繰り返しているニキビをなんとかして治したい
ゼビアックスって繰り返すニキビにも本当に効果あるの?
ニキビは一度できてしまうと完治させる前に再発してしまって繰り返すことも多いですよね。
そんな方はゼビアックスという抗菌薬を用いて治療を進めることをおすすめします。
ゼビアックスはニキビへの効果が認められており、正しい使用方法や期間を守ることでニキビの改善が期待できます。
この記事では、ゼビアックスの効果やその効果が出るまでの期間など詳しく解説していきます。
この記事でわかること
- ゼビアックスは主に炎症性の赤・黄ニキビに効果がある
- ゼビアックスは長期間塗布を続ける必要がある
- ゼビアックスを使用できない方もいる
目次
ゼビアックスのニキビへの効果

ゼビアックスは炎症を抑える「オゼノキサシン」という有効成分を含む抗菌薬です。
この抗菌成分は高い抗菌作用が特徴で、正しく使用することで皮膚の炎症を改善することができます。
ニキビの炎症・膿症状を改善する
ゼビアックスに含まれているオゼノキサシンは炎症の原因菌の増殖を防ぐため、炎症性である赤・黄ニキビに効果があります。

ニキビは、毛穴に皮脂や角質が詰まると、アクネ菌が増殖して発生します。
ニキビができた状態で、さらにアクネ菌が増殖すると、ニキビが炎症を起こします。
ゼビアックスはこの炎症を抑える働きをするため、赤・黄ニキビに効果を示します。
また、菌の繁殖により炎症の起きたニキビであれば、顔以外の背中や頭皮にできたニキビにも有効です。
その一方で非炎症性である白・黒ニキビには効果がありません。

炎症性ニキビ:赤・黄ニキビ
非炎症性ニキビ:白・黒ニキビ
白ニキビや黒ニキビの原因や治し方については以下の記事で詳しく解説しています。
自分のニキビが当てはまる方は以下の記事も参考にしてくださいね。
乾燥肌のニキビにも優しく効く(油性クリームタイプ)
ゼビアックスには2種類のタイプがありますが、油性タイプは乾燥肌の方のニキビでも安心して使用することができます。

▼ローションタイプと油性クリームタイプの違い
アルコール成分 | 肌への刺激 | |
---|---|---|
ローションタイプ | 含まれている | 強い |
油性クリームタイプ | 含まれていない | 弱い |
ローションタイプと比較すると、油性クリームタイプにはアルコール成分が含まれていないため、肌への刺激が弱い設計になっています。
そのため、乾燥肌の方でもバリア機能を保護しながらニキビ治療を行うことができます。
ニキビ跡には効果はない
ニキビ跡は炎症が既に治まり原因菌が増殖している段階ではないため、ゼビアックスでは治すことができません。
ゼビアックスの主な効果は抗菌作用で、ニキビの炎症が進行している際に効果を示すのです。
ニキビ跡はニキビの症状が少し残ってしまって跡のようになることから、このように呼ばれています。
症状の残ってしまった部分を解消するには、通常のニキビを治すときとは違うアプローチ方法が必要になります。
ニキビ跡のようなものができている場合は、早急に治さなければ肌にずっと跡が残ってしまいます。
以下の記事では、ニキビ跡のでき方や種類から丁寧に解説しているので、ニキビ跡で悩む方は参考にしてくださいね。

