「ニキビができているときは、メイクはあまりしないほうが肌に良い」と聞いたことがありませんか?
「そういわれても、学校や職場に行くときにメイクができないのは困る…」と、悩む方も多いと思います。
ですが、本当にメイクはニキビに良くないのでしょうか?
この記事では、ニキビのできたときに使いたい化粧品の選び方からニキビ肌の方向けのベースメイクの仕方までご紹介します。
正しい化粧品の選び方を知って、ニキビを悪化させずにメイクを楽しみましょう!
目次
ニキビがあってもメイクをして大丈夫?
ニキビがあるときの「メイク」と聞くと、お肌に悪そうなイメージがありますよね。
しかし、ニキビのできている時でもメイクはしても大丈夫なんです。
そもそも、ニキビのできてしまう原因は、過剰な皮脂分泌やホルモンバランスの乱れです。
過剰な皮脂分泌やホルモンバランスの乱れが、毛穴の詰まりを引き起こし、ニキビになってしまいます。
このため、メイクをすること自体がニキビの直接的な原因にはなりにくいです。
ですが、メイクの厚塗りや雑菌のついたメイク道具を使うことは、すでにできてしまったニキビを悪化させてしまう恐れがあります。
また厚塗りの有無にかかわらず、油分の高いファンデーションを使うと、ニキビが悪化してしまう可能性はありますが、ニキビ肌に合ったファンデーションを使えば問題ありません。
ニキビができているときのメイクのメリット
ニキビのできているときに、メイクをすることは決して悪いことではなく、むしろいい効果もたくさんあります。
ここでは、良い効果を3つ紹介します。
ニキビやニキビ跡を隠せる
ニキビやニキビ跡ができてしまうと、凹凸な部分ができてしまったり、ニキビ特有の赤みが出て来てしまうことがありますよね。
しかし、メイクをすることでこれらの肌悩みを隠すことができます。
また、化粧品の中には、鎮静成分を含んだものもあるので、化粧をすることでニキビの赤みを抑えることもできます。
ニキビやニキビ跡を治したい方は、症状に合わせた改善方法を知ることが大切です。
ニキビやニキビ跡の原因から治し方まで、以下の記事にまとまっているので、気になる方はぜひ読んでみてくださいね。
外的刺激から守る
紫外線や乾燥など、私たちの周りには肌の負担になる原因がたくさん潜んでいます。
紫外線カット効果や保湿効果のある化粧品を使うことで、これらの外的刺激から肌を守ることができます。
また、メイクを綺麗にすると、メイク崩れを意識して皮膚を手でこする頻度が減る可能性もあるでしょう。
この結果、手についた細菌等が顔につくことがなくなり、肌への負担を減らすことができます。
コンプレックスの解消
自分のコンプレックスを隠すために、メイクをしている方が多いですよね。
顔にニキビができて普段通りのメイクができないと、自分のコンプレックスが隠せないうえにニキビで人の目が気になるので、不安感やストレスを感じてしまいますよね…。
ニキビができても綺麗にメイクができると、いつも通りの自分でいることができるので、不安感やストレスを和らげることができます。
ニキビができたときのベースメイクのコツ
ここまで、メイクが肌に良い効果を持つことを紹介してきました。
肌への負担を最小限にしたメイクをするには、ニキビ肌に合ったメイクアイテムの使い方をすることが大切です。
「肌色補正」はコントロールカラー下地を活用する
「ニキビのせいで少し肌が赤いな…」と思ったことありませんか?
