ニキビをちゃんと治したいけど、どの薬が本当に効くのか分からない…
そんな経験はありませんか?
今回は、ニキビに効くおすすめの薬とその選び方、効果的な使い方を解説します。
ニキビの薬の効果や使い方を知って、気になるニキビとおさらばしちゃいましょう!
目次
ニキビ治療薬は症状ごとに適した処方薬がある

そもそもニキビには、進行度別に大きく分けて4つの症状があります。
ニキビは、一般的に「白ニキビ」→「黒ニキビ」→「赤ニキビ」→「黄ニキビ」の順番に症状が進行していきます。
それぞれの種類によって、効果的な治し方や医薬品が異なります。
これまでなにをやってもニキビが改善されなかったという方は、自分のニキビの種類に適していない方法を試されていた可能性があります。
ニキビの症状ごとに有効な薬の成分や対策などが変わるので、自分がどの症状なのかを見極めることはとても大事です。
自分のニキビがどの種類かわからないという方は、こちらの記事でぜひしっかり見分けてみてくださいね。
また、それぞれの症状についての詳しい説明は、以下の記事でも行なっているのでチェックしてみてください。
【症状別】ニキビによく効く成分
先ほど、ニキビには4つの症状があると紹介しました。
ここでは、それぞれの症状ごとに有効とされている成分をいくつかピックアップして紹介します。ニキビによく効く成分を知って、自分で薬を選ぶ際の参考にしましょう。
【白/黒ニキビ】毛穴の詰まりを改善する成分

白ニキビや黒ニキビは、毛穴に皮脂が溜まってしまうのが原因です。
これらのニキビの治療には、特に毛穴詰まりを改善する成分が効果的でしょう。
毛穴詰まりを改善してくれる成分には、主に次の2つが挙げられます。
-
アダパレン
アダパレンは、毛穴の出口で厚くなった角質を整え、詰まりを改善する成分です。白ニキビや黒ニキビの原因となる「毛穴詰まり」を根本から防ぎ、新しいニキビができにくい肌状態へ導きます。ニキビ治療の基本薬として医療現場でも広く使用されています。 -
過酸化ベンゾイル
過酸化ベンゾイルは、毛穴詰まりを改善すると同時に、ニキビの原因菌の増殖を抑える成分です。軽いピーリング作用があり、白ニキビ・黒ニキビの初期段階に効果が期待できます。抗生物質と違い、耐性菌ができにくい点も特徴です。
【赤ニキビ】炎症を抑える成分

赤ニキビは、溜まってしまった皮脂の中に潜む細菌によって皮膚が炎症を起こしてしまうことで発生します。
ですので、赤ニキビを治すには炎症を抑える成分が効果的です。
抗炎症作用を持つ成分で、ニキビの治療によく使用されるのは、以下のようなものがあります。
-
「クリンダマイシンリン酸エステル」
グリンダマイシンリン酸エステルは、赤ニキビの原因となるアクネ菌の増殖を抑える抗菌成分です。炎症が起きて赤く腫れたニキビに作用し、悪化を防ぎながら症状の改善を促します。医療機関で処方される外用抗生物質のひとつで、炎症性ニキビの治療に広く使われています。
【黄ニキビ】殺菌作用のある成分

黄ニキビの原因は、皮脂の中に潜む細菌の繁殖による患部の化膿です。
黄ニキビを治すなら、殺菌作用を持つ成分を含む薬を使用しましょう。
殺菌作用を持つ成分で、ニキビの治療に使われるものには主に次の2つがあります。
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「ナジフロキサシン」
ナジフロキサシンは、ニキビの原因菌に直接作用する抗菌成分です。膿をもった黄ニキビなど、炎症が進んだ状態のニキビに用いられ、菌の増殖を抑えることで悪化を防ぎます。医療機関で処方される外用抗菌薬のひとつです。 -
「オゼノキサシン」
オゼノキサシンは、強い抗菌作用をもつ外用薬で、黄ニキビのような化膿したニキビに効果が期待されます。原因菌をしっかり抑えることで炎症の鎮静を促します。耐性菌ができにくい設計の新しい抗菌成分として使用されています。
ニキビを治すなら市販薬?処方薬?