ゼビアックスの効果が出るまでの期間

前の章では、ゼビアックスのニキビへの具体的な効果について解説しました。
加えて、ゼビアックスを使用してから効果実感や治療完了するまでの期間も気になりますよね。
ゼビアックスは効果が感じられない場合は医師への相談が必要な場合もあるので、効果を実感できる目安の期間をチェックしましょう。
効果実感の目安は1ヶ月から
ニキビにゼビアックスを使用する場合約1ヶ月で効果を実感できます。
一般的には使用開始後1週間から10日程度で少しずつ効果が出始めるといわれています。
そのため、1ヶ月程度使用したが効果を感じられないという方はゼビアックスの使用を中止して受診しましょう。
また、ニキビ以外の表在性皮膚感染症に使用する場合は数日程度で効果を実感できるといわれています。
治療完了までの推奨期間は3ヶ月
ニキビの治療が完了するまでの使用推奨期間は約3ヶ月です。
ニキビを完全に治すためには長期間正しく使用することが大切です。
しかし、治療が完了してからも使用し続けていると耐性菌が発生する可能性があるため、使用は最小限の期間にとどめましょう。
内服薬と併用することで治癒が早まる可能性がある
ゼビアックスは強い抗菌成分を含んだ薬ですが、単体では治療が完了するまでに時間を要することがあります。
しかし、適切な内服薬と併用することで相乗効果で治療の完了が早まるためおすすめです。
ゼビアックスと内服薬を併用して治療を進める際には、症状や体質によって適した内服薬が異なるため、必ず受診しましょう。
ゼビアックスの使い方
紹介してきた通り、ゼビアックスには「ローションタイプ」と「クリームタイプ」があります。
ローションタイプは粘性があるため塗りやすく、クリームタイプはしっとりとしていて乾燥した部分にも塗りやすい特徴があるのです。
その他にもアルコール成分の有無や肌への刺激が異なります。
自身の肌質に合わせて薬を選ぶことで、薬の効果を得やすいだけでなく、副作用の防止にも繋がります。
1日1回洗顔後に塗布する
ゼビアックスは1日に1回、洗顔とスキンケア(化粧水・乳液等)が終わった後に塗布してください。
また、※光線過敏症の報告はないため、朝・夜いずれの使用でも構いません。
しかし、メイクと混ざることや光線過敏症が気になる方は夜使用するようにしましょう。
※日光によって誘発される免疫系の反応で、主な症状としては日光にさらされた部分の皮膚のかゆみを伴う発疹・発赤・炎症などがある
また、1回分塗り忘れてしまった際にはなるべく早く1回分を塗布するようにしてください。
1日に2回塗ったり、2回分を1回に塗ってはいけないので気を付けましょう。
適量を清潔な手で優しく塗り広げる
ゼビアックスを使用する際は必ず手を清潔な状態にすることが重要です。
また、ゼビアックスを塗ると使用箇所がかゆくなる恐れがあるため、適量を必要箇所に優しく塗るようにしましょう。
また、先ほどご紹介した通りゼビアックスにはローションタイプと油性クリームタイプの2種類のタイプがあります。
それぞれローションタイプはニキビの患部を覆うように塗り、油性クリームタイプは患部の面積より広めに塗ることを意識して使用しましょう。
塗布後は手を洗う
塗布後は必ず手を洗うようにしましょう。
特に、目や粘膜には使用することができません。
万が一ゼビアックスが目に入ってしまった場合は速やかに水で洗い流すことが必要です。
ゼビアックスの副作用と使用するときの注意点

ゼビアックスはニキビをはじめ様々な症状の治療に大きな効果を発揮する分、副作用も現れやすいのです。
薬を使用する前は必ず、副作用の症状の把握しておきましょう。
副作用で皮膚の乾燥や皮剥けが起こる可能性がある
ゼビアックスを使用すると、肌が乾燥しやすくなり皮剥けが起こる可能性があります。
肌は乾燥すると、外部からの刺激から肌を守るバリア機能が低下して、ニキビができやすくなってしまいます。
ニキビを治すためにゼビアックスを使用しているのに、乾燥によりかえってニキビが増えてしまうリスクもあるため、普段よりも入念に乾燥対策しましょう。
以下に乾燥を予防する方法をまとめたので意識して生活してみてください。
- 季節問わず日焼け止めを塗る
- 約3~4時間で日焼け止めを塗り直す
- 洗顔後はすぐに化粧水・乳液を塗る
- 十分な睡眠時間を確保する
- 就寝時間・起床時間を一定に保つ
傷口への塗布を避ける
ゼビアックスは、肌への刺激が強い抗菌成分が含まれている薬です。
傷口にゼビアックスを使用すると、周囲の皮膚を刺激したり、細菌感染が起こる可能性があります。
患部が傷口と密接している場合は、使用可否を医師に確認しましょう。
例外として、傷口がかさぶたになった場合には、使用することができます。
13歳未満の方・妊娠中の方は使用を避ける
ゼビアックスの使用がそもそも認められない場合があります。
それは、「13歳未満の方」と「妊娠中の方」です。
13歳未満の方 | 13歳未満の小児を対象とした臨床試験が実施されていなく、安全が保障されていないため |
妊娠中・授乳中の方 | 胎児・乳児の体に悪影響を与える可能性がある |
万が一、誤って使用してしまった場合は、直ちに使用を中止し、医師に相談するようにして下さい。
他の薬と併用できるが、変色の可能性がある
他の症状で内服薬を服用されている方でもゼビアックスを使用することができます。
しかし、ゼビアックスを過酸化ベンゾイル製剤と重ねて塗布すると黄色に変色する可能性があります。
過酸化ベンゾイル製剤には
- エピデュオゲル
- ベピオゲル
- べピオローション
- デュアック配合ゲル
などがあります。
そのため、過酸化ベンゾイルと併用してゼビアックスを用いる場合は皮膚や衣服などへの着色に注意しましょう。
ゼビアックス以外のニキビに効果を持つ処方薬
ゼビアックスの高い効果や使用による副作用がありますが、ゼビアックスと同じようにニキビへの効果が認められている薬は他にもあります。
この章ではゼビアックス以外のニキビに効果を持つ処方薬の効果と副作用についてご紹介します。
ダラシンT(クリンダマイシン)

