ニキビがまた同じ場所にできている…。
ニキビはできる場所によって、発生原因が異なります。
体の不調や、生活習慣、癖になっている仕草などもニキビの発生に関係します。
この記事では、場所別に考えられるニキビの原因や対策方法を解説しています。
特定の場所にニキビが繰り返しできやすい方は必見です!
目次
ニキビの原因は場所によって異なる
顔や背中、頭皮などさまざまな場所に発生するニキビは、各部位で発生までのメカニズムに微妙な違いがあります。
主に体の部位ごとに皮脂腺の多さや皮膚の薄さが異なり、内臓から受ける影響にも違いがあるのです。
皮脂腺の多さや皮膚の薄さが影響
皮脂腺の多さや皮膚の薄さは、身体の部位によって異なります。
皮脂腺が多い部分は、皮脂の分泌により毛穴が詰まりやすくニキビができやすいとされています。
また、皮膚が薄い部分は、肌が乾燥しやすく、紫外線などの外的要因を受けやすくなってしまいます。
身体の不調の現れやすさが影響
肌は「内蔵の鏡」と呼ばれることもあり、その不調がニキビの直接原因になることがあります。
しかし、部位によって内蔵の健康状態の影響の受けやすさは異なります。
主に顔の各部位のニキビには、胃や肺機能の低下など、それぞれ異なる臓器の不調も発生原因のひとつとして示唆されています。
場所ごとのニキビの原因
ニキビの原因を知ることは、ニキビを改善するにあたりとても重要なことです。
ですが、ニキビの原因はニキビができる場所によって異なります。
そこで、この章では、部位ごとのニキビの原因を詳しく解説していきます。
「頭皮」のニキビ
頭皮にできるニキビは、普段は髪の毛で隠れていて分かりにくいのものです。
そのため、ニキビ自体に気付きにくく知らぬ間に悪化している可能性があります。
放置していると、さらに悪化して最悪の場合、脱毛する可能性もあります。
頭皮にできるニキビの原因は、皮脂腺の多さや、シャンプーのすすぎ残しです。
一つずつ詳しく解説していきます。
皮脂腺が体の中でも最も多い
頭皮は、身体の中で最も皮脂腺が多い部位です。
その数は、顔のTゾーン(おでこ/鼻)の2倍以上ともいわれています。
皮脂腺が多いと、皮脂が過剰に分泌された際に、より一層毛穴がつまりやすくなります。
その結果、頭皮にニキビができやすくなってしまうのです。
また、頭皮は髪の毛に覆われているため、常に蒸れやすい肌環境にあります。
蒸れによってアクネ菌が増殖しやすくなる点も、頭皮にニキビができる原因とされています。
シャンプーのすすぎ残しが起きやすい
皮脂が多く、アクネ菌も増殖しやすい頭皮を清潔に保つためには、シャンプーでの正しい洗髪は欠かせません。
特に、シャンプーの際のすすぎ残しには注意が必要です。
シャンプーのすすぎ残しが残っていると、皮脂と同様に毛穴を塞いでしまい、頭皮ニキビの原因となってしまいます。
「生え際・こめかみ」のニキビ
生え際やこめかみにできるニキビは、髪の毛と接触し、チクチク痛むこともあり、早く治したい方が多いのではないでしょうか。
生え際やこめかみにできているニキビの原因は大きく2つあります。
皮脂腺が多く皮脂の分泌が盛ん
おでこや、こめかみ部分は、「Tゾーン」と呼ばれ皮脂の数が「頭皮」の次に多いとされています。
皮脂腺が多いと、皮脂が過剰に分泌されてしまうため、毛穴に皮脂がつまりやすくなります。
その結果、ニキビが発生してしまうのです。
髪や帽子の繊維が触れる機会が多い
おでこやこめかみは、髪の毛や帽子などから、刺激を受ける機会が多い部位です。
肌は、刺激を受けると表皮(肌の表面)を守るために皮脂を過剰に分泌します。
特に髪の毛は、皮脂などの汚れが付着している可能性が高く、常に生え際・こめかみに触れているためニキビの原因になりやすいとされています。
「おでこ」のニキビ
おでこにできるニキビは、目立ちやすい位置にあるため悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
おでこにできるニキビの原因は大きく2つあります。
ホルモンバランスの乱れの影響を受けやすい
おでこにできるニキビは、ホルモンバランスの乱れが影響している可能性があります。
