「朝起きたら突然、ニキビが大量発生してる！？」こんな悩みをお持ちではありませんか？
ニキビが突然たくさんできる原因はいくつかあり、やみくもにケアしてもなかなか治りません。
原因を見極めて適切なケアをしなければ、完治に時間がかかってしまい、何度もニキビを繰り返してしまいます。
今回はニキビが突然大量に発生する原因とその対策方法について解説します。
正しい対策方法を知って、より自信の持てる美肌を目指しましょう！
目次
ニキビが突然大量に発生する原因
まずは、ニキビが大量発生する原因を探っていきましょう。
ニキビが突然大量に発生してしまう原因は、1つや2つ発生する少量のニキビとは異なり、生活習慣や環境に起因することも多いため要注意です。
また原因は1つだけでなく、複数組み合わさっていることも考えられます。以降で、ニキビが大量に発生する原因を7つに分けて見ていきましょう。
運動不足
ニキビが突然大量に発生する原因の1つには運動不足が考えられます。運動不足によって体内の血液循環が悪くなり、肌の健康状態に悪影響を及ぼします。
適度な運動は心拍数を上げることができるため、血液の循環を活発にする効果があります。血行改善によって、栄養や酸素が体内の組織や皮膚に適切に供給され、老廃物や毒素の排出を促進します。
一方で、運動不足になると血液の循環が悪くなり、栄養や酸素の供給が不足するため、肌のターンオーバー周期が乱れてしまいます。
その結果、肌の角層にある保湿成分が不足し乾燥につながります。肌が乾燥すると、皮脂が過剰に分泌してしまい、結果的に毛穴が詰まりやすくなります。
さらに、運動不足はリンパの流れにも悪影響を及ぼします。
リンパは老廃物や余分な水分を排出する役割を持っています。運動不足によってリンパの流れが滞ると、毛穴の周りに余分な水分や老廃物が溜まりやすくなり、それがニキビの大量発生を引き起こす要因となります。
さらに、運動による発汗は肌の水分量を増加させ、角質を柔らかくする効果があります。しかし運動不足の場合は角質が硬くなりやすいので、結果として毛穴が詰まりやすくなり、ニキビが発生する原因になり得るのです。
睡眠不足
ニキビが突然大量に発生する原因として、睡眠不足が挙げられます。睡眠不足は肌にさまざまな悪影響を及ぼし、ニキビの発生を引き起こす可能性があります。
睡眠不足はストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を増加させることで知られています。
コルチゾールの過剰な分泌は皮脂腺の活動を刺激し、皮脂の過剰な分泌を引き起こします。そのため毛穴が詰まりやすくなり、ニキビも発生しやすくなります。
また、睡眠不足は免疫機能の低下にもつながります。
免疫機能が低下すると、肌のバリア機能が弱まり外部の刺激物や細菌が侵入しやすくなります。これによって、炎症性のニキビが発生しやすくなるのです。
さらに、睡眠不足は肌のターンオーバーの周期を乱すこともあります。睡眠中には肌細胞の再生や修復が行われるため、十分な睡眠が必要です。
しかし、睡眠不足ではこのプロセスが適切に行われず、成長ホルモンの分泌が乱れた結果、肌のターンオーバーが進まなくなる可能性があります。
その結果、古い角質や毛穴の詰まりが増えニキビの発生が促されたり、起きている間に受けた皮膚のダメージが補修されずに既にできたニキビも改善しにくくなってしまいます。
以下の記事でニキビと睡眠の関係について説明しているので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
ニキビと睡眠の関係性とは？治療薬や寝不足改善のためのセルフケア方法を紹介！
食生活の乱れ
ニキビが突然大量に発生する原因には、食生活の乱れが挙げられます。食事が偏ったり、栄養バランスが乱れたりすることで、皮脂の分泌が過剰になり、毛穴が詰まりやすくなります。
高カロリーで脂肪や糖分が多い食品はニキビが突然大量に発生する要因になります。