▼ゼビアックスとダラシンTの比較
ゼビアックス | ダラシンT | |
---|---|---|
抗菌力の強さ | 強い | 弱い |
1日に塗る回数 | 1回(朝または夜) | 2回(朝・夜) |
十分な効果が出るまでの期間 | 約3ヶ月(12週間) | 約1ヶ月(4週間) |
効果を示すニキビ | 赤ニキビ・黄ニキビ | 膿を持った黄ニキビ |
ダラシンTは、主に化膿した黄ニキビを改善する効果があります。
主成分である「クリンダマイシン」はニキビの原因菌であるアクネ菌の増殖を抑制し、炎症を鎮めることでニキビの状態を改善するとともに化膿を抑えます。
その他抗菌力の強さや効果を得られるまでの期間は、上記表を参考にしてくださいね。
ダラシンTの使用に向いている方
・化膿している黄ニキビに悩んでいる方
・できるだけ早く効果を実感したい方
べピオゲル

▼ゼビアックスとベピオゲルの比較】
ゼビアックス | ベピオゲル | |
---|---|---|
ニキビへの作用 | 抗菌 | 抗菌+角質剥離 |
1日に塗る回数 | 1回(朝または夜) | 1回(夜推奨) |
効果が出るまでの期間 | 約3ヶ月(12週間) | 約2-3カ月(8-12週間) |
効果を示すニキビ | 赤ニキビ・黄ニキビ | 白ニキビ・黒ニキビ・赤ニキビ |
ベピオゲルは、主に白・黒ニキビの毛穴詰まりの解消や赤ニキビの炎症を抑える効果があります。
主成分である「過酸化ベンゾイル」は、ニキビの原因菌であるアクネ菌を構成する物質を酸化させることで抗菌します。
なお、ニキビ跡へは効果を発揮しませんので、ニキビ跡の場合は適した薬を使用しましょう。
ベピオゲルの使用に向いている方
・炎症性ニキビに加えて非炎症性ニキビの治療も行いたい方
・効果が出るまで長期間塗布を続けられる方
べピオゲルの効果や副作用、使い方については以下の記事で詳しく解説しています。

アクアチム

【ゼビアックスとアクアチムの比較】
ゼビアックス | アクアチム | |
---|---|---|
抗菌力の強さ | 強い | 弱い |
1日に塗る回数 | 1回 | 2回 |
効果が出るまでの期間 | 約3ヶ月(12週間) | 約1ヶ月(4週間) |
効果を示すニキビ | 赤ニキビ・黄ニキビ | 赤ニキビ・膿を持たない黄ニキビ |
アクアチムは、ニューキロノン系「ナジフロキサシン」を有効成分として含み、主に炎症を伴う赤ニキビを改善する効果を示します。
「ナジフロキサシン」は、皮膚表面にある細菌の増殖を防ぎ、殺菌する効果が期待できます。
ゼビアックスとアクアチムはMICという菌に対する抗菌力を示す指標で比較すると、ゼビアックスの方が抗菌力が強いことがわかります。
ゼビアックスによるニキビ治療の相談は皮膚の専門医へ

ゼビアックスには高い抗菌作用があり、赤ニキビや黄ニキビの治療に効果を期待できます。
ただ、高い抗菌作用がある分、副作用の症状が現れる可能性もあるのです。
ゼビアックスを処方されている方は、正しく使用して、ニキビをより効果的に治していきましょう。
炎症性のニキビに悩んでいる方やゼビアックスを3ヶ月以上使用してもニキビ改善しない方は、皮膚科に相談してみましょう。
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