糸リフトは将来たるむの?効果の持続性やリスクを徹底解説!

糸リフトをしても、将来たるむの…?

せっかく施術を受けるなら、失敗したくないですよね。
事前にリスクや施術後のデメリットを知って、施術を受けるか判断したい方が多いかと思います。

この記事では、糸リフトを受けると、将来たるみが生じるのかの真偽や、施術のデメリットを徹底的に解説します。

「やらなきゃ良かった」と後悔する前に、糸リフトについて理解しておきましょう!

この記事でわかること

  • 糸リフトを若いうちにやっても、将来たるむという報告は無い
  • 糸リフトの効果は永続的でないため老化によるたるみを完全に止めることはできない
  • 失敗を防ぐには施術後のリスクを理解して実績のあるクリニックを選ぶことが大事

糸リフトは将来たるむの?

「糸リフト」とは、糸を皮膚に挿入し、引っ張ることで皮膚を持ち上げる施術です。
皮膚を持ち上げることで、たるみやシワの解消に働きかけます。

たるみやシワ解消への即効性を期待できる施術ですが、将来的にたるまないかと不安な方も多いのではないでしょうか。
この章では、糸リフトが将来たるむのかどうかの真相について、解説していきます。

糸リフトの施術内容について詳しくはコチラ!

糸リフト(スレッドリフト)とは?効果やダウンタイムと失敗時のデメリットを知ろう

若いうちにやっても将来的にたるみやすくなるという報告はない

若いうちに糸リフトを受けたからといって、将来的にたるみやすくなるという報告はありません。

むしろ、若いうちに糸リフトを行うことは、たるみ予防につながると考えられます。

糸リフトでは、皮膚に糸を挿入するときの刺激で、コラーゲン生成を促進する効果が期待できます。
肌は、コラーゲンが十分な量存在することで、ハリが保たれます。
そのため、糸リフトでコラーゲン生成が促されることで、肌の弾力やハリが保たれやすくなり、たるみ予防につながるのです。

施術直後と比べると時間の経過と共にたるみやすくなる

糸リフトの施術直後と時間経過後の状態と比較すると、時間の経過と共にたるみやすくなるのは、事実です。

これは、施術の効果が永続的でないためです。
糸リフトの効果を実感できる期間は、クリニックや糸の種類や本数や個人の肌質によっても異なります。
目安として、最長でも約1〜2年程度と言われています。

また、加齢とともに生じるたるみを防いだり、止める効果はないため、時間の経過とともにたるみやすくなります。

糸リフトが将来たるむ原因

せっかく糸リフトをしても、時間が経つとたるんでしまうのは、なぜか気になりますよね。
この章では、4つの理由を挙げているので、参考にしてくださいね。

半永久的に効果が持続しない

糸リフトの効果は、半永久的ではありません。

糸リフトでは、皮膚に糸を挿入して、物理的に皮膚を持ち上げます。
皮膚に挿入した糸は、徐々に溶けていくものが主流で、効果は半永久的でないのです。
目安として、施術の約半年後までは、引き上げ効果を実感できますが、時間と共に糸が溶けるため、効果が薄れていきます。
糸リフトの効果は、施術1〜3ヶ月後にピークを迎え、最長でも約1~2年であると言われています。

糸リフトの効果を実感し続けるためには、定期的にメンテナンスを受ける必要があります。

加齢でたるみが悪化して後戻りしたように感じる

糸リフトをしたからといって、加齢によるたるみの進行は止められません。
加齢により、コラーゲンの生成量が減少すると、皮膚の弾力が保ちきれず、たるみが悪化します。
これにより、施術前の状態に後戻りしたように、感じることがあります。

アンチエイジングとして糸リフトは一時的には効果的です。
ただし、加齢によるたるみ全てを予防する効果はないことを認識しておきましょう。

皮下脂肪が多く糸が想定より速く溶ける

最近では、糸リフトの施術用の糸は、「溶けるタイプ」を採用するクリニックが多い傾向にあります。
特に、皮下脂肪が多い方は、糸が想定より速く溶けやすいと言われています。

さらに、糸リフトは皮下脂肪に糸を引っ掛けますが、皮下脂肪が多いと、糸が引っ掛かりづらくなります。
また、皮下脂肪が多いと、脂肪を持ち上げるために、糸を強く引き上げて固定する必要があります。
上記などの理由から、皮下脂肪が多いと、効果が持続する期間が短くなり、たるみが再発する場合があります。

