おしりの黒ずみの原因とケア方法を解説!治りやすさが肌タイプで違う?

「おしりに黒ずみが…。」

ふいに鏡を見たときに、おしりの黒ずみを発見するとショックですよね。

おしりに黒ずみがあると、お気に入りの下着や水着を着づらくなってしまいます。

実は、おしりの黒ずみには色素沈着が深く関わっており、肌タイプ別に治りやすい人と治りにくい人がいます。

そこで今回は、おしりの黒ずみの原因と、肌タイプ別におすすめの対処方法をご紹介します。

なるべく早くおしりの黒ずみを撃退できるよう、一緒に対策していきましょう!

この記事の監修医

veary clinic

井上 裕章院長

美容外科、美容皮膚科、婦人科形成

『「誰にも言えない」はここでおしまい。』

2022年1月に六本木で開院した下半身専門の美容整形クリニックです。 院長の「美容医療を癌診療の高みへ」をはじめとした信念のもと、患者様の下半身のコンプレックスを一手にかつ正しく解消へ導けるクリニックを立ち上げたいと考えて、開院いたしました。必要かつ十分な医療の提供を我々は常に考え、進歩し続けていくことを目指しています。 Veary Clinicは、女性器形成、美脚形成、ヒップメイクなど、さまざまな下半身の悩みに対した治療を行っております。経験豊富な医師があなたのお悩みに寄り添い、より美しくなるための最適なご提案をさせていただきます。無料カウンセリングも行っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

住所:〒106-0032 港区六本木4-2-35 vort六本木dual’s2F

TEL:03-6820-2457

HP:https://vearyclinic.life/

「おしりの黒ずみ」の正体は色素沈着

ずばり、おしりの黒ずみの正体は色素沈着であることがほとんどです。

色素沈着とは、メラニン色素の異常な増加によって皮膚の色が濃くなることを指します。

メラニンは、紫外線や摩擦など肌に外部から何らかの刺激が加わることで発生します。メラニンが代謝されずに肌に蓄積されると、表皮に沈着して黒ずみが起こります。これがいわゆる色素沈着です。

では、「おしりの黒ずみ」の正体である色素沈着をもたらすメラニンは、どうすると増えてしまうのか詳しく理解していきましょう。

「おしりの黒ずみ」の原因

はじめに「おしりの黒ずみ」の正体は、色素沈着が大半であることをご紹介しました。

色素沈着の原因として最も多いのは、メラニンと呼ばれる皮膚の色素の異常な増加です。

すなわち「おしりの黒ずみ」の根本的な原因は、メラニン色素の過剰生成であるといえます。

メラニン色素は、皮膚が外部からの何らかの刺激を受けることによって発生しやすくなります。

メラニン色素が過剰に生成されやすくなるきっかけはいくつかあります。

具体的には、下記などが挙げられます。

  • 下着と摩擦
  • イスに長時間座ることによる圧迫
  • ホルモンバランスの変化
  • 紫外線による日焼け

自分に当てはまると思った項目はありませんか?

このように、毎日の生活の中で、メラニンの過剰生成を促進してしまう場面はいくつか存在しています。

では、実際にどのような生活習慣がメラニン過剰生成を促してしまうのか、さらに詳しく見ていきましょう。

下着やタイトなジーンズなどによる締め付け

下着やぴったりとした衣類は、肌に摩擦や圧迫などの刺激を与えやすく、「おしりの黒ずみ」の原因の一つになります。

肌に摩擦や圧迫が加わると、メラニン色素が生成され色素沈着を起こすことがあります。

また、肌がこすれてダメージを受けることでターンオーバーを乱し、作られたメラニン色素の排出が滞ってしまいます。

そのため、生地が傷んで摩擦が起こりやすい古い下着(ショーツ)や、おしりの引き締め感が強いボトムスの着用をなるべく避けることで、「おしりの黒ずみ」を発生しにくくしましょう

