顔の皮膚がポロポロ剥けることが気になる…。
もしかして何かの病気…?
そんな肌トラブルに悩んでいませんか?
顔の皮膚がポロポロと剥けてしまう原因は、主に乾燥によるものです。
肌の保湿成分が不足すると、水分が保持できずに肌表面の角層細胞が剥がれやすくなります。
しかし、単なる乾燥だけでなく、皮膚炎やアレルギーなどの病気が原因の場合もあります。
放置するとかゆみや赤みが悪化する恐れがあるため、原因を正しく見極めることが重要です。
この記事では、顔の皮膚がポロポロ剥ける主な原因と、効果的な対処法について詳しく解説します。
この記事でわかること
- 顔の皮膚がポロポロむけるのは肌の乾燥が深刻であるサイン
- 乾皮症・乾燥性皮膚炎など、症状によっては病気に区別される
- いずれの病気の場合も保湿を中心とした治療と予防を行うことが必要
目次
【診断付き】顔の皮膚がポロポロむける症状を伴う病気
顔の皮膚がポロポロむけてしまう場合は、乾燥がかなり深刻なため、皮膚科の受診を推奨します。
乾燥の原因や、症状の出方によって、治療法が異なります。
まずは、次のような病気が自身に当てはまるか確認してみましょう。
皮膚疾患診断チャット
乾皮症

乾皮症(かんぴしょう)とは、肌の水分や皮脂が減少することで、乾燥状態になる病気です。
症状としては、皮膚がカサカサして剥がれ落ちたり、ひび割れなどが生じます。
- 皮膚表面がカサカサし、細かい粉のような白い鱗屑(りんせつ)が発生
- 乾燥による引っ張り感や軽度のかゆみを伴う
- 肌の弾力性が失われ、ひび割れが生じやすくなる
- 加齢による皮脂腺機能の低下
- 湿度が低い環境(冬季や空調過多の室内) 過度の入浴や熱いお湯の使用
- 界面活性剤が強い洗浄剤の継続使用 セラミドなど細胞間脂質の減少
- 放置すると表皮の亀裂から細菌が侵入し、感染症を併発する危険性がある
- 悪化すると、乾燥性皮膚炎へと進行し、炎症症状が加わる
- 特に高齢者や糖尿病患者は合併症リスクが高まる
乾燥性皮膚炎

乾燥性皮膚炎(皮脂欠乏性湿疹)は、乾皮症が進行した状態の病気です。
ポロポロむける皮むけに加えて、強いかゆみや赤み、水ぶくれなどの湿疹が伴うことが多い傾向にあります。
- 乾燥だけでなく、赤みが出る
- かなり強いかゆみがあり、夜に特にひどくなることが多い
- 肌が硬くなったり、厚くなったりすることがある
- 場合によっては湿って、じゅくじゅくすることもある
- 乾皮症を長く放置してしまった
- 肌のバリア機能が慢性的に弱っている
- 肌を繰り返し強くこすったり、刺激の強い化粧品などを長く使い続ける
- 肌の免疫反応が過剰に働いて炎症を起こす
- かきむしると細菌感染を起こしやすい
- かゆみ→かく→さらにかゆみが強くなる、という悪循環に陥りやすい
- 治療が遅れると治りにくくなることがある
アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、小さくブツブツとした湿疹ができる病気です。
かゆみを伴うことが多く、湿疹加えて、カサカサと乾燥して皮膚がむけてしまうこともあります。
摩擦や乾燥による外的要因だけではなく、もともとの肌質としてバリア機能が弱い人に起こりやすい特徴を持ちます。
- 強いかゆみが最大の特徴
- 年齢によって出やすい場所が変わる(赤ちゃんは頬や額、子どもは関節の内側、大人は顔や首など)
- 肌が全体的に乾燥しやすい 良くなったり悪くなったりを繰り返す
- 慢性化すると肌が厚くなって、色素沈着することもある
- 肌のバリア機能に関わる遺伝子の変異
- 生まれつき肌のバリア機能が弱い
- ハウスダスト、花粉、食べ物などに肌が過敏に反応する
- 黄色ブドウ球菌という細菌が皮膚に定着しやすい
- かきむしると症状が悪化し、感染症を併発する恐れがある
- 気候の変化、ストレス、汗、特定の食べ物で悪化しやすい
- 喘息、花粉症、食物アレルギーを一緒に持つことがある
- 長い目で見た管理が必要で、完全に治すのは難しい
乾癬(かんせん)