ホルモンバランスの乱れとは、女性ホルモンバランスの分泌量が乱れ、男性ホルモンが活発化することで発生します。
男性ホルモンは、皮脂の過剰を砂がし、ニキビを引き起こします。
女性の月経前や、妊娠期間におでこにニキビができるのは、ホルモンバランスの乱れが原因となっています。
前髪が触れて刺激となる
「おでこ・こめかみニキビ」と同様に、髪の毛による刺激がニキビの原因になっている可能性があります。
肌は、刺激を受けると表皮という肌の表面部分を守るために、皮脂を過剰に分泌してしまいます。皮脂の過剰は毛穴詰まりを引き起こしニキビを形成してしまいます。
「眉間」のニキビ
眉間にできるニキビは、その原因が大きく2つに分かれます。
「肝機能への負担」と「洗顔時の洗い残し」に注意することが重要です。次からは、眉間に生じるニキビに焦点を当て、その要因について深く掘り下げていきます。
肝機能の低下の影響を受けやすい
眉間にできるニキビの原因として、肝機能の低下による有害物質の分解力低下が挙げられます。
肝臓は、身体に蓄積した老廃物や有害物質を分解する重要な機能を担っています。
眉間の部分は、肝臓の健康状態に影響を受けやすく、肝臓が正常に機能していないと、老廃物が蓄積され眉間にニキビが発生してしまいます。
肝臓の機能は、アルコールや脂っこい食べ物、甘い物により低下してしまいます。
普段から肝臓に負担をかける食事をしている人は、食生活を見直してみると良いでしょう。
- アルコール飲料
- ラーメン
- フライドポテト
- ハンバーガー
- 炭酸飲料
- 生肉
洗顔をし忘れやすい
洗顔の際、眉間は忘れやすく、正しく洗顔をできていない可能性があります。
正しく洗顔ができていないと、毛穴に汚れがたまりニキビができてしまう他、肌のターンオーバー(再生機能)が停滞し、シミも形成されてしまいます。
眉間のニキビに悩んでいる方は、眉間の洗顔を意識的に行うようにして下さい。
ニキビのある部分を洗顔する際は、ゴシゴシ擦るのではなく泡を優しく乗せていく程度にしましょう。
「まぶた」のニキビ
まぶたにできたニキビは、目立ちますし、瞬きの度に痛むこともあります。
ニキビが大きくなると視界を遮ることも。
そんなまぶたにできるニキビの原因は大きく2つあります。
皮膚が薄く刺激を受けやすい
まぶたは、他の部位の皮膚に比べ皮膚が薄く、肌が乾燥しやすいとされています。
肌は、乾燥するとバリア機能が低下し、紫外線や髪の毛が肌に触れた際の刺激に弱くなります。
前髪が長く、まぶたにチクチク当たる機会が多い方は、髪の毛による刺激がまぶたニキビの原因になっているかもしれません。
メイク汚れが残りやすい
まぶたは、アイライン、アイシャドウ、マスカラのメイク用品により、刺激を与えられてしまう可能性があります。
また、メイク用品の刺激だけでなく、メイクをする際、メイクを落とす際にも、まぶたに摩擦刺激が与えられてしまいます。
肌にかからない成分や、アレルギーテスト済みの化粧品を選択する、メイク落としの際は、ゴシゴシこすらないようにするなどの工夫を心がけましょう。
「鼻・鼻周り」のニキビ
鼻のニキビは多くの方にとって悩みの種となることがあります。
赤く腫れ上がったり、黄色く膿をもった目につく症状が現れると、目立ちやすい部位だけに気分が滅入ってしまうこともあるでしょう。
この章では、そんな鼻にできるニキビの原因について詳しく解説していきます。
皮脂腺が多いTゾーンの一部
鼻にニキビができてしまう理由の1つとして、鼻周りは皮脂腺が多いTゾーンの一部であることが挙げられます。
Tゾーンは皮脂腺が多いため、皮脂が過剰に分泌されてしまうことが多く、ニキビの原因となる毛穴詰まりが起きやすいのです。
摩擦などの外的刺激を受けやすい
鼻にニキビができやすい原因の2つ目として、鼻が外部から刺激を受けやすいことが挙げられます。
皮膚は外部からの刺激を多く受けると、肌表面の角質が厚くなり、結果として毛穴がつまりやすくなります。
以下の行為は、鼻に摩擦刺激を与えてしまうので、なるべく避けるようにしましょう。
・鼻をかむ際のティッシュ
・マスクによる擦れ
・手で鼻を触る癖
「頬」のニキビ
きちんとスキンケアをしているのに頬のニキビが繰り返す…
