顔の脂がすごい女性必見!テカる原因と皮脂を抑える対処法を解説

顔がテカって化粧がすぐ崩れてしまう…。

1日中サラサラな肌でいたい…。

顔の脂が多いと、化粧が崩れたりニキビが発生したりなど、さまざまな肌トラブルの原因となるため、悩んでいる方も多いかと思います。

顔の皮脂の過剰分泌は、個人の肌質や肌の状態によって原因が異なります。
そのため、皮脂分泌を効果的に対策するためには、まず自分の肌に合った原因を見極め、それに応じた適切なケア方法を選択することが重要です。

この記事では、効果的な改善方法、おすすめのスキンケア製品など、詳しくご紹介しているのでテカリやベタつきでお悩みの方は、ぜひ参考にしてくださいね!

この記事でわかること

  • 顔がテカる原因は皮脂が過剰に分泌されていること
  • 顔の脂が増えるのは間違ったスキンケアや生活習慣が関係している
  • 顔の脂を抑えるにはスキンケアとインナーケアを継続することが大切

女性の顔の脂がすごくなる原因

女性の顔の脂が異常に多くなるのは、皮脂の過剰分泌が関係しています。
皮脂腺から排出される皮脂の量が多いと、顔の脂が目立つようになります。

顔の皮脂料が多い女性は、脂性肌かインナードライ肌の可能性があります。
また、このような肌質の他にも、体調や環境によっても、皮脂の過剰分泌は引き起こされます。

皮脂量を増やしてしまう要因として以下のようなものが考えられます。

皮脂の分泌量を増やす原因

肌が乾燥すると、肌を乾燥から守ろうとして、かえって皮脂を過剰に分泌させてしまいます。

このように、一見脂性肌のように感じても、肌内部は乾燥している状態のことを「インナードライ」といいます。

インナードライと脂性肌では、効果的なケアの仕方が変わってきます。
そのため、下のチェックリストでインナードライかどうかチェックしておきましょう!

実はインナードライ?見極めチェックリスト







ホルモンバランスが乱れると、皮脂の分泌量が多くなることがあります。

ホルモンバランスは常に変動していますが、女性の場合は、生理前に「黄体ホルモン」というホルモンが増加します。
この黄体ホルモンには、皮脂の分泌を促す作用があるため、体調や時期によるホルモンバランスの乱れによって、顔の脂が増えてしまうことがあります。

保湿をしすぎると、顔の脂が目立ってしまう可能性があります。

乳液やクリームに含まれる油分が毛穴に詰まると、本来肌に必要な油分の量よりも、油分が多くなり、顔の脂が目立ってしまいます。
以下の項目で、当てはまる数が多ければ多いほど、保湿をしすぎている可能性が高いです。

  • 1日に3回以上保湿する
  • スキンケア製品記載の使用目安量よりも多く塗っている
  • 化粧水や乳液、クリームなどを何度も重ね付けする
  • スキンケアをしてから30分すぎても肌がベタついている
  • 毛穴が開いている

過剰な保湿は皮脂の過剰分泌を招きますが、保湿が不足していても肌が乾燥し、皮脂の分泌量は増えやすくなるため、注意しましょう。

スキンケアで皮脂を落としすぎることも、顔の脂を目立たせる一つの原因です。
皮脂は肌のうるおいを保つ役割も担っています。そのため、必要以上に皮脂を落としてしまうと、不足した皮脂を補おうと、かえって多く分泌されやすくなるためです。

以下の項目で1つでも当てはまる人は皮脂を落としすぎている可能性があります。

  • 肌がキュッとするまで洗顔している
  • 洗浄力の高いオイル状のクレンジングを2分以上も使用する
  • 洗顔やクレンジングの際にゴシゴシこすって洗っている
  • ぬるま湯ではなく40℃以上のお湯で洗顔している
  • 1日に3回以上洗顔している
  • ピーリングやスクラブを週に3回以上行っている

紫外線のダメージも、顔の皮脂量が増える原因の一つです。

紫外線は肌を刺激し、皮脂を排出する皮脂腺の働きを活発化させるためです。

また、紫外線は、肌の乾燥も招くため、皮脂の分泌量が多くなってしまう場合もあります。

紫外線に当たることによって肌が乾燥する仕組みを表した画像

食事の内容によっても、皮脂量が増えてしまうことがあります。

特に脂質が多い食品をよく摂取すると、体内で脂質を消化しきれずに、皮脂の生成が活発化してしまいます。
また、パンや洋菓子などの糖質を多く含む食品をたくさん食べてしまうと、同じく皮脂の生成を促します。

これはタブ7の内容です。

顔の皮脂量を改善する対策方法

顔の過剰な皮脂分泌を改善するには、適切なケアを行うことが大切です。

まずは、顔の皮脂対策としてやってしまいがちなNG行動を紹介するので、チェックしてみましょう!

