美容内服って本当に効果あるの？どれくらい続ければいいのかな？
オンライン診療は本当に信頼できる…？
美容内服やオンライン診療に関心を持ちながらも、具体的なイメージがわかず、利用を迷っている方も多いのではないでしょうか？
そんな皆さんの疑問や不安に応え、肌悩みを解消するヒントを伺うべく東京美肌堂提携医師である都丸真依子先生にインタビューを行いました。
都丸先生によると
- 美容内服では、肌悩みの原因がある肌の深い層にアプローチできる
- 美容内服を始めるタイミングは「肌に変化を感じたとき」
- オンライン診療では、好きな時間や場所で待ち時間なく診察を受けられる
目次
美容皮膚科医・都丸先生が語る「美容内服」の役割
内側からの美容が外見にどう影響するか
– 美容内服が外見に与える主な効果について教えてください。
どのような変化を期待できるのか、専門家の視点からお話しいただけると嬉しいです。
美容内服のようなインナーケアでは、肌悩みの原因がある肌の深い層にアプローチできることが大きな特長です。
特に、肌の奥深くにある「真皮層（※）」にまで働きかけることで、表面的なケアでは届きにくい部分に効果を発揮します。
普段のスキンケアは、皆さん朝や夜に行っていますよね。
確かに、外側からのケアは直接肌に塗ることで、すぐに潤いや手触りの変化を実感できる魅力があります。
ただ、化粧品の成分は肌の一番外側にある「角質層」にまでしか浸透せず、効果は一時的なものにとどまりがちです。
一方で、美容内服をはじめとしたインナーケアは、肌の構造を支える「真皮層」まで深く作用します。
長期的に続けることで、肌の健康を根本から改善し、生涯にわたってポジティブな影響を与えることが期待できるんです。
長い目で見た時に、症状の本質的な改善を目指せるところがインナーケアのいいところですね。
※真皮層…表皮（角質層～基底層）と皮下組織（皮下脂肪・筋膜・筋肉）の間に存在する層を指します。肌組織の大部分を占めており、肌の本体とも言える層です。
実際に東京美肌堂をご利用いただいた方へのアンケート調査によると、約21％の方が肌のトーンアップを実感しています。
他にも、さまざまな肌悩みの改善効果を実感しているという結果が得られました。
都丸先生が考える「美容内服を始めるべきタイミング」
– 美容内服はどんな時に始めるとよいでしょうか。例えば、どのような状態の人におすすめですか？
美容内服を始めるタイミングとして、まずおすすめしたいのは「肌に変化を感じたとき」です。
肌トラブルが明らかに進行してからでは、内服だけで短期間に改善するのは難しくなってしまうんですよね。
そうすると、美容医療のレーザー治療などを併用する必要が出てくることもあります。
日中外でお仕事をされる方や、紫外線を浴びやすいライフスタイルの方は、内服による予防ケアを検討してみると良いでしょう。
最も大切なのは、「美容内服は予防から始める」という考え方です。
東京美肌堂では無料診察を行っているため、まずは専門医に相談して、自分に合った内服方法を確認するのが一番効率的だと思います。
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服用期間は？継続的なケアの重要性について
– 美容内服は効果が出るまでに時間がかかると言われますが、どのくらいの期間を目安に考えればよいのでしょうか？
美容内服の効果を実感できる目安は、服用開始から3ヶ月程度が一般的です。
治療期間としては、半年間の継続をお勧めしています。
内服を始めたばかりの方は、血中濃度が上がるまで少し時間がかかるため、効果を感じるには一定の期間が必要です。
3ヶ月を過ぎた頃から徐々に効果が現れ始め、半年を迎える頃には多くの方が目に見える改善を実感されています。
ただし、半年間で症状が改善したからといって内服を止めてしまうと、再発してしまうことも少なくありません。
せっかく時間をかけて得た効果が失われてしまうのはもったいないですよね。
そのため、半年以降も再発防止や予防目的での継続を提案しています。
継続期間は、1年から数年と人それぞれですが、その間に薬の種類や量を調整しながら進めることが可能です。
症状が改善している場合は、初期と同じ量や種類を服用し続ける必要はありません
