肝斑の原因は?症状や特有のメカニズムから治療法まで徹底解説

肝斑の原因は何?いろいろな説があるけど…。

そんな疑問をお持ちではないでしょうか。

今回は、肝斑の原因として考えられる内容を徹底的に解説します。
肌悩みは、原因に対して、適切な対処法をとることが改善への近道です。
原因を理解したうえで、効果的に肝斑を改善していきましょう。

この記事でわかること

  • 肝斑の主な原因は女性ホルモンのバランスの乱れ
  • 紫外線や摩擦などが原因で肝斑が悪化することがある
  • 肝斑を改善するには有効成分を含む薬の服用や美容施術が有効

肝斑(かんぱん)が発生するメカニズム

皆さんは、肝斑がどのような過程で発生するか知っていますか?

肝斑は、肌にシミのもととなる茶色いメラニン色素が蓄積することが、根本的な原因です。
皮膚は、表皮・真皮・皮下組織の3層から構成されています。
この中で肝斑の発生には、表皮層で作られるメラニン色素が深く関係しています。

肝斑が発生するメカニズム

  • 表皮細胞(ケラチノサイト)が女性ホルモンや紫外線などの刺激を受ける
  • 刺激を受けた表皮細胞が、プラスミンやプロスタグランジンなどのメラノサイト活性因子を産生する
  • 基底層にあるメラノサイトがメラニンという色素を生成する
  • 過剰に生成されたメラニンが蓄積し、肝斑として現れる

肝斑(かんぱん)の原因

肝斑の原因は、明確にはなっていません。

とはいえ、最も有力的とされている主な原因はホルモンバランスの乱れと言われています。
また、肝斑の悪化には紫外線ダメージや肌への刺激も関係しています。

以下では、肝斑の原因として考えられるものを大きく4つに分類して解説します。

  • 身体の変化と共に自然に発生するホルモンバランスの乱れ
  • 生活習慣に伴うホルモンバランスの乱れ
  • 紫外線ダメージの蓄積
  • 日々の行動習慣に伴う肌への摩擦刺激

特定の時期に起こるホルモンバランスの乱れ

肝斑の主な原因には、ホルモンバランスの乱れが挙げられます。
女性の場合「特定の時期」にホルモンバランスの乱れが生じやすいことで、肝斑ができやすいとされる時期があります。
特に妊娠初期や更年期ではホルモンバランスが乱れやすいと考えられます。

女性ホルモンは、エストロゲンとプロゲステロンの2種類に分けられます。
この2つのホルモンの分泌量が増減することにより肝斑が生じてしまうのです。

主な働き
エストロゲン 子宮内膜を厚くし、丸みのある女性らしい身体を作る
プロゲステロン 基礎体温を上げ、子宮内膜を柔らかく維持する

妊娠初期

妊娠初期では、女性ホルモンの分泌が通常時より多くなります。
身体が妊娠に備えるために、ホルモンバランスの分泌が調整されるためです。
女性ホルモンは、エストロゲンとプロゲステロンの2つに分かれています。

妊娠初期では、エストロゲンとプロゲステロンともに分泌が多くなります。
通常よりも女性ホルモンの分泌が活発になる妊娠初期には肝斑ができやすくなる方が多くいます。
また、妊娠中もホルモンバランスが乱れやすいため、肝斑が現れる場合があります。

更年期

更年期では、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が急激に減少します。
加齢により、卵巣の機能が低下し、女性ホルモンの生成がうまく行われなくなることが原因です。

そのため、更年期にはホルモンバランスが崩れ、肝斑が発生しやすくなります。

生活習慣によるホルモンバランスの乱れ

肝斑の主な原因と言われているホルモンバランスは、「生活習慣」の影響を受けて、乱れることもあります。
以下などの生活習慣に当てはまる場合は、ホルモンバランスの乱れが起きているかもしれません。

ピルの服用

ピルの服用は、ホルモンバランスの乱れの原因の一つです。
ピルとは、卵巣を休ませることで、避妊や月経痛の緩和を目的に処方される薬です。
卵巣で作られるエストロゲン・プロゲステロンという女性ホルモンが配合されている処方がほとんどです。
ピルの服用では、体内に女性ホルモンが入るため、脳はホルモンの分泌は必要ないと判断し、ホルモンの分泌量が減少します。
ピルは毎日継続的に服用する用法が一般的です。
そのため、ピルを服用している方は、女性ホルモンのバランスが変動することで、肝斑が生じやすくなります。
実際に、アメリカではピルを服用している女性の約29%に、肝斑が発症すると報告されています。