「ニキビの市販薬は本当に効果があるか心配…」「処方薬はハードルが高い…」
そんな悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
そこで、市販薬と処方薬のメリット・デメリットを表にまとめました。

処方薬と市販薬の違いは以下の通りです。
| 処方薬 | 市販薬 | |
|---|---|---|
| 入手方法 | 医療機関を受診し、医師に処方してもらうことで購入できる | ドラッグストアなどで誰でも購入できる |
| 配合成分濃度 | 比較的高い | 制限されている |
| メリット | 効き目が強い 医師による適切な判断のもと、安心して服用できる |
手軽に手に入る 副作用が小さい |
| デメリット | 自由には買えない 副作用のリスクを伴う場合がある |
効き目がゆるやか 自己責任で用いる必要がある |
処方薬は配合成分濃度が高く、即効性が期待できます。
ただし、配合成分濃度が高い分、副作用のリスクも高まるため医師の診察のもと処方されます。
副作用のリスクはありますが、医師の指導のもと服用できるため、疑問点や不安を医師に直接相談できます。
一方、市販薬は医師の指示がなくても安全に服用できるよう、成分の配合量に上限があります。
そのため、副作用のリスクが低減しますが、その分処方薬より効果が緩やかです。
ニキビによく効く処方薬
ここでは、ニキビ治療のためによく使用される処方薬を紹介します。
正しい使い方や効果、副作用なども解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
外用薬
前にも述べた通り、ニキビは皮膚の疾患です。
ですので、ニキビの治療薬として最もポピュラーなのが、直接的に皮膚に作用できる外用薬です。
ここでは、ニキビの治療によく使われている外用薬を5つ紹介します。
アダパレン

アダパレンは、主に白ニキビや黒ニキビの治療に使われます。
レチノイド(ビタミンA誘導体)の一種であるアダパレンが含まれているので、角質層を薄くする効果(分化抑制作用)と、毛穴詰まりを解消する効果(角質剥離作用)によって、毛穴詰まりを改善してくれます。
| 正しい使い方 | 副作用 |
|---|---|
| 1日1回、就寝前の洗顔後、適量を顔のニキビに塗ります。 ニキビのできやすい場所全体に広げるように塗りましょう。 |
症状:皮膚の乾燥、赤み、かゆみや皮膚剥落 上記は、使い始め2週間以内に現れることが多いです。 副作用の症状は徐々に和らいでいきます。 ただし、副作用がひどい場合は使用を中止し、 皮膚科を受診しましょう。 |
過酸化ベンゾイル

過酸化ベンゾイルは、赤ニキビや白/黒ニキビの治療に使われることが多いです。
この薬に含まれる有機過酸化物の一種である過酸化ベンゾイルの、皮膚の古い角層を取り除く効果(ピーリング作用)と殺菌作用によって毛穴詰まりを改善するとともにニキビの悪化を防ぎます。
| 正しい使い方 | 副作用 |
|---|---|
| 1日1回、洗顔後、適量をニキビに塗りましょう。 自己判断で塗布を中断せず、一定期間塗り続けてください。 顔以外のニキビにも効果があります。 |
症状:皮膚の乾燥、赤み、かゆみや皮膚剥落 多くの場合、1ヶ月以内に生じ、その後和らいでいきます。 副作用がひどい場合は、皮膚科を受診するようにしましょう。 |
オゼノキサシン

オゼノキサシンは、主に赤ニキビや黄ニキビの治療に使われます。
抗生物質であるオゼノキサシンが含まれているので、強い殺菌作用によって炎症した赤ニキビや黄ニキビを改善します。
| 正しい使い方 | 副作用 |
|---|---|
| 1日1回、洗顔後に、適量をニキビに塗りましょう。 抗生物質なので、薬剤耐性菌の発現を防ぐために、 長期的な使用は避けましょう。 |
症状:皮膚の乾燥、刺激感やかゆみなど 副作用が現れた場合は、一旦使用を中止し、 それでも改善されない場合は皮膚科を受診しましょう。 |
ナジフロキサシン

ナジフロキサシンは、炎症性の黄ニキビや赤ニキビの治療に使われることが多いです。
成分として含まれているナジフロキサシンは抗生物質なので、強力な殺菌作用によって黄ニキビや赤ニキビの赤みや膿み・腫れを沈めてくれます。
| 正しい使い方 | 副作用 |
|---|---|
| 1日2回、朝夕の洗顔後に、適量をニキビに塗りましょう。 耐性菌の発現を防ぐため、もし4週間使用しても 効果がみられない場合は使用を中止することが 推奨されています。 |
症状:皮膚のかゆみ、赤み、刺激感など 症状が軽い場合は使用を継続しても大丈夫ですが、 症状が重い場合は一旦使用を中止して皮膚科を受診しましょう。 |
クリンダマイシンリン酸エステル