例えば、ファーストフードやスナック菓子、甘い飲み物などは、肌に悪影響を与えると言われています。これらの食品は、血糖値の急激な上昇を引き起こし、インスリンの分泌を促します。その結果、皮脂腺が刺激されて皮脂分泌が過剰になりニキビの原因となります。
また、栄養バランスの偏った食事もニキビの発生を促します。
例えば、野菜や果物の摂取量が不足していたり、脂肪や糖分を摂り過ぎると、体内のビタミンやミネラルのバランスが崩れます。これにより、ターンオーバーの周期が乱れ、毛穴が詰まりやすくなります。
また、食物繊維不足は便秘を引き起こし、毒素が体内に蓄積される原因となります。毒素が蓄積すると皮脂の分泌を増加させニキビの発生につながります。
お酒の飲み過ぎもニキビなどの肌荒れを招きます。お酒を飲むと、アルコールの作用で毛細血管が拡張され、皮脂腺が刺激されて皮脂が余分に分泌されやすくなるからです。
肌を美しく保つための栄養素についてより詳しく知りたい方は、以下の記事で解説しているので、ぜひ読んでみてくださいね。
美肌効果のある「栄養素」とは？効率的な取り入れ方やおすすめ食材を解説
心理的ストレス
ニキビが突然大量に発生する原因には、ストレスが挙げられます。
ストレスは、私たちのホルモンバランスに大きな変化をもたらすことがあります。
ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が増加すると、皮脂腺の活動が活発になり皮脂の分泌が増えます。その結果、毛穴が詰まりやすくなりニキビが突然大量に発生することがあります。
また、免疫機能は皮膚のバリア機能を維持するために重要な役割を果たしていますが、ストレスによって自律神経が乱れると免疫機能が低下することがあります。
普段は体を動かすときに働く交感神経と体を休めるときに働く副交感神経はバランスをとりながら体内の状態を調整してますが、ストレスを受けると交感神経の働きが強まり、バランスがとれなくなることがあります。
このように自律神経が乱れると、免疫機能も乱れてしまい細菌や炎症を引き起こしやすくなります。そのため、ニキビが発生しやすくなるのです。
さらに、ストレスは私たちの生活習慣にも影響を与えます。ストレスが増えると、十分な睡眠をとることが難しくなったり、不健康な食事や運動不足を誘発します。これらの要因が重なると、皮膚の状態が悪化し、ニキビが発生する可能性が高まります。
主なストレスの原因 には仕事や人間関係、家族関係、環境的な要因などがあります。
具体的には、以下のようなシチュエーションが挙げられます。
- 業務量が多い、残業や休日出勤が多いなど仕事のストレス
- ママ友トラブル、SNSトラブル、職場いじめなど人間関係のストレス
- 子育て、夫婦仲、親戚間トラブルなど家族関係のストレス
- 消化不良、病気やけがの療養など身体的なストレス
ニキビとストレスの関係についてより詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてくださいね。
ストレス性ニキビの治し方を解説！顔の場所別にみる原因とその特徴
猛暑
ニキビが突然大量に発生する原因として、猛暑が挙げられます。猛暑の時期には、暑さや湿度の上昇により皮脂が過剰に分泌されます。皮脂の過剰分泌は毛穴が詰まりやすくなり、ニキビが発生する可能性を高めます。
暑い季節は汗をかきやすく、汗に含まれる塩分や老廃物が肌表面に残りやすくなります。これらの物質が毛穴を詰まらせ、皮脂の排出を妨げることでニキビが発生しやすくなるのです。
さらに、高温多湿の環境では、皮脂の分泌が活発になります。皮脂は肌を保護する役割を果たしていますが、過剰に分泌されると皮脂腺が詰まりやすくなります。そのため、毛穴のアクネ菌の繁殖が促され炎症を起こすことでニキビが大量に発生します。
猛暑の季節には、紫外線の影響も考えられます。紫外線は肌にダメージを与え、炎症を引き起こす可能性があります。また、紫外線は皮脂の分泌を刺激するため、ニキビの発生を促進する要因にもなります。
