目の下にシミが!消すには?急にできる原因とシミの種類ごとの対処法を解説

「目の下のシミがなかなか消えない…。」

頑固な目の下のシミにお悩みではありませんか?

実は、目の下にできるシミは頑固な色素沈着であることが多いです。

そのシミは、市販のアイテムで完全に消すことは難しいかもしれません。

また、放置していると、黒ずみがどんどん濃くなる可能性も…。

今回は、色素沈着でおこる目の下のシミの原因や治療法を紹介します。

症状を正しく見分け適切に対処していきましょう!

この記事を読んでわかること

  • 目の下にできるシミの原因は、光線や摩擦などによる刺激
  • 5種類のシミごとに効果的な治療法が異なる
  • 目の下のシミの予防は摩擦と紫外線を避けること!

目の下にシミができる原因

目の下のシミの原因は、知らないうちに蓄積された肌へのダメージです。

「急にシミが現れた」と思う方もいるかもしれません。

でも実は、知らないうちに皮膚へのダメージが蓄積されていた可能性があります。

シミのもととなる、メラニンは、ダメージを受けることで多く生成されます。

目の下の皮膚は薄く、ダメージを受けやすいため、シミができやすい場所です。

特に、目の下にシミができる要因は以下の4つです。

  • 紫外線やブルーライトの光
  • アイメイクやマッサージによる摩擦
  • 加齢による肌の衰え
  • ホルモンバランスの乱れ

それぞれなぜ、目の下の色素沈着の原因になってしまうのか詳しく解説します。

紫外線やブルーライトの光

紫外線とブルーライトの光を浴びると、目の下にシミができやすくなります。

紫外線を浴びると、シミのもととなるメラニンの生成が促されます。

また、ブルーライト(※)は、紫外線の次に強いエネルギーを持つと言われています。

約1時間浴び続けると、紫外線と同様に肌にダメージを与えるという研究データも出ています。

日常的にスマホやPCを見る時間が長い方は、注意が必要です。

※ブルーライトとは、人の目で見える光のなかでも、波長の短い青色の光を指します。目や肌の奥まで浸透する性質を持ちます。

アイメイクやマッサージによる摩擦


目の下にシミができやすい要因の一つは、摩擦です。

特に、目の下はアイメイクやマッサージによる摩擦が生じやすい部位です。

摩擦が起きると、シミのもととなるメラニンの生成につながります。

目の下の皮膚は薄くデリケートなため、摩擦に気をつけましょう。

加齢による肌の衰え

目の下のシミは、年齢とともに発生しやすくなりま

加齢に伴う肌の変化は、シミができやすくなる要因の一つです。

年齢を重ねると肌の弾力性が低下し皮膚が薄くなる→肌がダメージを受けやすくなる→血液循環の低下とターンオーバー周期の長期化で、メラニンが排出されにくくなる

このような悪循環が生まれて、シミが形成されやすくなります。

目の下の皮膚がさらに薄くなると、メラニンが蓄積される肌の層まで透けやすいため、シミが目立って気になりやすいとも言えます。

ホルモンバランスの乱れ

目の下のシミは、ホルモンバランスの乱れによってもできやすくなります。

特に女性は、月経や更年期などでホルモンの変動が起こりやすい体質です。

ホルモンバランスが崩れると、シミのもとになるメラニンが過剰に生成されやすくなり、シミの発生につながります。

目の下にできやすいシミの種類

目の下にできやすいシミは、代表的ものが5種類あります。

シミの種類によって、適切な治療法が違うため、正しく見分けることが大切です。

左右対称にできる「肝斑」

目の下にできたシミは、肝斑(かんぱん)かもしれません。

頬骨の高い位置などに、左右対称に現れるシミです。

30~40代で発生しやすく、シミの輪郭が曖昧なのが特徴です。

原因は明確ではないですが、ホルモンバランスの乱れと言われています。

「目の下のシミは肝斑かも」と思った方は、下記も参考にしてみて下さい。

【肝斑とシミの見分け方のポイント】そばかすとの違いや治療方法まで解説

くっきり現れやすい「老人性色素斑」

境界がはっきりしたシミは老人性色素班かもしれません。

紫外線などによるダメージが原因でできるシミです。

茶色~黒色で、シミの形は丸いのが特徴です。