クリンダマイシンリン酸エステルは、主に黄ニキビや赤ニキビの治療に使用されます。
抗生物質のクリンダマイシンリン酸エステルが含まれているので、強い殺菌作用でニキビの症状を改善します。
| 正しい使い方 | 副作用 |
|---|---|
| 1日2回、洗顔後に、適量をニキビに塗りましょう。 耐性菌の発現を防ぐため、もし4週間使用しても 効果がみられない場合は使用を中止しましょう。 |
症状:皮膚のかゆみや赤み、刺激感など 副作用の症状に気づいた場合は、一旦使用を中断し 皮膚科を受診するようにしましょう。 |
ニキビ治療に使われる外用薬を紹介してきましたが、皆さんあることに気がついたでしょうか?
それは、「皮膚が乾燥する副作用が多い」ということです。
ですので、ニキビの外用薬を使用する際は、一緒に保湿剤も使用するようにしましょう。
ここでは、皮膚科でよく処方される保湿剤を紹介します。
ヘパリン類似物質

ヒルドイドに含まれる「ヘパリン類似物質」には、保湿効果だけでなく、血行促進効果や抗炎症作用もあります。
この薬について、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてくださいね。
前述したように、処方薬を使用する際は副作用が強く出る可能性があるため、適切な使用が必要です。
そのため保湿剤として併用する際も、自分にとってヒルドイドが最適な選択肢なのかどうかきちんと理解したうえで使えるとよいですよね。
ヒルドイドやニキビ治療薬については、オンライン診療を利用したり、お近くのクリニックで専門医の意見を聞きながら使っていきましょう。
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内服薬

ニキビは、内服薬でも治すことができます。
しかし、ニキビに効果のある内服薬の多くは抗生物質なので、体内に耐性菌が発生してしまう可能性があります。
服用するときは、自分だけで判断せず医師の注意を守って服用するようにしてくださいね。
ここでは、ニキビの治療によく使われる内服薬を2つ紹介します。
ドキシサイクリン
ドキシサイクリンは抗生物質を含むので、細菌が繁殖してしまっている赤ニキビや黄ニキビに有効です。
その一方で、炎症を起こしていない白ニキビや黒ニキビには大きな効果は見込めません。
また、ドキシサイクリンは薬の飲み合わせに注意が必要です。鉄分やカルシウムなどの金属と同時に摂取すると、ドキシサイクリンの効果がほとんど無くなってしまいます。
金属を含む他の薬やサプリ、食事などと3時間くらいは間隔を空けるようにしてくださいね。
| 正しい使い方 | 副作用 |
|---|---|
| 1日1回好きなタイミングで服用してください。 毎日同じ時間に飲むようにしましょう。 もし飲み忘れた場合、12時間以内であれば 気付き次第服用してください。 |
症状:腹痛や下痢、吐き気など 理由:抗生物質によって、腸内細菌のバランスが乱されるため。 |
ミノサイクリン
ミノサイクリンもドキシサイクリンと同じく抗生物質を含んでいます。
ですので、ニキビの中でも症状が進行してしまっている赤ニキビや黄ニキビに効果が見込めます。
またドキシサイクリンと同様に、飲み合わせにも注意する必要があります。鉄分やカルシウムなどの金属と同時に摂取すると、ミノサイクリンの効果が薄まってしまいます。
金属を含む他の薬やサプリを飲んだり、食事をしたりするときは、3時間ほど間隔を空けるようにしましょう。
| 正しい使い方 | 副作用 |
|---|---|
| 1日1~2回、12~24時間おきに服用してください。 |
症状:めまいや腹痛、下痢、吐き気など 理由:抗生物質によって、腸内細菌のバランスが乱されるため。 |
漢方薬
漢方薬も、ニキビの治療薬として効果が期待できます。
さらに、漢方薬は先ほど紹介した内服薬と比べて副作用の心配が少ないのがメリットです。
また、漢方薬は「原因療法」ですが、他のニキビ治療薬は「対症療法」であるという点が特徴です。
ここでは、ニキビの治療に効果があるとされる漢方薬を4つ紹介します。
「清上防風湯」は、主に赤ニキビの治療に効果が期待できる漢方薬です。
特に思春期に多い、皮脂の分泌量が多いことが原因のニキビに対して効果があります。
一方で、皮膚の乾燥やストレスなどから発生する「大人ニキビ」に対してはあまり大きな効果は見込めません。

「桂枝茯苓丸加薏苡仁」は、主にニキビの中でも初期症状である白ニキビや黒ニキビに効果的です。
この薬には、乱れてしまった皮膚のターンオーバーを正常化する作用があります。
皮膚のターンオーバーを正常化することで、毛穴詰まりや皮脂の過剰分泌などを改善することが期待できます。

「荊芥連翹湯」は、どのタイプのニキビであっても効果を見込める漢方薬です。
この薬には、炎症を抑え、血行を促進する作用があり、外的刺激によってストレスを受けやすく、炎症を起こしやすい体質を改善する効果があります。