頬にニキビができると、目立ちやすく気になってしまいますよね。
頬にできるニキビの原因を理解して、対策していきましょう。
皮膚が薄く乾燥しやすい
頬は皮膚が薄いため、ニキビができやすく、繰り返しやすいとされています。
皮膚が薄いと、水分を肌内部にとどめておく機能が弱くなり、乾燥を引き起こしやすくなります。
夜寝る前や、外出する前にきちんと保湿をして、肌を外部刺激や擦れから守るようにしましょう。
紫外線や外気の乾燥ダメージを受けやすい
肌は乾燥すると、バリア機能が低下し刺激を受けやすくなってしまいます。
頬の皮膚は薄く、乾燥しやすく、また肌のバリア機能も低下しやすいという特徴があります。
さらに摩擦や紫外線などの刺激にも弱いため、刺激を受けるとすぐに皮脂の過剰分泌が起こり、それが引き金となってニキビが発生してしまいます。
「口・口周り」のニキビ
口周りに発生するニキビは、一度治まってもすぐに再発するという厄介な特性を持っています。
このニキビが繰り返す背景には、口周りに特有の発生原因が深く関与しています。
次から、口周りに特徴的なニキビの発生原因について詳しく解説していくのでみていきましょう。
胃腸の不調を受けやすい
口周りのニキビは、胃腸の機能低下が深く関係していると言われています。
胃腸機能が低下すると、栄養の吸収力が低下し、有害物質を蓄積させてしまいます。
蓄積された有害物質は皮膚から分泌され、毛穴を詰まらせてニキビを発生させます。
胃腸の不調は、ストレスでも引き起こされるため、ストレス対策が口周りのニキビを防ぐには有効です。
手で触れる機会が多く刺激を受けやすい
口周りの皮膚も頬同様に薄く、外部からの刺激を受けやすいとされています。
手には多くの細菌が付着していますが、その手で刺激に弱い口周りを触ってしまうことで、ニキビを引き起こしてしまいます。
口周りは、癖で無意識に触ってしまうこともあるため、注意しましょう。
「顎(あご)・フェイスライン」のニキビ
顎ニキビは、手で触りやすい位置にあるため、患部が気になって触ってしまう方も多いかと思います。
触ってしまうことで、なかなか治らず、治っても再発しやすいのが顎ニキビの特徴です。
顎ニキビの原因を知り、改善していきましょう。
皮脂腺が少なく皮膚の水分が蒸発しやすい
Uゾーンと呼ばれる、顎や頬のフェイスライン部分は、皮脂腺が少ないため、水分が蒸発しやすく、乾燥しやすいとされています。
肌の乾燥は、皮脂の過剰分泌やバリア機能の低下を招き、ニキビの発生を促します。
Uゾーン(顎やフェイスライン部分)は、意識的に保湿をするようにしてください。
頬杖などで摩擦が生じやすい
前述の通り顎部分は、Uゾーンと呼ばれ乾燥しやすく、摩擦によるダメージを受けやすいという特徴があります。
この状態の顎に、頬杖などでの刺激を与えるとニキビの発生を促すことになります。
頬杖以外にも、手で顎を触る癖もまたニキビの原因となり得るため、これらの行動は控えるよう心がけましょう。
「耳」のニキビ
耳にデキモノができて痛い…
耳や耳タブたぶは意外とニキビができやすい場所です。
あなたの耳のできものも、実はニキビの可能性があります。
この章では、耳にできるニキビの原因について詳しく解説していきます。耳のケアにおいて重要なポイントを確認しましょう。
皮脂や汚れがたまりやすい
耳はその形状から、衛生管理が難しく、皮脂や汚れがたまりやすい部位です。
これにより、不衛生な状態が生じ、耳垢や汚れが蓄積しやすくなります。
また、寝具やイヤホンの使用により、耳が外部の汚れにさらされやすく、これも耳にニキビができる一因となっています。
洗髪料や洗顔料が残しやすい
洗髪料や洗顔料の洗い残しも耳ニキビの原因となります。
洗髪料や洗顔料は、長時間皮膚に付着していると、肌にダメージを与える原因になります。
また、シャンプーやコンディショナーが耳に付着していると、耳の中の湿度が上がり、ニキビの原因菌が繁殖しやすくなります。
耳はその形状から洗髪料や洗顔料が残りやすいため、きちんと洗い流すように心がけましょう。
「首」のニキビ
首のニキビが目立ってタートルネックしか着れない…