どこにでも現れやすいシミのため、目の下にも発生することも。

紫外線やブルーライトを多く浴びる場合、10代・20代に発生する可能性もあります。

「目の下のシミが老人性色素斑かも」と思った方は、下記も参考にしてみて下さい。

【老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)】シミの代表格の原因と治療法

くすんだ色の「炎症後色素沈着」

目の下にニキビや傷ができたことがある場合は、炎症後色素沈着というシミかもしれません。

肌に傷などの強いダメージが与えられた際に、色素沈着してシミになったものです。

くすんだ茶色っぽいシミでぼんやりとしているのが特徴です。

具体的に以下のようなダメージが加わることで発生しやすくなります。

  • ヘアアイロンなどによる火傷
  • 炎症を起こしたニキビ
  • アトピー、かぶれ、湿疹
  • レーザー治療によるダメージ

「目の下のシミが炎症後色素沈着かも」と思った方は、下記も参考にしてみて下さい。

炎症後色素沈着とは?シミが治る期間や跡が残りやすい人の特徴を知ろう

斑点状にできる「そばかす」

斑点状にこまかく現れているシミは、そばかすです。

鼻の上や頬に、約1~4mmにぽつぽつと現れます。

そばかすは、幼少期から思春期に、遺伝の影響で発生することが多いと言われます。

生まれつき肌の白い人にできやすい傾向にあります。

悪化して広がると、なかなか消えなかったり、目の下あたりまで広がることも考えられます。

「目の下のシミがそばかすかも」と思った方は、参考にしてみて下さい。

そばかすとシミの違い・見分け方を知ろう!効果的な治療法と予防法も

小斑状にまとまってできる「ADM」

グレーや青みっぽい色のシミはADMかもしれません。

ADMは、後天性メラノサイトーシスとも呼ばれ、真皮層(肌の深い層)にできるシミです。

明確な原因ははっきりとわかっていません。

目の下から頬にかけて、左右対称に点状に出ることが多いと言われます。

茶クマの可能性もあり

目の下にできた「シミ」は、茶クマの可能性もあります。

茶クマは、目の下が茶色く見えてしまうクマのことです。

クマの部分を引っ張っても、色が薄くならない場合は、シミではなく茶クマの可能性があります。

摩擦や乾燥、長時間のメイク残りがあるとできやすくなります。

「目の下のシミはクマかも」と思った方は、参考にしてみて下さい。

クマにも種類がある!?クマを消したいならタイプ別にケアしよう

シミの種類を見分けるのが難しい方は、専門医に見てもらうのが確実です。

皮膚科で、症状と適切な治療法を相談しましょう。

皮膚科に行く時間がない方は、自宅で診察を受けられる、オンライン診療サービスもおすすめです。

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【種類別】目の下のシミの治療法

シミは種類によって、相性のいい治療法が異なります。

上記で紹介した5種類のシミごとに、用いられることがある治療法を紹介します。

「肝斑」にはトラネキサム酸

肝斑の治療には、トラネキサム酸が有効です。

トラネキサム酸は、人口のアミノ酸系の一種で、シミなどに有効な美白成分を含む内服薬です。

肝斑のもととなるメラニンの生成を抑える効果が期待できます。

トラネキサム酸の美白効果や副作用を解説!飲み続けると白髪になる?

「老人性色素斑」「そばかす」にはフォトフェイシャル

「老人性色素沈着」と「そばかす」の治療にはフォトフェイシャルが有効です。

「IPL」と呼ばれる特殊な光を顔全体に照射して、メラニンにダメージを与えてシミを薄くする効果が期待できます。

コラーゲンの生成を促す効果もあり、お肌にハリが出やすくなります。

「炎症後色素沈着」にはハイドロキノン

炎症後色素沈着の治療には、ハイドロキノンが有効です。

メラニンを作る細胞であるメラノサイトを減少させて、メラニンの生成を抑える効果が期待できます。

また、メラニンの排出を促す効果が期待できます。

それにより、色素沈着の悪化と改善を促して、シミを改善していきます。

「ハイドロキノン」とは?効果的な使い方や副作用を解説!いつから効果を感じられる?