また、「少ない量で始めてみよう」と考える方もいらっしゃいますが、その場合、効果を十分に感じられず、途中で追加するケースも少なくありません。
初めは少し多めに服用を始め、状況に応じて減らしていくのが最も効率的でコストパフォーマンスが良い方法です。
東京美肌堂のご利用開始からどれくらいで効果を実感し始めましたか？
実際に東京美肌堂をご利用いただいた方へのアンケート調査によると、約45％の方が1ヶ月～3ヶ月で効果を実感し、さらに約31％の方が3ヶ月～6ヶ月で効果を感じたという結果が得られました。
– 美容内服の効果が実感できない場合、どのような要因が考えられるのでしょうか
効果が思うように感じられないケースでは、生活習慣に原因がある場合が少なくありません。
特に多いのが、無意識に肌へ摩擦を与えてしまっているパターンです。
例えば、肝斑治療で美容内服を始めた方でも、3ヶ月や半年と継続しても効果を実感できないと感じる場合があります。
その際、私は「日焼け止めはしっかり塗っていますか？」「スキンケアやお化粧の際にお顔を擦っていませんか？」といった生活習慣についてお尋ねすることがあります。
皆さん「気を付けています」とお答えになることがほとんどですが、さらに詳しくお話を伺うと、小顔ローラーやたるみ解消のマッサージなど、美容のために良かれと思って行っている習慣が原因になっている場合も見受けられます。
美容への意識が高いのは素晴らしいことですが、肌に摩擦を与える行為は逆に症状を悪化させることもあります。
そのため、私はよく患者様に「お肌はお豆腐のように扱ってください」とアドバイスしています。
この表現なら、日常生活の中でも具体的にイメージしやすく、注意しやすいですよね。
都丸先生が考える「信頼できる美容内服」の選び方
信頼できる薬剤を見極めるポイント
– 安全に美容内服薬という治療手段を選ぶには、どのような点を特に重視すべきでしょうか？
一番大切なのは、専門医の診察を受けたうえで、きちんと処方してもらうことです。
未承認薬の場合、副作用が明記されていなかったり、まだ明らかになっていない副作用が潜んでいる可能性があります。
そのため、本当に安全かどうかが分からず、健康被害が出た際の対応も難しくなります。
また、海外製品は成分が強すぎたり、濃度が高すぎたりすることがあり、日本人の肌に合わずに肌荒れを引き起こすケースもあります。
個人で輸入した場合、それが本物の製品かどうか判断するのも非常に難しいですよね。偽物である可能性も否定できません。
成分が不明な製品を使用すると、予期せぬ被害やトラブルに繋がるリスクが高まります。
安価な製品をインターネットで購入することには、やはり危険が伴います。
そのため、美容内服薬を選ぶ際は、やはり専門医の診察を受けて処方を受けることが一番安心で安全だと思います。
– 偽物はさすがに怖いですね。偽物かどうか見分けるポイントはありますか？
偽物かどうかは、見た目だけでは判断が難しい場合があります。
そこで注目すべきなのは価格です。
明らかに相場よりも安い場合、偽物の可能性が高いと考えた方がいいでしょう。
最近では、人気のサプリや内服薬を個人で購入する方も多いですが、成分や安全性を自分で判断するのは非常に難しいものです。
偽物の場合、記載されている情報そのものが正確かどうかも分かりません。
なので、無理に個人で購入することは避け、医療機関を通じて正規の製品を入手していただきたいですね。
都丸先生のおすすめの美容成分
– 美容内服を始めてみたいと考えている初心者の方に向けて、おすすめの成分を教えていただけますか？
初心者の方には「ビタミンC」が特におすすめです。
ビタミンCは幅広い年代の方に共通して効果が期待できる成分で、肌のさまざまな悩みにアプローチしてくれます。
例えば、皮脂分泌を抑える働きがあるので、ニキビや脂性肌の改善に効果的です。
また、コラーゲンの生成を促進する作用もあり、アンチエイジングのケアとしても優れています。
さらに、ビタミンCは作用が多岐にわたるうえ、副作用が少ないのも魅力です。
そのため、美容内服を始めるか迷っている方には、まずビタミンCから試してみるのが良いと思います。
シナールは、ビタミンC（アスコルビン酸）とビタミンB5（パントテン酸カルシウム）を主成分とする医薬品です。