こんなときは、コントロールカラーの入った化粧下地を使用しましょう。
コントロールカラーとは、赤みや黄ぐすみなど気になる肌悩みと補色関係にある色を肌に重ねることで、肌を綺麗に見せる効果のあるメイクアイテムです。
下地ではなく、コントロールカラーのみを使う時は、下地のように塗り広げるのではなく、毛細血管の浮き出ているところに少しずつのせると、綺麗に色補正することができます。
ここでは簡単に、コントロールカラーの紹介をします。
・グリーン
グリーンは、赤との補色関係にあるため、お互いの色味を打ち消す効果があります。
ニキビや肌の赤みに塗ると、肌をクリーンに見せてくれます。
・ピンク
ピンクは、肌全体に血色感を足してくれる効果があります。
ブルーベースの方や、顔の血色が少し悪い日に使うと、自然に肌の色を良く見せてくれます。
・パープル
パープルは、ピンクとブルーの混ざった色なので、肌に自然な血色感を足しつつ顔全体の色むらをカバーしてくれる効果があります。
肌のくすみをとばし、透明感のある肌に見せてくれます。
・イエロー
イエローは、シミやそばかすによる色ムラや肌の黄ぐすみを整えてくれる効果があります。
もともとの肌の色とイエローが近いため、肌なじみが良く自然に肌の色を均一に見せてくれます。
「ニキビの凹凸」はファンデーションで自然に隠す
化粧下地をしたあと、ニキビの凹凸にファンデーションを塗るときは、他の部分よりも薄く優しく肌に広げましょう。
ニキビのある時に顔全体にファンデーションを広げてしまうと、かえってニキビが目立ってしまうことがあります。
また、伸びの悪いファンデーションでは顔に広げるときに手との摩擦が起こってしまうことがあるので、伸びの良いものがおすすめです。
ファンデーションの中には、「光の拡散効果」を使い、肌全体に透明感とツヤ感を与えてくれる商品もあります。
肌表面の凹凸や影を均一化することにより、肌自体を明るく滑らかに見せてくれるので、ニキビ肌を補正する効果が期待できます。
「目立つ赤みやニキビ跡」はコンシーラーを使う
コントロールカラーやファンデーションを使っても目立つニキビの赤みやニキビ跡には、コンシーラーを使います。
コンシーラーは、ファンデーションよりも重いテクスチャになっているものが多いので、気になる部分にポイント使いするのに適しています。
コンシーラーを塗るときは、べたーっと塗り広げるのではなく、とんとんと叩き塗りこむようにしましょう。
ニキビに直接塗るときは、ニキビの部分だけに塗るのではなく、ニキビよりもふた回り大きめに塗り広げて、肌色との境目をなだらかにするように塗ると、コンシーラーが自然と肌になじみます。
「皮脂崩れの防止」はフェイスパウダーで仕上げる
ベースメイクの仕上げには、フェイスパウダーを使いましょう。
フェイスパウダーは、肌に密着し毛穴をカバーすると同時に皮脂による化粧崩れを防止してくれます。
皮脂の多いTゾーンに使って、押さえながらつけるのがおすすめです。
ニキビの上にフェイスパウダーを付けるときは、パフで擦らずに軽く押さえるようにして付けましょう。
ベースメイクができたらミストでさらによれ防止を
メイクをしてから時間がたつと、化粧がよれてきてしまいますよね。
化粧が崩れるたびにメイクを重ねてしまうと、毛穴を塞いでしまったり、手で触れることで手の細菌が入り込みニキビの原因にもなってしまいます。
メイク崩れを予防するために、メイクキープミストを活用しましょう。
ベースメイクの後にミストをすると、メイク崩れを予防してくれる効果があります。
また、保湿成分の含まれたメイクキープミストもあるので、乾燥からも肌を守ることができます。
【ニキビ肌向け】メイクアイテムを選ぶときのポイント
ここまで、ニキビ肌の方がメイクをするときに気を付けたいことを紹介してきました。
ニキビ肌の方が肌への負担を最小限にするためには、肌に優しいメイクアイテムを選ぶこともメイクの仕方と同じくらい大切です。
ここでは、肌への刺激が少ないメイクアイテムやニキビ肌の方が意識したいポイントを紹介します。
低刺激や肌への負担が少ないもの
ニキビのできている肌は、ターンオーバーが崩れていたり肌のバリア機能が低下している可能性があります。
