手の甲のシミが気になる… 日常的に目に入る手の甲だからこそ、シミを消したいと思う方は少なくありません。
実は手の甲は顔よりもシミができやすいって知ってましたか?
手の甲は紫外線や食器洗いなどで常にダメージを受けています。
そのため、放置しているとどんどん濃くなってしまいます。
今回は手の甲のシミの原因と予防法、そして綺麗に消すための治療法を解説します。
気になる手の甲のシミをなくして若々しい手を取り戻しましょう。
目次
手の甲にできるシミとは
手の甲は、実はシミの発生する可能性がとても高い部位です。
手の甲は顔と同じように衣服で隠れず、紫外線が常に当たっています。
また、水に触れる機会がとても多いことで乾燥しやすく、ダメージを受け続けているのです。
そのため、手の甲は顔よりも年齢が出やすいともいわれています。
特に手の甲のエイジングケアは怠りがちになってしまうため、老化しやすく、シミが発生することが多いのです。
手の甲にできるシミの種類
手の甲にできるシミにも種類があります。
それぞれ原因や特徴が異なるので、自分の手の甲のシミはどの種類に当てはまるかをチェックしてみてくださいね。
老人性色素斑
手の甲にできるシミの一つが「老人性色素斑」です。
老人性色素斑は、紫外線や加齢が原因となってできるシミの代表格です。
大きさは数ミリのものから数センチまで様々ですが、見た目はシミと肌との境界がはっきりとしていることが特徴です。
また、色は茶褐色や茶色のものが多く存在します。
老人性色素班についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてくださいね。
【老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)】シミの代表格の原因と治療法脂漏性角化症
手の甲は「脂漏性角化症」というシミも発症します。
脂漏性角化症は、皮膚の表面が少し盛り上がっていて、イボ状になっていることから「老人性いぼ」と呼ばれることもあります。
主な原因は脂質代謝の異常です。
皮膚の中で作られた脂質がうまく分解されず、皮膚の中に滞留することで盛り上がって発生します。
良性の腫瘍ですが、似たような症状に悪性のものもあるため、心配な方は皮膚科を受診するようにしましょう。
炎症後色素沈着
手の甲にできるシミの中には「炎症後色素沈着」である可能性も考えられます。
炎症後色素沈着は、肌が炎症を起こした後に色素沈着をして、そのままシミとして残ってしまうことです。
これは肌がダメージを受けた際にメラノサイトが活性化し、メラニン色素が大量に発生することが原因です。
炎症後色素沈着は、茶色や灰色など様々な色調のものが存在します。
多くは自然に薄くなっていきますが、肌のターンオーバーが乱れていると、消えにくくなってしまうため注意が必要です。
炎症後色素沈着についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてくださいね。
炎症後色素沈着とは?シミが治る期間や跡が残りやすい人の特徴を知ろう手の甲にシミができる原因
手の甲のシミは様々な原因で発生します。
原因ごとにできるメカニズムや治療法が異なるので、自分の手の甲のシミがどういった原因でできてしまったのかチェックしてみてくださいね。
紫外線
手の甲のシミは紫外線が原因で発生します。
手の甲は衣服に隠れないため、一年中外に出る部位ですよね。
日焼け止めを塗ったとしても、手を洗ったり拭いたりして、すぐに取れてしまうことも原因のひとつです。
そのため、実は手の甲は顔や肩よりも紫外線のダメージを受けやすいんです。
肌は紫外線のダメージを受けると細胞を保護するために、メラノサイトが活性化します。
メラノサイトが活性化すると、シミのもととなるメラニン色素を生成します。
これが肌の表面に滞留することで、手の甲のシミとして私たちの目に見えるようになるのです。
水仕事
手の甲のシミ特有の原因として挙げられるのが水仕事です。
水仕事とは、主に台所仕事や洗濯などのことを指します。
毎日の家事などで、多くの方は水仕事をする機会が多いと思います。
水に触れた肌は、もともと内部にあった水分までも蒸発させてしまうため、乾燥してしまいます。
乾燥すると肌のバリア機能が低下し、紫外線や摩擦によるダメージから細胞を保護することができなくなってしまうのです。
さらに、洗い物や水回りの掃除をするときに使う洗剤は、油汚れや黒カビ、皮脂汚れを落とすために強力な薬剤が含まれています。
この薬剤が、手の甲に大きなダメージを与えてしまっているのです。
乾燥してバリア機能が低下した肌にダメージを与えることで、メラノサイトが活性化し、メラニン色素を生成することでシミの原因になります。
火傷(やけど)
火傷が手の甲のシミの原因になることもあります。
手の甲は、料理の油がはねてしまったり、ヘアアイロンを当ててしまったりと火傷しやすい部位です。
火傷をすると水ぶくれができて跡に残ってしまったことはありませんか?