首のニキビは、顔にできるニキビと同様に目立ち、気になる方も多いことでしょう。
ニキビを隠そうとして、タートルネックを選んだり、メイクを厚塗りしてしまうこともあるかもしれませんが、これらの対策は逆効果です。実際には肌に刺激を与え、ニキビを悪化させてしまう可能性があります。
この章では、首にできるニキビの原因を詳しく解説していきます。自身の肌を理解し、適切なケアをすることで首のニキビに向き合いましょう。
皮膚が薄く皮脂腺が多い
首は、前側と後ろ側で、ニキビの発生原因が異なるのため注意が必要です。
首の後ろの部分は、皮脂腺が多いため皮脂の過剰分泌が起こりやすくなっています。
一方で、首の前側は皮脂腺が少ないため、乾燥しやすく、肌のバリア機能低下しやすいとされています。
肌のバリア機能が低下した状態は、ニキビができやすく治りにく状態なので、首の前部分は特に乾燥から保護しましょう。
紫外線のダメージやボディソープの洗い残し
首の前側と後ろ側で共通してニキビの発生原因となるのが、紫外線によるダメージや、ボディーソープの洗い残しです。
紫外線やボディソープの洗い残しは、肌に刺激を与え、ニキビの発生原因となります。
特に首の後ろ側は、紫外線を受ける機会が多く、洗い残しが発生しやすいので注意が必要です。
「背中」のニキビ
背中にニキビができていると、好きな服を着れなかったり、仰向けで寝れなかったりと、不便なことが多いかと思います。
背中ニキビの原因を知り、正しい対策を行っていきましょう。
皮脂腺が多いTゾーンの一部
Tゾーンといえば、顔のおでこや鼻のラインだと思う方も多いのではないでしょうか。
実は、背中にも皮脂腺の多い、Tゾーンがあります。
皮脂腺が多いと、皮脂の過剰分泌が起き、アクネ菌が増殖します。その結果として、ニキビが形成されてしまいます。
皮脂腺が多い部分の毛穴詰まりは、ボディーソープなどでしっかり洗い、洗い終わった後は保湿すれば防ぐことができます。
しかし、背中は直接見ることができず、手も届かないためこれらのケアが十分にできていない可能性があります。
ボディソープを洗い残し蒸れが起きやすい
背中は、基本的に衣服に覆われているため、蒸れやすく衛生管理が難しいとされています。
衣服に覆われている部分が発汗することで。汗や皮脂が毛穴につまり、ニキビの原因菌となるアクネ菌が繁殖してしまうおそれがあります。
また、背中はボディーソープやシャンプーの洗い残しが起きやすいため、肌に刺激が与えられてニキビが形成されてしまいます。
泡だけでなく、ボディーソープの成分が落ちるまできちんと洗い流すようにしましょう。
ニキビの場所ごとの治し方
これまで、各部位ごとのニキビの発生原因を解説させていただきました。
お悩みのニキビの発生原因について理解することはできたでしょうか?
次に、ニキビの治し方を場所ごとに解説していきます。
ニキビには、重症度合いにより4段階に分かれています。
段階により、治療方法やケア方法が異なるため注意が必要です。
白ニキビ | 黒ニキビ | 赤ニキビ | 黄ニキビ | |
---|---|---|---|---|
見た目 |
小さな白い斑点状 |
小さなほくろ状 |
赤く腫れて隆起 |
黄色く膿んでいる |
よく使わる医薬品 | ベピオゲル | アダパレン | アクアチム | クリンダマイシン |
ニキビの状態 | 毛穴詰まりが 起きている |
詰まった皮脂が 酸化して黒化 |
炎症が発生 | 炎症が悪化して 膿が発生 |
「頭皮」のニキビはシャンプーの洗い残しをなくす
頭皮のニキビを予防するためには、シャンプーの洗い残しをなくすように心がけることが大切です。
シャンプーの洗い残しが残っていると、薬などでの治療を開始しても、根本の原因が解決されておらずニキビを繰り返してしまいます。
頭を洗う際や、シャンプーを流す際は、ニキビができた箇所をゴシゴシ擦リ洗うのではなく、優しく時間をかけて洗うようにして下さいね。
治療法としては、皮脂の過剰分泌を抑える作用のあるビタミンB2・ビタミンB6の成分を含む医薬品の使用がおすすめです。
医薬品については、皮膚科の診断を受けて医師に処方して貰う必要があります。
