頬のたるみを改善したい!今すぐできる筋トレから美容医療まで徹底解説

頬のたるみが目立ってきた…。

写真や鏡を見たときに、以前と比べて頬のたるみが気になる人も多いのではないでしょうか。
頬のたるみは、実年齢よりも老けた印象や疲れた印象を与えてしまいます。

しかし、頬のたるみの改善のためには、何をすべきか迷いますよね。
この記事では、頬のたるみの改善方法を徹底的に解説していきます。

今すぐできるセルフケアから、美容医療での治療まで幅広く解説するので、ぜひ改善方法選びの参考にしてくださいね。

この記事でわかること

  • 頬のたるみの原因は筋力の低下やコラーゲンの減少などさまざま
  • 原因に合わせて効果的な改善方法が異なる
  • セルフケアでなかなか改善されない頬のたるみには美容医療が有効

頬のたるみの原因

頬のたるみの原因として老化を思い浮かべる人が多いかと思います。
頬のたるみにはもちろん老化も関係しますが、老化以外にも様々な原因が考えられます。

頬のたるみを改善するには、まずはご自身のたるみの原因を理解することが重要です。
原因をしっかりと理解することで、適切な改善方法を選択できるためです。

ここでは、頬のたるみの原因5つと、それらを引き起こす要因を紹介します。
ぜひご自身のたるみの原因を知る参考にしてみてくださいね。

肌弾力の低下

「肌弾力の低下」は頬のたるみの原因の一つです。

肌が弾力の低下は、肌のハリを支えるコラーゲンやエラスチン、脂肪が減少することで起こります。
ハリが保たれなくなることで、皮膚が緩み、頬がたるんでしまうのです。

肌の真皮層は、コラーゲン繊維とエラスチン繊維でできた繊維組織から構成されています。
この繊維組織が十分に存在することで、皮膚に弾力性やハリを与えています。

頬のたるみのメカニズム画像

しかし、加齢などにより、コラーゲン繊維とエラスチン繊維が減少すると、皮膚が弾力を失ってしまいます。
肌弾力の低下を引き起こす要因には、以下などが挙げられます。

肌弾力の低下を引き起こす要因

  • 肌老化:コラーゲンとエラスチンの減少
  • 糖分の摂りすぎ:コラーゲン繊維とエラスチン繊維の劣化
  • 喫煙・睡眠不足・ストレス:コラーゲン生成の阻害
  • 紫外線ダメージ:コラーゲンやエラスチンの分解
  • 乾燥:コラーゲンやエラスチンの劣化
  • 急激な体重減少:脂肪の減少

顔周りの筋肉の衰え

「顔周りの筋肉の衰え」は、頬のたるみの原因の一つです。
顔周りの筋肉が衰えることで、脂肪を支えきれなくなり、重力に従ってたるみます。

顔周りの筋肉の衰えの要因には、「老化」や「表情のクセ」が挙げられます。
年を重ねるとともに、筋肉を作る細胞である筋繊維の委縮や、靭帯・筋膜のゆるみが起こります。
これらにより、表情筋を十分に支えられなくなり、頬がたるんでしまうのです。

年齢の他にも、表情をあまり動かす習慣がない人は表情筋が衰えて、下がりやすくなります。
例えば、口をへの字にするクセがある人は、表情筋が下がりやすくなり、これらの現象を加速させやすいです。

骨密度の低下

「骨密度の低下」は、頬のたるみの原因の一つです。
骨は、皮膚を支える大切な役割を担っています。
顔の骨は、頬骨や顎骨など複数が組み合わさり構成されています。
複数の骨の構造が、皮膚をしっかり支えることで、顔の輪郭を保っています。

しかし、骨密度が低下すると、骨が委縮する(縮む)部分が発生します。
これにより、皮膚を均等な力で支えられず、フェイスラインが凹凸になってしまいます。
骨密度の低下は、主に加齢に伴う女性ホルモンの減少により引き起こされます。
他にも、骨密度の低下の要因として、喫煙や飲酒、過度なダイエット、運動不足も挙げられます。