乾癬(かんせん)とは、皮膚が炎症を起こす病気で、盛り上がりのある赤い発疹に、垢が付着してポロポロ剥がれ落ちる症状が現れます。
明確な原因は解明されていませんが、体質や感染症、精神的ストレスなどが考えられています。
- はっきりとした境界のある赤い斑に、厚い銀白色のかさぶたのようなものが重なる
- かさぶたをはがすと点々と出血することがある
- ひじ、ひざ、頭皮、爪、おへそのあたりなどに出やすい
- かゆみは比較的軽く、見た目の問題が大きい 爪が厚くなったり、変形したり、点々と凹んだりする
- 遺伝的な要素がある(約30%の方に家族での発症がある)
- 扁桃腺炎などの感染症、薬、ケガ、ストレス
- 肥満、高血圧、糖尿病などの生活習慣病との関連
- 心臓や血管の病気のリスクが高まるとの関連性がある
- 長く病気を抱えることでの精神的な負担が大きい
- 重症の場合、全身に膿がたまったり、全身が真っ赤になったりすることがある
脂漏性皮膚炎

脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)とは、皮脂の分泌が多い部位に発生する炎症性の皮膚疾患です。
脂漏性皮膚炎を放置するとかゆみや痛みが増し、湿疹が広がって重症化する恐れがあります。
- 脂っぽい赤い部分に、黄色や白色のフケのようなものがつく
- 頭皮、眉間、鼻の脇、耳の後ろ、胸の真ん中など皮脂腺が多い場所に出やすい
- 軽いかゆみやヒリヒリ感がある場合もある
- 良くなったり悪くなったりを繰り返す
- マラセチアという真菌(カビの一種)が異常に増える
- 皮脂の分泌が過剰になる(マラセチア菌のエサになる)
- マラセチア菌が皮脂を分解して生じる脂肪酸が炎症を引き起こす
- ホルモンバランスの変化(思春期、更年期、パーキンソン病など)
- 免疫の働きの変化(HIV感染症や一部の神経の病気で悪化)
- ストレス、疲れ、季節の変わり目(特に冬)で悪化しやすい
- パーキンソン病やHIV感染症の方は症状が出やすく、重症化しやすい
- 治療をやめるとすぐに再発しやすい 細菌感染を起こすこともある
- 顔に慢性的な赤みが出ることによる心理的な影響
顔の皮膚がポロポロむける原因

顔の皮膚がポロポロむける主な原因は、肌の乾燥です。
肌の乾燥は、肌のバリア機能を低下させ水分が蒸発しやすくなります。
水分が失われると、皮膚は柔軟性を失い、皮がポロポロむける症状が起きます。
肌のバリア機能が低下している
肌のバリア機能とは、外部の刺激や細菌などの侵入から肌を守る力のことを指します。
肌が乾燥していると、バリア機能の力を弱めてしまいます。
その結果、外的な刺激に対して無防備になり、皮がむけてしまいます。

本来、肌には水分と油分を十分に保つ仕組みが備わっています。
しかし、空気が乾燥していたり、保湿が不足すると、その仕組みが正常に働かなくなってしまいます。
すると肌が乾燥し、バリア機能も低下してしまいます。

摩擦や紫外線などのダメージが肌に加わると、肌は乾燥し、バリア機能が低下してしまいます。
摩擦は肌表面への直接的な刺激となり、紫外線は細胞間の隙間を広げて水分を蒸発させます。
ターンオーバーの周期が乱れている
肌には、ターンオーバーと呼ばれる新陳代謝の機能が備わっています。
このターンオーバーが正常に行われることで、肌表面の細胞が、水分を保持しやすい新しいものへと生まれ変わります。
しかし、乾燥した肌では角質層が厚くなり(角質肥厚)、古い細胞が排出されにくくなります。