体質やクリニックの施術内容によっても、糸の溶ける早さが異なるので、施術をする際は医師に聞いてみると良いでしょう。

医師の技術の差により失敗する

糸リフトなどの施術の仕上がりは、医師の技術に大きく依存する場合があります。

稀なケースではありますが、技術が未熟な医師による施術は、効果が十分に得られなかったり、糸が適切に配置されない懸念があります。
その結果、糸リフトを受けても、たるみが再発しやすくなります。

施術をする前に、複数のクリニックのカウンセリングを受け、自身にあった医師を探すことをお勧めします。

糸リフトが将来たるむのを防ぐ方法

糸リフトが将来たるむのを防ぐには、どうすれば良いか気になりますよね。

ここでは、糸リフトの施術後のたるみの発生を軽減する方法を紹介します。
糸リフトの施術を検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。

実績や信頼のあるクリニックで施術を受ける

糸リフトが将来たるむのを防ぐには、以下の条件を満たしているクリニックを選びましょう。

  • 日本形成外科学会(※)の専門医資格を持つ医師が施術を行う
  • 糸リフトの施術経験が豊富である
  • 治療前の診察やカウンセリングに十分な時間を取る
  • 治療の提案を医師が直接実施する
  • ダウンタイムの負担を抑えるよう、最小限の治療法を提案する
  • 痛みを和らげるための対策がある
  • 十分なアフターケアの制度が整っている

カウンセリングは、必ず複数のクリニックを受け、信頼できる医師を見つけるようにしましょう。

※日本形成外科学会とは、美容外科に関する研究や医療の発展を目指す日本の学会です。規定の研修プログラムや試験を経て資格を持つことができます。

定期的に施術を受ける

糸リフトの効果を維持するためには、定期的なメンテナンスが必要です。

目指す肌状態や個人の肌質によっても施術頻度は異なります。
目安としては、施術後のリフトアップの状態を維持するには、半年〜1年半に1回ほど施術を受ける必要があると言われています。

ただし、頻繁に受けると肌に負担がかかるリスクがあるので、施術の頻度は医師とよく相談しましょう。

挿入する糸の本数を増やす

挿入する糸の本数を増やすことで、効果を持続させやすくなります。

糸を増やすと、物理的に皮膚を持ち上げる力が強くなります。
これにより、リフトアップの効果を持続しやすくなるのです。

また、挿入する糸の本数は、個人差もありますが、平均的には1方向に2〜3本、左右で合計4〜6本と言われています。
たるみ具合や、望む仕上がり具合によって、本数は異なります。
効果の持続性を希望する方は、医師と相談し、自分に最適な本数を決定しましょう。

顔の皮膚や筋肉に刺激を与えない

糸リフトでは、Cog(コグ)と呼ばれるトゲのような突起がついた糸を使用することが多いです。
糸のトゲを皮膚に引っかけることで、保持力を安定させ、たるみやシワを改善します。

しかし、施術後の安定しない時期に顔を擦ったり大きく動かしたりすると、Cogが外れやすくなってしまいます。
これにより、リフトアップの効果が薄れる可能性があります。
施術後は、顔に刺激を与えないようにしましょう。

施術前後のコンディションを整える

施術前後のコンディションを整えることも重要です。
以下の3点に気を付けましょう。

激しい運動やマッサージを控える

糸リフトを受けた後は、少なくとも1週間は激しい運動やマッサージを控えましょう。
施術部位への不必要な圧力や動きを避け、糸を安定させ、定着させるためです。
無理な運動やマッサージは、腫れや内出血の原因にもなり得るため、注意が必要です。

飲酒や固い食べ物の摂取を避ける

施術後の1週間は、飲酒や固い食べ物の摂取を避けることが大切です。
アルコールは血行を促進し、腫れや内出血を悪化させる可能性があります。
また、固い食べ物は咀嚼に顔の筋肉を過度に使うことになり、施術部位に負担をかける恐れがあります。

施術後1ヶ月は歯の治療を受けない

糸リフトを受けた後、少なくとも1ヶ月間は歯の治療を避けましょう。
歯の治療の際、口を大きく開けると、 糸が外れたりズレたりする懸念があります。
必要な治療は施術前に済ませるか、施術後の安定期間を過ぎてから行うように計画を立てましょう。

糸リフトで将来たるむのが心配な人は他の治療法も検討しよう

糸リフトの効果は、永続的ではありません。
施術を受けても加齢とともに現れやすいたるみを全て予防することは、難しいと言えます。
将来たるむのが心配な方は、より相性の良い施術を受けることや、たるみを予防するのも一つの手です。