ストレスの蓄積

ストレスの蓄積は、ホルモンバランスの乱れの原因の一つです。
人間関係や不安、強いプレッシャーなどは身体にストレスを与えます。
通常は、交感神経と副交感神経がバランスよく交互に働くことで、ホルモンバランスの分泌量が調整されています。
しかし、ストレスにより、交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまうと、ホルモンバランスが乱れてしまいます。

睡眠不足

睡眠不足は、ホルモンバランスの乱れの原因の一つです。
睡眠が不足すると、脳が十分に休まらず、交感神経が活発なままになり、神経系のバランスが崩れます。
これにより、ホルモンバランスの乱れが起きやすくなります。
厚生労働省によると、成人女性の睡眠時間は6〜8時間が適切と言われています。
また、質の悪い睡眠も睡眠不足の原因となります。
例えば、就寝前3時間前以降に、カフェイン配合のコーヒーや紅茶を飲んでしまうと、脳が覚醒して、眠りが浅くなります。

過度なダイエット

過度なダイエットは、ホルモンバランスの乱れの原因の一つになります。
極端なカロリー制限や糖質制限、食事を抜く行為は過度なダイエットにあたります。
過度な食事制限は、ビタミンや食物繊維などの栄養不足に繋がります。
栄養不足に陥ると、脳は生きていくために重要な臓器に優先して栄養を送ります。
生殖機能への栄養補給は後回しになってしまうため、女性ホルモンの分泌が抑制されます。
このため、ホルモンバランスの乱れが生じてしまうのです。

日々の紫外線ダメージ

紫外線のダメージは、肝斑の症状を悪化させると言われています。
紫外線に当たるとメラニンを生成するメラノサイトが活性化されて、メラニン色素が多く生成されます。
これにより、肝斑が目立ちやすくなるのです。

春から夏にかけて肝斑が悪化するという症例も見られます。
春から夏にかけての期間は、日差しが強く、紫外線のダメージを受けやすいためです。
紫外線対策を怠ると、せっかく改善されつつある肝斑が再発してしまう可能性もあるため、注意してくださいね。

肌に生じる摩擦刺激

肌に生じる摩擦刺激は、肝斑の症状を悪化させてしまいます。
摩擦刺激はメラノサイトに作用し、メラニンの活性化を促してしまうため、肝斑を悪化させます。

特に以下などの3つの行為では、肌を強く擦ることで、摩擦を生じさせやすいので注意してください。

メイク

毎日のメイク時に、肌に摩擦を加えている可能性があります。
以下の行為は、肌に摩擦を加えてしまいます。

  • 下地やファンデーションを強く塗る
  • チークやパウダーなどをブラシで強く塗り広げる

スキンケア

スキンケアのやり方によっては、肌に摩擦刺激を加えてしまいます。
以下の行為は、肌に摩擦刺激を与えてしまいます。

  • 洗顔時にゴシゴシ肌を擦る
  • 化粧水を叩くように塗る
  • メイクを落とす時にクレンジングシートを使用する
  • 顔を拭く時にタオルの線維が擦れる

顔のマッサージ

過度な顔のマッサージは、肌に負担をかけてしまいます。
特に、頬や額は肝斑が出やすい部分のため、注意しましょう。
以下のやり方は、肌に負担をかけてしまいます。

  • 手を使ってグリグリとマッサージする
  • マッサージする時、乳液やクリームを使用しない

肝斑(かんぱん)の改善方法

ご自身の肝斑の原因は、分かりましたか?

次に肝斑の改善方法を紹介します。
肝斑を改善するためには、肝斑の主な原因であるホルモンバランスを整える点やメラニンを排出することが大切です。
生活習慣の見直しから、肝斑に有効な医薬品や美容施術を紹介していきます。

ホルモンバランスを整える

肝斑を改善するには、まず主な原因と言われるホルモンバランスの乱れを整えましょう。
ホルモンバランスを整えることで、肝斑を徐々に薄くしやすくなります。

ストレスを解消する

ホルモンバランスの乱れを整えるには、ストレスを解消しましょう。
ストレスが溜まっていると、ストレスに対抗するホルモンの分泌が優先されて、ホルモンバランスの乱れにつながります。

ストレスを解消するには、自分の趣味を見つけるのが良いでしょう。
また、日光を浴びることもおすすめです。
日光浴をすると、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」が分泌されます。
セロトニンは、ストレスを軽減する効果を持つため、日光浴はストレスの解消に効果的なのです。

