ユベラの長期服用による副作用とは?リスクを軽減する方法も解説

ユベラを長期服用すると副作用が出やすくなるの?

ユベラは「ビタミンE(トコフェロール酢酸エステル)」を主成分とする医薬品です。
ビタミンEは脂溶性ビタミンであり、体内で蓄積されやすいという特徴があります。

そのため、長期服用をすることで副作用が起こりやすくなる可能性があるでしょう。

今回はユベラの長期服用による副作用やリスク、安全に長期服用するための方法について詳しく解説していきますね。

この記事でわかること

  • ユベラを自己判断で過剰摂取すると中毒症状のリスクがある
  • ユベラには禁忌となっている疾患や病態がない
  • 医師の処方のもと正しい用法・用量で摂取することが大切

ユベラは長期服用しても問題ない?

水と内服薬を手にしている人の画像

ユベラには血行促進や抗酸化作用による美白・美肌効果が期待できるため、ぜひ長期的に服用したい医薬品です。
しかし、長期服用にはリスクが伴うという情報を耳にし、不安に思っている方もいるかもしれません。

結論、健康への悪影響は現れていない状態で、医師からの指示や製品ごとの規定を守れば、長期服用を行うこと自体は問題ないと考えられています。
以下で、詳しく解説していきます。

過剰摂取を続けるとリスクがある

ユベラは過剰に摂取すると中毒症状が起こるリスクがあります。
なぜなら、主成分のビタミンEは体内に蓄積されやすいという特徴があるためです。

ビタミンには「脂溶性ビタミン」と「水溶性ビタミン」の2種類があります。

脂溶性ビタミン 油に溶けやすく、また油に溶けることでさらに吸収力が高まる
水溶性ビタミン 水に溶けやすく、また水に溶けることでさらに吸収力が高まる

ビタミンEは水に溶けないので、過剰に摂取した分は吸収されず、体内に残ってしまいます。
体内に蓄積され続けると中毒症状を引き起こされてしまうことがあるのです。

用法容量を守ることで、ビタミンEの体内での蓄積は防げるので、自己判断での過剰摂取は絶対にしないでくださいね。

ユベラを過剰摂取し続けると…

ユベラを過剰摂取すると、血が止まりにくくなる・骨粗しょう症を招くリスクが高まります。
ビタミンEは血流を促進する作用があり、多量に摂取すると、血液を固める働きを阻害する可能性があるためです。
また、ビタミンEを過剰摂取すると、骨量が減ってしまう可能性が示唆されているためです。

医師の指示通りに服用すれば問題ない

医師の指示を守って服用すれば、リスクを抑えて長期服用することが可能です。

医師は、患者の症状や体型などに合った量判断した上で処方するため、用法用量を守って摂取すれば、ビタミンEの体内への蓄積を防ぐことができます。
指示通りに服用することで、副作用のリスクを抑えつつも、きちんと効果も期待できます。

ユベラの副作用

そもそも、ユベラの副作用の発症例は総症例3,586件のうち32例(0.89%)と低いですが、用法用量を守らず、自己判断で長期服用すると、副作用のリスクが高まる可能性があります。

以下で、具体的なユベラの副作用について解説していきます。

消化器の異常

ユベラの副作用として消化器の異常が挙げられます。

  • 便秘 胃部不快感
    (発症率:0.1%~5%未満)
  • 下痢 
    (発症率0.1%未満)


ビタミンEは脂溶性ビタミンなため、体内に蓄積されやすく、それが胃や腸への負担に繋がってしまいます。
その結果下痢・便秘などといった副作用が起きてしまうのです。

過敏症の発症

アレルギー反応などの過敏症は、ユベラの副作用の一つです。
過敏症になると、発疹が表れることがあります。

  • 発疹
    (発症率:0.1%未満)

上記のような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してくださいね。

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なお、医師による再診も初診と同様に診察料は無料です。(※厚生労働省のガイドラインに則りビデオ通話形式で実施しております。)

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ユベラの長期服用による副作用のリスクを軽減する方法

笑顔で指を指す医師

ユベラを長期服用すると、副作用が起こりやすくなる場合があると説明してきました。
とはいえ、ユベラには様々な美容効果や健康効果が期待できるため、長期服用したい方も多いはずです。

副作用のリスクを抑え、安全に長期服用するために、以下の3つのポイントを守りましょう。

  • 用法・容量を守る
  • 医師から指示のある服用期間を守る
  • 長期服用の際は医療機関で処方を受けることが推奨される

用法・容量を守る

必ず指示された用法・容量は守りましょう。

たくさん服用することで、効果が高まると考える方もいるかもしれませんが、ユベラの過剰摂取には様々なリスクが潜んでいるためです。

一般的には1回1錠を、1日2回の服用が推奨されています。

飲み忘れてしまった場合には、気が付いた時にすぐに一錠服用し、4時間程時間をあけて次の服用をしてください。
もし、飲み忘れに気づいた時が2回目の服用時間に近い場合(例:朝の分を飲み忘れ、夜の分を服用する前に気づいた場合)は、1回分をとばして2回目の服用から通常通り飲み始めましょう。

また、服用のタイミングは食後がおすすめです。
主成分のビタミンEは脂溶性ビタミンなので、食事中の油分に溶け込むことで吸収が良くなり、効果的に服用できるためです。

ビタミンEを含むサプリメントとの飲み合わせに注意!

ユベラは併用を禁忌とされている薬はありません。
しかし、ビタミンEを含むサプリメントと併用すると、ビタミンEの過剰摂取となる可能性があります
併用を検討している場合は必ず担当の医師や薬剤師に相談しましょう。

医師から指示のある服用期間を守る

ユベラの服用や使用を行う際は、医師から指示された服用期間を守りましょう。

医師や製品ごとの規定では、患者の年齢等を考慮して、適切な服用期間が策定されています。
指定の期間中であっても、違和感を感じたら、そのまま服用を継続せず、すぐに医師や薬剤師に相談するようにしましょう。

長期服用の際は処方薬が推奨される

副作用のリスクを軽減するためには、医師から処方された薬を飲むことをおすすめします。

ユベラには市販薬・処方薬がありますが、違いは以下の通りです。

処方薬 医師が発行する処方箋に基づいて処方される(医療機関の受診が必要)
市販薬 薬局などで個人の判断で購入できる(医療機関の受診が不要)

市販薬は医療機関の受診が不要であるため、気軽に購入できますが、長期服用にはあまり適していない傾向にあります。
市販薬は処方薬と異なり、個人に合わせた用法用量を指示されないからです。

また、何か異常が生じた際も、医師に相談しづらい傾向にあります。

そのため、安全にユベラを長期服用するためには、処方薬がおすすめです。

▼ユベラの処方に関してはこちらも参考にしてみてください

水と内服薬を手にしている人の画像 ユベラを処方してもらうには?方法や料金について詳しく解説

ユベラを安全に長期服用したい方は美容皮膚科へ

パソコンでビデオ通話する医療従事者の女性

今回はユベラの長期服用によるリスクや副作用について解説しました。

ユベラを安全に長期服用するためには、用法用量や指定された服用期間を守ること、市販薬よりも処方薬を選ぶことがポイントです。
これらを守ることで、過剰摂取や副作用のリスクを低減させることができます。

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この記事の監修医

東京山手クリニック

藤原東華 医師

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