この章では、糸リフト以外にたるみ予防につながる治療を紹介します。

美容施術

糸リフトの他にも、たるみに効果的な美容施術があるのをご存知ですか?
ここでは、たるみ改善や予防につながる3つの施術を紹介します。

ハイフ

ハイフは、超音波を使用して、肌を引き締める治療法です。
一点に集中して超音波を照射することで、たるみ改善に効果を期待できます。

肌の奥深い層に高密度の超音波を当てることができます。
これにより、肌の奥の層でハリを維持するコラーゲンの生成を促します。

ハイフの効果は、数ヶ月間程度続く傾向にあります。
糸リフトほどは長持ちせず、通常は定期的に施術を受ける必要があります。

フォトフェイシャル

フォトフェイシャルは、光を肌に照射して行う治療です。
光で皮膚内の細胞を刺激し、肌のハリを保つコラーゲンの生成を促進します。

コラーゲンが増えることで、肌の弾力性が回復し、ハリのある肌へ導いてくれます。

個人差はありますが、数日~1週間程度で効果を実感し始めて、6ヶ月~1年程度が効果が持続する目安期間と言われています。
ただし、肌の状態や体質により1回で効果が見られないこともあります。

ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸注射は、肌のハリや水分を保つヒアルロン酸成分を肌に注射で補う施術です。
有効成分を注入することで、皮膚が内側から引き上げられ、たるみやシワの改善効果が期待できます。

使用するヒアルロン酸の種類や注入量、部位によって効果が異なりますが、一般的に効果は半年から1年程度持続すると言われています。

医療用医薬品

美容皮膚科では、たるみやシワの改善や予防などの美容目的で、内服薬や外用薬の処方があります。
糸リフトなどの美容施術を受けることが難しい方や、継続的にたるみの予防をしたい方は、医薬品での美肌治療が相性が良いでしょう。

シナール

シナールは、ビタミンCとビタミンB5を含む内服薬です。
抗酸化作用やコラーゲン生成の促進作用により、シワやたるみの改善が期待されます。
特に、ビタミンCはエイジングケアに効果的な成分の一つとして挙げられます。

シナールについてさらに詳しくはコチラ!

シナールの効果的な飲み方を解説!シミやニキビへの美容効果と注意点も紹介

ユベラ

ユベラは、ビタミンEを主成分とする内服薬です。
抗酸化作用により、肌の酸化を抑制し、シワやたるみの改善が期待されます。
さらに、血行促進作用により、肌のターンオーバー(新陳代謝)の周期を正常に導き、肌のうるおいを保つ効果も期待されます。

ユベラについてさらに詳しくはコチラ!

「ユベラ」の効果と副作用を徹底解説!処方薬と市販薬の違いとは?

ビタミンC誘導体クリーム

ビタミンC誘導体クリームは、ビタミンC誘導体を主成分としている外用薬です。
ビタミンC誘導体は、ビタミンCの効果が安定して皮膚に浸透するように設計されています。
強力な抗酸化作用があり、シワやたるみの改善や予防効果が期待できます。

ビタミンC誘導体についてさらに詳しくはコチラ!

【医師監修】ビタミンC誘導体の美容効果とは?化粧水・美容液の選び方を肌悩み別に紹介

ドクターズコスメ

ゼオスキンは、医療機関でのみ入手可能なドクターズコスメです。
ドクターズコスメとは、開発・販売などの過程で医師の監修が行われているスキンケア製品です。
ゼオスキンは、人生を変えるスキンケアと称されることもあり、シワやたるみにも効果的です。
エイジングケアを始めたい方は、ぜひ検討してみてください。

ゼオスキンについてさらに詳しくはコチラ!

「ゼオスキン」の効果や肌悩み別の使い方を解説!セット毎の値段もチェック

上記で紹介した内服薬や、化粧品(ドクターズコスメ)はオンラインで処方を受けられるクリニックもあります。
「東京美肌堂」では、内服薬・ドクターズコスメをオンライン診療サービスを通して処方可能です。

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この記事の監修医

東京総合美容医療クリニック

福田麻衣 医師

美容皮膚科/美容外科

美しさを求めるすべての人たちに

当院は「あなたのお肌のかかりつけ」をコンセプトに、皆さんのお肌を作り直すサポートをしていきたいと考えております。ただ肌悩みを改善するだけではなく、健康で美しいお肌を取り戻し、笑顔で日々を過ごせるよう、お手伝いさせていただければ幸いです。

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