂取した分を体内に蓄えておくことができないのです。
ビタミンCを摂取することのできる食材には、ブロッコリーやキウイフルーツ、イチゴ、アセロラなどがあります。
・ビタミンE
ビタミンEは、ターンオーバーを促進するだけでなく、シミ・くすみ・炎症・血行を改善したり、自律神経を整えたり老化を防いだりする効果があります。
その結果、ビタミンEを摂取することは、ニキビの改善や予防に役立ちます。
ビタミンEは、様々な食材に含まれているので、不足することはほとんどありませんが、偏った食事をすると摂取しにくくなります。
また、脂溶性ビタミンなので、油で調理すると体内に吸収しやすくなります。
ビタミンEを摂取することのできる食材には、アボカドやかぼちゃ、豆乳、ほうれん草などがあります。
・タンパク質
タンパク質は、しわ・たるみ・肌荒れ・代謝を改善したり、ハリや弾力のある肌作りを促進を促進する効果があります。
その結果、タンパク質を摂取することは、ニキビの改善や予防に役立ちます。
また、タンパク質は、三大栄養素(タンパク質・炭水化物・脂質)と呼ばれているほど、重要な栄養素です。
アミノ酸が組み合わせを変えて結合することで、色々な種類のタンパク質が出来上がっています。
20種類あるアミノ酸のうち、体内で作ることができるものは11種類です。
反対に、体内で作ることができないものは9種類あり、必須アミノ酸と呼ばれています。
そのため、食事などで摂取していくことが重要になります。
タンパク質を摂取することのできる食材には、ささみや油揚げ、卵、チーズなどがあります。
・カリウム
カリウムは、細胞の新陳代謝に必要な栄養素であり、カリウムが不足すると老廃物の排出が滞ります。
反対に、カリウムが足りていると、新陳代謝を促進する効果があります。
その結果、カリウムを摂取することは、ニキビの改善や予防に役立ちます。
カリウムは、必須ミネラルと呼ばれ、体内で作ることができない栄養素なので、食事など外部から摂取することが重要になってきます。
カリウムを摂取することのできる食材には、アボカドやほうれん草、キウイフルーツ、ひじきなどがあります。
・カルシウム
カルシウムは、ターンオーバーを促進するだけでなく、しわ・乾燥を改善し、睡眠に誘導する効果もあります。
その結果、カルシウムを摂取することは、ニキビの改善や予防に役立ちます。
カルシウムは、必須ミネラルと呼ばれ、体内で作ることができない栄養素なので、食事など外部から摂取することが重要になってきます。
カルシウムを摂取することのできる食材には、ししゃもやサクラエビ、ヨーグルト、ひじきなどがあります。
おしりニキビの予防法④ピーリング石鹸の使用
ピーリング石鹼とは、医療機関で受けることのできるケミカルピーリングと似たような効果を期待できる石鹸のことです。
ピーリング石鹼を使うことで、不必要な皮脂や角質を落とすことができ、おしりニキビの防止に繋がります。
また、おしりニキビの予防だけではなく、おしりのくすみを落とすことで、肌のトーンアップ効果も期待することができます。
ここでは、ピーリング石鹼の選び方、使う際のポイント、おすすめの商品について説明をします。
ピーリング石鹼の選び方には、成分で選ぶ方法と濃度で選ぶ方法の2種類があります。
まず、ピーリング石鹸を成分で選ぶ方法について紹介します。
ピーリング石鹼に含まれている成分の中で、選ぶ際に重要となるのが、AHAとBHAです。
成分名 | AHA(アルファヒドロキシ酸) | BHA(ベータハイドロキシ酸) |
強さ | ◎ | 〇 |
効果 | ピーリング効果 (角質層の表面に浸透するため) |
ピーリング効果 特に、毛穴の凹凸を目立たなく する効果 (角質層の表面に浸透するため) (古い角質を除去できるため) |
場所 | 場所市販のピーリング石鹸で 使われていることが多い |
医療機関で 使われていることが多い |
使うことを お勧めする人 |
敏感肌の人 | より強い効果を求める人 |
このように、AHAの方が刺激が少ないため、基本的には、AHAが含まれているものを選ぶことをお勧めします。