側頭筋や僧帽筋のコリ

「側頭筋や僧帽筋のコリ」は頬のたるみの原因の一つです。

側頭筋とは、頭の側面こめかみの辺りにある筋肉です。
側頭筋は頬を支える筋肉(小頬骨筋・大頬骨筋)と繋がっているため、側頭筋が凝り固まると頬や口元の動き悪化、顔のゆがみが発生します。
これにより、表情筋が衰え、皮膚を支えきれなくなりたるみが発生するのです。

また、僧帽筋とは、首から肩、背中にかけて存在する大きな筋肉です。
僧帽筋が凝り固まると、顔全体が下に引っ張られるため、たるみが生じてしまうのです。

側頭筋や僧帽筋のコリは、スマホやパソコン操作のし過ぎや、ストレスによって引き起こされます。

脂肪や老廃物の重み

「脂肪や老廃物の重み」は頬のたるみの原因の一つです。
頬の脂肪が増えることや、頬に老廃物が溜まることで、顔が重くなり、下に引っ張られます。
皮膚が下方に引っ張られると、頬のたるみが進行します。

脂肪は体重増加によって、増えやすくなります。
さらに、顔がむくみやすい方は老廃物が溜まりやすいと言えます。
特に、猫背の人は顔が下を向いている時間が長くなるため、重力の影響を受けやすくなります。

頬のたるみの改善に効果的なセルフケア

できるだけ、お金をかけずに頬のたるみを改善したいという方には、筋トレやマッサージなどのセルフケアがおすすめです。
筋肉の衰えやコリが原因で、頬のたるみが発生している場合に効果的と言えます。

セルフケアには、美容医療のように即効性はありません。
ただし、日々継続して行うことで、ある程度の改善される余地があります。
筋トレやストレッチ、マッサージの方法から、おすすめの美顔器まで幅広く紹介するので、毎日のルーティンに取り入れてみてくださいね。

ポイント

マッサージを行う際は摩擦を避けて滑りを良くするために、マッサージクリームや乳液などを使用しましょう。

顔周りの「筋トレ」を行う

顔周りの筋肉の衰えは、頬のたるみの原因の一つです。
そのため、顔周りの筋肉を鍛えることで頬のたるみの改善が期待できます。

表情筋

顔には、30数箇所に表情筋が存在しています。
今回は、特に頬のたるみに効果的な3つのトレーニングを紹介します。

  • 頬骨筋(大頬骨筋と小頬骨筋)を鍛えるトレーニング
  • 頬筋を鍛えるトレーニング
  • 口輪筋と顎舌骨筋を鍛える舌回し

1つのトレーニングを集中的に行うより、それぞれのトレーニングをバランスよく行うほうが、表情筋全体を鍛えることができ、より効果的です。

頬骨筋を鍛えるトレーニング

頬骨筋にあたる大頬骨筋と小頬骨筋を同時に鍛えるトレーニングを紹介します。
これらの筋肉を同時に鍛えることで、頬のリフトアップ効果が期待できます。

大頬骨筋 小頬骨筋
位置 唇の端から頬骨に向けて斜めにつながる 大頬骨筋の内側にあり、上唇から頬骨に向けてつながる
役割 口角を上向きや外側に引き上げる 大頬骨筋を補助する
上の歯が8本ほど見えるように口角を上げて笑顔を作る
さらに頬を引き上げて10秒間キープする
頬の力を抜いてゆっくりと表情を戻す

STEP2・STEP3を3セット繰り返しましょう。

頬筋を鍛えるトレーニング

頬筋を鍛えるトレーニングを紹介します。
頬筋を鍛えることで、頬のたるみの解消やフェイスラインの引き上げを目指すことができます。

頬筋
位置 両頬の下の部分、口角の横に存在する筋肉
役割 口角を外側に引き上げる
笑顔の女性
上下の歯が付かないように軽く口を開く
「きー」と強く言って、思い切り口角を上げる
そのままの表情を5秒間キープする
ゆっくりと元に戻す