良質な睡眠をとる

良質な睡眠は、ホルモンバランスを整えるために重要です。
睡眠の質を高めるには、以下の4つを実践しましょう。

  • 定期的な運動習慣を身につける
  • 昼寝は15~20分程度にする
  • 湯舟に10~15分程度浸かる
  • 就寝前2~3時間のカフェインを避ける
  • 就寝前1時間はスマホを見ない

日中の生活習慣と、就寝前の行動に気を付けるのがポイントです。
日中に、体を動かし、交感神経を活発化させておくことで、夜に脳を休める副交感神経の働きが優位になります。
負担が少なく、長続きしやすいウォーキングやランニングがおすすめです。
また、昼間に、寝すぎてしまうと、交感神経系のバランスが乱れ、夜間の眠りが浅くなります。
就寝前は、脳を覚醒させる行動を避けて、リラックスするのが効果的です。

バランスの良い食事をする

バランスの良い食事は、ホルモンバランスを整えるために大切です。
主食・主菜・副菜・汁物を組み合わせることがポイントです。
多くのメニューを組み合わせることで、さまざまな食材を自然と摂りやすくなります。
また、エストロゲンに似た働きをもたらす大豆製品を意識的に摂りましょう。
30代から卵巣機能が低下し始め、分泌が減少する「エストロゲン」は、イソフラボンを多く含む大豆製品で補うことができます。

過度なダイエットをしない

過度なダイエットを避けて、ホルモンバランスの乱れを防ぎましょう。
過度なダイエットを行うと、皮下脂肪が減少し、エストロゲンの分泌量が低下してしまいます。
これにより、ホルモンバランスが崩れてしまいます。
身体を絞りたい場合でも、食事を抜くことは避け、脂質や糖質の摂取量を調整したり、運動を取り入れるようにしましょう。

漢方薬を服用する

肝斑を改善するには、漢方薬を服用するのが一つの手です。
漢方薬は、症状そのものにアプローチするのではなく、体質を改善することで症状の緩和を目指します。
漢方薬の中には、以下の作用を発揮する処方があります。

  • 血行改善によって代謝を高める
  • ホルモンバランスを整える
  • ストレスを軽減する

特に肝斑はホルモンバランスの乱れが主な原因と言われています。
漢方の服用で、ホルモンバランスを整えるのは有効です。
肝斑の改善におすすめな3つの漢方薬を紹介します。

加味逍遥散 桂枝茯苓丸 当帰芍薬散
血液の流れを良くし、生理痛や更年期紹介を緩和する 血のめぐりを良くし、のぼせや冷えを改善する 血流を良くし、肌荒れや冷え性を改善する

体質改善を踏まえて、肝斑を治したい方は、漢方薬の使用が相性が良いかもしれません。

肌のターンオーバーを促進する

肌のターンオーバーを促進することは、肝斑を改善するために重要です。
肌のターンオーバーが適切に行われることにより、肝斑のもととなるメラニンが、古い角質とともに剥がれ落ちます。
メラニンを肌に溜めないように、肌のターンオーバーを促進し、肝斑の改善を目指しましょう。

毎日日焼け止めを塗る

毎日日焼け止めを塗ることは、肌のターンオーバーを滞らせないために重要です。
紫外線のダメージを受けて、肌の水分が奪われると、肌のターンオーバーが行われにくい肌状態を招きます。

紫外線のダメージは、肝斑のもととなるメラニンの生成を活性化させます。
悪化を防ぐためにも、紫外線対策は欠かせません。

つい日差しの強い夏の時期のみ日焼け止めを塗る人もいるかもしれませんが、紫外線は1年中降り注いでいます。
そのため、毎日日焼け止めを塗ることが大切です。

適切なスキンケアを行う

適切なスキンケアを行うことは、肌のターンオーバーを促進させるために重要です。
肌は乾燥すると、肌のターンオーバーが行われにくくなります。
肌のターンオーバーが行われないと、肌の水分を保持しづらくなり、さらに肌のターンオーバーが滞る悪循環に陥ります。
自分の肌に合った化粧水・乳液を見つけて、毎日欠かさず保湿しましょう。