これにより、ターンオーバーの周期が乱れて、肌細胞が水分を保持できなくなると、乾燥が悪化して、皮がむけてしまうのです。
歳を重ねると、肌の水分を保つコラーゲンやエラスチンの生成量が減少して、肌の衰えが目立ちやすくなります。
加齢による肌の変化は、肌のハリや水分の不足によってターンオーバーの周期が長くなることも含まれます。
さらに、新陳代謝の機能が加齢とともに低下することで、ターンオーバーの周期が乱れやすくなります。
肌のターンオーバーが正常に行われるためには、肌をつくるタンパク質やビタミンB群などの、さまざまな栄養素が必要になります。
これらの栄養素が不足してしまうと、ターンオーバーの周期が乱れやすくなります。
「肌にいい食べ物」について詳しくはこちら

顔の皮膚がポロポロむける時の対処法

顔の皮膚がポロポロむけるときは、医療機関で治療を進めることをおすすめします。
さらに、治療とあわせて保湿中心のスキンケアを行うことで、より効果的に皮むけを改善しやすくなります。
医師の診断による処方薬を使用する
顔の皮膚がポロポロむける症状が続く場合は、自己判断での対処には限界があります。
皮膚科専門医の診察を受けることで、症状の原因を正確に特定し、適切な治療薬を処方してもらうことが重要です。

処方薬と市販薬の違いは以下の通りです。
処方薬 | 市販薬 | |
---|---|---|
入手方法 | 医療機関を受診し、医師に処方してもらうことで購入できる | ドラッグストアなどで誰でも購入できる |
配合成分濃度 | 比較的高い | 制限されている |
処方薬は配合成分濃度が高く、即効性が期待できます。
ただし、配合成分濃度が高い分、副作用のリスクも高まるため医師の診察のもと処方されます。
副作用のリスクはありますが、医師の指導のもと服用できるため、疑問点や不安を医師に直接相談できます。
一方、市販薬は医師の指示がなくても安全に服用できるよう、成分の配合量に上限があります。
そのため、副作用のリスクが低減しますが、その分処方薬より効果が緩やかです。
医師は症状や皮膚の状態を詳しく診断し、必要に応じて以下のような薬剤を処方することがあります。

- 主成分はヘパリン類似物質で、皮膚に適度な水分を保持させる
- 血行促進・保湿・抗炎症作用による高い美容効果がある
- 薬剤タイプは複数種類あり、症状やテクスチャーによって使い分けできる
- 保湿効果による乾燥改善と肌のバリア機能回復
- 皮膚の水分保持能力を高め、角質層に水分を補給する
- 保湿だけでなく血行促進や抗炎症作用も備えている
- 1日1回~数回、適量を患部に塗布
- 眼や傷口(潰瘍、びらん面)に入らないように注意
ヒルマイルドクリームは、ヘパリン類似物質0.3%を配合した医薬品クリームです。
血行促進作用で、乾燥やカサつきを改善します。
ヒルドイドはヘパリン類似物質を含む保湿剤で、乾燥肌や皮膚のバリア機能が低下した状態に効果的です。
高い美容効果があり、顔の皮膚がポロポロむけてしまう症状を確実に治療したい人には最適の保湿剤です。
ヒルドイドについて詳しくはこちら


- 無色透明または白色の軟膏状保湿剤
- 香料・保存料などが入っていないため、刺激が少ない
- 肌の表面に膜を作り、水分の蒸発を防ぐ「保護剤」
- 赤ちゃんや敏感肌の人でも使えることが多い
- 肌の乾燥を防ぎ、潤いを保つ
- バリア機能の低下を防ぎ、外部刺激から肌を守る
- 肌荒れやひび割れの予防
- 肌の自然な治癒力をサポート
- 洗顔、スキンケアを一通り終えた後に塗る
- 米粒1,2つ分程度を薄くのばして使用
ヴァセリンは天然由来の白色ワセリンを使用し、高い保湿力が特徴です。
無香料・無着色・防腐剤無添加なのでデリケートな赤ちゃんの肌にも安心して使えます。
ワセリン刺激性が極め低くアレルギー反応が起きにくい保湿剤です。
顔の皮膚がポロポロむけてしまう敏感肌の方にも、使いやすい特徴があります。