STEP1~4を3セット繰り返しましょう。

口輪筋と顎舌骨筋を鍛える舌回し

口輪筋と顎舌骨筋を鍛える舌回しの方法を紹介します。
これらの筋肉を鍛えることで、顔全体がキュッと上向きになり、頬のたるみの改善が期待できます。

口輪筋 顎舌骨筋
筋肉の位置 唇の周りを囲んでいる筋肉 下あごと呼ばれる部分に位置する筋肉
筋肉の役割 口角を引き上げる 下あごを後ろに引く

舌回しは、筋肉を鍛えるだけでなく、血流を促進させ、むくみによって生じるたるみの解消にも有効です。
ただし、舌回しは口周りの筋肉や顎に負担がかかるので、顎関節症の方は控えるようにしましょう。

舌
口を閉じ、舌先を左上の外側の歯茎に当てる
歯茎に沿ってゆっくりと右回りで舌を回す

STEP2を10回繰り返しましょう。余裕のある人は10回でなく20回で行うとより効果的です。

同様に、左回りで行う

コリを解消する

僧帽筋や側頭筋のコリは、頬のたるみの原因の一つです。
首や肩回りの筋肉のコリを解消することで、頬のたるみを改善できる可能性があります。

肩・首やこめかみのコリに心当たりがある方は、取り組んでみてください。

僧帽筋をほぐすストレッチ

僧帽筋をほぐすストレッチを紹介します。
僧帽筋とは、首から肩、背中にかけて存在する大きな筋肉で、肩こりの原因になりやすい筋肉です。
肩をすくめたときに痛みがある場合は僧帽筋が凝っているサインです。

肩こりに心当たりがある人は以下のストレッチに取り組み、僧帽筋をほぐしましょう。

肩こりに悩む女性
足を肩幅に合わせて開いて立った状態で、左腕をまっすぐ前に出し、右手で左の前腕を掴む
右手で左腕を右側に引くようにし、上体を右側に向け10秒間キープする

左右を入れ替えて同じことを行う

STEP1~3を計3回繰り返しましょう。

側頭筋をほぐす頭皮マッサージ

側頭筋をほぐす頭皮マッサージを紹介します。
指の腹でこめかみを押して、頭皮の他の部分より硬いまたは、痛みを感じる場合は、側頭筋にコリが生じているサインです。

当てはまった人は、以下の頭皮マッサージに取り組んでみましょう。

頭皮をほぐす女性
人差し指・中指・薬指の3本をこめかみ周辺に当てる
指をグッと押しながら、前から後ろへと小さく円を描くように揉みほぐす
こめかみ周辺で少しずつ位置を変えて揉みほぐす

硬く凝っている部分や揉むと気持ちのいい部分をグリグリとほぐすのがポイントです。

このマッサージでは、指の代わりにシャンプーブラシを利用すると、簡単で効果的です。
毛足が短めなシャンプーブラシの方が筋肉をしっかりとほぐしやすいため、おすすめです。

毛足が弾力のあるゴム製で短めの作りのシャンプーブラシ。適度な強さで簡単に頭皮マッサージを行うことができます。

また、ブラシと本体を取り外して丸ごと洗えるので衛生的です。

むくみを解消する

むくみは、塩分やアルコールの摂りすぎなどにより、顔の血液循環やリンパの流れが悪くなることで発生します。
普段、枕や布団、マスクの跡がなかなか消えない人は、むくんでいる可能性が高いです。

むくみを解消することで、重力によって頬がたるむことを軽減できます。
リンパを流し、むくみを解消するマッサージを2つ紹介します。

むくみ解消のために押さえておきたい「リンパ節」の位置

   

顔周りを流すリンパマッサージ

顔周りのリンパを流すマッサージを紹介します。
顔周りにはリンパがいくつか存在するため、ほぐすことでむくみの解消につながります。

こぶしを握り、指の第二関節で耳下腺リンパ節・後頭リンパ節・顎下リンパ節をほぐす
人差し指の関節で軽く圧をかけながら、小鼻の横から耳にかけてリンパを流す
人差し指の関節で軽く圧をかけながら、耳下から首筋に向かって上深頸リンパ節を流す

