コーヒーはニキビの原因になる?カフェインと肌荒れの関係性や飲み方の注意点を解説

コーヒーはニキビの原因になるの?

コーヒーとニキビの関係性について、気になっている方もいるかと思います。

結論、飲み方次第では、コーヒーはニキビの原因になり得ます。

本記事では、コーヒーがニキビの原因となり得る理由や、ニキビの発生を防ぐコーヒーの飲み方を詳しく紹介します。

この記事でわかること

  • コーヒーは飲みすぎるとニキビの原因になる可能性がある
  • コーヒーを飲む時間帯にも注意が必要
  • 一方で、飲み方に留意すれば肌に良い効果をもたらす

コーヒーはニキビの原因になる場合がある

コーヒーは、過剰に摂取すると、ニキビの原因になる可能性があります。
コーヒーに含まれる特定の成分を多く摂ることが、肌に悪影響を与えるためです。

そのため、適量を守って飲むのであれば、コーヒーはニキビの直接的な原因にはなりません。

また、コーヒーに入れるミルクや砂糖の量、飲む時間帯によっても、ニキビの発生を促しやすくなります。

次の章で、コーヒーがニキビの原因となる理由を、詳しく解説していきます。

コーヒーの飲みすぎでニキビができる理由

コーヒーは、飲みすぎるとニキビの原因になる可能性があります。
コーヒーを多く飲むと、コーヒーに含まれるカフェイン・クロロゲン酸という成分を多量に摂取してしまうためです。

また、コーヒーに入れるミルクや砂糖にも注意が必要です。

それぞれの成分や砂糖が、ニキビの発生にどう関係するのか解説します。

コーヒーにはカフェインが含まれている

コーヒーには、カフェインが含まれています。
そのため、コーヒーを飲みすぎると、カフェインを多く摂取してしまいます。

カフェインがニキビの発生を促す理由には、2つの要因が挙げられます。

1.利尿作用がビタミンを排出する

コーヒーに含まれるカフェインには、利尿作用があります。

カフェインを摂取すると、排尿が促進されることで、尿とともにビタミンや亜鉛などのミネラルが排出されやすくなります。

ビタミンや亜鉛には、肌の健康状態を保つ働きがあります。

ビタミンB 脂質の代謝を促し皮脂の分泌を抑制する
ビタミンC 強い抗酸化力でニキビの炎症を防ぐ
亜鉛 タンパク質を合成する働きで肌の代謝を正常化させる

なかでも、ビタミンC・ビタミンBは、体内で水に溶けやすい水溶性のビタミンで、特に尿と一緒に排出されやすい性質を持ちます。

そのため、カフェインの摂りすぎで、ビタミンC・ビタミンBが尿と一緒に排出されると、ニキビができやすい肌状態になってしまうのです。

ビタミンCと亜鉛のニキビへの効果は以下で解説!

ニキビに効果抜群のビタミンC!美容液・サプリの選び方と悪化リスクを徹底解説 亜鉛でニキビは増えるor治る?美容効果と亜鉛を多く含む食べ物やサプリを紹介

2.覚醒作用が睡眠の質を低下させる

コーヒーに含まれるカフェインには、覚醒作用があります。
覚醒作用とは、中枢神経(※)に刺激を与え、脳を覚醒状態にする働きのことです。

そのため、寝る前にコーヒーを飲むと、脳が活性化されて、睡眠の質が低下します。

睡眠の質が低下すると、成長ホルモンが分泌されにくくなり、ターンオーバー(肌の代謝)が乱れます。
ターンオーバーが乱れると、古くなった角質が肌に残り、毛穴に詰まることで、ニキビができやすくなってしまいます。

※中枢神経系とは、脳と脊髄のことで、神経系の中で多数の神経細胞が集まっている器官です。

コーヒーにはクロロゲン酸が含まれている

コーヒーには、胃酸の分泌を促すクロロゲン酸という成分が、含まれています。
コーヒーを飲みすぎると、クロロゲン酸の多量摂取することになります。

そのため、コーヒーを多く飲むと、クロロゲン酸を多量に摂取すると、胃酸の分泌量が増えます。
胃酸の過剰分泌は、胃の粘膜を刺激し、胃のむかつきや胃の荒れ、胃の不調を引き起こす原因です。