- 主成分は四物湯(当帰・川芎・芍薬・地黄)で、血行促進や血液の補充を助ける
- 肌細胞に水分や栄養を供給し、乾燥肌やアトピー性皮膚炎などの肌トラブルを改善する効果がある
- 肌に栄養分とうるおいを与え、乾燥肌を改善する
- 肌がカサカサして、皮膚がむける人に効果的
- 一般的に1日2~3回、食前または食間に服用する
- 比較的安全で長期服用が可能だが、急性期の炎症には適さないため注意が必要
- 消化器系の不調
胃もたれ、消化不良、吐き気、胃痛、下痢など
当帰飲子は乾燥性の皮膚疾患に用いられることが多く、皮膚の栄養状態を改善する効果が期待されています。
医師は特に血流が悪く、冷えを伴う乾燥肌や皮むけに対して処方することがあります。
当帰飲子のアトピーへの効果について詳しくはこちら


- 四物湯をベースに、かゆみ止めの生薬を加えた処方
- 血液循環を改善しながら体内の余分な熱を取り除くことで、慢性的な炎症やアレルギー体質の改善に役立つ
- 皮膚の乾燥やかゆみを和らげ、肌に栄養分と潤いを与える
- 肌の赤みやかさつき、かゆみを改善し、血液循環を良くする
- アトピー性皮膚炎の症状に改善の効果がある
- 1日2~3回、食前または食間に服用する
- 他の薬との飲み合わせに特別な注意は不要だが、不調を感じた場合は速やかに服用を中止し医師に相談する
- 消化器系の不調
食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、下痢など - 皮膚疾患
発疹、発赤など
温清飲は、炎症を伴う乾燥肌や赤みのある皮むけに効果的とされています。
膚の赤みやかゆみを伴う症状に対して処方されることが多く、体の内側から皮膚の状態を改善します。
温清飲のアトピーへの効果について詳しくはこちら

処方薬を使用するには、医療機関の受診が必要です。
忙しくてなかなか皮膚科に行けない方は、オンライン診療がおすすめです。

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皮膚疾患の場合は必ず皮膚科で治療する

顔がポロポロむける皮膚疾患に当てはまる場合は、必ず皮膚科を受診しましょう。
以下では、治療法や皮膚疾患で用いられる医薬品について紹介しています。
- 保湿を徹底する。肌の潤いを保つために保湿剤を使用する
- 症状が進行している場合は、症状によっては、ステロイド外用薬や抗ヒスタミン薬を併用することがある
- 保湿剤:ヘパリン類似物質製剤、尿素製剤、ワセリンなど
- 外用薬:ステロイド外用薬
- 内服薬:抗ヒスタミン薬
- 漢方薬:当帰飲子(かゆみを軽減)
- 保湿剤やかゆみを抑える薬を使用する
- 炎症がある場合はステロイド外用薬を使用する
- 保湿剤:肌の潤いを補うために使用
- 外用薬:ステロイド外用薬(中等度~強力なもの)
- スキンケアで保湿を徹底し、清潔に保つ
- ステロイド外用薬や抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬などを用いる
- 外用薬:ステロイド外用薬・カルシニューリン阻害薬(タクロリムスなど)
- 内服薬:ヤヌスキナーゼ阻害薬(デュピルマブなど)・注射薬(生物学的製剤)
- 漢方薬:温清飲・当帰飲子
- 軽度の場合は外用療法としてステロイド軟膏やビタミンD3誘導体を使用
- 重症例では免疫抑制剤や注射薬(生物学的製剤)を使用する場合もある
- 外用薬:ステロイド外用薬・ビタミンD3誘導体
- 内服・注射薬:シクロスポリン(免疫抑制剤)・注射薬(生物学的製剤)
- 抗真菌薬で原因菌を抑える
- 炎症が強い場合はステロイド外用薬を併用する
- 外用薬:ステロイド外用薬
- 内服・その他:抗ヒスタミン薬(かゆみ緩和目的)
顔の皮膚がポロポロむける症状を、根本から治すには一度皮膚科に行くことをおすすめします。
東京美肌堂では自由診療ですが、オンライン診断を提供しており、忙しくて時間が取れない方でも手軽に皮膚科医の診断を受けることができます。

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顔の皮膚がポロポロむけたときの注意点

顔の皮膚がむけていると、つい気になって触ってしまったり、皮をキレイにむきたくなってしまうかもしれません。
しかし、顔の皮膚がポロポロむけているときは、なるべく患部を刺激せず、保湿を重点的に行うことが重要です。
以下の4つの行動は、皮むけや乾燥を悪化させてしまうNG行動に当てはまるため、注意しましょう。
皮膚に刺激を与えないようにする
顔の皮膚がポロポロむけている肌は、敏感になっている状態です。
なるべく肌に刺激を与えないように意識しましょう。