  • 1日に3回以上洗顔をする
  • 洗顔のときにゴシゴシ擦って洗う
  • 刺激の強いスキンケア製品を使う
  • べたつくからと乳液やクリームを使わない
  • あぶらとり紙で過度に皮脂を取り除く

いかがでしたか?
気づかないうちによくないやり方をしてしまっていた方もいるかと思います。

ここからは、適切なスキンケア方法や顔の脂に効果的な美容施術について紹介していくので、一緒に正しい対策方法を確認していきましょう!

朝晩のスキンケアで肌を整える

正しいスキンケアを継続することで、肌に必要な油分と水分のバランスが整い、顔の脂を抑えることができます。
朝は洗顔と保湿、夜はクレンジング・洗顔と保湿を欠かさずに行いましょう。

特に、顔の脂が気になる方は、以下の2つのケア方法がおすすめです。

泡洗顔で皮脂バランスを整える

洗顔をするときはかならず泡洗顔をしましょう。
こまかい気泡をつくることで、余分な皮脂をキャッチしやすくなります。
また、洗う際に肌に摩擦が与えられることも防ぐことができます。
泡で出てくるタイプでない場合は洗顔ネットなどを使って泡立てて洗うのがおすすめです。

おすすめの洗顔料が気になる方は下のボタンからチェックしてみてください!
脂性肌向け・インナードライ肌向けに分けて紹介しています。

  

脂性肌の方は、しっかり皮脂を落としてくれる洗浄力の高い洗顔料が合う場合が多いです。
洗浄力の高さがありながら、洗いあがり後のつっぱり感を感じにくく、潤いを流しすぎないおすすめの洗顔料を紹介します。

KANEBO スクラビングマッド ウォッシュ

生泥感触のペーストが洗顔中に3段階の質感変化をすることが最大の特徴。
変化の中で汚れや古い角質だけでなく、酸化した皮脂や毛穴汚れもすっきり洗い流してくれます。
道具を使った泡立て不要なので時間のない朝にもおすすめです。

キュレル 皮脂トラブルケア泡洗顔料 150ml

皮脂溶解成分(洗浄剤)配合で、毛穴の汚れや皮脂をしっかり落としてくれます。
泡で出てくるタイプなので簡単に泡洗顔をすることができるのもポイント。

インナードライ肌の方は皮脂を流しすぎず、保湿成分も配合されている洗顔料が合う場合が多いです。

オルビスユー フォーミングウォッシュ

濃密なクレイで毛穴汚れや古い角質を優しく落としてくれます。
30代以降の初期エイジングケアに特化し、うるおいを「高めて」「維持する」Wのアプローチを実現しています。

なめらか本舗 しっとりクレンジング洗顔 NC

うるおい感のあるふわふわで濃密な泡立ちでしっとり洗い上げることができます。
なめらか本舗オリジナルの高純度豆乳イソフラボンと豆乳発酵液のWの保湿成分配合なのが特徴です。

低刺激の化粧水・乳液でうるおいを保つ

顔の脂が気になる方は、低刺激で肌に優しい化粧水・乳液を使いましょう。
肌に刺激となる成分を塗布してしまうと、皮脂腺が刺激されて、皮脂が多く分泌されてしまう可能性があります。
また、同じブランドの化粧水・乳液をライン使いするのが、それぞれの成分の相性を考える必要がないためおすすめです。

おすすめの化粧水・乳液が気になる方は下のボタンからチェックしてみてください!
脂性肌向け・インナードライ肌向けに分けて紹介しています。

脂性肌の方は低刺激かつ、皮脂コントロールのできる化粧水・乳液が合う場合が多いです。

キュレル 皮脂トラブルケア化粧水

アレルギーテスト済みでアルコールフリー、パッチテスト済みと低刺激な上に過剰な皮脂のベタつきを抑える成分配合なのがうれしいポイント。
ノンオイリー処方で脂性肌の方にぴったりな化粧水です。