ただし、スキンケア時に摩擦が生じると、メラニン色素の生成を活性化させてしまいます。
化粧水・乳液を塗る時は、コットンではなく、手で塗ると摩擦を軽減できます。

有効成分を含む薬を服用する

肝斑を確実に治すには、有効成分を含む薬を服用することがおすすめです。
肝斑は、閉経とともに消える傾向にある一方で、自然に治らないケースもあります。

【市販薬】トランシーノEX


トランシーノEXは、市販薬のなかで唯一肝斑の改善に効果を発揮する内服薬です。
肝斑に効くトラネキサム酸を「肝斑改善成分」として750mg配合しています。
1回2錠、1日2回、8週間の服用で肝斑の改善を期待できます。
トランシーノEXは、2か月の服用を勧められているので、副作用等の問題がなければ、継続して服用しましょう。

【処方薬】トラネキサム酸

トラネキサム酸は、肝斑治療の第一選択とも言われる内服薬です。
抗プラスミン作用で肝斑のもととなるメラニンの生成を抑制する働きがあります。
通常、成人の場合の服用量は1日当たり750mg~2000mgを3~4回に分けて服用するとされています。

【処方薬】シナール

シナールは、ビタミンC(アスコルビン酸)とビタミンB5を主成分とする内服薬です。
ビタミンCには、抗酸化作用があるため、メラニン色素の生成を活性化する活性酸素を抑制し、色素沈着抑制効果が期待できます。

【処方薬】ユベラ

ユベラは、ビタミンEを主成分とする内服薬です。
血行促進作用で肌のターンオーバーを促進します。
肌のターンオーバーを促進することで、肝斑のもととなるメラニンを排出します。
また、抗酸化作用を持ち、紫外線から肌を守り、新たな肝斑の生成を予防します。

処方薬の使用を希望する場合は、医療機関で処方を受ける必要があります。
もしも、肝斑治療の目的で処方が必要な場合は、保険適用外での治療となります。
シミ・肝斑治療で処方を受けるには、美容皮膚科を受診したうえで、処方を受ける流れとなります。
最近は、オンライン診療などもあるので忙しい方や近くに皮膚科がない方は、ぜひ活用してみてください!

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美容施術を受ける

治療に即効性を求める方は、美容施術を受けることがおすすめです。
施術では、メラニン色素を破壊し、肝斑の改善に直接的にアプローチするのが特徴です。

以下に肝斑の効果的な美容施術を3つ紹介します。

レーザートーニング PICOトーニング シミ・肝斑トーニング
施術の特徴 肝斑を広範囲に照射でき、回数を重ねることにより徐々に肝斑を薄くする 従来のレーザーと異なり、熱を使わずに衝撃波によって施術する レーザートーニングより高い出力数で、肝斑をピンポイントに施術する
当日のメイク

レーザートーニング

レーザートーニングは、微力なレーザーを当てる施術法です。
微力なパワーを均一に当てることにより、肝斑の原因となるメラノサイトを活性化させずに、肝斑を徐々に薄くすることができます。
回数を重ねることで、肝斑の改善を目指す治療方針になるケースが多いです。
レーザートーニングは、広範囲に照射できるため、肝斑が広い範囲にある人におすすめです。

PICOトーニング

PICOトーニングは、従来のレーザーと異なり、熱を使わずに衝撃波によって施術する肝斑治療です。
米国FDA認可の信頼度の高い施術で、少ないエネルギーで肌への負担を抑えつつ、優れた色素除去効果を持ちます。
かさぶたができにくい傾向にあるため、ダウンタイムを軽減したい人に相性が良いかもしれません。

シミ・肝斑トーニング

シミ・肝斑トーニングは、レーザートーニングより高い出力数で照射を行う施術です。
肝斑のピンポイント治療に長けたレーザーを使い、目立つ患部を治療します。
レーザートーニングと比べると、処置後にかさぶたができやすい傾向にあります。
ピンポイントでの照射ができるため、肝斑が狭い範囲にある人におすすめです。

肝斑(かんぱん)の原因が不明でなかなか治らない方は美容皮膚科へ

肝斑の原因が分からず、なかなか治らない方は、美容皮膚科を受診しましょう。
美容皮膚科では、医師の診断のもと症状の状態に合わせて、処方薬や施術での治療を進められます。

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この記事の監修医

東京総合美容医療クリニック

福田麻衣 医師

美容皮膚科/美容外科

美しさを求めるすべての人たちに

当院は「あなたのお肌のかかりつけ」をコンセプトに、皆さんのお肌を作り直すサポートをしていきたいと考えております。ただ肌悩みを改善するだけではなく、健康で美しいお肌を取り戻し、笑顔で日々を過ごせるよう、お手伝いさせていただければ幸いです。

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