このように炎症がおさまってからも跡が残り続けることが、シミとして滞在してしまう原因になります。
虫刺され
手の甲のシミは虫刺されが原因で発生している場合もあります。
虫刺されによる炎症はかゆみを伴うため、掻いてしまって肌を傷つける可能性もあります。
肌が傷ついてしまうと、メラノサイトが活性化し、メラニン色素を生成することでシミとして皮膚表面に沈着してしまうのです。
擦り傷
擦り傷は手の甲のシミの原因になってしまうため、注意が必要です。
火傷や虫刺されと同じように、擦り傷ができて肌がダメージを受けることにより、炎症がおさまった後も跡が残ってしまいます。
シミとして残さないようにも、擦り傷ができたときは丁寧にケアしてくださいね。
手の甲のシミの治療法3選
手の甲のシミを治療するには、「ピコレーザー」「ピーリング」「外用薬」の3つの方法があります。
出来ているシミの種類によっても治療法が異なるので、自分のシミにあった治療法を選んでくださいね。
ピコレーザー
治療法の1つ目はピコレーザーです。
手の甲のシミがなかなか消えないとき、「レーザー治療をしたい」と考える方も多いのではないでしょうか。
ピコレーザーはシミ治療の方法として広く知られており、美容皮膚科や美容外科での施術が可能です。
そんな一般的な治療法のピコレーザーですが、実際どのように治療するのか、費用、リスクなどをきちんと理解している方は多くいません。
そこで、ここではピコレーザーに関する効果と注意点について解説します。
施術前にメリットとデメリットをしっかりと理解して、自分自身で選択できるようにしてくださいね。
ピコレーザーは、照射時間の短いレーザーをシミにあてることで、肌内部に存在するメラニン色素を破壊します。
それだけでなく、照射するスポットのサイズに合わせて細かく調節できるため、他のレーザーでは消すことができない細かい粒子や色素に反応することができます。
ピコレーザーは、肌に与えるダメージが少ないため、周辺組織を傷つける心配がないことも嬉しいポイントです。
また、少ない回数で高い施術効果を期待できるので、なるべく早期改善したい方にはおすすめです。
ピコレーザーを施術する際の注意点は、まれに施術後にブツブツとした赤みや、皮膚の盛り上がりが生じることです。
いずれも一時的な症状ですが、長期間治らない場合はすみやかに病院を受診するようにしてくださいね。
また、施術を受けた後はなるべく紫外線を当てず、こするなどの刺激を与えないようにしましょう。
ピコレーザーを当てた部位は軽いやけど状態のようになっているため、紫外線や刺激を与えてしまうと、炎症後色素沈着が起きてしまい、かえって悪化する可能性があります。
そのため、施術後1カ月程度は手の甲の紫外線対策、刺激対策をするようにしてくださいね。
ピーリング
ピーリングは、肌のターンオーバーを促進するために薬剤を塗り、古い角質を剥がす治療法です。
ピーリングは毛穴改善や、白ニキビの治療に使われることが多いですが、手の甲のシミを治療することにも使用されます。
美容皮膚科や美容外科だけでなく、エステサロンなどでも施術を受けることができます。
肌のターンオーバーの乱れが原因となり、なかなか消えない手の甲のシミに効果的です。
ピーリングは、シミの原因であるメラニン色素が蓄積された表皮にアプローチし、古い角質を剥がしていくのでシミに効果があります。
肌のターンオーバーが正常に機能していれば、シミができてしまっても約1か月ほどで垢となって排出されるため、元の状態に戻ります。
そのため、まずは肌のターンオーバーの乱れを改善することがシミ治療において大切なのです。
また、毛穴の汚れや皮脂を落とし、細胞を活性化させているため、シミだけでなくニキビ跡やくすみなど、様々な肌トラブルに効果があります。
ピーリング治療の注意点としてあげられるのが、施術後のかゆみやピリピリとした感じが残ることです。
しかし、痛みや腫れを起こすことはきわめてまれなので、あまり心配はいりません。
ピーリングの施術前日に顔剃りやパック、スクラブ洗顔をしてしまうと、必要以上に深くピーリングをしてしまう可能性があるため、避けるようにしましょう。
また以下のような方は、安全のため施術を控えてくださいね。
- アトピー性皮膚炎やケロイド体質、傷など肌に異常がある方
- 妊娠中や授乳中の方
- 自己免疫疾患の方やウイルス感染者である方
外用薬
手の甲のシミを治療するためには、外用薬を使用することも効果的です。
ここでは「トレチノイン」と「ハイドロキノン」について紹介します。
どちらも皮膚科で処方される医薬品ですので、きちんと医師の説明を受けたうえで使用するようにしてくださいね。
トレチノインは、手の甲のシミを改善するのに効果的な外用薬のひとつです。
トレチノインの主な作用は「肌のターンオーバーの促進」であり、なかなか消えない手の甲のシミや、炎症後色素沈着の治療に使われます。
これはシミの原因となるメラニン色素が、肌のターンオーバーにより体外に排出されるからです。
こういった肌のターンオーバー促進作用は、シミ以外にもシワやニキビ跡など多くの肌悩みに効果的です。
使用方法としては化粧水の後、トレチノインを手の甲のシミが気になる部分に綿棒などを使用してピンポイントで塗布します。
また、トレチノインはまれに「レチノイド反応」という赤みや皮剥けを伴う副反応が起きる場合があるため、必ず医師の診察を受けてから使用するようにしてくださいね。
「トレチノイン」についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事をチェックしてみてくださいね。
トレチノインの効果と使い方とは?ハイドロキノンとの併用療法や副作用も解説!