皮膚科に行く時間がない方は、オンライン診療も活用してみて下さい。
↓「頭皮ニキビ」の詳しい解説はこちら
頭皮ニキビの原因と処方薬での治し方を解説!治らない原因に男女差は?「生え際・こめかみ」のニキビは抗炎症作用を持つ外用薬を塗る
生え際は皮脂量が多く、洗い残しが起きやすいことから、赤ニキビや黄ニキビなどの症状が進行したニキビができやすいとされています。
そのため、生え際にできたニキビの治療には、炎症を抑える働きをする外用薬(塗り薬)を用いると良いでしょう。
予防策として、帽子をかぶる時間を減らしたり、通気性の良い帽子に変える、前髪を上げるなどをして、生え際を刺激から守る工夫をすることが有効です。
医薬品については、皮膚科の診断を受けて医師に処方して貰う必要があります。
ニキビが治らない方、医薬品での治療を試してみたい方は、皮膚科の専門医に相談するようにしましょう。
↓「生え際・こめかみニキビ」の詳しい解説はこちら
髪の生え際にできるニキビの「原因」と「対処法」効果的な頭皮ケアとは?「おでこ」のニキビは炎症を抑える内服薬を服用する
おでこは、皮脂の過剰分泌が起きやすい上に、前髪などから刺激を受けやすいため、炎症を起こしたニキビができやすいとされています。
そのため、炎症を抑える効果のある医薬品を用いて治療するとよいでしょう。
おでこニキビの予防法としては、生活習慣の改善が有効です。
おでこにできるニキビは、ホルモンバランスの乱れが大きな原因となっています。
ホルモンバランスの乱れは、生活習慣を改善することで、軽減することができるとされています。
・就寝時間/起床時間の固定
・食生活の改善
・ストレス管理
医薬品については、皮膚科の診断を受けて医師に処方して貰う必要があります。
ニキビが治らない方、医薬品での治療を試してみたい方は、皮膚科の専門医に相談するようにしましょう。
↓「おでこニキビ」の詳しい解説はこちら
おでこニキビの原因と治し方は?正しいケアで綺麗に治そう「眉間」のニキビはよく泡立てて洗顔する
眉間のニキビは、皮脂の過剰分泌が起こりやすいTゾーンである上に、洗顔を忘れやすい部位です。
そのため、泡立てネットを使い作ったきめ細かい泡で、丁寧に洗顔を行うことで、改善することができます。
予防法としては、アルコールの摂取量を控えるようにすると良いでしょう。
眉間のニキビは肝臓の健康状態が悪化すると発生すると言われており、肝臓への負担を減らすことは、眉間ニキビの予防に効果的です。
↓「眉間ニキビ」の詳しい解説はこちら
眉間のニキビの原因と治し方とは?もしかして体の不調のサインかも!「まぶた」のニキビは殺菌作用のある軟膏で治す
まぶたのニキビは、皮脂の量が少なく、皮膚が薄いため軟膏タイプの殺菌作用を持つ医薬品で治療すると良いでしょう。
軟膏は、皮膚への刺激が弱いため、皮膚が薄く刺激に弱いまぶたに適しています。
・刺激が弱い
・カサカサした乾燥肌に適切
・高い保湿力
予防法としては、前髪を上げたり、肌への刺激が少ないメイク用品を使用するなど、まぶたに刺激を与えない工夫が有効だと言われています。
医薬品については、皮膚科の診断を受けて医師に処方して貰う必要があります。
ニキビが治らない方、医薬品での治療を試してみたい方は、皮膚科の専門医に相談するようにしましょう。
↓「まぶたニキビ」の詳しい解説はこちら
まぶたニキビの原因と対策方法は?他のできものとの違いや治し方を紹介!「鼻・鼻周り」のニキビは角化を抑制する
鼻・鼻周りのニキビは、Tゾーンに含まれるため、皮脂の過剰分泌や角化が起きやすいとされています。
角化を抑制するために、ビタミンC誘導体の外用薬(塗り薬)を用いて治療すると良いでしょう。
ビタミンC誘導体には、角質を柔らかくして毛穴つまりを予防する作用があるため、鼻・鼻周りにできるニキビに改善には有効です。
鼻・鼻周りのニキビを予防するために、きちんとメイク落としを行い、メイク残りを抑えると良いでしょう。
シートタイプのメイク落としだと、肌に刺激を与えてしまうため、ジェルタイプのメイク落としを活用するようにして下さい。
↓「鼻・鼻周りニキビ」の詳しい解説はこちら
鼻のニキビの原因とは?赤くて痛い鼻ニキビを即効治す方法「頬」のニキビは毛穴詰まりに効く外用薬を塗る