「十味敗毒湯」は、全てのニキビに対して効果が見込めます。
特に、化膿している黄ニキビの治療に使用されることが多いバランス型の漢方薬です。
この漢方薬は、日本皮膚科学会の「ニキビ治療ガイドライン」で炎症性ニキビの治療に際して選択しの一つとして推奨されています。
ニキビによく効く市販薬
ここでは、ニキビによく効く市販薬をいくつかピックアップして紹介します。
それぞれの薬に含まれている有効成分なども解説していますので、ぜひニキビの市販薬を買うときの参考にしてみてください!
外用薬
ニキビは、市販の外用薬でも治療することができます。
しかし、やはり処方薬と比べるとその効果には大きな差があります。
特に、赤ニキビや黄ニキビなどニキビの症状が重い場合には、市販薬ではなく処方薬で治療するようにしましょう。
| 有効成分 | 主な効果 |
|---|---|
| イブプロフェンピコノール | 抗炎症作用 |
| イソプロピルメチルフェノール | 殺菌作用 |
「ペアアクネクリームW」は、有効成分のイブプロフェンピコノールが皮膚の炎症を抑え、イソプロピルメチルフェノールがアクネ菌を殺菌します。この薬は白ニキビから赤ニキビまで幅広いニキビの治療に効果が期待できます。
また、塗ると透明になるクリームのため、目立ちにくい点も特徴です。
| 有効成分 | 主な効果 |
|---|---|
| グリチルリチン酸 | 抗炎症作用 |
| イオウ | 皮脂分泌抑制作用・角質軟化作用・殺菌作用 |
| レゾルシン | 殺菌作用 |
| ビタミンE誘導体 | 肌のターンオーバー促進 |
「メンソレータムアクネス ニキビ治療薬」は、グリチルリチン酸が皮膚の炎症を抑え、イオウが皮脂の分泌を抑えて角質を柔らかくし、レゾルシンがアクネ菌を殺菌してビタミンE誘導体がターンオーバーを促進します。そのため、主に炎症している赤ニキビの治療に効果が見込めます。
特に、皮脂の分泌量が多い思春期のニキビに効果的です。ただし、イオウの成分による独特な匂いには注意が必要です。
先ほど、ニキビの外用薬を使うと皮膚が乾燥しやすくなってしまうということをお話ししました。
ここでは、おすすめの市販の保湿剤を紹介します。
ニキビの外用薬を使う際は、ぜひ一緒に使ってみてくださいね。
「NOV ACアクティブ モイスチュアクリーム」はただの保湿クリームではなく、特にニキビ肌の方向けの保湿クリームです。
香料・着色料不使用で皮膚への刺激が抑えられているだけでなく、
抗炎症作用を持つ「グリチルリチン酸ステアリル」が含まれているので保湿と同時にニキビ対策もできます。
内服薬
市販の内服薬も、ニキビの治療に使うことができます。しかし、市販のニキビに効く内服薬には「ビタミン」などの栄養素しか入っていない場合が多く、大きな効果は期待できません。
内服薬なら処方薬を使用するのをおすすめします。ここでは、その中でもニキビの治療に治する効果が大きいと考えられる市販薬を紹介します。
| 有効成分 | 主な効果 |
|---|---|
| L-システイン | 抗酸化作用 |
| ビタミンC | 抗炎症作用 |
| ビタミンB1 | 皮脂分泌のコントロール |
| ビタミンB2 | 脂質の代謝促進 |
| ナイアシン(ビタミンB3) | 皮膚の健康維持 |
| ビタミンB5 | 脂質の代謝促進 |
| ビタミンB6 | 皮脂分泌のコントロール |
| ビオチン(ビタミンB7) | 抗炎症作用 |
「ハイチオールBクリア」には、7種類のビタミンの他、抗酸化作用を持つL-システインが配合されています。L-システインの抗酸化作用によって、皮膚の炎症を抑える効果を期待できます。
また、肌に良いビタミンが6種類バランスよく配合されているので、ニキビや肌荒れが気になる人におすすめです。
漢方薬
ニキビの治療に効果的な漢方薬には、市販のものもあります。ここでは、おすすめの市販の漢方薬を2つ紹介します。
「ペア漢方エキス錠」には、主に「桂枝茯苓丸エキス」が含まれており、血行を促進しホルモンバランスの乱れなどによるニキビを改善する効果があります。この薬は、主にニキビの初期症状である白ニキビの治療に効果が期待できます。
また、ニキビだけでなく肩こりや生理不順といった症状にも効果があります。
「漢方ニキビ薬N コタロー」には、「清上防風湯」と同じ成分が含まれています。つまり、炎症を抑え膿の排出を促す効果があるので、赤ニキビや黄ニキビに効果的です。
ニキビ治療薬の副作用と使用における注意
「おすすめのニキビ治療薬は分かったけど、副作用は大丈夫なの?」と心配になる方も多いかと思います。
ここでは、ニキビ薬を使用する際に注意するべきことを紹介します。
外用薬では皮膚への刺激に注意