また、胃の不調は、口周りなどのニキビができる原因と言われているため、コーヒーを飲みすぎると、ニキビの発生につながってしまうのです。

コーヒーにミルクや砂糖を入れている

コーヒーは、飲む量に気を付けていても、飲み方によってニキビの発生を促す場合があります。

具体的には、ミルクや砂糖を入れてコーヒーを飲む方は注意が必要です。

コーヒーに入れるミルクや砂糖が、肌にどのような悪影響を及ぼすのか解説します。

1.ミルクのトランス脂肪酸が肌の炎症を誘発する

コーヒーに入れるミルク(コーヒーフレッシュ)は、肌の炎症を招きます。

コーヒー用ミルクには、悪玉コレステロールを増加させるトランス脂肪酸という物質が含まれます。
増加した悪玉コレステロールは、血管の中に溜まり、酸化することで、肌の炎症反応を引き起こします。

そのため、コーヒーにミルクを入れると、悪玉コレステロールが増加して、炎症性のニキビができやすくなると言われています。

コーヒーに牛乳をいれて飲んでいる方も注意!

牛乳がニキビを悪化させる? 乳製品で肌トラブルが起きる理由

2.砂糖の摂りすぎは皮脂の分泌量を増やす

ニキビの原因の一つには、過剰な皮脂分泌が挙げられます。
ニキビは、皮脂が多く分泌されて毛穴詰まりを起こすことで、発生してしまいます。

砂糖に含まれる糖分を摂りすぎてしまうと、体内で消化しきれなかった分が脂質に変化します。
この脂質が体内に蓄積されると、皮脂の分泌が促されてしまいます。

そのため、砂糖を多く入れたコーヒーを飲むと、皮脂量増えてニキビを誘発してしまうのです。

ニキビを悪化させるNGなコーヒーの飲み方

ここまでは、コーヒーがニキビの原因になる理由を解説しました。

この章では、ニキビができやすくなるNGなコーヒーの飲み方を解説します。

コーヒーでニキビをつくらないためには、以下のような飲み方は避けるようにしましょう。

飲みすぎている

コーヒーは飲みすぎると、カフェインやクロロゲン酸を多く摂ることになります。
これにより、ニキビの原因となりやすいので、コーヒーの飲みすぎはNGです。

カナダ保健省によると、健康な成人の場合でマグカップ3杯(1杯あたり約240ml)を推奨最大摂取量としています。

推奨量以上のコーヒーを飲んでしまうと、カフェインの過剰摂取により、ニキビの誘発以外にも、不眠など、健康への悪影響があるので注意しましょう。

寝る前に飲んでいる

コーヒーに含まれるカフェインには、覚醒作用があるので、寝る前に飲むのはNGです。
カフェインの覚醒作用によって、中枢神経が刺激されて、脳が覚醒しやすくなるためです。

カフェインは、摂取後30分〜1時間で血中濃度がピークに達し、半減するのは約4時間後と言われています。

そのため、寝る前にカフェインを摂ると、カフェインの血中濃度が高いことで、脳が覚醒状態のまま睡眠をとることになります。

その結果、睡眠の質が低下してしまうと、肌のターンオーバー(新陳代謝)が乱れて、皮脂の排出が滞り、ニキビができやすくなります。

ニキビを防ぐコーヒーの効果的な飲み方

ここまでは、コーヒーがニキビの原因となる理由とNGな飲み方を解説しました。

次に、ニキビの発生を防ぐためのコーヒーの効果的な飲み方を解説します。

コーヒーが原因のニキビを作らないために、正しい飲み方を理解しておきましょう。

ブラックで飲む

ミルクや砂糖は、摂りすぎるとニキビの原因となるため、ブラックで飲むことが望ましいです。

ミルクに含まれるトランス脂肪酸は、1日の摂取許容量が、約2gまでとされています。
トランス脂肪酸2gは、コーヒーフレッシュに換算すると、約50個分に相当します。

そのため、コーヒー1杯に対し1〜2個ほどミルクを使用するだけであれば、ニキビの原因になる心配はないと考えられます。

しかし、トランス脂肪酸は、他にも様々な食べ物にも含まれており、摂取する機会が多いので、意識的に制限することが重要です。

食品 トランス脂肪酸含有量(100g中) トランス脂肪酸含有量(1食分中)
ショートニング 1g 0.1g
マーガリン 0.99g 0.099g
菓子パン 0.27g 0.15g
ショートケーキ 0.42g 0.42g
シュークリーム 0.19g 0.15g
カレーやシチューのルー 0.52g 0.1g
厚生労働省「食品中の脂質とトランス脂肪酸濃度 」