耳を引っ張るリンパマッサージ

耳を引っ張るリンパマッサージを紹介します。
耳は、ツボや自律神経が集中しており、顔の筋肉とも繋がっています。
そのため、マッサージで刺激を与えることで、筋肉がほぐれ、リンパの流れが良くなります。

親指と人差し指で耳をつまむ
耳の上部から下部にかけて、満遍なく引っ張りながら20秒ほどほぐす
耳を引っ張った状態のまま、約5秒かけてゆっくり鼻から息を吸う
耳を引っ張った状態のまま、約5秒かけてゆっくり口から息を吐く

美顔器を使う

頬のたるみを解消するには、美顔器を用いたケアも効果的です。
美顔器は一般的に、1日数分、週2〜3回の使用が推奨されています。

美顔器には様々な種類があり、種類ごとに特徴が異なります。
今回は頬のたるみに効果的な美顔器を3種類紹介します。
特徴や効果について詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

EMS(低周波)美顔器

EMS美顔器は、筋肉を引き締める効果を期待できる美顔器です。
EMSとは、Electrical Muscle Stimulationの略で、「低周波」を意味します。
低周波を流すことで、筋肉が収縮し、顔を引き締めることができます。
動かすことが難しい表情筋にもアプローチできます。
ただし、刺激が強いので、敏感肌の方や肌が弱っているときには注意が必要です。

顔用と頭皮用の2種類のヘッドがあるEMS美顔器です。1台で表情筋と頭皮の両方のケアができます。防水なので、お風呂での使用も可能です。

RF(高周波)美顔器

RF美顔器は、コラーゲンの産生を促す効果のある美顔器です。
コラーゲンの産生が促されると、肌のハリや弾力向上に効果が期待できます。
RFとは、Radio Frequensyの略で、「高周波」を意味します。
別名「ラジオ波美顔器」とも呼ばれます。
ラジオ波がコラーゲンの産生を促すことで、肌の弾力性を向上させます。
そのため、たるみ改善効果や美肌効果があります。

リフトケアしやすい形状のヘッドが特徴のRF美顔器です。RF・SONICモードとRFモードの2つのモードが搭載されています。RF・SONICモードでは、口元など気になる部分を集中ケアできます。RFモードでは、高周波RFで額もトリートメントできます。

超音波美顔器

超高音波美顔器は、顔の引き締めや引き上げに効果のある美顔器です。
1秒間に数百万回もの超音波振動を発生させて皮下細胞を刺激します。
振動が皮下脂肪に刺激を与えることで、代謝が促され、筋肉が引き締まります。
これにより、顔の引き締めや引き上げをサポートします。
超高音波美顔器は、美顔器の中でも刺激が比較的穏やかであるため、敏感肌の方でも使いやすいという特徴があります。

1秒間に300万回の超高速振動ができる超音波美顔器です。超音波エステ ・イオン導入 ・イオン導出(クレンジング)・振動 ・LEDフォトフェイシャルの機能を搭載した1台5役の美顔器です。

頬のたるみを改善する美容医療

頬のたるみを改善するには美容医療を用いるのが一つの手です。
自宅でのケアだけでは頬のたるみが改善されない場合は、美容医療がおすすめです。

頬のたるみの改善を助ける内服薬や外用薬と、直接的にたるみにアプローチしやすい施術を紹介します。
注意点なども合わせて解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

内服薬

頬のたるみ改善に効果的な内服薬である「シナール」と「ユベラ」を紹介します。
たるみを直接的にリフトアップする効果はありません。
肌に必要な有効成分を内側から接種することで、たるみにくい肌の土台づくりに貢献します。
内服薬は、継続的な服用により効果を感じやすい傾向にあります。