「ADM」にはQスイッチレーザー

真皮(肌の深い層)にあるADMにはレーザー治療が有効です。

Qスイッチレーザーは、高い出力のレーザーを照射してメラニン色素を破壊します。

メラニンだけを選択的に破壊するため、周囲の肌を傷つけにくいのも特徴です。

個人やクリニックによっても差はありますが、施術後に顔の赤みや腫れなどが続く場合があります。

目の下のシミの予防法

目の下のシミは、生活習慣によってもできやすくなります。

目の下のシミを予防法を2つご紹介します。

  • 摩擦を避ける
  • 紫外線対策をする

具体的な対策法を見ていきましょう。

摩擦を避ける

目の下のシミを予防するために、摩擦を避けましょう。

皮膚の薄い目の下は、摩擦によってダメージを受けます。

以下は、摩擦が生じやすいNG行動です。

  • 目元がかゆいときに強くかく
  • アイメイクをごしごし洗い落とす
  • タオルで目元を強く押さえる
  • 目元マッサージを強い力で行う
  • 成分の強いピーリングを目元に使う

とはいえ、目元にポイントメイクをされる方は、どうしても摩擦が起こりがちです。

そんな方のために、肌への負担を和らげるアイメイク時のポイントを紹介します。

アイシャドウを強い力で塗らない

アイシャドウは指で軽く乗せるまたは、メイクブラシでなぞるようにやさしく塗りましょう。さらに摩擦を抑えたい方には、アイシャドウはパウダー状ではなく、リキッド状を選ぶのがおすすめです。

アイメイクはポイントリムーバーで落とす

ポイントリムーバーをたっぷりコットンになじませて目元にやさしく当てましょう。顔全体を一気にクレンジングしようとすると、目元のメイクが落とし切れないことがあるためピンポイントでメイクを落とすようにしましょう。シートタイプは摩擦が生じやすく、おすすめできません。

アイクリームで保湿する

普段のスキンケアにアイクリームを取り入れましょう。アイクリームは、潤いやハリを補いつつ乾燥を防いでくれます。

肌にハリを与えるナイアシンアミドや、高い保湿力を持つグリセリン・ジグリセリン配合。

これ1本で、目の下・まぶた・目尻の目元をケアすることができます。

紫外線対策をする

シミ予防には、紫外線対策が必須です。

紫外線を浴びると、以下の理由でシミができやすくなります。

  1. メラニンが生成される
  2. バリア機能が低下しメラニンが排出されづらくなる

毎日欠かさず紫外線対策をしていきましょう!

目元のシミを予防するための紫外線対策のポイントを紹介します。

目元にも日焼け止めを塗る

目の下は、日焼け止めを塗ってもつい薄塗りになる場所といえます。

紫外線などのダメージでシミはできやすくなるため、目元にもしっかりと日焼け止めを塗りましょう。

のびがよく、ブルーライトもカットしてくれるものがおすすめです。

すっとのびやすいテクスチャーの日焼け止め。

ブルーライトのカット効果も期待できます。

白浮きしにくいのが特徴のため、目元のメイクもしやすいでしょう。

アルコールフリー・シリコンフリー・合成着色料フリーなど、比較的お肌にやさしい成分で設計されています。

ウォータプルーフではないため、日焼け止めの効果を持続させるため、2~3時間おきに塗り直すのがおすすめです。

帽子やサングラスをつける

帽子やサングラスは、目元の紫外線対策に有効です。

帽子を選ぶ際は、帽子のつばが7cm以上あるものを選択するのがおすすめ。

つばが7cm以上あると、顔に当たる紫外線を約60~70%カットすると言われています。

目元は紫外線のダメージを受けやすいため、サングラスで目元を守るのも効果的です。

目の下のシミに悩んだら皮膚科へ

目の下のシミは、自然と消える可能性は低いことが多いです。

皮膚科で診察を受けて治療していくのが、効率的な改善方法と考えられます。

皮膚科に通う時間がない方は、オンラインで専門医の診察を受け、自分のシミの種類や症状に合う医薬品を処方してもらいましょう!

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この記事の監修医

東京総合美容医療クリニック

福田麻衣 医師

美容皮膚科/美容外科

美しさを求めるすべての人たちに

当院は「あなたのお肌のかかりつけ」をコンセプトに、皆さんのお肌を作り直すサポートをしていきたいと考えております。ただ肌悩みを改善するだけではなく、健康で美しいお肌を取り戻し、笑顔で日々を過ごせるよう、お手伝いさせていただければ幸いです。

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