乾燥して皮がむけそうでも必ずむかないようにしましょう。皮膚をむいてしまうと、乾燥が悪化してさらなる皮むけを引き起こしたり、皮むけのない美しい肌を取り戻すまでの期間が長引いてしまうリスクがあります。

成分の刺激の強い、添加物配合の化粧品の使用は避けましょう。
皮がむけていてバリア機能が低下している肌に、刺激の強い成分を使用すると、より肌が乾燥しやすくなり、皮むけが悪化しやすい状態になります。
アルコールフリー・無着色・無香料など、無添加の化粧品を使用するのがおすすめです。

熱いお湯は、肌の潤い成分を溶かしたり、過剰に皮脂を洗い流してしまう恐れがあります。
入浴は40℃以下のお湯を使用して、湯舟に浸かる際は15~20分を目途にそれ以上は浸からないようにしましょう。
また、洗顔時は、32~35℃のお湯を使用するとよいでしょう。

むけている皮膚をキレイにするために、ピーリング剤やスクラブで取り除くのはやめましょう。
ピーリング剤やスクラブは、角質を剥がす効果を持つため、皮がむけている肌には、刺激が強すぎる場合が多いです。
より一層乾燥を招きやすくなるので注意しましょう。
皮むけが悪化しないように予防する
皮むけの悪化を防ぐには、十分な保湿を心がけ、外部刺激から肌を守ることが重要です。
以下、皮むけを悪化させないための乾燥対策を参考にしてみてくださいね。

顔の皮がむけている場合は、洗顔料を使わずに、ぬるま湯のみで洗顔することがおすすめです。
皮脂は、肌を乾燥から守る保護膜になるため、洗顔で皮脂を落とすことで、洗顔後の肌は乾燥しやすくなります。
乳液・クリームの保湿力が低いと、補った水分が蒸発しやすくなるため、保湿力の高いアイテムでフタをしましょう。
こまめにミスト化粧水をふりかける
ミスト化粧水とは、霧状に吹き出るスプレータイプの化粧水のことです。
日中の室内の乾燥や外気による乾燥から肌を保護する対策として、日中はこまめにミスト化粧水をふりかけましょう。

室内の湿度を60%以上に保つ
空気が乾燥していると、肌も乾燥しやすくなります。
加湿器や霧吹きを使用して、室内の湿度は常に60%以上を保ちましょう。
十分な睡眠をとる
肌のターンオーバーは、睡眠中に特に活発になります。
1日7~8時間を目安に睡眠をとりましょう。
適度な運動をする
ウォーキングやストレッチ・ヨガなどの有酸素運動を取り入れると、体温が上がり新陳代謝が促進されます。
肌のうるおいを保つ美容内服を続ける
肌が弱い方や、もともと乾燥しやすい肌質の場合、生活習慣を整えるだけでは乾燥を防ぎきれない場合もあります。
また、肌に必要な栄養を食事だけで摂ることが難しいときは、美容内服を取り入れるのがおすすめです。
美容内服とは、肌悩みを解消する効果を認められている有効成分を含む内服薬のことです。
「美容内服」について詳しくは以下へ

顔をできるだけ触らない
顔を触ると、摩擦が生じてしまうため、できるだけ肌を手で直接触らないようにしましょう。
また、顔のかゆみが気になる際は、濡れタオルや保湿剤で冷やすことで鎮静させましょう。
マスクを使用しない
マスクを装着すると、常に顔とマスクの素材が接触していることで、摩擦が生じる機会が多くなります。
特に、顔の皮がむけているときは、肌が敏感な状態のため、マスクの使用は避けましょう。
顔の皮膚がポロポロむける場合は皮膚科へ

顔の皮膚がポロポロむける症状は、単なる乾燥ではなく皮膚の深刻な状態である可能性が高いです。
放置すると深刻な皮膚疾患や色素沈着などの長期的なダメージにつながるリスクがあります。
セルフケアのみだと、一時的な改善にとどまり、根本的な原因に対処できていないことも多くあります。
皮膚のむけの原因は多岐にわたるため、専門医による正確な診断が必要です。
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