シナール

シナールは、ビタミンCとビタミンB5を含む内服薬です。
ビタミンCには、抗酸化作用があるため、たるみの原因である紫外線ダメージや肌の糖化を抑えることができます。
また、コラーゲンの生成を促進し、肌の弾力性を向上させる効果もあります。

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シナールの効果的な飲み方を解説!シミやニキビへの美容効果と注意点も紹介

ユベラ

ユベラはビタミンEを主成分とする内服薬です。
ビタミンEには、抗酸化作用があるため、たるみの原因である紫外線ダメージや肌の糖化を抑えることができます。
「若返りのビタミン」と言われることもあるほど、アンチエイジングケアに効果的です。
ただし、服用量を誤ると過敏症の恐れもあるため、医師の指示に従って適切な量を服用しましょう。

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「ユベラ」の効果と副作用を徹底解説!処方薬と市販薬の違いとは?

外用薬

頬のたるみ改善に効果的な外用薬である「ビタミンC誘導体クリーム」と「トレチノイン」を紹介します。
外用薬も内服薬と同様に、継続することで効果を感じやすいため、長期的な使用を検討しましょう。

ビタミンC誘導体クリーム

ビタミンC誘導体クリームは、抗酸化作用やコラーゲン促進作用を持つ外用薬です。
たるみの原因を根本から解消するよう働きかけます。
一般的には、美容皮膚科では、5〜10%程度の濃度のビタミンC導入体が配合されたクリームが処方されます。

トレチノイン

トレチノインは、ビタミンA誘導体で、コラーゲンやエラスチンなどの生成を促進する作用を持つ外用薬です。
たるみを改善する効果を期待できます。
肌のターンオーバー促進作用もあり、肌が水分を保持しやすい状態を整えます。
これにより、乾燥からくる肌弾力の低下を軽減する効果を期待できます。
トレチノインを塗布すると発赤・皮剥け・痒みといった副作用が生じる場合があるので、注意しましょう。

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トレチノイン トレチノインの効果と使い方とは?ハイドロキノンとの併用療法や副作用も解説!

施術を受ける

頬のたるみの改善には、美容施術が効果的です。
専用の技術を用いて、皮膚に直接的にアプローチするため、比較的速めに改善効果を期待できます。
特にたるみが強く出ている場合に、施術がおすすめです。

今回は、頬のたるみの改善に効果的と考えられる5つの施術を紹介します。

  • HIFU
  • 高周波治療
  • ヒアルロン酸注入
  • 糸リフト
  • フェイスリフト

医師とよく相談し、自分に合った施術方法を選びましょう。
適切な施術を選ぶことで、頬のたるみの改善の治療を効果的に進められます。

施術の種類や回数は、症状の重症度や部位によって異なります。
ダウンタイムなども合わせて詳しく解説するので参考にしてみてくださいね。

HIFU

ハイフのメカニズム画像

HIFUとは、高密度の焦点式超音波を皮膚に当てる施術です。
筋膜の引き締め・コラーゲン生成促進・脂肪分解の3つの作用があります。

ダウンタイムは比較的短く、施術直後からリフトアップ効果を実感しやすいのが特徴です。
ただし、たるみが進行しすぎている場合や顔の脂肪が少ない場合、効果を実感しにくい可能性があります。
また、皮膚が熱を帯びるため、一時的な赤みや腫れなどの副作用が出る可能性があります。

高周波治療

高周波治療のメカニズム画像

高周波治療とは、ラジオ波(RF)を皮膚に当てることでたるみを改善する治療です。
施術を行う機種によって様々な名称があります。
高周波治療では真皮層から脂肪層へ熱を加えるため、脂肪燃焼効果が高いと言えます。
また照射範囲が、高周波治療は比較的広いのが特徴です。
皮膚が熱を帯びるため、まれに一時的な赤みや腫れなどの副作用が出ることがあります。

ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸注入は、頬のたるみ改善に有効な施術の一つです。
ヒアルロン酸は、コラーゲン組織の保持、肌組織の潤いや柔軟性の保持などの役割があります。
肌に直接注入することで、皮膚が内側から持ち上げられ、たるみを軽減します。