ニキビができているときは、毛穴を塞ぎにくい成分のファンデーションや低刺激性のものを選ぶと負担が少なくなります。
また、洗顔料だけで落とせるミネラルファンデーションはクレンジングによる摩擦を最小限に抑えられるため、ニキビのできている肌におすすめです。
SPF/PA表記のあるもの
紫外線を浴びてしまうと、肌のターンオーバーが乱れてニキビができやすくなってしまいます。
ここでは、「UV-A」と「UV-B」の2種類の紫外線について紹介します。
この2種類の紫外線は、肌に行き届く範囲に違いがあります。
「UV-A」は、生活紫外線とも呼ばれていて、肌の奥深くの「真皮」まで届く紫外線です。
日差しを浴びたときに肌が黒くなる「サンタン」という現象が起こるのは、紫外線UV-Aが関係しています。
「UV-A」は、シワやたるみの原因にもなります。
この紫外線「UV-A」の防止効果が表されているのが、「PA」です。
「PA」には強さがあり、+が多くなるほど防止効果が大きくなります。
「UV-B」は、レジャー紫外線とも呼ばれていて、肌表面の「表皮」と呼ばれる部分に紫外線が届きます。
強い日差しを浴びた数時間後に、肌の表面が赤くなる「サンバーン」という炎症が起こるのは、紫外線UV-Bが関係しています。
また、メラニンを増加させて、シミやそばかすの原因にもなります。
この紫外線「UV-B」の防止効果を表したものが、「SPF」です。
「SPF」の値が大きくなればなるほど、「UV-B」の防止効果が大きくなります。
「日焼け止めの重要性はわかったけど、強さの種類がありすぎる…」と思い、使う日焼け止めの強さに迷う方も多いと思います。
実は、日焼け止めは、強いものを使っていればいいというわけではありません。
なぜなら日焼け止めの効果が強いものほど、肌に負担をかけてしまうからです。
しかし、紫外線は一年中降り注いでいるので、紫外線対策を継続して行うことが大切。
そこで、ポイントになるのが、日常のシーン別に適した強さの日焼け止めを使い分けることです。
ここでは、使うシーンを大きく3つに分けて紹介します。
- 散歩や買い物など日常生活には、SPF10~20/PA++程度のもの
- 屋外でのアクティビティやレジャーには、SPF30~40/PA+++程度のもの
- 強い日差しのもとでのアクティビティやレジャーには、SPF50/PA++++程度のもの
シーン別に日焼け止めの強さを使い分けると、日焼け止めによる肌への負担を最小限にできるます。ぜひ参考にしてくださいね。
ノンコメドジェニックテスト済みの記載があるもの
ノンコメドジェニックテストとは、化粧品を使うことにより、ニキビの第一段階である「コメド」を誘発しにくい商品かを試すテストのことです。
この記載がある商品を使うと、すべての方にニキビができないわけではありませんが、化粧品選びの指標のひとつになります。
化粧品やスキンケア商品の裏側に書いてあるので、詳細欄をチェックしてみてくださいね。
パッチテストやアルコールテスト済みのもの
パッチテストやアルコールテストは、化粧品に含まれるアルコール類が皮膚のアレルギー反応を誘発しないかを確認するテストのことです。
アルコール類は、敏感な肌への刺激になってしまうことがあるので、このテストをクリアしている商品は、比較的肌荒れが起こりにくいと考えられます。
肌のかぶれや乾燥が起こってしまうと、肌に負担がかかってニキビができてしまうことがあります。
ニキビを誘発しないためにも、トラブルの起こりにくい肌環境を整えておきましょう。
カバー力が高いもの
ニキビができているときは、ニキビやニキビ痕の赤み・凹凸をできるだけカバーするためにメイクをしますよね。
その際にカバー力の低い化粧品を使うと、何度も塗りなおさないといけないので、肌への負担が大きくなってしまいます。
また、厚塗りしなくてもカバー力の高い化粧品を使うと、ニキビ以外の肌悩みも一つの化粧品でカバーできるので、肌への負担を最小限にすることができます。
美容成分配合のものや石鹸で落とせるもの
メイクアイテムの中には、セラミドやヒアルロン酸、ビタミンC誘導体などの保湿成分が配合されているものや、肌にやさしく低刺激な天然由来のケア成分が配合されているものがあります。