ハイドロキノンは「肌の漂白剤」と呼ばれるほど、美白剤として有名な外用薬です。
ハイドロキノンはシミの原因となるメラニン色素を消す効果、新しくメラニン色素が生成されるのを抑制する効果があります。
これは、ハイドロキノンの持つメラニン色素の生成にかかわる酵素の働きを抑制する作用と、メラノサイトの働きを抑制する作用があるからです。
ハイドロキノンは、基本的にトレチノインと併用されることが多い薬です。
使用方法としてはトレチノインを塗った部分の周りから内側に向けて塗り始め、ハイドロキノンのみ手の甲全体に塗りましょう。
最後にきちんと乳液やクリーム等で保湿することも大切です。
「ハイドロキノン」についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事をチェックしてみてくださいね。
「ハイドロキノン」とは?効果的な使い方や副作用を解説!いつから効果を感じられる?手の甲のシミを改善するセルフケア
手の甲のシミを改善するためにはセルフケアを行うことも大切です。
特にレーザー治療を行ったからと言って、施術後にセルフケアを怠ってしまうとかえって悪化する可能性も十分にあります。
また、生活習慣を整えることは全ての肌悩みにおいて大切です。
ここで紹介するセルフケアを今日から実践して、手の甲をシミのない若々しい肌に保ってくださいね。
ハンドクリームを使う
手の甲のシミを改善するために大切なのが、こまめにハンドクリームを塗ることです。
帰宅した時、ご飯を食べる前、トイレなど1日に何度も手を洗いますよね。
手を洗う度に肌表面から水分は蒸発し、乾燥してしまいます。
そのため、ハンドクリームできちんと保湿する習慣をつけましょう。
市販のハンドクリームの中でも、「医薬部外品」の表記があるものを選ぶようにすることをおすすめします。
医薬部外品とは、厚生労働省に効果が認可された有効成分が配合されている化粧品です。
この場合、炎症を抑える作用のある「グリチルリチン酸」や「ビタミンE」などが配合されたハンドクリームが効果的です。
保湿するだけでなく、ひびやあかぎれといった手荒れの緩和や防止にもなるため、炎症後色素沈着によるシミを避けることができます。
また、「ナイアシンアミド」や「プラセンタエキス」などの美白有効成分が配合されたハンドクリームも多くあります。
手の甲のシミは紫外線で悪化する可能性もあるため、UVカット効果のあるハンドクリームもおすすめです。
以下におすすめのハンドクリームを載せておきますので、チェックしてみてくださいね。
おすすめハンドクリーム①エーザイ ザーネクリームE
「ザーネクリームE」は有効成分の天然型ビタミンEとグリチルリチン酸ジカリウムが配合されいるハンドクリームで、水に触れることの多い手の甲の肌荒れ防止効果が期待できます。
また、保湿力も高いため、乾燥しやすい冬でも安心して使用できることもおすすめです。
おすすめハンドクリーム②Avene薬用ハンドクリーム
「Avene薬用ハンドクリーム」は、有効成分であるグリチルリチン酸モノアンモニウムと酢酸DL−α−トコフェロールが含まれているハンドクリームです。
特に、手のひび・あかぎれ予防をしたい人におすすめの商品です。
保湿成分もたっぷり配合されているため、水仕事による乾燥の防止にも効果的です。。
おすすめハンドクリーム③コエンリッチQ10 薬用ホワイトニング ハンドクリーム
「コエンリッチQ10 薬用ホワイトニング ハンドクリーム」は、メラニンの生成を抑えしみ・そばかすを防ぐ効果を期待できる有効成分、ナイアシンアミドが配合されています。
ナイアシンアミドはアンチエイジング効果のある成分なので、老化しやすい手の甲に塗るにはぴったりです。
ワセリンやミネラルオイルなどのオイル成分が配合されていることから、保湿力も極めて高いハンドクリームです。
また、肌へのやさしさも考えられており、刺激の弱い設計になっているので、敏感肌の方にもおすすめです。
生活習慣を整える
手の甲のシミのセルフケアでは、生活習慣を整えることも意識しましょう。
生活習慣が乱れていては、いくら薬や日焼け止めを使って治そうとしても、なかなか消えません。
これは、生活習慣が乱れることで、ターンオーバーの機能も低下してしまうからです。
生活習慣を整えるには、「食事」「運動」「睡眠」を意識しましょう。