ニキビの発生を防ぐためには、UVカット効果のある日焼け止めを使用したりスキンケアを見直したりすると良いでしょう。
寒波
ニキビが突然大量に発生する原因の1つに、寒波による影響があります。
寒波が訪れると、気温が急激に下がり湿度も低下します。そのため、肌の水分量が減少し乾燥が進むことで、ニキビが大量発生しやすくなります。
また、寒波の時期は、室内の暖房を使用する機会が増えます。暖房から出る熱風は空気を乾燥させ肌の水分を奪います。さらに、暖房の熱により毛穴が広がることで皮脂や汚れが詰まりやすくなります。これらの要因が重なることで、ニキビが大量に発生してしまいます。
さらに、寒波の影響で体温調節がうまくできなくなることもニキビの原因となります。寒い環境下では、血管が収縮し血液の循環が悪くなります。その結果、肌の代謝が悪くなり老廃物や毒素が排出されにくくなります。そのため、毛穴が詰まりやすくなりニキビが発生しやすくなります。
肌に合わない化粧品の使用
ニキビが突然大量に発生する原因には、肌に合わない化粧品を使用することも挙げられます。肌に合わない化粧品を使うことで、刺激を与えてしまったり、逆にニキビができやすい状態を作ってしまうことがあります。
肌に合わない化粧品は、皮脂や汗の排出を妨げる可能性があります。
肌は日々ターンオーバーを繰り返すことで老廃物や余分な油分を排出し、健康な状態を保っています。しかし、肌に合わない化粧品を使用すると、皮脂や汗の排出がうまく行われず、毛穴が詰まりやすくなります。その結果、ニキビができやすくなる可能性があります。
また、肌に合わない化粧品は肌にとって刺激になる場合があります。
化粧品の刺激で肌のバリア機能を傷つけることがあり、肌を乾燥させたり、炎症を引き起こしたりすることがあります。肌が乾燥すると、皮脂の分泌が過剰になり毛穴が詰まりやすくなります。また、炎症が起きると赤みや腫れを伴うニキビが発生しやすくなります。
突然大量に発生したニキビに効く医薬品
白ニキビや黒ニキビに効く化粧品
「ベピオゲル」とは、過酸化ベンゾイルという有効成分を含むニキビ治療薬です。抗菌作用とピーリング効果を持ち、ニキビの原因となるアクネ菌の増殖を抑制し、古くなった角質を剝がれやすくする効果があります。
過酸化ベンゾイルが分解されると「フリーラジカル」と呼ばれる活性酸素が生成されます。「フリーラジカル」にはニキビの原因菌であるアクネ菌や黄色ブドウ球菌に対して優れた抗菌作用があります。
また、角質を作る細胞の結合を緩め、角質が剥がれやすくなることで皮膚表面の古い角層を取り除くピーリング効果もあります。
抗菌作用があるニキビ薬の中には、赤ニキビと呼ばれる炎症があるニキビにのみ効果を示すものが多いです。しかし、「ベピオゲル」は初期段階である白ニキビや黒ニキビにも効果を示します。
1日1回、洗顔後にニキビがある箇所に塗りましょう。
「アダパレンゲル」は角質の厚さや硬さを調節することで毛穴のつまりを改善する外用薬です。ニキビが突然大量に発生する原因は、毛穴に皮脂が溜まりアクネ菌が繁殖して毛穴が炎症を起こすことです。
「アダパレンゲル」は、特にニキビの初期段階である白ニキビと黒ニキビに効果があります。
上記の「ベピオゲル」はピーリング作用によって角質の剥離を促す作用があります。それに対して、「アダパレンゲル」は毛穴の入り口にある細胞の分化を抑えて、角質を薄くする作用があります。
「アダパレンゲル」は1日1回洗顔後に使用します。個人差はありますが使用開始1か月後から効果を感じ始める人が多いです。
赤ニキビや黄ニキビに効く医薬品
「クリンダマイシンゲル」とはクリンダマイシンリン酸エステルを主成分とした殺菌作用がある抗生物質の薬です。
炎症性のある赤ニキビや黄ニキビに対して処方されます。
「クリンダマイシンゲル」は細菌のタンパク質の合成を阻害することで殺菌する作用があります。そのためニキビの原因菌であるアクネ菌を殺し、炎症を抑制する効果を示します。