保湿や美容成分が配合されていると、メイクをしながら肌を乾燥から守ることができます。
また、お湯や石鹸で簡単に落とせるメイクアイテムはダブル洗顔の必要がなくなるため、クレンジングによる肌への摩擦や刺激を減らすことができます。
紫外線対策や日焼けをした後のケアについてより詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてくださいね。
日焼けを治す「アフターケア」を解説!72時間以内に行う黒くならない方法【ニキビ肌向け】化粧下地3選
ここからは、ニキビ肌の方にもおすすめできる化粧品を紹介します。
ニキビによる肌の凹凸や赤みは、化粧下地を活用しましょう。
特に、グリーンのコントロールカラーが入っている化粧下地を使うと、赤みを抑えてくれるので、ファンデーションの厚塗りを防ぐことができます。
ここでは、ノンコメドジェニックテストをクリアしていて、グリーンのコントロールカラーが含まれている化粧下地を3つ紹介します。
・dプログラム 薬用スキンケアベースCC ¥2060
dプログラムの「薬用スキンケアべースCC」は、コントロールカラーの入っている薬用化粧下地です。
SPF20・PA+++紫外線対策もできます。
低刺激の化粧下地なので、肌荒れが起きてしまっている肌にも密着してくれます。
・NOV ベースコントロールカラーUV ナチュラルイエロー ¥3000
NOVのベースメイクシリーズは、低刺激設計となっているので、ニキビができている時でも使用することができます。
イエローの色味で、ニキビによる赤みと毛穴の両方をカバーすることができます。
化粧下地の中に、日焼け止め成分と保湿成分も入っているので、メイクをしながら肌を乾燥から守ることもできます。
・POLA ホワイティシモ デイセラム ¥4180
POLAの「ホワイティモ デイセラム」は、グリーンのコントロールカラーを含んだ日焼け止め兼化粧下地です。
日焼け止め効果がSPF50・PA++++と他のものよりも強く最大になっている点が魅力的です。
また、トーンアップを重視したいのか、カバー力を重視したいのかで使い分けができます。
保湿成分も十分に配合されているので、乾燥からも肌を守ってくれます。
【ニキビ肌向け】ファンデーション3選
化粧下地を塗った後に行うベースメイクは、ファンデーションですよね。
ファンデーションは、粉体・油性成分・保湿成分の3つの成分からできています。
ファンデーションの大部分を占めており、肌色を補正する効果や紫外線カット効果のあるものが含まれていることが多いです。
肌悩み別に、皮脂吸着効果のある粉が含まれていることもあります。
薬用のファンデーションには、「グリチルレチン酸ステアリル」というニキビや肌荒れを予防する効果のある粉が含まれていることが多いです。
しっとり感を与えたり、ファンデーションの伸びをよくするために含まれます。
石油系の合成面活性剤が含まれていると、ニキビの悪化原因であるアクネ菌の繁殖を助け、肌に負担をかけてしまいます。
セラミドやヒアルロン酸系の保湿成分が含まれえることが多いです。
メイク中の乾燥から肌を守ってくれる重要な成分です。
また、ファンデーションは、油分の量などの違いから大きく4種類に分けることができます。
ニキビができているときには、「油分の少ないパウダータイプ」のファンデーションを使うのがおすすめです。
ここでは、ノンコメドジェニックテスト済みのファンデーションを3つ紹介します。
・dプログラム 薬用ファンデーション ¥3000
dプログラムのファンデーションは、薬用で低刺激設計でありながら、しっかりと保湿もしてくれます。
また、ファンデーションの種類がパウダーとリキッドの2種類あり、好みの付け心地で選ぶことができる点も魅力的です。
・マジョリカマジョルカ ミルキーラッピングファンデ ¥1309
ミルキーラッピングファンデは、テカリ防止と保湿、トーンアップの3つを1本でかなえてくれる優れものです。
ノンコメドジェニックテストもクリア済みなので、ニキビの予防もすることができます。