長時間座りっぱなしによるイスの圧迫

長時間イスに座りすぎると「おしりの黒ずみ」が発生しやすくなります。

イスに座ると上半身の体重をおしりで支えるため、おしりが圧迫された状態になります。皮膚が圧迫を受けると、肌のターンオーバーが乱れてメラニンが蓄積されやすくなり、色素沈着が起こります。

また硬い素材のイスはおしりを圧迫する力が強く負担がかかります。

特にデスクワークなどで長時間イスに座る方は、クッションを敷いておしりにかかる負担を軽減しましょう。

ホルモンバランスの変化

ホルモンの影響も「おしりの黒ずみ」の原因の一つです。

おしりを触って、ザラつきやカサつきがない場合は、ホルモンの影響のよる黒ずみかもしれません。

性成熟期といわれる10代の終わりから40代前半にかけては、ホルモンの作用によっておしりまわりのメラニン色素が増える傾向にあります。

また、加齢によってホルモンバランスが変化した場合も、おしりまわりにメラニン色素が多くなる場合があります。

メラニン色素が増えることによって、結果的におしりに黒ずみが発生しやすくなります。

紫外線による日焼け

日焼けで「おしりの黒ずみ」が発生する場合もあります。

肌が紫外線を浴びると、肌を守るためにメラニンを大量に作り始めます。

メラニン色素は黒いため、紫外線の影響で「おしりの黒ずみ」が発生してしまうことがあるのです。

ショーツやボトムスを穿いても、紫外線が服の間から通ってしまうことがあります。

特にショートパンツや水着を着る機会の多い方は、おしりの日焼けにも注意が必要です。

井上 先生
井上 先生

おしりの黒ずみは、原因によって対処法も変わってくるので、自分で判断がつかない場合には、クリニックで相談してみても良いかもしれません。


紫外線対策の方法や日焼けをした後のケアについてより詳しく知りたい方は、以下の記事も読んでみてくださいね。

日焼けを治す「アフターケア」を解説!72時間以内に行う黒くならない方法

「おしりの黒ずみ」が残りやすい人

色素沈着によって「おしりに黒ずみ」ができてしまった場合、肌質によって黒ずみが取れる早さに違いが出やすいことをご存じでしょうか?