- たるみ・シワの予防
- ニキビの改善
- 炎症後の色素沈着の改善
- シミ・ニキビ跡の予防
- 肌のハリを保つ
– 年齢に伴う肌悩みが気になってきた方に向けて、おすすめの成分を教えていただけますか？
アンチエイジングを考えている方には「ユベラ」がおすすめです。
ユベラは強い抗酸化作用を持ち、酸化による肌ダメージ（※）から守ってくれるだけでなく、ホルモンバランスを整える作用もあります。
そのため、シミ・シワ・たるみが気になり始めた方には特に適しています。
※酸化によるダメージ：ストレスや紫外線、喫煙、生活習慣の乱れによって発生する「活性酸素」が原因で肌が酸化（サビ）し、シミ・シワ・たるみの原因となります。
ユベラは、「トコフェロール酢酸エステル」と呼ばれるビタミンEを主成分とする医薬品です。
アンチエイジング効果に優れていることから「若返りのビタミン」と呼ばれることもあります。
- シミ・肝斑・ニキビ跡の改善
- シワ・たるみの改善
- 炎症後の色素沈着の改善
- 肌にハリ・ツヤを与える
健康効果としては、血行促進作用により冷え性・肩こりの改善や、ホルモンバランスを整える作用により更年期障害の緩和なども期待できます。
– 最近人気のある成分などはありますか？
最近は、グルタチオンの処方を希望される患者様が多いように感じています。
「白玉注射」や「白玉点滴」が流行っている影響かなと思います。
ただし、グルタチオンは確かに美容に良い成分ではありますが、症状によっては他の内服薬の方が適している場合もあります。
例えば、肝斑治療にはトラネキサム酸が第一選択となることが多いです。
なので、流行に流されるのではなく、医師と相談しながら最適な医薬品を選んでいただければと思います。
都丸先生の美容内服を取り入れたライフスタイル
都丸先生の美容ルーティンは？
– 都丸先生ご自身が実践されている1日の美容ルーティンについて教えていただけますか？
私はパックが好きで、朝と夜に毎日欠かさず使っています。
毎日続けるものなので、手頃な価格のものを選んでいます。
洗顔後は肌の水分がどんどん減ってしまうので、保湿のためにとりあえず貼る、という感じですね。
パック中に家事ができるので、時短にもなって気に入っています。
– 朝、昼、夜といった時間帯ごとに意識されていることや、特に欠かせない習慣はありますか？
時間帯ごとのルーティンとして、朝は美容内服やスキンケアでビタミンCを取り入れています。
日中は、外出時だけでなく家にいる時も日焼け止めを必ず塗っています。
窓からも紫外線が入るので、スプレータイプを使ってベタつきを抑えながらこまめに塗り直しています。
夜は、レチノールを取り入れています。
最近は少し濃度を高めたものを使い始め、ハリ感や肌の質感の変化を実感しています。
ただ、最近出産したので、以前と比べたら美容にかける時間が取れなくなりましたね。
なので、最近は時短を意識したスキンケアに切り替えています。
例えば、泡タイプの洗顔やワンプッシュで適量が出るスキンケア用品を使ったり、複数の美容成分が含まれるオールインワン製品を選ぶなど、効率よくケアできる工夫をしています。
都丸先生が実際に服用している美容内服薬は？
– 都丸先生ご自身はどのような美容内服を取り入れていますか？
最近は、東京美肌堂の「とことん美白対策入門セット」（※）を毎日服用しています。
セット内容はビタミンC、ビタミンE、トラネキサム酸で、美白ケアに欠かせない成分が揃っています。
私自身、若い頃からニキビ肌に悩み、レーザー治療を何度も受けていたのですが、その刺激の影響もあり肝斑ができてしまったんです。
それ以降、トラネキサム酸やビタミンC、ユベラを服用して改善しました。
ただ、妊娠を機に服用を中断していたところ、出産後に肝斑やシミが再発してしまいました。
この経験から、継続して服用する大切さを私自身とても実感して、現在は「とことん美白対策入門セット」を取り入れています。
※とことん美白対策入門セット：東京美肌堂が提供する「ビタミンC」「ビタミンE」「トラネキサム酸」のセットです。
東京美肌堂では、お肌の悩みに合わせた美容内服セットをご用意しています。
肌トラブルの原因となる活性酸素を分解・除去し、ターンオーバーや免疫機能の正常化を助けます。