ヒアルロン酸注入では、注入後すぐにたるみの改善を実感しやすいというメリットがあります。
一方で、一定期間を過ぎると体内に吸収されてしまうため、持続性が低いというデメリットもあります。
効果を持続させたい方は、定期的な施術を検討しましょう。
また、注入時の痛みや腫れ、内出血のリスクがあり、極まれに炎症を起こすケースもあります。

糸リフト

糸リフトは、特殊な糸を皮膚内に挿入する施術です。
糸を引き上げ、物理的にたるんだ皮膚を持ち上げてリフトアップ効果を発揮します。
糸にはトゲのようなものが付いており、皮下組織が刺激されて、コラーゲンなどの線維化組織の生成が促されます。

術後は、なるべく大きな口を開けたり、硬いものを食べないよう注意が必要です。
また、副作用として、引きつり感や内出血、腫れが生じる場合があります。

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糸リフト(スレッドリフト)とは?効果やダウンタイムと失敗時のデメリットを知ろう

フェイスリフト

フェイスリフトは、皮膚を切開し、脂肪を直接除去する施術です。
切開リフトとも呼ばれます。
フェイスリフトにはいくつか種類があり、皮膚だけでなく、皮膚の下にある脂肪や筋膜を同時に引き上げる治療などがあります。

たるみが進行している場合でも効果が実感しやすいという特徴があります。
1回の施術で効果を実感しやすく実感感じやすく、その持続期間が長いのがメリットです。

一方で、皮膚を直接切開するため、腫れや内出血ができやすく、ダウンタイムが長いというデメリットがあります。
切開を伴う施術なので、ダウンタイム中に細菌が侵入すると感染症を引き起こすことがあります。
このようなリスクも考慮した上で、施術を検討しましょう。

頬のたるみの予防方法

たるみは、一度できてしまうと簡単には改善できない場合が多いです。
継続的に、予防にも取り組みましょう。
ここでは、頬のたるみの予防法を5つ紹介します。

顔の乾燥を防ぐ

顔の乾燥を防ぐことで、頬のたるみを予防できます。
乾燥すると、肌の弾力が失なわれて、たるみの原因になってしまうためです。

顔の乾燥を防ぐ方法

  • 洗浄力の強い洗顔料を避ける
  • 洗顔後よく保湿する
  • アンチエイジングケアができる基礎化粧品を使う

肌が乾燥しやすい人は洗浄力の強い洗顔料を避け、マイルドな洗浄力の洗顔料を使用しましょう。
洗浄力が強いと、肌の保湿に必要な皮脂も落としすぎてしまい、乾燥を招きやすくなります。
乾燥しやすい方は、洗浄成分がアミノ酸系やベタイン系の洗顔を選ぶと良いでしょう。

そして、洗顔後は化粧水や乳液、クリームを使ってしっかりと保湿することが大切です。
化粧水だけでは、肌の表面に蓋ができず、乾燥しやすくなります。
アンチエイジングケアができる基礎化粧品を使用すると、さらにたるみ予防効果が高まります。
特にたるみには、ビタミンC誘導体・レチノール・ナイアシンアミド・セラミド・ヒアルロン酸が有効とされています。

市販の基礎化粧品でももちろん良いですが、高い予防効果を期待する方にはドクターズコスメがおすすめです。
ドクターズコスメとは、皮膚科医や専門家が開発・監修した化粧品です。

市販の化粧品よりも成分が高濃度なものが多いため、効果の高さを期待しやすいのが特徴です。
ただし、ドクターズコスメの中でも「医療機関専売品」は、皮膚科やクリニックで診察を受けて使用を認めてもらわないと購入できないので注意しましょう。

以下で、たるみ予防におすすめなドクターズコスメを紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ZO SKIN HEALTH|ゼオスキンヘルス