日本人の肌質は、大きく3パターンに分けられます。

中でも、日焼け後「そのまま黒くなって定着してしまう人」は「おしりの黒ずみ」の色素沈着が治りにくくなる可能性が高いです。

ここでは、肌質ごとに「黒ずみケア」の効果が感じられる早さの違いをご紹介します。

日焼けしてしまったときのことを思い出しながら、自分がどのタイプに当てはまるかチェックしてみてくださいね。

1.日焼け後「赤くなっても黒くならない人」

日焼けした直後はすぐに肌が赤くなり、数日後にうっすら色づく程度。

後に黒さや赤みが残りにくい肌タイプの人です。日本人では、約17~18%がこの肌質に分類されます。

この肌質に当てはまる方は、他の2タイプと比較すると、黒ずみのケアの効果を早く感じられる人です。

2.日焼け後「赤くなって黒くなる人

日焼けした直後は肌がそこそこ赤くなり、数日後は褐色調(やや黒みを帯びた濃い茶色)になる肌タイプの人です。

日本人では、約60~70%がこの肌質に分類されます。

この肌質の方に当てはまる方は、他の2タイプと比較して、黒ずみケアの効果を感じる早さは中間に分類されます。

黒ずみケアの効果を早く感じられる方と遅い方で個人差が感じられるかもしれません。

3.日焼け後「そのまま黒くなり定着してしまう人」

日焼けした直後は、肌があまり赤くならず、数日後に急激に黒くなりそのまま残ってしまう肌タイプの人です。

日本人では、約13~14%がこの肌質に分類されます。

この肌質に当てはまる方は、他の2タイプと比較して、黒ずみケアの効果を感じられる早さは一番遅いと考えられます。

このタイプの方は、より即効性を期待できるクリニックでの治療を受けてみると良いかもしれません。

「おしりの黒ずみ」の治し方

「おしりの黒ずみ」を治すには、クリニックでの施術と薬での治療の大きく2つが効果的なものとして挙げられます。それぞれご紹介していきます。

おしりの黒ずみは、原因によって対処法も変わってくるので、自分で判断がつかないという人は、一度クリニックで相談してみるのも良いでしょう。

即効性が期待できる「クリニックでの施術」

どうしても夏の間に「おしりの黒ずみ」を取り除きたいなど、今すぐ治したいという方におすすめなのが、クリニックでの施術です。

効果の実感に個人差はありますが、他の治療やケアと比較すると、一番即効性を期待できます。ここでは、クリニックの施術で採用されることの多い治療法の一部を紹介します。

ケミカルピーリング

ピーリングは角質ケアの一種で、古い角質を除去し、皮膚の新陳代謝を正常化することを目的に行います。ケミカルピーリングは、酸性の薬剤を肌に塗布して、皮膚表面の古い角質を溶かす治療方法です。毛穴の詰まりを解消する効果が期待できます。

ピコトーニング

レーザーを照射して、肌の深部に滞留しているメラニンを取り除く効果を期待できる治療方法です。「おしりの黒ずみ」は頑固な黒ずみが多いため、効果を実感するためには、まずは1か月毎に約3~4回程度通う必要があるかもしれません。

皮膚への負担が少ない「外用薬・内服薬での治療」

市販薬はおしりの黒ずみを予防する分には有効的ですが、できてしまった黒ずみに対処するには、即効性はあまり期待できません。

そのため、「おしりの黒ずみ」の治療には、病院で処方してもらえる外用薬や内服薬を使用することをおすすめします。

「おしりの黒ずみ」の改善の効果に期待できる薬を外用薬と内服薬に分けて、それぞれ紹介していきます。

外用薬|ハイドロキノン

「ハイドロキノン」は「肌の漂白剤」とも言われており、後天的な色素沈着によって発生するシミなどに効果が期待できます。

おしりの黒ずみは、後天的な色素沈着によって発生することが多いため、おしりの黒ずみの改善に期待ができる薬の一つといえます。

副作用として、肌の色が真っ白にぬけてしまう「白斑(はくはん)」や「赤み・炎症により黒ずみ悪化」が挙げられます。

医師の注意事項をよく聞いたうえで使用しましょう。

外用薬|トレチノイン

「トレチノイン」には角層剥離作用や皮脂分泌抑制作用、潤い成分増加作用、ターンオーバー促進作用といった働きがあります。

より美白効果を高めるために、ハイドロキノンと一緒に併用して用いられることも多い薬です。

おしりの黒ずみは、メラニンが蓄積したことによる色素沈着によって発生することが多く、「トレチノイン」のターンオーバー促進作用でメラニンの排出を促す効果により、おしりの黒ずみの改善に期待ができる薬の一つです。

