美容内服とは、シミやくすみ、しわやニキビなど「肌悩みを解決するのに有効な成分が含まれた内服薬」です。
本記事では、美容内服の効果や皮膚科でよく処方される美容内服セットの紹介、保険適用の有無などについて解説します。
この記事でわかること
- 美容内服とは肌トラブルの改善や美容目的で使用される内服薬
- 美容サプリとの違いは医学的に効果を認められているか
- 美容内服は皮膚科もしくは美容皮膚科での処方が必要
目次
美容内服とは
美容内服とは、身体の内側から肌悩みや肌質改善にアプローチする内服薬です。
医療用医薬品のため、医師からの処方を受ける必要があります。
美容内服薬はサプリや化粧品と比較して、法的に認められた有効成分が含まれており、その効果や持続性、安全性も法的に規定されている点が特徴です。
医療用医薬品のなかでも肌悩みの改善に効果的な内服薬
医薬品は、大きく3つに分類されます。
医療用医薬品 |
医療機関や診療所で必ず医師からの処方が必要な薬 効果の高いものが多い反面、副作用への注意が必要 患者の症状や体質に合わせて医師が診断のもと、選ばれる |
要指導医薬品 |
ドラッグストアや薬局で薬剤師の指導のもと購入できる薬 医療用医薬品から市販薬に転用されたばかりの薬で、購入の際には必ず薬剤師から対面での情報提供や指導を受ける必要がある |
一般医薬品 |
ドラッグストアや薬局で薬剤師の指導なしで購入できる薬 医療用医薬品に比べて薬の有効成分の含有量を少なく調整されている 副作用や薬の飲み合わせなどのリスクの程度に応じて第一類・第二類・第三類と分類される |
美容内服は、医療用医薬品に分類されます。
医療用医薬品のなかでも肌への改善効果が認められているものを美容内服と呼びます。
皮膚科もしくは美容皮膚科などの医療機関での処方が必要
美容内服は医療用医薬品です。
医療用医薬品は、医療機関での処方を受ける必要があります。
そのため、美容内服の取り扱いがある皮膚科もしくは美容皮膚科での処方が必要になります。
化粧品やサプリの効果が実感できない方におすすめの治療法
美容内服は、ニキビやシミなどの治療以外にも用いられます。
- エイジングケアがしたい
- 美白を目指したい
- 肌荒れの予防をしたい
など、美容目的でも服用することができます。
美容内服には、肌の老化予防や美肌への効果が医学的に認められている有効成分が、効果的な量含まれています。
そのため、化粧品やサプリではなかなか効果を実感できなかったという方にもおすすめです。
美容目的で服用する場合は、保険適用での処方を受けられない場合もあるため、注意しましょう。
美容内服薬の種類と効果
美容内服には、いくつかの種類のお薬があります。
肌悩み別に、効果的なお薬の種類も変わってきます。ここでは代表的な美容内服を紹介します。
薬の効き目には個人差があるため、副作用が現れる可能性があることに注意が必要です。
シナール
特徴 ビタミンCとビタミンB5を含むビタミン剤 抗酸化作用・メラニンの生成抑制・コラーゲンの生成を促す作用を持つ。 効果 シミを防いで肌を白く保つ ニキビを改善する 副作用 下痢・嘔吐・胃の不快感 |
トラネキサム酸
特徴 主成分はトランサミン シミのもととなるメラニンをつくる細胞(メラノサイト)を活性化させる、プラスミンの合成を抑制する「抗プラスミン作用」を持つ。 効果 シミや肝斑の発生を抑える のどの痛みなどの炎症抑制 副作用 皮膚のかゆみ・頭痛・吐き気・食欲不振 |
ユベラ
特徴 ビタミンEが主成分 主な働きとして抗酸化作用と血行促進作用を持つ。 効果 ニキビ・シミの改善 しわ・たるみの改善 副作用 便秘・胃の不快感 |
グルタチオン
特徴 3つのアミノ酸からできている抗生物質 「白玉点滴」の成分としても用いられる。 効果 美白 しわ・たるみ予防 肌の代謝促進効果 副作用 吐き気・頭痛 |
ハイチオール
特徴 主成分はL-システインというアミノ酸 効果 肌の代謝促進 抗酸化作用 シミの改善 疲労・二日酔いの改善 副作用 悪心・下痢・口の乾き・軽度の腹痛 |
※副作用の症状が現れた場合は服用を中止し、医師に早めに相談しましょう。
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美容内服セットの特徴
美容内服は、皮膚科や美容皮膚科で、複数の医薬品(セット)で処方を受ける場合もあります。
その組み合わせの内容や、料金(保険適用の有無)などについて解説します。
クリニックによって処方内容や組み合わせが異なる
美容内服のセットでの処方内容は、クリニックによって異なります。
例えば、オンライン診療サービスを提供している「東京美肌堂」では、以下のような処方例があります。
皮膚科では、医師が症状に合わせて必要な薬を処方するため、複数の処方薬の処方を受けられない可能性もあります。
※美容皮膚科でも医師の診断のもと処方をするため、希望通りの薬をもらえない場合もあります。
クリニックによって料金や保険適用の有無が異なる
美容内服の処方を受けられる場所は、皮膚科もしくは美容皮膚科になります。
美容内服の保険適用を受けられるケースは、治療目的での処方が必要と判断された場合に多くなります。
保険診療をしている医療機関でも、美容目的での処方と診断された場合は、保険適用されない場合もあります。
美容内服とサプリとの違い
実は、サプリメントは薬ではなく、食品の一部に分類されます。
そのため、医学的に美容に効果があることは認められていません。
美容サプリは栄養補給のサポートをする役割として、使用されます。
美容内服は医学的に効果が認められている
美容内服は、厚生労働省より配合されている有効成分の効果が認められているものです。
一方でサプリメントは、一般食品に分類され、不足している栄養素を補給するためのものとして使用されます。
美容内服は副作用が出ることもある
美容内服は、医療用医薬品のため、一般用医薬品と比較すると、有効成分の含有量が多い傾向にあります。
その分、副作用が発生するリスクもあります。
美容内服の服用では、起こりうる副作用を理解したうえで、副作用と思われる症状が現れた場合はすぐに医師に相談しましょう。
美容内服の相談はオンライン診察がおすすめ
美容内服が気になる方は、一度皮膚科または美容皮膚科に相談してみましょう。
また、美容目的での服用を検討している方は美容皮膚科での受診がおすすめです。
最後に、オンラインで美容皮膚科の診察を実施している「東京美肌堂」を紹介します。
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東京山手クリニック
藤原東華 医師
当院は「あなたのお肌のかかりつけ」をコンセプトに、皆さんのお肌を作り直すサポートをしていきたいと考えております。ただ肌悩みを改善するだけではなく、健康で美しいお肌を取り戻し、笑顔で日々を過ごせるよう、お手伝いさせていただければ幸いです。