1日2回洗顔後に使用してください。また、長期間使用すると薬に対する抵抗力を持った「耐性菌」が現れる恐れがあります。この「耐性菌」が現れると薬の効果が十分に得られなくなってしまいます。そのため、4週間以上の継続した使用には注意しましょう。
「アクアチム」はナジフロキサシンという有効成分を含み、ニキビが突然大量発生する原因となるアクネ菌を殺菌する効果があります。
アクネ菌のDNAの複製を防ぐことで、突然大量に発生したニキビの改善に効果があります。
赤ニキビや黄ニキビなどの炎症性ニキビに対して処方されます。
1日2回ニキビが発生している箇所に塗ります。また、「アクアチム」も長期間使用すると薬に対する抵抗力を持った「耐性菌」が現れる恐れがあるため、4週間以上の継続した使用には注意しましょう。
突然大量に発生するニキビの予防方法
生活習慣を整える
ニキビを突然大量に発生させないためには、生活習慣を整えることが大切です。生活習慣は、日々の行動や習慣の積み重ねであり、スキンケアや医薬品と同じくらい肌の健康に大きな影響を与えます。
まず、大量に発生するニキビを予防するためには十分な睡眠をとることが重要です。睡眠不足はストレスや免疫力低下の原因となり、ニキビの発生を促進する可能性があります。睡眠時間を確保することで、肌の回復力が高まり炎症を抑える効果が期待できます。
深くぐっすり眠るためにも毎日決まった時間に入眠することが大切です。ベッドに入る1～2時間前に入浴して深部体温を上げたり、寝る直前のテレビやスマートフォンの利用を避けたりすることでスムーズに入眠できます。
また、バランスの取れた食事を摂ることが必要です。食生活には直接的な影響があり、栄養素の摂取不足や偏った食事は、肌トラブルのリスクを高めます。ビタミンやミネラルを豊富に含む野菜や果物、良質なタンパク質を摂取することで、肌の健康を保つことができます。
具体的には、欠食や暴飲暴食、間食は避けてさまざまな栄養をとりましょう。
肌の材料となるタンパク質や、皮脂量をコントロールするビタミンB群、血行を促進して肌荒れの解消を助けるビタミンE、便秘の改善に役立つ食物繊維などをおすすめします。
タンパク質は肉、魚、卵、大豆に多く含まれます。ビタミンB群は納豆、レバー、海苔、バナナなどに多く含まれます。
ビタミンEはオリーブオイル、アボカド、かぼちゃなどに多く含まれます。食物繊維はイモ、野菜、果物、きのこなどに多く含まれます。
ストレスを発散する
突然大量に発生するニキビの予防方法として、ストレスを発散することが効果的です。
ストレスによりホルモンバランスを崩し皮脂の過剰分泌を引き起こすことがあります。ストレスがたまると体内のコルチゾールと呼ばれるストレスホルモンの分泌が増加し、皮脂の分泌が増えることがあります。皮脂の過剰分泌は毛穴の詰まりを引き起こし、ニキビの発生リスクを高めます。
また、ストレス状態が長期間続くと免疫システムが弱まり、肌のバリア機能が低下する可能性があります。その結果、細菌や炎症を引き起こしやすくなり、ニキビが発生しやすくなります。
適度な運動やリラックス法を取り入れてストレスを軽減することがニキビの予防につながります。
例えば、運動はストレスを解消するための有効な方法です。適度な運動をすることで、体内のストレスホルモンの分泌を抑制できます。日光を浴びるとセロトニンと呼ばれる脳内物質が分泌されます。セロトニンは心身を安定させる効果があり、ストレスを緩和する効果が期待できます。
また、ヨガや瞑想などのリラクゼーション法は、心身のリラックスを促進しストレスを軽減します。アロマテラピーは香りの種類によって自律神経やホルモン分泌に作用し、リラックス効果やストレス状態に対処する効果が期待できます。特にラベンダーやひのきの香りにはストレス緩和効果があるといわれています。
さらに、趣味や好きなことに時間を割くことも効果的です。忙しい日常から少し離れ、趣味や好きなことに時間を割くこともストレス解消につながります。自分の楽しみを持つことでリフレッシュできます。