内服薬|トランサミン

トランサミンには「トラネキサム酸」という成分が含まれており、メラニン酸性細胞の働きを抑制して黒ずみを薄くすることに期待ができます。

おしりの黒ずみはメラニンによる色素沈着が原因であることがほとんどなため、トランサミンは黒ずみの改善に期待できる薬の一つです。

内服薬|シナール

「シナール」にはビタミンCが含まれ、メラニン色素の還元作用とメラニン生成抑制作用などがあります。

おしりの黒ずみは、摩擦によってメラニンが増加してできた色素沈着が原因であることが多いため、おしりの黒ずみの改善に期待できる薬の一つです。

自分に適した医薬品について相談してくても、なかなか皮膚科に通う時間を作れないという人は「オンライン診療」の利用を検討してみてもよいでしょう。

オンライン診療とは、自宅で専門医から診察・処方を受けられるものであり、東京美肌堂もオンライン診療サービスを提供しています。

東京美肌堂では、自宅でリラックスしているすきま時間にオンライン診療を受けていただき、必要な薬をご自宅までお届けします。

この記事で紹介した薬の詳細やご自身の症状などについても、無料で専門医に相談することができます。

もちろん、薬を使用するにあたっての注意事項のご説明も専門医が行なっています。

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「おしりの黒ずみ」のセルフケア

「おしりの黒ずみ」を治す手段として、クリニックや内服薬で黒ずみを減らすことはできますが、あわせてセルフケアをしていくことも大切です。

さらに「おしりの黒ずみ」が増えることや再発を避けるためには、乾燥や炎症を防ぐために、日頃からセルフケアを実施しましょう。

炎症を避けるため汚れを落とす

吹き出物などの炎症が、のちに色素沈着することも、おしりが黒ずむ原因になります。

炎症を避けるためには、おしりまわりを清潔に保つことが大切です。

スクラブやデリケートゾーン用の石鹸を使ってきれいに洗うようにしましょう。

恋するおしり

余分な角質を洗い落とすスクラブ&ピーリング成分が入っています。石鹸を直接おしりにあてて、くるくると回すようになで洗いをして使います。石けんのくぼみの部分を使って、おしりから太ももまでマッサージすることもできます。ピーチの香りでケアの時間も楽しくなりそうですね。

乾燥しないように保湿する

おしりが乾燥すると下着などと触れて摩擦が起こりやすくなります。

摩擦が起こるとメラニンの生成を促し、おしりが黒ずみやすくなります。

入浴後の下着を身に着ける前には、クリームで保湿をするようにしましょう。

ピーチジョン ヒップルン

ヒアルロン酸ナトリウム・アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム・加水分解ヒアルロン酸の3つのヒアルロン酸成分が、肌のうるおいをヴェールでカバーし、おしりを乾燥から守ります。また、肌荒れ防止成分がおしりのニキビや吹き出物の発生の防止もしてくれます。ピオニーやピーチなど、果実とフローラルが広がる香りが特徴です。

色素沈着以外で起こる「おしりの黒ずみ」

「おしりの黒ずみ」は大半が色素沈着によるものだとお話してきましたが、まれに色素沈着以外のものが原因で黒ずんで見えてしまったり、生活習慣ではなく炎症がもととなりのちに色素沈着してしまう場合があります。

シワや古い角質の蓄積

おしりにシワが寄ることによって影ができ、おしりが黒ずんで見えてしまうことがあります。

特におしりの下方は加齢とともに脂肪が萎縮しやすい箇所です。

シワがよると皮膚に凸凹が発生し、黒く見えやすくなります。

また肌は乾燥すると、古い角質が蓄積されやすくなります。

古い角質が肌に残って酸化することで黒くなり、おしりが黒ずんで見えてしまうこともあります。

そのため、おしりもクリームなどを使って保湿するといいでしょう。

古い角質を除去するためには、ボディスクラブを使ったほうがいいですが、スクラブを使いすぎると乾燥を招くため、“スクラブのしすぎ”には要注意です。

ニキビや吹き出物の痕

おしりのニキビやかぶれなどによって肌が炎症を起こし、後より色素沈着が起きることがあります。

「おしりの黒ずみ」の原因には色素沈着が挙げられますが、ニキビや吹き出物による炎症がのちに「おしりの黒ずみ」を引き起こすこともあるので注意して観察しましょう。

自分の「おしりの黒ずみ」が色素沈着によるものなのか、それ以外のものなのか、判断がつきにくいという方もいるかもしれません。

そんな時は、クリニックや医師に相談してみるのも一つの手です。

「おしりの黒ずみ」が気になる人は一度、東京美肌堂へ

自分の「おしりの黒ずみ」について相談したいけど、クリニックで直接自分の患部を見せることに抵抗がある方や、忙しくてなかなかクリニックを訪ねる時間がないという方は、一度オンラインで相談してみるのもおすすめです。

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