ニキビの外用薬には、ピーリング作用や殺菌作用などがあるのでどうしても皮膚への刺激が強くなってしまいます。また、皮膚が乾燥しやすくなるお薬もあるため、乾燥による皮膚への刺激もあります。特に、皮膚が刺激に弱い敏感肌の方はヒリヒリとした痛みや赤み、かゆみなどの副作用が起こってしまうこともあります。
しかし、これらの副作用は外用薬を使用するペースを調節することで鎮まることがほとんどです。もしも、それでも副作用の症状が改善しない場合は、皮膚科の先生に相談しましょう。
以上を踏まえて、ニキビの外用薬による副作用をできるだけ起こさないようにするには、次の3つのことに気をつけるといいでしょう。
- 塗る回数・量ともに薬を塗りすぎない
- 保湿剤を一緒に使う
- 皮膚に異常を感じたら使用をやめる
内服薬では耐性菌に注意

そもそも、ニキビの治療に使われる内服薬には、主に「ビタミン剤などの栄養サプリ」か「抗生物質」があります。ビタミン剤などの栄養サプリなら副作用の心配はほとんどないのですが、抗生物質では副作用の恐れがあります。
それは、「耐性菌の発生」です。
抗生物質を摂取し続けていると、その抗生物質に対して耐性を獲得し死ななくなった細菌が体の中に生まれてしまうことがあります。もし耐性菌が発生してしまうと、もっと強い抗生物質を飲む必要が出てきてしまうので気をつけなければいけません。抗生物質を含むお薬は、医師に言われたことを守って服用するようにしてくださいね。
漢方薬では服用期間と飲み合わせに注意

「漢方は自然のものだから副作用の心配がなくて安心」と思っている方も多いのではないでしょうか?
実は、漢方にも副作用のリスクはあります。
しかしそうは言っても、外用薬や抗生物質を含む内服薬などに比べたら、副作用のリスクは低いです。
漢方薬は、飲み合わせによって副作用が起こりやすくなります。複数の漢方薬を服用する際は、医師に言われた通りに服用するように心がけてくださいね。
また、漢方薬は他のお薬と違って「原因療法」で症状を改善します。ですので、短期間の使用ではなかなか効果が出にくいです。漢方薬を服用する際は、すぐに効果が出なくても根気よく飲み続けるようにしましょう。
いつ塗る?ニキビの薬を塗る順番

ニキビの薬ってどのタイミングで塗るのかわからないという方もいらっしゃると思います。
そんな方のために、ここではニキビの薬を塗る順番についてのよくある質問を、当メディア監修医の尾崎先生に回答していただきます。
アダパレンはどのタイミングで塗ればいい?

アダパレン→化粧水→乳液 の順番で間違ってませんか?
また、ファンデーションやコンシーラーを塗る場合、 アダパレンを先に塗ってから、その上にファンデーションコンシーラーを塗っても害はありませんか?

アダパレンは、スキンケアの一番最後に使用してください(洗顔→化粧水→乳液→アダパレン)。
また、アダパレンゲルの上から化粧をされても害はありませんが、アダパレンゲルは1日1回のみの使用ですので、就寝前の洗顔後、スキンケア時に使用されることをおすすめしております。
複数のニキビ治療薬を使っているのですが…

アダパレンとゼビアックスローション(※)について、1日一回洗顔後と説明書に記載がありますが、化粧水の前に塗るものでしょうか。
その後スキンケアするものでしょうか。
※主に赤ニキビや黄ニキビの治療に用いられるニキビの外用薬。アダパレンよりも強い薬。

ご使用いただく順番としては、下記の通りです。
洗顔→化粧水→乳液・クリーム→アダパレンゲル→ゼビアックスローション
ニキビをしっかり治したい方は皮膚科へ
今回はニキビの治療に使われる薬について解説しました。ニキビの薬についてもう一度おさらいしておきましょう。
- ニキビの症状ごとに効く成分が違う
- 外用薬、内服薬、漢方薬がある
- 副作用もあるので注意
- 効果を高めるために塗る順番に気をつける
- ニキビをしっかり治したいなら皮膚科へ
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