一方で、砂糖は、1日の摂取許容量が、約25g(ティースプーン6杯分)までとされています。
スティックシュガーや角砂糖は、換算すると、約8つ分に相当します。

砂糖の種類 1つあたりのグラム数
スティックシュガー 3g
角砂糖 3.3g
DM三井製糖「商品情報>角砂糖」

そのため、コーヒー1杯に1〜2つほどの角砂糖を入れるだけであれば、砂糖の摂りすぎにはなりません。

しかし、砂糖もトランス脂肪酸と同様に、様々な食べ物に含まれています。
砂糖は、気付かぬうちに摂取量が多くなりがちなので、注意が必要です。

適量を飲む

コーヒーを飲み過ぎは、ニキビの発生を誘発するため、適量を守って飲みましょう。

コーヒーに含まれるカフェインは、中枢神経に作用し、食欲を抑える効果を持ちます。
そのため、適量であれば食欲を抑える作用で、食べ過ぎによるニキビの発生の予防につながります。

コーヒーの1日の最大摂取目安量は、年齢や状況でそれぞれ異なります。

青少年はマグカップ1~2杯

カナダ保健省は、年齢や状況に応じて、1日のカフェイン摂取目安量の上限を設定しています。
青少年(13〜18歳)の場合は、体重1kgあたり2.5mgがカフェインの最大摂取目安量です。

例えば、体重が40kgの青少年の場合、マグカップ約1杯(約240ml)に相当します。
体重が60㎏の場合は、マグカップ約2杯です。

そのため、青少年のコーヒーの適量は、体重に応じて、マグカップ1〜2杯ほどが目安です。

成人はマグカップ3杯まで

成人の場合、1日のカフェイン摂取量の上限は、400mgです。
コーヒーの摂取量の上限は、1日にマグカップ3杯(1杯あたり約240ml)までと明記されています。

妊娠中はマグカップ2杯まで

妊婦や授乳中、あるいは妊娠を予定している女性の場合、1日のカフェイン摂取量の上限は300mgです。
コーヒーの適量は、1日にマグカップ2杯(1杯あたり約240ml)までと明記されています。

特に妊娠中のカフェイン過剰摂取には要注意

コーヒーにも含まれるカフェインは、胎児の発育に影響を与える可能性が指摘されているため、注意しましょう。

飲む時間帯に気を付ける

コーヒーを飲む際は、飲む時間帯にも気を付けましょう。

1日の中でも、コーヒーを飲むのがおすすめの時間帯と、避けるべき時間帯があります。

以下の3つの時間帯を意識して、コーヒーを飲むのがおすすすめです。

食後に飲む

食後にコーヒーを飲むことで、食べ物の栄養が肌に行き届きやすくなります。

コーヒーに含まれるクロロゲン酸には、胃酸の分泌を促進する作用があります。
胃酸は、消化を助ける「酸」の一つです。

適量のコーヒーを食後に飲むと、胃酸の分泌が促進されて、消化器官の働きが活発化されます。
消化がスムーズに行われると、食べ物から摂取した栄養素が効率よく吸収され、肌に栄養が届きやすくなるのです。

運動する30分~1時間前に飲む

運動前に、コーヒーを飲むと、脂肪分解酵素が活性化され、肌のターンオーバー(新陳代謝)が促進されます。

コーヒーに含まれるカフェインは、中枢神経を刺激して、交感神経が優位に働かせます。
交感神経が優位に働くと、脂質を分解する脂肪分解酵素が活性化されます。

また、カフェインは、摂取後30分〜1時間で血中濃度がピークに達します。
そのため、運動前の30分~1時間前にコーヒーを飲むことで、運動時の脂肪燃焼が効率化されます。

脂肪燃焼が効率化されると、代謝が向上し、肌細胞の生まれ変わりであるターンオーバーも促進されます。
肌の新陳代謝が向上することで、ニキビの原因となる皮脂詰まりが解消されやすくなるのです。

寝る4時間前以降は避ける

寝る4時間前以降の時間帯では、コーヒーを飲むのを避けましょう。
コーヒーに含まれるカフェインには覚醒作用があり、就寝前に摂取すると、睡眠の質が低下してしまいます。

カフェインの血中濃度が半減するのは、4時間後であると言われています。
そのため、就寝時刻の4時間前以降にコーヒーを飲むと、入眠時にカフェインの血中濃度が高い状態になってしまいます。

