トランサミンとトラネキサム酸の違いは?効果や市販薬、副作用についても解説

トランサミンとトラネキサム酸って同じ効果なの?

名前が似ているトランサミンとトラネキサム酸ですが、結局のところ何が違うのかわからないという人も多いのではないでしょうか?
実はトランサミンとトラネキサム酸は成分名とその成分を有効成分とする医薬品という関係で、持つ効果は全く一緒なのです。

この記事では、トランサミンとトラネキサム酸の違いや効果、副作用まで詳しく解説します。
トランサミンとトラネキサム酸について正しく理解し、美容効果を得ましょうね。

この記事でわかること

  • トランサミン・トラネキサム酸の違いは成分名か商品名か
  • どちらも効果は同様で、のどの痛みや湿疹の緩和、メラニン色素の発生を抑制するなど
  • 副作用や注意点があるため使用する前に確認しておくのがおすすめ

トランサミンとトラネキサム酸の違いとは

いくつかの種類の内服薬のシートを手に持つ医師

トランサミンとトラネキサム酸は持つ効果は全く同じです。
ではなぜ名前が異なるのでしょうか?

ここからは、その理由やそれぞれの違いについて詳しく解説していきます。

トランサミンとトラネキサム酸の違いは商品名か成分名かの違い

トランサミンとトラネキサム酸は、実は同じ効果を持っています。

なぜそれぞれの名前が違うのでしょうか?
その理由は、「トランサミンは商品名でトラネキサム酸は成分名だから」です。

トラネキサム酸とは、人工的に作られたアミノ酸のひとつで、医薬品などに含まれる成分です。
そしてトランサミンとは、そのトラネキサム酸を主成分として含む薬を指す名称のことです。

つまり、両者はどちらもトラネキサム酸という同じ成分の効果を持ちます。
そのため、結果的に「トランサミンとトラネキサム酸は同じ効果を持っている」と言えるのです。

「トラネキサム酸」という名称のジェネリック医薬品(※)も販売されている

トランサミンは、先発医薬品の特許満了後、その有効成分から名称をとった「トラネキサム酸」というジェネリック医薬品が複数の会社から販売されています。
このジェネリック医薬品の「トラネキサム酸」とトランサミンも持つ効果は同じです。

※ジェネリック医薬品とは、先発医薬品の特許が切れた後に、先発薬と同じ有効成分や効能・効果を持つ医薬品として販売される後発医薬品のこと。

トランサミン(トラネキサム酸)の効果

白い錠剤が散らばった様子

トランサミン(トラネキサム酸)は美白効果のほかにも、さまざまな効果を持つ薬です。
具体的に、どのような症状に効果的な薬であるか見ていきましょう。

トランサミン(トラネキサム酸)の主な効果は以下のようなものがあります。

  • のどの痛みを抑える
  • 口内の炎症を抑える
  • メラニン色素の発生を抑える
  • 湿疹及びその類症を緩和する
  • 出血を抑える

これらの効果により改善が期待できる主な症状は以下の通りです。

効果 のどの痛みを抑える 口内の炎症を抑える メラニン色素の発生を抑える 湿疹及びその類症を緩和する 出血を抑える
改善が期待できる症状 ・扁桃炎
・咽喉頭炎
・咽喉痛
・口内炎
・歯肉炎
・シミ
・肝斑
・色素沈着
・蕁麻疹
・紅斑
・生理痛
・月経過多

トラネキサム酸の効果については下の記事でより詳しく紹介しています。
もっと詳しく知りたい!という方は是非読んでみてくださいね。

▼トラネキサム酸の効果についてのより詳しい記事はこちら           

トラネキサム酸の効果を解説!「トラネキサム酸錠250mg」のシミ・肝斑への美白効果は?
トランサミン(トラネキサム酸)の市販薬と処方薬の違い

トランサミン(トラネキサム酸)には市販薬もあります。

市販薬と処方薬の違いは、有効成分の含有量と剤形の豊富さです。

基本的には市販薬よりも処方薬の方が有効成分の配合量が多いです。

また、処方薬には錠剤をはじめとする経口剤型のほか、点眼薬、歯肉用軟膏など、使用目的に応じた様々な剤形があります。

▼トランサミン(トラネキサム酸)の市販薬についての詳しい記事はこちら            

トラネキサム酸は市販で買える?シミや喉の痛みにおすすめの薬を紹介

トランサミン(トラネキサム酸)の副作用・注意点

トランサミン(トラネキサム酸)には、副作用・注意点があります。
安全に使用するために、どんなものがあるのかしっかりチェックしておきましょう。

トランサミン(トラネキサム酸)の服用で生じる可能性のある副作用の症状は以下のようなものがあります。

  • 食欲不振
  • 吐き気
  • 下痢
  • 痙攣(けいれん)

トランサミン(トラネキサム酸)の特性上、以下に当てはまる方は使用に注意が必要です。

  • 血栓がある方および血栓症が現れるおそれがある方
  • 寝たきりの状態である方
  • 腎不全の症状がある方
  • 妊娠中または授乳中である方
  • 止血剤である「トロンビン」を使用している

▼妊娠中のトランサミン(トラネキサム酸)の使用についての詳しい記事はこちら 

水と内服薬を手にしている人の画像 トラネキサム酸は妊娠中に服用できる?胎児への影響や服用時の注意点について解説

忙しい人はトランサミン(トラネキサム酸)をオンラインで購入するのもおすすめ

医療用のトランサミン(トラネキサム酸)を購入したいときは、医療機関で診察を受ける必要があります。
とはいえ、なかなか病院に行く時間が取れない時もありますよね。

そんな時は、オンライン診療で薬を処方してもらうというのも一つの手です。

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この記事の監修医

東京山手クリニック

藤原東華 医師

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当院は「あなたのお肌のかかりつけ」をコンセプトに、皆さんのお肌を作り直すサポートをしていきたいと考えております。ただ肌悩みを改善するだけではなく、健康で美しいお肌を取り戻し、笑顔で日々を過ごせるよう、お手伝いさせていただければ幸いです。

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