また、ファンデーションの持ちがいいのも魅力的です。
・NOV ファンデーションUV ¥3700
NOVのメイクアイテムは、低刺激設計で保湿もしてくれます。
また、光をコントロールする成分が含まれているので、自然なツヤ肌に仕上がります。
ファンデーションのタイプがリキッドとパウダーの2種類あり、使い心地や仕上がりの肌の感じで選ぶことができるので、魅力的です。
【ニキビ肌向け】コンシーラー3選
コンシーラーは、部分的な肌の悩みを隠すために使います。
気になる部分をピンポイントで隠すのに使うため、カバー力が高い特徴があります。
一方で、ファンデーションよりも伸びが悪く、肌への負担が大きくなるので、適切な使い分けが重要になります。
ファンデーションと同様に、コンシーラーにも種類があります。
ここでは、ノンコメドジェネティックテスト済みのコンシーラーを紹介します。
・資生堂 パーフェクトカバーファンデーション ¥1320
パーフェクトカバーファンデーションは、固形のコンシーラーです。
肌の色悩みや凹凸、ニキビ跡ややけどの跡までカバーできるくらいカバー力が高いです。
皮脂に強いウォータープルーフなので、化粧の持ちがいいのが特徴的です。
・DHC 薬用アクネケア コンシーラー ¥1571
薬用アクネケアコンシーラーは、名前の通り薬用のコンシーラーです。
伸びがよく、ニキビ跡や色ムラに密着してカバーしてくれます。
また、テカリ防止パウダーが含まれているので、つけた瞬間からテカリやべたつきを防いでくれる特徴もあります。
・NARS ラディアントクリーミーコンシーラー ¥3300
ラディアントクリーミーコンシーラーは、肌のトーンを均一にしながら保湿もしてくれます。
また、「ミネラルトーンバランスパウダー」が気になる部分を塗りつぶして隠すのではなく、光に反応して光学的に補正してくれます。
白に近い明るい色から肌色に近い色まであるので、自分の肌に合った色を見つけやすいのも魅力的です。
【ニキビ肌向け】フェイスパウダー3選
ファンデーションやコンシーラーを使って、肌悩みをカバーした後、フェイスパウダーを使って仕上げをしますよね。
実は、フェイスパウダーにもプレストとパウダーのタイプがあります。
ここでは、ノンコメドジェネティックテスト済みのフェイスパウダーを3種類紹介します。
・NARS ライトリフレクティングセッティングパウダー プレストN ¥3980
ライトリフレクティングセッティングパウダーは、無色のパウダーで光を拡散させる成分が配合されています。
この成分により、光を発光させて肌を綺麗に見せてくれる特徴があります。
また、グリセリンという保湿成分も入っているので、乾燥からも肌を守ることができます。
・dプログラム 薬用エアリースキンケアヴェール ¥3520
dプログラムの薬用スキンケアヴェールは、ニキビや肌荒れを予防してくれる薬用化粧品です。
また、低刺激設計になっているので、肌荒れが起きている時でも安心して使用することができます。
・IPSA スキンケアパウダー ¥5500
IPSAのスキンケアパウダーは、乾燥や肌荒れを防ぎながらテカリも抑えてくれる皮脂吸着パウダーが配合されています。
また、毛穴の凹凸を補正してくれる効果もあります。
24時間どんな時間帯でも使用することができるのも特徴的です。
メイク道具の雑菌がニキビの原因になる
ファンデーションを塗り広げるのにスポンジを使ったり、フェイスパウダーをつけるのにパフを使ったりとベースメイクをするときに道具を使いますよね。
ベースメイクに使った道具には、ファンデーションなどに含まれている油分が付着するので、洗わずに使い続けると雑菌が繁殖してしまいます。
雑菌が繁殖した道具を使っていると、ニキビの原因になってしまうことがあります。
スポンジは使うたびに、ブラシは3か月に一度を目途にクリーナーで清潔にしましょう。
ニキビを防ぐメイク前のスキンケア
ニキビのできてしまった肌は、バリア機能が低下してしまっています。
ニキビのある状態でメイクをするなら洗顔や保湿も忘れずに行いましょう。
メイクはクレンジングで落とす
「今日は疲れたから、メイクを落とすのは明日でいいかな」と思ったことありませんか?