キュレル 皮脂トラブルケア保湿ジェル

化粧水と同様、アレルギーテスト済みでアルコールフリー、パッチテスト済みと低刺激な上に過剰な皮脂のベタつきを抑える成分配合、ノンオイリー処方のアイテム。
水ベースで角層の内部まで潤しながら表面はさっぱりとした仕上がりになります。

インナードライ肌の方は低刺激で保湿力の高い化粧水・乳液が合う場合が多いです。

FANCL モイストリファイン 化粧液Ⅰ さっぱり

肌の奥、角層のインナードライをうるおいで満たしてくれる高保湿化粧水。
とろみのある化粧液が肌に浸透してなめらかな肌に整えます。

FANCL モイストリファイン 乳液Ⅰ さっぱり

保湿成分のホホバオイルを配合しており、乾燥から肌を守り、うるおいをキープしてくれます。
肌の内からうるおいを満たす「アクティブセラミド」と外からうるおいをキープする「モイストチャージコラーゲン」のWうるおいアプローチが特徴です。

美容施術で肌のターンオーバーを促す

日々のスキンケアだけでは、なかなか顔の脂が改善しない場合は、美容施術で改善を目指すのが効果的です。

顔の脂が気になる方は、肌の新陳代謝を高め、古い角質を排出する美容施術との相性が良いと言えます。
その中でも特に以下の3つの施術は、顔の皮脂を抑える効果が期待できます。

ケミカルピーリング

ケミカルピーリングは、肌に薬剤を塗布して角質を除去する施術法です。

古い角質を除去することで、肌のターンオーバーを促進したり、肌のハリや潤いを保つコラーゲンやエラスチンの生成を助ける効果を期待できます。
肌の潤いやハリを保ちやすくなることで、乾燥肌や乾燥からくる皮脂の過剰分泌を抑えることにつながります。

ケミカルピーリングの料金相場は全顔で1回あたり約5000~15000円前後です。
※料金は各クリニックによって大きく異なる場合があります。

▼ピーリングについてさらに詳しくはこちら

【医師監修】ピーリングとは?ニキビへの効果や皮膚科で施術する際の注意点を紹介!
ハイドラフェイシャル

ハイドラフェイシャルは、水流の力を使って毛穴を洗浄する施術です。

水圧で毛穴の奥深くまで洗い流し、皮脂や毛穴の汚れを柔らかくして落として、肌の新陳代謝を正常化させます。
洗浄すると同時に、美容液などの成分を浸透させ、肌の保湿・栄養補給も行えます。

ハイドラフェイシャルの料金相場は全顔で1回あたり約15000~20000円前後です。
※料金は各クリニックによって大きく異なる場合があります。

ポテンツァ

ポテンツァは、細い針の先から高周波のエネルギー(RF)を照射する施術です。

針を刺すことで、肌を修復しようとする力が働き、肌の新陳代謝が促進されます。
また、その修復過程で、コラーゲンやエラスチンといった肌のハリやうるおいを保つ成分の生成が促されることで、乾燥からくる皮脂の過剰分泌を抑えます。

ポテンツァの料金相場は全顔で1回あたり約50000~150000円前後です。
部位ごとの場合は、約30000~50000円前後です。
※料金は各クリニックによって大きく異なる場合があります。

女性の顔の脂を抑える応急処置方法

ここまで顔の脂を改善するための対策について紹介してきましたが、どれも短期で改善できるものではありません。

しかし、「大事な予定があるから、その日だけでも顔の脂を抑えたい…なんてこともありますよね。

そこで、ここからは顔の脂を抑えるための応急処置について解説していきます。
顔の脂を1日だけでも改善したいという方は必見です!

皮脂に強い化粧品を使う

日中は汗をかいたり、紫外線やほこりなどの外的刺激が皮脂腺を刺激することで、肌の脂が目立ってしまうことがあります。
皮脂量が多くなると、肌に密着しているファンデーションがはがれてきてしまい、メイクも崩れやすくなります。

そのため、皮脂の吸収力が高い下地や、パウダーを使って肌をカバーしましょう。

皮脂を吸着する下地でテカリを抑える

メイクをする際は、余分な皮脂を吸着してくれる化粧下地を使うのがおすすめです。
テカリを起こしにくい肌表面がつくられ、ファンデーションやクッションのノリもよくなります。