健康的なお肌を身体の中から取り戻すのに最適なセットです。
処方例
＜内服薬＞
- アスコルビン酸・パントテン酸Ca配合錠：60錠
- ピドキサール錠20mg：60錠
- L-シスチン錠：60錠（※60錠：1回1錠・1日2回）
美肌力アップ基本セットに、「若返りのビタミン」とも言われるビタミンEを追加。
荒れた肌の状態を徹底して改善していくためのセットです。
処方例
＜内服薬＞
- アスコルビン酸・パントテン酸Ca配合錠：60錠
- ピドキサール錠20mg：60錠
- L-シスチン錠：60錠（※60錠：1回1錠・1日2回）
- ユベラ錠50mg：60錠（※60錠：1回1錠・1日2回）
メラニンを抑制することで、肝斑やそばかすなどのシミを根本から予防する美白入門セットです。
ビタミン2種を組み合わせることで、肌の酸化防止＆ハリ・弾力を保ちながら美白をサポートします。
処方例
＜内服薬＞
- アスコルビン酸・パントテン酸Ca配合錠：60錠
- ユベラ錠50mg：60錠（※60錠：1回1錠・1日2回）
- トラネキサム酸錠500mg：60錠（※60錠：1回1錠・1日2回）
デジタル時代の医師と患者の新しい関係性
医師視点での対面診療との違いとは？
– オンライン診療を通じて美容内服を処方する場合、対面の場合と比べて、どのようなメリット・デメリットがあるとお考えですか？
オンライン診療のメリットは、好きな時間や場所で待ち時間なく診察を受けられる点ですね。
特に、近くに病院がない方や通院が難しい方、忙しくて通院が面倒な方にとっては魅力的だと思います。
また、一度に3ヶ月分以上のお薬を処方できるので、継続しやすい点も大きな利点です。
1か月分しか処方できないクリニックも多い中、この点は利用者にとって便利だと思います。
一方で、デメリットは、対面と比べて患者さんとの信頼関係を築きづらいところです。
オンライン診療では初めてお会いする方が多く、短い診療時間の中で信頼を得ることが課題だと感じています。
デジタル時代に求められる医師の役割
– オンライン上でも信頼関係を築くために、工夫されていることはありますか？
形式的な診察だけでなく、世間話を交えて話しやすい雰囲気作りを心がけています。
オンライン診療だと、対面の診察室よりも、意外とお互いに生活感が感じられたりするんです。
例えば、お子さんが画面に映り込んだ際には「お子様がいらっしゃるんですね！」と声をかけるようにしています。
少しプライベートな話題かもしれませんが、こうした会話が患者様との距離を縮め、お悩みを共有しやすくなると感じています。
直接お会いできない分、このような工夫をすることで、より患者様に寄り添った診察ができると思っています。
患者様も、自宅などで周囲の目を気にせず話せるため、むしろ対面よりもリラックスしてお話しいただけるかもしれません。
東京美肌堂が描く、あなたの理想の美しさ
– 最後に、美容内服を始めるか悩んでいる方へのメッセージをお願いします。
美容内服は、肌の深層から美肌をサポートし、生涯にわたって効果を期待できます。
インターネットでは、副作用などのリスクに関する情報も多く見かけるので、美容内服を始めるかどうか悩んでいる方も多いかもしれません。
もちろん、リスクはゼロではありませんが、副作用は全ての方に起きるわけではなく、実際にはごく少数と言えます。
日本の厳格な基準と管理システムをクリアした薬は、効果が出ることの方が圧倒的に多いです。
東京美肌堂のオンライン診療では、診察料が無料で、気軽に相談できます。
万が一、服用中に何か異変を感じたら、オンラインで迅速にサポートを受けることができます。
なのでぜひ一度、ご相談にいらしてみてくださいね。
東京美肌堂では、
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都丸真依子 医師
当院は「あなたのお肌のかかりつけ」をコンセプトに、皆さんのお肌作りをサポートさせていただきたいと考えております。一人一人違ったお肌のお悩みに寄り添い、適切な治療法を提案することで、見た目だけでなくインナーケアの改善もお手伝いさせていただけたら幸いです。少しでもお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。