ゼオスキンは、スキンケア分野で有名な皮膚科医のゼイン・オバジ氏が開発したスキンケアブランドです。
レチノールやハイドロキノンなど、エイジングケアに欠かせない成分が配合されています。

こちらは、医療機関でのみ購入できるドクターズコスメです。
医師の指示に従って使用するようにしましょう。

M Dear|エムディア

エムディアは、肌の専門家による意見をもとに研究・試作を繰り返し、開発されたドクターズコスメです。
美肌治療とEGF(上皮細胞増殖因子)がもたらす効果に着目して開発され、エイジングケアに特化しています。

香料や着色料、紫外線吸収剤、エタノールなどの刺激になりやすい成分が配合されていないという特徴があります。

東京美肌堂では、ゼオスキンやエムディアを購入するために、無料でオンライン診察を受けることができます。
また、初回購入の際には、3,000円OFFのクーポンの使用が可能なので、ぜひ活用してみてくださいね。

受付:9:00〜22:00(土日祝も休まず診察)

※本サービスを利用したオンライン診察は保険適用外の自由診療となります。

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紫外線対策をする

頬のたるみ予防には紫外線対策も重要です。
紫外線ダメージはコラーゲンやエラスチンを分解し、肌弾力を低下させ、たるみを引き起こすためです。
また、紫外線ダメージはたるみだけでなく、シミやシワなど他の肌悩みの原因にもなります。

紫外線対策として、日傘や紫外線カット加工の防止、UV対策アイテムの使用が不可欠です。
また、1年を通じて外出の際は日焼け止めクリームを塗りましょう。

表情筋を動かす

表情筋を日常生活から動かすよう意識することで、頬のたるみを予防できます。
表情筋が衰えることで、皮膚を支えられなくなり、たるみが生じてしまうからです。

日頃から、意識することで表情筋を鍛えることができます。
食べ物をよく噛み、よく笑うように心掛けましょう。

生活習慣を整える

生活習慣を整えることで頬のたるみを予防できます。
生活習慣が乱れているとコラーゲンやエラスチンなどの弾力成分の減少や、ハリの低下によりたるみが進行します。

食事面では、コラーゲンが含まれた食材や、コラーゲンのもととなるタンパク質を積極的に取り入れましょう。
コラーゲンは、豚肉、湯葉、高野豆腐などに多く含まれます。
また、肉類や魚介類、卵、大豆製品などはタンパク質を多く含んでいます。

睡眠面では、質の良い睡眠をとることが重要です。
質の良い睡眠のために就寝の2時間前にはスマホの使用をやめましょう。
最低でも7〜8時間の睡眠時間を確保することが理想的です。

正しい姿勢を心掛ける

頬のたるみを予防するには、正しい姿勢を心掛けることが重要です。
姿勢が悪いと、顔が下を向きがちになり、肩こりや頭皮のコリが要因となり、頬がたるみやすくなります。
たるみを予防するためにも、日常的に正しい姿勢を心掛けましょう。

頬のたるみの改善に即効性を求める方は美容皮膚科へ相談

頬のたるみを改善するためには、意識的にケアを継続することが大切です。
放置するとたるみが進行し、ますます老けた印象を与えてしまいます。

頬のたるみをできるだけ早く効果的に改善したい方は、美容皮膚科の受診がおすすめです。
専門医が肌の状態に合わせた治療を行ってくれるため、自分での判断のみでケアを実施するよりも高い効果を期待できます。

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この記事の監修医

東京総合美容医療クリニック

福田麻衣 医師

美容皮膚科/美容外科

美しさを求めるすべての人たちに

当院は「あなたのお肌のかかりつけ」をコンセプトに、皆さんのお肌を作り直すサポートをしていきたいと考えております。ただ肌悩みを改善するだけではなく、健康で美しいお肌を取り戻し、笑顔で日々を過ごせるよう、お手伝いさせていただければ幸いです。

住所:〒111-0041 東京都台東区元浅草4丁目9-14 イマス元浅草ビル5階

TEL:03-6284-4147

HP:https://www.sogobiyoiryo.jp/