頬は、皮膚が厚いため毛穴の詰まりが起こりやすいとされています。
なので、頬のニキビに治療には毛穴の詰まりを改善する外用薬が効果的です。
毛穴詰まりを改善する外用薬には、多くに種類があり、人によって合う合わないがあるため、医師に相談するのがおすすめです。
医薬品については、皮膚科の診断を受けて医師に処方して貰う必要があります。
↓「頬ニキビ」の詳しい解説はこちら
【頬ニキビの原因と治し方】繰り返す悩みを徹底解決!正しいケアと予防策「口・口周り」のニキビはビタミンを摂取する
口・口周りのニキビを改善するために、ビタミンを意識的に摂るようにしましょう。
ビタミンの中でも、ビタミンB群は、ニキビの発生要因である皮脂の分泌を抑制し、肌のターンオーバーを促進する作用があります。
以下の食材を意識的に摂るようにすると良いかもしれません。
口・口周りニキビの治療法として、外用薬(塗り薬)だと口に入る危険性があるため、内服薬(飲み薬)がおすすめです。
具体的な薬品については、ニキビの進行状態の進行によって異なるため、医師の指示に従うようにして下さい。
↓「口・口周りニキビ」の詳しい解説はこちら
口周りニキビの原因とは?急にできたときの治し方や予防法をご紹介「顎(あご)・フェイスライン」のニキビは保湿する
顎(あご)・フェイスラインは、皮脂腺の少ないUゾーンと呼ばれており、乾燥しやすいとされています。
なので、Uゾーンのニキビは意識的に保湿をすることでニキビを改善することができます。
特に、洗顔後や就寝前は、乾燥しやすいタイミングなので、必ず保湿をするようにして下さい。
↓「顎(あご)・フェイスラインニキビ」の詳しい解説はこちら
顎(あご)ニキビの原因とは?即効性のある治し方と繰り返さないための予防法「耳」のニキビは殺菌作用のある外用薬を塗る
耳は、その特殊な形状から、汚れがたまりやすいとされています。
その汚れは、ニキビの原因菌であるアクネ菌の繁殖を招いてしまいます。
なので、耳のニキビを治療するためには、殺菌作用のある外用薬で菌を殺菌すると効果的です。
殺菌作用のある外用薬については、市販薬よりも皮膚科でもらう医薬品の方が殺菌作用が強く効果を期待することができるのでおすすめです。
耳でのニキビ菌繁殖を防ぐために、入浴時には石鹸と水で耳をよく洗うようにして下さい。
↓「耳ニキビ」の詳しい解説はこちら
耳ニキビができる原因とは?予防と治療のポイントを解説「首」のニキビは皮脂量を調整する内服薬を服用する
首にできたニキビは、目視することが難しくピンポイントでのケアが難しいため、皮脂の分泌を抑える内服薬での治療が効果的です。
予防策としては、顔だけでなく首にも、化粧水や乳液、日焼け止めを塗りケアを心がけることが有効です。
皮脂の過剰分泌を抑える内服薬は数多くあります。
なので、医師の診断を受け、医師に適切な薬を選択してもらうようにして下さい。
↓「首ニキビ」について詳しい解説はこちら
首ニキビの原因と3つの治療法を解説!自宅で簡単にできる対処法とは?「背中」のニキビはボディソープの洗い残しをなくす
背中にできたニキビは、ボディーソープの洗い残しをなくすことで予防することができます。
また、衣服による擦れや蒸れも背中ニキビの現認となるため、こまめに着替えるなどし、背中が蒸れないようにするなども有効です。
背中ニキビにあるニキビは、手が届かないため、外用薬ではなく、内服薬による治療がおすすめです。
医師に相談し皮脂の過剰を抑制してくれる薬を処方してもらいましょう。
皮膚科に行く時間がない方は、オンライン診療なども活用してみて下さいね。
↓「背中ニキビ」について詳しくはこちら
【皮膚科医監修】背中ニキビの原因とは?症状別の治し方を徹底解説!なかなかニキビが治らない場合は皮膚科へ
ニキビが治らない方・医薬品での治療を試してみたい方は、皮膚科の専門医に相談するようにしましょう。
皮膚科に行く時間がない方には、好きな時間に好きな場所から、医師の診察を受けることのできるオンライン診療がおすすめです。
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