お金をかけずに肝斑を治すことは可能?おすすめの治療法を紹介!

お金をかけずに肝斑を治したい!

肝斑はセルフケアで治せるの?

肝斑治療には施術という手段もありますが、できればお金をかけずにシミの悩みを解消したいですよね。

肝斑は、正しい方法でセルフケアを行うことで、自然と改善されていく可能性もあります。

今回は、費用を抑えて肝斑を治す方法をご紹介していきます。

この記事でわかること

  • お金をかけずにセルフケアだけで肝斑を治せる可能性はある
  • 生活習慣を整えてホルモンバランスの乱れをなくすことが重要
  • それでも治らない場合は医療用医薬品の内服がおすすめ

お金をかけずに肝斑を治せる?

肝斑は、左右対称にほぼ同じ大きさと形で発生するのが特徴です。

以下から肝斑をセルフケアで治療できるのか解説していきます。

セルフケアで完全に消すことは難しい

肝斑は、セルフケアだけで完全に消すことは困難です。

肝斑の主な原因は、ホルモンバランスの乱れで、紫外線のダメージが悪化しやすくなると言われています。

ただし、肝斑の原因や悪化する際の詳細なメカニズムは明らかになっていません。

そのため、ホルモンバランスが乱れないよう徹底していても、何らかの原因で肝斑は発生しまうと考えられます。

肝斑がなかなか改善されず、完全に消したい場合は、最終的には皮膚科での治療が必要になります。

セルフケアで予防や改善できる可能性はある

肝斑は、セルフケアのみでの完治までは難しいものの、改善できる場合もあります。

肝斑の原因は、はっきりとはわかっていないものの、女性ホルモンの乱れが大きく関わっていると考えられます。

そのため、ホルモンバランスを整えることで、肝斑の予防や改善を目指せます。

また、紫外線の影響により悪化することがあると言われているため、紫外線対策も重要です。

お金をかけずに肝斑を自分で治す方法

お金をかけずに肝斑をセルフケアで改善する方法を具体的に解説します。

肝斑を改善するには、ホルモンバランスを整え、メラニン色素を排出することがポイント。

  • 規則正しい生活習慣心がける
  • 肌への摩擦や紫外線を避ける
  • 肝斑に有効な成分を取り入れる
  • ドラッグストアで変える市販品で治療する

大きく上記4つの項目を意識していきましょう。

規則正しい生活習慣を心がける

規則正しい生活習慣は、肝斑の原因と言われているホルモンバランスの乱れを整えるために重要です。

また、肝斑のもとであるメラニン色素を排出するターンオーバーの正常化にもつながります。

医薬品や施術による治療を行う場合も、生活習慣が整っていないと、思うように治療の効果が現れないことがあります。

軽い運動でストレスを発散する

定期的な運動は、ストレスホルモンの分泌を減少できます。

肝斑は紫外線のダメージで悪化する可能性があるため、日中に屋外で運動する場合は紫外線対策を徹底しましょう。

細胞が活性化されることで、ターンオーバーの正常化にもつながります。

湯船に毎日15分程度浸かる

湯舟につかることで、血流がよくなり、肌の自然回復力(肌のターンオーバー)が促進されます。

これにより、肌に停滞したメラニンを肌を排出しやすくなり、肝斑の改善効果を期待できます。

また、入浴ではストレス解消・リラックス効果があり、ホルモンバランスを整えやすくなります。

質の高い睡眠を取る

質の高い睡眠は、ターンオーバーの正常化とホルモンバランスを整えるため非常に重要です。

睡眠時間の確保に加え、以下のような工夫で睡眠の質をあげるよう心がけましょう。

  1. 就寝前のスマホ使用を控える
  2. 寝る前のカフェイン摂取を控える
  3. 就寝前はリラックスできる習慣を行う(読書・ストレッチ・瞑想)
  4. 起床・就寝時間を固定する

肌への摩擦や紫外線を避ける

肝斑のもととなるメラニン色素の発生を防ぐことも重要です。

特に、紫外線や摩擦などのダメージはメラニンの生成につながるため、避けるよう工夫しましょう。

洗顔は泡立てて行う

泡立てネットでしっかりと泡を作り、包むように洗いましょう。

顔をゴシゴシ擦るように洗うと摩擦が起きるため要注意。

洗顔後の顔を拭く際も、清潔なタオルでやさしく水分を拭き取りましょう。

化粧水・乳液はやさしく肌になじませる

肌が乾燥すると、紫外線や摩擦のダメージを受けやすくなり、肝斑のもととなるメラニンが生成されやすくなります。

そのため化粧水・乳液で保湿しましょう。

ただし、肌をパンパン叩くように馴染ませると摩擦が生じるため、やさしく押し込むようになじませます。

日焼け止めを毎日塗る

紫外線は、夏季以外の曇りの日も降り注いでいます。また、屋内にいても完全に遮断することが難しいです。

そのため、特に外出をしない日も天気がわるい日も一年中塗りましょう。

メイク時は強くこすりすぎない

メイク時にも強くこすると摩擦が生じます。

メイクアップブラシやパフを使用して、優しく置くようになじませましょう。

日中はなるべく顔を触らない

手で顔に触れることも、摩擦を発生させる一つの要因です。

頬ずえをつくことでも肌を圧迫してしまうため、癖がついている人は特に気を付けましょう。

肌を撫でるようにクレンジングする

メイクを落とす際も、摩擦に注意が必要です。

以下の4つの手順で行いましょう。

  1. 手を清潔な状態にする
  2. 適量のクレンジング剤を使う
  3. 指の腹で肌によくなじませる
  4. ぬるま湯(32~35℃)ですすぐ

肝斑に有効な成分を取り入れる

肝斑を改善に効果的な有効成分にも注目しましょう。

食べ物と有効成分を含む化粧品を取り入れて、身体の内側と外側の両方からアプローチしましょう。

ビタミンCを多く含む食べ物を食べる

ビタミンCは、肝斑の元となるメラニン色素の生成を抑制する効果と、紫外線などの外部ダメージから肌を守る抗酸化作用を持ちます。

体内で作ることができない成分のため、食べ物などから摂取することが大切です。

水溶性の成分のため、多く摂ると尿と一緒に排出されるため、以下などの食材を定期的に食べましょう!