セザンヌ 皮脂テカリ防止下地

メイク崩れの原因となる皮脂を吸収する下地です。
ベタつかずサラサラとしたテクスチャーで、ファンデーションがヨレづらいのか特徴です。

フェイスパウダーで肌表面をさらさらに整える

メイクの仕上げにフェイスパウダーを塗って、肌表面を整えましょう。
フェイスパウダーを使うことで、下地やファンデーションの密着度を高め、メイク崩れを防ぎつつ、さらさらの仕上がりにすることができます

また、フェイスパウダーを持ち歩いて、出先でテカりが気になる部分を直すのもおすすめです。

玉容凝脂プレストパウダー

繊細粉質と、クリームのように柔らかなテクスチャーで肌になじみやすいのが特徴のパウダーです
汗や水に強いウォータープルーフのコーティングがされています。

Maison KOSE メイクキープパウダー

メイクの仕上げになじませることで、汗や皮脂、テカリ、ベタつきを抑えてサラサラの肌をキープしてくれるフェイスパウダーです。
皮脂テカり・くずれ防止パウダー・オイルコントロール成分配合で、ウォータープルーフ、皮脂プルーフなのもうれしいポイントです。

ベタつくときはティッシュオフする

家を出たときはサラサラだったのに、出先で鏡を見るとテカってしまっているとき、ありますよね。
そんなとき、あぶらとり紙で皮脂を取っていませんか?

実は、あぶらとり紙を使うと皮脂を取り過ぎて乾燥してしまい、余計に皮脂分泌が活発になる恐れがあります。

外出時に皮脂を取りたいときは、あぶらとり紙ではなく、皮脂を取り過ぎないティッシュを使うのがおすすめです。
ただし、頻繁にするのはよくないため、1日に2~3回程度に留めましょう。

顔の皮脂対策にはインナーケアも肝心

顔の脂っぽさを解消するには、スキンケアや施術で肌に直接アプローチするだけでなく、インナーケアも大切です。

身体の内側から肌に必要な栄養を補うことで、肌のハリやうるおいを保ちやすくなります。

ビタミンを摂る

ビタミンは、代謝を助けたり、皮膚の粘膜の健康維持に働いたりと、肌に必要な栄養素です。

顔の脂に効果が期待できるビタミンは以下の2つです。

ビタミンB6 ビタミンC
多く含む食べ物
効果 肌のターンオーバーを正常化し
皮脂分泌をコントロールする
抗酸化作用により
肌のハリやうるおいを保ち
乾燥による皮脂の過剰分泌を防ぐ

美容内服を取り入れる

食事からビタミンを十分に摂ることが難しい方は、サプリメントや、美容内服を取り入れるといいでしょう。

美容内服とは、肌悩みの解消に役立つ有効成分を含む内服薬を指します。
サプリメントはあくまで栄養素補給を補助する食品であるのに対し、美容内服は肌悩みの改善効果が認められています。

ここからは、皮脂の分泌量を調節する作用のある薬を紹介します。

【内服薬】ピドキサール錠20mg
ピドキサールという内服薬の画像
  • 主成分はピリドキサールリン酸エステル水和物(ビタミンB6)
  • 抗酸化作用があり、血流改善効果がある
  • 肌のターンオーバーを正常化する
  • 皮脂の分泌量の調整によるニキビの改善
  • 湿疹や皮膚炎の緩和
  • 毛穴つまりの改善
  • 1回1錠を1日2回服用
  • 噛まずに服用
  • 年齢や症状により適宜増減
  • 消化器系への副作用
    まれに発疹、悪心、食欲不振、腹部膨満感

ピドキサールについて詳しくはこちら

ピドキサールはニキビを治すビタミン剤!美容効果や副作用を解説

美容内服の服用をするには、個人の肌の状態を診察してもらい、医師から処方を受けることが必要です。
肌悩みの解消のために、美容内服を服用したい方は、一度皮膚科や美容皮膚科で診察を受けましょう。

オンラインでの診察を実施しているクリニックもあるので、忙しい方は活用してみるのがおすすめです。

東京美肌堂では、

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この記事の監修医

東京山手クリニック

藤原東華 医師

美しさを求めるすべての人たちに

当院は「あなたのお肌のかかりつけ」をコンセプトに、皆さんのお肌を作り直すサポートをしていきたいと考えております。ただ肌悩みを改善するだけではなく、健康で美しいお肌を取り戻し、笑顔で日々を過ごせるよう、お手伝いさせていただければ幸いです。

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