肌に合った化粧品を使う
肌に合った化粧品を使用することで、突然大量に発生するニキビの予防につながります。
皮膚は環境要因やホルモンの変動に敏感であり、刺激を受けるとニキビが発生しやすくなります。肌に合わない成分や刺激の強い化粧品を使用すると、皮膚のバリア機能が低下し、ニキビの原因となる雑菌や汚れが侵入しやすくなります。
肌に合った化粧品を使用することで、皮膚のバリア機能を強化しニキビの発生を抑えることができます。肌は個々人で異なる特性を持っており、適切なケアがニキビの予防につながります。
また、皮脂の過剰分泌や乾燥はニキビの原因となることがあります。肌に合わない化粧品を使用すると、皮脂のバランスが崩れたり肌の水分量が減少したりする可能性があります。
肌に合った化粧品を使うことで、有効成分が適切な保湿効果を発揮してくれます。
皮脂の過剰分泌や乾燥は、ニキビの原因となることがあります。肌に合わない化粧品を使用すると、皮脂のバランスが崩れたり肌の水分量が減少したりする可能性があります。
肌に合った化粧品を使うことで肌のうるおいを適度に保ち、ニキビができにくい肌をつくることができます。
さらに、化粧水などの基礎化粧品にはニキビに効果的な成分が配合されている場合があります。
例えば、サリチル酸などの有効成分は皮脂の過剰分泌を抑制し、毛穴を清潔に保つ効果があります。これらの成分が適切な量で配合されている化粧品を使用することは、ニキビの予防や改善に効果的といえるでしょう。
突然大量に発生するニキビに効く基礎化粧品
洗顔料
「クリアフルウォッシュ」は、洗顔料として十分な洗浄力を持っています。低刺激性の濃密な泡が汚れや余分な皮脂をしっかりと落とすため、毛穴の詰まりやニキビの原因となる菌の繁殖を防ぎます。
ニキビ肌は敏感な傾向がありますが、「クリアフルウォッシュ」は低刺激の処方で作られています。肌の乾燥を防ぎ、刺激を抑えて洗顔できるため、ニキビが悪化するリスクを減らします。
また、「クリアフルウォッシュ」にはハトムギエキスという保湿成分も含まれており、洗顔後も肌の水分を保ちます。乾燥によって皮脂の過剰分泌を引き起こすことがなくなるため、ニキビの予防にも繋がります。
「クリアフルウォッシュ」には抗炎症作用のあるグリチルリチン酸ジカリウムも含まれています。これにより、赤ニキビのように炎症を伴うニキビの症状を緩和する効果があります。
「ロゼット洗顔パスタ アクネクリア」には、ニキビを防ぐための有効成分が含まれています。サリチル酸やグリチルリチン酸ジカリウムといった成分は皮脂の過剰分泌を抑え、毛穴の詰まりを解消する効果が期待できます。
また、ニキビ肌の洗顔には、適切な洗浄力が必要です。「ロゼット洗顔パスタ アクネクリア」は、2つのクレイパウダーを含んだ泡によってしっかりとした洗浄力を発揮します。そのため、皮脂や汚れをしっかりと落とし、毛穴の詰まりを予防する効果が期待できます。
さらに、ニキビが大量にできる肌は乾燥しやすいため、洗顔料には保湿効果も重要です。「ロゼット洗顔パスタ アクネクリア」にはオウバクエキス、大豆エキス、ドクダミエキスなどの保湿成分が配合されており、洗顔後の肌の乾燥を防ぎます。そのため肌をしっかりと保湿しながらニキビをケアすることができます。
「ロゼット洗顔パスタ アクネクリア」は、洗顔時の使用感もおすすめです。クリーミーな泡で洗いあげることで、洗顔後の肌がさっぱりとした状態になります。また、香りもグリーンハーブの香りで爽やかなため、洗顔の際にリフレッシュ感を与えてくれます。
化粧水
「ミノンアミノモイスト薬用アクネケアローション」は、肌に優しい成分を使用しているため敏感肌の方にも適しています。
「ミノンアミノモイスト薬用アクネケアローション」にはグリチルリチン酸2Kという成分が含まれており、抗炎症作用があります。そのため、肌の赤みや腫れを抑える効果があり、肌を落ち着かせてニキビの炎症を軽減します。