トラネキサム酸配合の化粧水を買う

トラネキサム酸は、肝斑のもととなるメラニンをつくる細胞(メラノサイト)の働きを抑えます。

紫外線や摩擦などのダメージを受けるとメラノサイトが活性化されます。これらのダメージを軽減するためにも有効なアイテムです。

ビタミンC誘導体の美容液を使う

ビタミンC誘導体は、ビタミンCをより浸透しやすく改良した成分です。

ビタミンCと効果は同様で、肝斑のもととなるメラニンの生成を抑制する効果を期待できます。

美容液は特定の成分に特化した商品が多く、毎日のスキンケアのプラスワンアイテムとして取り入れやすい点が便利です。

レチノール配合クリームで保湿する

レチノールには、メラニンの排出も行われる肌の再生(ターンオーバー)を促進する効果を期待できます。

レチノールを塗布すると、肌が紫外線に敏感になってしまうため、夜の保湿ケアに使うのがおすすめです。

ドラッグストアで変える市販品で治療する

規則正しい生活習慣を意識しつつ、ドラッグストアなどで購入可能な市販薬の服用で、より効果的に肝斑を治療していけます。

肝斑の改善に効果を期待できる市販薬を2つ紹介します。

※薬の服用で副作用が現れる場合もあります。副作用が現れた場合は服用を中止し薬剤師に相談しましょう。

トランシーノ ホワイトCクリア

肌のターンオーバーを促進してメラニンを排出する「L-システイン」や、メラニンの生成を抑制する「ビタミンC」が配合されています。

成人の場合、1回2錠を1日2回服用します。

副作用として、発疹・発赤や、吐き気が現れる場合があります。

シナールEX proチュアブル錠

メラニンの生成を抑制する「ビタミンC」の補給に適した内服薬です。

成人の場合、1回2~4錠を1日3回服用します。

まれに、副作用として吐き気や胃部膨張感など、消化器官の不調が現れる場合があります。

お金をかけずに肝斑を内服薬で治す方法

なるべくコストを抑えつつも、効果的に肝斑を治療するには、医療用の内服薬での治療がおすすめです。

美容クリニックなどでの施術はコストがかかる場合もあります。

また、医療用医薬品のほうが市販薬よりも有効成分の含有量が多い傾向にあり、より高い治療効果を実感しやすいというメリットがあります。

肝斑の治療に、用いられる代表的な医療用医薬品を4つ紹介します。

※医薬品の服用で副作用が現れる場合もあります。副作用と思われる症状が出た場合はすぐに医師に相談しましょう。

「トラネキサム酸」を服用する

トラネキサム酸は、肝斑のもととなるメラニンの生成を抑制する働きを持ちます。

人工的に作られたアミノ酸の1つで、肝斑の治療にも使用されることが多いです。

また、炎症鎮静作用があるため、肌の赤み等の改善効果も期待することができます。

副作用として、吐き気や食欲不振、下痢等が現れる可能性があります。

トラネキサム酸の美白効果や副作用を解説!飲み続けると白髪になる?

「シナール」を服用する

シナールには、肝斑のもととなるメラニンの生成を抑制する作用があります。

また、抗酸化作用と肌のバリア機能を高める作用で、紫外線や摩擦などのメラニン過剰生成の要因となるダメージを抑えます。

副作用として、下痢や嘔吐を始めとする胃腸系の不調が現れる可能性があります。

シナールの効果と飲み方を解説!副作用や他のシミ・ニキビ治療薬との違いは?

「ハイチオール」を服用する

ハイチオールは、肝斑のもととなるメラニン色素の生成の抑制と、メラニンの排出を促す効果が期待できます。

主成分のL-システインが、メラニンをつくるチロシナーゼという酵素の産生を防ぐためです。

副作用として、下痢や口の渇き、軽度の腹痛がまれに起こることがあります。

ハイチオールは医薬品?シミ改善だけではない美容効果や副作用を解説

「ユベラ」を服用する

ユベラは、血行促進作用により、ターンオーバーを促進して肝斑のもととなるメラニンを排出する効果を期待できます。

また、抗酸化作用があり、活性酸素の働きを抑える効果も期待できます。

副作用として、便秘が生じたり、胃部の不快感を感じる場合があります。

「ユベラ」の効果と副作用を徹底解説!処方薬と市販薬の違いとは?

お金をそこまでかけずとも美容内服で肝斑の改善を目指せる

まずはセルフケアで肝斑の改善を目指しましょう。

セルフケアでなかなか改善されない場合は、医薬品での治療も取り入れていきましょう。

医薬品での治療を検討している方は、医師からの処方が必要になります。

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この記事の監修医

東京山手クリニック

藤原東華 医師

美しさを求めるすべての人たちに

当院は「あなたのお肌のかかりつけ」をコンセプトに、皆さんのお肌を作り直すサポートをしていきたいと考えております。ただ肌悩みを改善するだけではなく、健康で美しいお肌を取り戻し、笑顔で日々を過ごせるよう、お手伝いさせていただければ幸いです。

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