メイクを落とすのは少し手間がかかりますが、メイクをしたまま寝てしまうと肌に以下のような負担をかけてしまいます。
- 汗や皮脂がそのままになり、アクネ菌増殖の原因になる
- 毛穴に溜まった汚れが皮脂を吸着し、酸化してしまう
- 色素沈着し、ニキビやシミなど肌トラブルの原因になる
このように、メイクをしたまま寝てしまうと肌に大きな負荷をかけてしまうので、メイクはその日のうちにクレンジングを用いて落としましょう。
ニキビ肌の方で使うクレンジングに迷う方は、クリームやオイル・ジェルタイプのものがおすすめです。
これら3つのタイプのクレンジングは、肌にダメージを与える原因の「摩擦」が起こりにくい特徴があります。
正しい方法で洗顔する
クレンジングを落とした後の洗顔もやり方次第では、肌に刺激を与えてしまっていることがあります。
正しい方法で洗顔をすることが美肌への第一歩です。
ここでは、正しい洗顔を行うための5ステップを紹介します。
手には見えない細菌や汚れがついています。
手に汚れがついていると、泡が立ちにくくなってしまうので、手を清潔にしてから洗顔しましょう。
適量の洗顔料を手に取り、泡をたてましょう。
手で泡をたてるときは、利き手を泡だて器のようにして使うと、泡が立ちやすいですよ。
「顔は泡で洗う」といっても過言ではないくらい重要なポイントです。
手と肌の間で泡をくるくると転がすイメージで行うと、肌に余分な力が加わらずに洗うことができます。
フェイスラインや髪の毛の生え際などは、泡のそそぎ残しが多い場所です。
泡が綺麗に流し切れていないと、顔のかゆみに繋がります。
顔の水分を拭き取るときは、タオルを肌にそっと当てて、水分を吸収させるイメージで行いましょう。
タオルで擦るように水分をふき取ってしまうと、肌とタオルの間で摩擦が起こり肌に負担を与えてしまいます。
正しい洗顔方法を身に着けて、ニキビの悪化を防ぎましょう。
こちらの記事では、ニキビ肌の方の洗顔方法についてもっと詳しく紹介しているので、こちらもチェックしてみてくださいね。
【思春期やメンズの方も】1日でも早く治すニキビ洗顔とは?化粧水で抜かりなく保湿する
洗顔後の肌はとても乾燥しやすくなっています。
肌が保湿不足になると、肌のバリア機能が低下する・乾燥要因のニキビができるというリスクがあります。
このため、洗顔後の保湿はとても大切です。
保湿をするときは、化粧水で肌の水分を補給し乳液やクリームでふたをするような工程で行います。
化粧水は百円玉~五百円玉くらいの量を手にとり、素早く肌に塗りましょう。
化粧水を塗ってから乳液を塗るまでを素早くできないと、せっかく付けた化粧水が蒸発して、乾燥してしまいます。
化粧水を選ぶときに意識すべきポイント
ここまで紹介したように、ニキビの防止には化粧水の保湿が欠かせません。
では、ニキビにはどのような化粧水が効果的でしょうか?