また、ローションのテクスチャーはさっぱりとしており、肌にすばやく浸透します。これにより、肌のベタつきを防ぎながら、適切な保湿を与えることができます。さらに、ニキビ跡や肌のトーンアップにも効果があるといわれています。
「IPSAザタイムR アクア」に含まれる成分は、ニキビが引き起こす炎症を鎮める効果があります。炎症を和らげることで、ニキビの赤みや腫れを軽減することができます。
「IPSAザタイムR アクア」は皮脂分泌をコントロールする効果もあります。皮脂の過剰な分泌は毛穴を詰まらせ、ニキビの原因となることがあります。皮脂の適切なバランスを保つことで、ニキビの発生を予防します。
乾燥はニキビの悪化を促す要因の1つです。「IPSAザタイムRアクア」は、アクアプレゼンターⅢという独自の保湿成分を含んでおり、肌の乾燥状態に合わせて水分を与えるとともに逃がさないようにすることで乾燥を防ぎます。乾燥した肌は過剰な皮脂を分泌する傾向があるため、水分を与えることでニキビが悪化することを防ぎます。
「自分に合うニキビ用の化粧水がわからない」という方は以下の記事を読んでみてください。
思春期ニキビと大人ニキビのおすすめ化粧水を値段ごとに紹介しています。
【ニキビ化粧水選び】大人と思春期で違う！おすすめ商品＆効果的な使い方をご紹介
乳液
キュレルの「皮脂トラブルケア保湿ジェル」は、肌の余分な皮脂を抑え毛穴詰まりのない清潔な状態を保つことで、ニキビの発生を防ぐ効果があります。
このジェルには、グリセリンやジメチコンなどの保湿成分が豊富に含まれており、皮脂バランスを整えながらも肌をしっかりと保湿します。ニキビの原因となる乾燥や肌の乱れを防ぐことで、ニキビの改善や予防に役立ちます。
さらに、キュレルの「皮脂トラブルケア保湿ジェル」は肌に刺激の少ない処方で作られています。
敏感肌の方や肌トラブルを抱えている方にも安心して使用しやすい点が特徴です。肌にやさしい処方であるため、ニキビが敏感な肌に与える刺激やトラブルを最小限に抑えることができます。
「ミノンアミノモイスト薬用アクネケアミルク」は、肌に水分と油分を供給し健康な肌へ近づけるニキビ肌乳液です。とくに敏感肌・混合肌向けの商品になっています。
「ミノンアミノモイスト 薬用アクネケアミルク」は、ニキビの発生を抑制することができます。この商品に含まれるサリチル酸という成分には、角質層の奥まで浸透し、皮脂や角質の詰まりを取り除く効果があります。これにより、毛穴の詰まりを改善しニキビの発生を予防できます。
また、グリチルリチン酸ジカリウムという成分には抗炎症作用があります。そのため、ニキビの赤みや腫れを軽減する効果があります。
このミルクは、さっぱりとしたテクスチャーで肌に軽く伸ばすと素早く吸収されます。また、コメドというニキビの初期状態である毛穴が詰まった状態を起こしにくいように作られている化粧品なので、肌に負担をかけずに使用することができます。
突然大量に発生したニキビのスキンケアのポイント
たくさんの泡で洗顔する
ニキビは毛穴が詰まり、そこでアクネ菌が増殖することで発生します。そして毛穴詰まりは古い角質、過剰に分泌された皮脂や砂ぼこりなどの汚れが原因で発生します。洗顔で毛穴をきれいにしておくと、アクネ菌は蓄積しにくく、肌のターンオーバーの周期も正常に保ちやすくなります。
そのため、洗顔によって毛穴詰まりを防ぐことがニキビを突然大量に発生させないために重要です。
ニキビは摩擦など外からのダメージでも発生します。
指や手のひらで肌をこすると刺激となるため、手で直接こすらずにたっぷりの泡でなでるようにやさしく洗いましょう。
タオルで水分を拭きとる際もこすらずに、タオルでかるく抑えるようにしましょう。
また、熱いお湯ですすぐと必要な皮脂まで落としてしまい、肌の乾燥につながるので人肌と同じくらいのぬるま湯ですすぐことも大切です。
頻繁に保湿する
肌が水分を失うと肌内部は水分不足を感じ皮脂の分泌を促します。その結果、皮脂が過剰に分泌されて毛穴詰まりを起こし、ニキビが突然大量に発生することがあります。