まずはAHAの含まれているものを使ってみて、より強い効果のものに変えたいと思うようになったら、BHAの含まれているピーリング石鹸を使ってみましょう。
次に、ピーリング石鹼を濃度で選ぶ方法について紹介します。
ピーリング石鹼はものによって含まれている成分濃度が違います。
AHAとBHAの濃度を確認し、自身の肌質に合わせてピーリング石鹼を選びましょう。
敏感肌の方は、成分濃度が1%未満のピーリング石鹼を選ぶことをお勧めします。
普通肌の方は、成分濃度が4~5%前後のピーリング石鹼を選ぶことをお勧めします。
ここでは、おすすめの市販のピーリング石鹼を紹介します。
AHAが4.0%配合された石鹸です。
無香料・無着色で、パッチテスト・アレルギーテスト・ノンコメドジェニックテスト済みなので、安心して使うことができます。
グリコール酸が配合されており、使用すると少しピリピリした感じがします。
丸い形の石鹸なので、簡単に泡立てることができます。
AHAが2%配合された石鹸です。
脂性肌の方やニキビ肌の方に特におすすめです。
泡立て剤を使用しておらず、植物油脂で作られているので、純石鹸を探している人におすすめです。
AHAが1.0%配合された石鹸です。
無香料・無着色で、パッチテスト・アレルギーテスト・ノンコメドジェニックテスト済みなので、安心して使うことができます。
AHAの配合率が低いので、初めて使う人や刺激の少ないピーリング石鹸を探している人におすすめです。
AHAが1.0%配合された石鹸です。
ティートゥリーオイルという肌の調子を整える成分も配合されているので、特に敏感肌の人におすすめです。
AHA成分配合
保湿成分も配合されており、使った後の肌のプルプル感が特徴
おしりニキビと間違いやすい病気
ここでは、おしりニキビと似ていて間違いやすい病気を紹介します。
皮膚の病気の場合、自宅でのケアで治すことはできないので、医療機関で診てもらう必要があります。
間違いやすい病気①マラセチア毛包炎
マラセチア毛包炎とは、マラセチアという常在菌のカビが、汗や蒸れによって増殖してできる炎症のことです。
アクネ菌によってできるニキビとは、原因となる菌が異なります。
マラセチア毛包炎の特徴としては、毛穴に一致した赤いポツポツができることが挙げられます。
症状が進むと、かゆみが出てきたり、白い膿がみられるようになったりします。
間違いやすい病気②脂肪種
脂肪種とは、皮膚の下に発生する、脂肪が薄い膜につつまれたしこりのことです。
脂肪種の特徴としては、ぷくっとふくらみがありボールのような見た目で、触ると柔らかいことが挙げられます。
自然治癒は見込めず、手術で治すことが必要になります。
脂肪種が大きくなってから手術をする場合、術後の傷跡が大きくなってしまうことがあります。
綺麗なおしりを保つためにも、早めの診療が大切です。
間違いやすい病気③化膿性汗腺炎
化膿性汗腺炎とは、アポクリン汗腺の多い部位でゆっくりと慢性的に、細菌感染を繰り返すことが特徴の皮膚疾患です。
化膿性汗腺炎の見た目の特徴としては、赤いぶつぶつができているように見えることが挙げられます。
放置しすぎると、稀に皮膚がんの発生に影響を与えることがあります。
間違いやすい病気④性器カンジタ症
性器カンジダ症とは、カンジダ属のカビによって引き起こされる性器の感染症のことです。
性器カンジダ症の特徴としては、デリケートゾーンのかゆみ、発疹、白いヨーグルト上状のおりものの増加、性交痛があることが挙げられます。
デリケートゾーンにこのような違和感を感じた場合は、皮膚科ではなく、産婦人科や泌尿器科で診てもらいましょう。
正しい知識でおしりニキビをケアしよう
おしりニキビには、様々な医療機関での治療方法やセルフケア方法があります。
まずはできる方法を試してみて、おしりニキビの対策をしていきましょう。
また、これからおしりニキビをぶり返さないためにも、おしりニキビの予防法を実践してみましょう!
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