食事は肌を作る基盤となるのでとても大切です。
寝る前に消化の良い食事をとることや、暴飲暴食を防ぐだけでも食生活はだいぶ整います。
また食生活を見直すことで、肌のターンオーバーも正常に機能します。
適度な運動習慣を身に着けることでも生活習慣を整えることができます。
特に15時~19時頃は心肺機能が活発になっていることや、筋肉が柔らかくなっているため、運動するのにおすすめの時間帯です。
「仕事でその時間帯は忙しい」という方は、夜寝る前に軽いストレッチをするだけでも十分効果があるので、毎日5分でも行うのがおすすめです。
また、睡眠も生活習慣を整えるのにとても大切なので、自身の平日や休日の睡眠時間を振り返ってみてください。
睡眠不足の状態だと、体の働きが正常に機能しなくなり肌のターンオーバーの乱れにつながります。
なるべく日付が変わる前に布団に入り、十分な睡眠をとるように心がけましょう。
肌を美しく保つための生活習慣については、以下の記事を参考にしてみてくださいね。
「美肌のための生活習慣」今すぐ実践できる6つの秘訣をチェック!手の甲のシミの予防法
手の甲にシミを作らないための予防もしっかりとしましょう。
一度できるとなかなか消えないシミ、とても厄介ですよね。
紫外線対策を徹底し、美肌栄養素を積極的に取り入れることが大きな予防につながります。
この2つを行って、これ以上手の甲のシミを増やさないようにしましょう。
紫外線対策を徹底する
手の甲のシミ予防に欠かせないのが、紫外線対策を徹底すること。
紫外線は夏だけでなく冬でも降り注いでいます。
そのため、1年を通して紫外線対策をしなければいけません。
毎日、日焼け止めを塗ることや、日差しの強い季節は日傘や帽子を活用するなど紫外線対策を徹底しましょう。
特に手の甲は衣類で隠せないため、アームウォーマーや手袋を使用して物理的に紫外線を遮断することが大切です。
また、手の甲に日焼け止めを塗っていても、手を洗ったときに日焼け止めも流れてしまっている可能性が高いです。
大変ですが、予防を徹底するためにはその都度塗りなおすようにしましょう。
室内や雨の日でも紫外線は私たちに影響を与えるため、常にUVケアを怠らないようにしてくださいね。
以下の記事では、日焼けをしたときのケアや紫外線対策について、詳しく解説しているのでチェックしてくださいね。
日焼けを治す「アフターケア」を解説!72時間以内に行う黒くならない方法美白栄養素を摂取する
手の甲のシミを予防するためには、美白栄養素を摂取することも意識しましょう。
そもそも美白に良い食べ物とは、メラニン色素の分泌を抑制したり、ターンオーバーを促進する作用のあるものです。
特にビタミンCやビタミンE、ビタミンAといったビタミン類が含まれる食材を積極的に食べるようにしてくださいね。
ビタミン類の中でもそれぞれ働きが異なります。
ビタミンCはメラニン色素を還元するだけでなく、抗酸化作用によって活性酵素を除去する働きがあります。活性酵素は呼吸により蓄積され、肌を老化させる原因のひとつなので、ビタミンCを積極的に取り入れてなるべく増やさないようにしましょう。
ビタミンEは血流を促す作用を持つため、全身へ栄養素を届けることを助けます。肌のターンオーバーを正常に機能させるためにも、栄養素を全身に行きわたらせることは大切です。
ビタミンAの働きは皮膚や粘膜の健康を保つことです。またビタミンCと同様、抗酸化作用を持つため、手の甲のシミを予防するためには欠かせない栄養素です。
その他にも美肌になるための栄養素は多くあります。
以下の記事は、美肌に良い栄養素ついて詳しく解説してあるので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
美肌効果のある「栄養素」とは?効率的な取り入れ方やおすすめ食材を解説薬で治療したい方は東京美肌堂へ
手の甲のシミは顔にできるシミよりもケアを怠りやすく、なかなか治療をすることが難しいです。
できるだけ早く、正しくケアすることで、奇麗に消すことができます。
「レーザー治療をする勇気がない」、「予算の問題がある」といった方は、まずは医薬品で治療することをおすすめします。
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