そのため、ニキビを突然大量に発生させないためには保湿が大切になります。
洗顔後は肌が非常に乾燥しやすくなっているため早めに保湿しましょう。
また、「ベタつきが気になるから」という理由で化粧水だけで保湿を済ませると肌が乾燥する原因になります。化粧水をつけたあとは乳液やクリームを適度に使用し、肌の水分と油分のバランスを保つことで、肌のバリア機能の向上にもつながります。
化粧水による保湿は1日中継続するわけではないので、洗顔後だけでなく日中の保湿も重要になります。ミスト化粧水であればトイレやメイクルームでさっと使いやすく、メイクのうえからでも使用できるため外出先での保湿にも便利なアイテムです。
紫外線対策を徹底する
紫外線もニキビが突然大量に発生する原因となります。
肌には体内の水分を維持して乾燥を防ぎ、外部からの異物の侵入を防ぐバリア機能があります。紫外線を浴びると、肌の水分が蒸発し、乾燥した状態になるため肌のバリア機能が低下してしまいます。その結果、肌のターンオーバーの周期が乱れ、溜まった古い角質が毛穴詰まりにつながってしまいます。
そのため、紫外線対策を徹底することが重要になります。
日焼け止めの効果を維持できる時間は2~3時間程度なので、塗り直しをすることで紫外線カット効果を継続できるようにしましょう。
また、天気の悪い日や寒い日でも紫外線は降り注いでいるため紫外線対策が必要です。日焼け止めがどうしても体質に合わない方は、日傘・帽子・サンバイザーなどを使用することをおすすめします。
室内でも直射日光のあたる場所などでは紫外線による影響を受けるため、カーテンやブラインドで遮光しましょう。
紫外線対策の方法や日焼けをした後のケアについてより詳しく知りたい方は、以下の記事を読んでみてください。
日焼けを治す「アフターケア」を解説！72時間以内に行う黒くならない方法
突然大量に発生したニキビを潰すのはNG
突然大量に発生したニキビは潰してはいけません。指や爪には常に細菌が存在し、ニキビに触れることで症状が悪化する恐れがあります。さらに、ニキビに直接触ることでニキビが破れ、中の膿が広がり、周囲の皮膚にも新たな炎症やニキビが生じる可能性があります。
また、何度も顔を洗ったりゴシゴシ力を入れて洗顔したりすると、肌にとって刺激となり角質層が傷ついてしまいます。この刺激によって、肌のバリア機能が低下し炎症が引き起こされる可能性があります。特にニキビがある部位を強くこすることは避けるべきです。
化粧水やメイク時に肌をこする、たたくといった行為も肌を刺激し、ニキビの治癒までの時間を長くします。また、ニキビを触ることで自然治癒のプロセスが乱れ治りにくくなるだけでなく跡や色素沈着が残るリスクもあります。
自己処理でニキビを潰すことによるメリットはないため、患部が気になったとしても触れないようにしましょう。
ニキビを触ることで菌や汚れが広がり、炎症が悪化し、治りにくくなる可能性があります。また、角質層を傷めたり肌を刺激したりすることも、炎症を引き起こす要因となります。
ニキビを潰さずに治さず方法や潰してしまった時の応急処置などは、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひチェックしてみてくださいね。
日焼けを治す「アフターケア」を解説！72時間以内に行う黒くならない方法
ニキビが突然大量に発生したら皮膚科に相談しよう
ニキビが突然大量に発生した場合、ストレスや生活習慣を含め様々な要因が関わっていると考えられます。
ニキビの原因に合わせて生活スタイルやスキンケアを見直さなければ改善までに時間がかかってしまいます。
また、基礎化粧品の見直しだけでなく日々の予防を継続的に行わなければ、ニキビが繰り返し発生し、完治が難しくなる可能性があります。
もし治ってもすぐに再発してしまう場合や、医薬品を用いた速やかな治療を検討している場合は皮膚科で医師に相談しましょう。
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