カフェインの血中濃度が高いと、脳が覚醒して、深い眠りに入りづらくなります。
眠りが浅いと、肌のターンオーバーが乱れ、ニキビができやすくなるので注意しましょう。

コーヒーが原因でできるニキビの対策法

ニキビの発生を防ぐには、コーヒーの飲み方を工夫するだけではなく、他の対策を行うことも大切です。

ここでは、コーヒーを頻繁に飲む方向けに、ニキビの発生を防ぐために対策法を解説します。

胃の負担を減らす

コーヒーを飲むことで発生する胃への負担を、軽減させましょう。
コーヒーに含まれるクロロゲン酸を多く摂ると、胃の機能が低下しやすくなります。
そして、胃の機能が低下すると、口周りのニキビが発生しやすくなります。

胃の機能の低下を抑制するためには、胃の負担を減らすことが大切です。
胃の負担を減らすには、普段からこまめに水分補給を行いましょう。

こまめに水分を摂ることで、胃酸が薄まり、胃の機能を正常に維持しやすくなります。
また、食事の際はよく噛んで食べることも大切です。
よく咀嚼することで、消化の負担が軽減されて、胃への負担を抑えられます。

ビタミンを摂取する

コーヒーをよく飲む方は、肌の健康状態の維持に必要不可欠なビタミンを意識的に摂りましょう。
コーヒーを飲むと、カフェインの利尿作用によって尿量が増加し、ビタミンが尿とともに排出されやすくなります。

食事で野菜を多く摂るもしくは、サプリを活用するといいでしょう。

緑黄色野菜を食べる

ビタミンを摂取するには、緑黄色野菜を食べましょう。
緑黄色野菜とは、トマトやピーマンなどの色の濃い野菜のことで、ビタミンが多く含まれます。

特に、ニキビ予防に効果的な抗酸化作用(※)を持つビタミンCが豊富に含まれます。

1日の野菜摂取目標量350gのうち、120gを緑黄色野菜が占めている食生活が理想とされています。
例えば、ピーマンの場合は、1日計3~4個を目安に食べる必要があります。

抗酸化作用とは?

抗酸化作用は、皮脂を酸化させて炎症を引き起こす活性酸素の働きを抑える効果を持ちます。

また、ニキビの原因となる皮脂の分泌量を抑制する効果も期待できます。

サプリを飲む

ビタミンを摂取するために、サプリメントを飲むのも、一つの手段です。
特に、コーヒーを飲むことで排出されやすいビタミンCとビタミンB配合のサプリを飲むがおすすめです。

サプリメントは、あくまで栄養を補給するための「栄養補助食品」です。
ニキビを治す効果は持たないので、覚えておきましょう。

ビタミンCが摂れるサプリメント

持ち運びに便利なチャック付きで、1日2粒、朝・夜など分けて飲むのが目安です。

ビタミンBが摂れるサプリメント

1日に2粒が目安です。朝と夜2回に分けて摂取するのがおすすめです。

さらに詳しくは以下の記事で解説

【医師監修】ニキビにビタミンは効果的?市販サプリや医薬品の種類と摂り方を解説!

睡眠の質を向上させる

コーヒーをよく飲む方は、睡眠の質を向上させることを心がけましょう。
特に、眠りにつく前にコーヒー飲むと、カフェインの覚醒作用で、睡眠の質が低下します。

睡眠の質が低いと、肌のターンオーバーが乱れて、皮脂の排出が滞り、ニキビの発生につながります。
反対に、深い眠りに入れると、肌のターンオーバーは正常に行われやすくなります。

眠る前にコーヒーを飲まないことはもちろん、睡眠の質を向上させることが大切です。

具体的には、ベッドに入る2〜3時間前に半身浴などで体を温める/寝る1時間前からはスマホを見ないなどで、入眠が深くなります。

「ノンレム睡眠」を意識しよう

睡眠の質は、入眠後3時間の「ノンレム睡眠」の時間帯に、より深い眠りに入ることで向上します。

「ノンレム睡眠」とは眠りが深くなる時間帯のことで、この時間帯に、より深い眠りにつくことで、肌のターンオーバーが促進されます。

コーヒーの飲みすぎでニキビがよくならない場合は皮膚科へ

コーヒーの飲み過ぎでニキビができてしまった場合は、まずは、コーヒーの摂取量や飲み方に気を付けましょう。

それでも、なかなかニキビがよくならない場合は、皮膚科での治療がおすすめです。

コーヒー以外が原因となり、ニキビができている可能性もあるため、一度専門医に診てもらうのがいいでしょう。

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この記事の監修医

東京総合美容医療クリニック

福田麻衣 医師

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