ニキビ肌の方が化粧水を選ぶときに意識してほしいポイントは以下の3つです。
「保湿成分・抗炎症成分・界面活性剤や合成着色料が不使用」です。
それぞれ詳しく説明します。
保湿成分は、主に肌の水分保持やバリア機能を守るために欠かせません。
・セラミド:角層の間のすき間を埋めている成分のことで、セラミドが少なくなると肌が乾燥しやすくなります。
・ヒアルロン酸:肌の水分保持やなめらかさを保つために欠かせません。ヒアルロン酸が少なくなると、肌の張りがなくなり、しわやたるみの原因にもなります。
・アミノ酸:肌の角質層の中で水分保持の役割を担っている「天然保湿因子」の約半分をアミノ酸が占めています。アミノ酸は、肌の潤いに関係しているので、少なくなると肌の乾燥に繋がります。
ニキビの炎症を抑えたり防止するためには、抗炎症成分でニキビの進行を防止することが大切です。
・グリチルリチン酸:抗炎症成分だけではなく、肌荒れ予防効果もあります。赤ニキビや敏感肌の方に効果的な成分です。
・アラントイン:肌荒れの起きている部分の皮膚の角質細胞が増えやすくなります。また、健康な肌に使うと、肌に滑らかさを加えて乾燥から守ることができます。
化粧水に含まれる界面活性剤は、美容成分の皮膚への浸透性を高める効果を持っています。
しかし、肌が敏感な状態になっているときに界面活性剤の入ったものを使うと、肌に刺激を与えてしまう可能性があります。
また、合成香料や合成着色料が使われていると、中に含まれている石油や石炭系の原料によってアレルギー反応や赤みやかゆみなどの副作用的な症状が出ることがあります。
化粧水を選ぶ際は、「アルコールフリー」や「合成香料無添加」と書かれたものを選ぶようにしましょう。
ニキビができたときにおすすめの化粧水は、人によって異なります。
以下の記事では、大人ニキビか思春期ニキビそれぞれにおすすめの化粧水が値段別で紹介しているので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
【ニキビ化粧水選び】大人と思春期で違う!おすすめ商品&効果的な使い方をご紹介ベースメイクの前に日焼け止めを塗る
紫外線対策をしないと、肌のバリア機能を低下させる、シミやそばかすの原因になるなどの悪影響があります。
日焼け止めの習慣化は美肌に必須です。
また、日焼け止めを選ぶときは、SPFとPAの両方の数値が高い、ノンコメドジェネティックテスト済みものを選ぶようにしましょう。
ここでは、ノンコメドジェネティックテスト済みの日焼け止めを2種類紹介します。
メンソレータムのアクネスニキビ予防薬用UVティントミルクは、薬用の日焼け止めです。
SPFが50ありPAも++あるので、日焼け止め効果も十分にあります。
うるおい成分ビタミンC誘導体も配合されているため、乾燥からも肌を守ってくれます。
紫外線カットと化粧下地効果を一本でできる日焼け止めです。
ニキビ肌の方の肌荒れの原因になりやすい油分や香料も使わていないので安心して使用することができます。
保湿効果タイプもあるので、乾燥予防もすることができます。
ニキビを治しながらメイクを楽しもう!
今回は、ニキビのできている時でもメイクを楽しむ方法を紹介してきました。
ニキビができているときにメイクをすることは、ニキビやニキビ跡を隠す効果や外的刺激から肌を守る効果などメリットもたくさんあります。
メイクをするときには、化粧品や使い方を工夫することが大切です。
また、洗顔や保湿など普段のケアも欠かさずに行うこともニキビの悪化防止に欠かせません。
ニキビができていても少し工夫するだけで、少ない負担でメイクをすることができます。
メイクを工夫しても繰り返すニキビは、専門家に相談しよう
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