「角栓がやばくてスキンケアは何をしたらいいの？」と悩んでいませんか？
角栓の目立ちがひどいと、周りの人の目も気にしてしまいますよね。
頑固な角栓は、正しいスキンケアを根気強く継続することで改善させられる場合があります。
本記事で紹介するおすすめのクレンジングや、洗顔料などを使用して、思わず「やばい…！」となる角栓を効果的に改善していきましょう。
この記事でわかること
- 頑固な角栓はターンオーバーの乱れや皮脂の過剰分泌が原因で発生する
- 角栓がやばい場合は、古い角質を除去して毛穴を引き締めるケアが必要
- クレンジングと洗顔料を正しく使うことで角栓を改善しやすくなる
目次
やばい角栓ができる原因3つ
角栓は、皮脂や古い角質が毛穴の入り口を詰まらせることで発生します。
一見些細な行動が、実は角栓ができるきっかけになっていることがあります。
ここでは、角栓が酷くなる3つの主な原因について解説していきます。
肌の乾燥
乾燥すると、古い角質が肌にこびりついたままになり、毛穴に詰まることで角栓ができてしまいます。
特に乾燥が進むと、毛穴の入り口まで角質が詰まり、皮脂の排出が滞ってしまいます。
詰まった皮脂は放置しておくと、酸化して黒ずんでしまいます。
その結果、黒く目立つ角栓ができてしまうのです。
また、肌が乾燥したままの状態が続くと、毛穴にさらに角質が溜まり、角栓が大きくなります。
さらには、角栓で細菌が繁殖しやすくなることで、炎症を起こしてしまう可能性もあります。
皮脂の過剰分泌
皮脂の分泌量が多すぎると、皮脂が毛穴に詰まることで角栓ができやすくなります。
皮脂の過剰分泌は、肌の乾燥やホルモンバランスの乱れ、ストレスの影響などが原因の場合が多いです。
特に、10代の思春期では、皮脂を増加させる男性ホルモンの働きが活発になるため、どうしても皮脂の過剰分泌が起こりやすくなります。
ターンオーバーの乱れ
肌のターンオーバーが乱れることで、古い角質が肌に残ると、毛穴が詰まり角栓ができてしまいます。
肌のターンオーバーとは、古くなった角質細胞が剥がれ落ち、新しい細胞に生まれ変わるサイクルのことです。
そのため、肌のターンオーバーが正常に行われないと、古い角質が排出されず、毛穴に詰まることで角栓が発生してしまいます。
肌のターンオーバーは、紫外線ダメージ、乾燥、ストレス、加齢などで、正常に行われにくくなるので、注意しましょう。
何が原因で角栓がやばいのかわからない場合は一度皮膚科で相談してみましょう。
それぞれの肌の状態に合ったアドバイスや処方をしてくれます。
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やばい角栓を引き起こす生活習慣
スキンケアを怠ったり、不規則な生活を続けていると、角栓の原因となる余分な皮脂の過剰分泌を招いてしまいます。
角栓が悪化する前に、生活習慣の見直しが不可欠です。
そこで、角栓を引き起こしやすい生活習慣のポイントについて詳しく紹介していきます。
睡眠不足
睡眠不足は身体のリズムを乱すことで、ホルモンバランスの異常を招きます。
ホルモンバランスが崩れると、皮脂の分泌が過剰になり、毛穴が詰まって角栓ができやすくなってしまいます。
また、睡眠不足はストレスの原因にもなります。
ストレスから自律神経の乱れが生じると、皮脂の分泌が活発化し、角栓のリスクが高まります。
不規則な生活リズムから睡眠時間が短くなり、次第に睡眠不足に陥ると、こうした悪循環が起きてしまいます。
十分な睡眠を取ることで角栓を予防できるので、就寝時はリラックスできる環境を整えましょう。
水分不足
人体の約60%は水分で構成されており、角栓に関しても、水分不足は大きな影響を及ぼします。
乾燥して水分が不足すると、肌は潤いを保とうと余計に皮脂を出し過ぎてしまいます。
この過剰な皮脂が毛穴をふさぎ、角栓のできる原因になってしまうのです。
また、水分が不足すると肌のターンオーバーが乱れ、古い角質が肌に残り毛穴を塞ぐ原因にもなります。
このように、乾燥は直接的・間接的に角栓のできる原因となります。
そのため、１時間半～2時間の間隔でこまめに水分補給をすること、特に入浴後は保湿ケアをしっかりと行うことが大切です。
体の内側と外側の両方から、しっかりと水分を補給しましょう。
バランスの悪い食事
脂っこい食べ物を過剰に食べ過ぎると、体内で余分な皮脂がたくさん作られてしまいます。
この過剰な皮脂が毛穴を詰まらせ、角栓のできる原因となってしまうのです。
一方で、ビタミンや食物繊維が不足した食事も角栓の原因につながる可能性があります。
ビタミンB2不足は肌の新陳代謝の乱れを招き、食物繊維不足は便秘を引き起こす可能性があります。
これらの栄養が不足すると、古い角質が毛穴を塞いでしまう恐れがあります。
角栓を防ぐためには、バランスの良い食事が何より大切です。
主食・主菜・副菜をきちんと組み合わせて、脂肪分や繊維、ビタミン類を適量摂るようにしましょう。
あわせて適度な運動で代謝を上げることも忘れずに。体の内側から角栓対策をしっかりと行いましょう。
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メイク汚れの放置
ファンデーションなどの化粧品成分が、そのまま毛穴に残ってしまうと、角栓のもとになってしまいます。
特に皮脂の多いオイリー肌の人は、皮脂と化粧品の成分が混ざり合って毛穴を詰まらせやすいので、より注意が必要です。
汚れが溜まった毛穴は、時間とともに酸化が進行し、黒く目立つ角栓に変化していきます。
一晩だけでも毛穴に汚れを溜め込んでしまえば、翌朝には角栓のできる環境ができてしまっているかもしれません。
角栓対策としては、夜遅くなっても必ず、しっかりとメイク落としをする習慣をつけることが何より大切です。
化粧品の汚れを毛穴に残さないよう、丁寧に落とすようにしましょう。
マスクや洗顔時の摩擦
マスクを長時間付けていると、呼吸による湿気と皮脂がマスクと肌の間でこもり、蒸れた状態が続いてしまいます。
このような湿度の高い環境では、毛穴が開き、古い角質が詰まりやすくなります。
また、洗顔時に素肌を強くこすりすぎてしまうと、皮膚に細かい傷がついてしまいます。
すると、肌は潤いを保とうと余計に皮脂を出し始め、その皮脂が毛穴に詰まって角栓の原因になる可能性があります。
このように、マスク生活の長時間化による蒸れや、洗顔時の過剰な摩擦は、どちらも角栓のリスクにつながってしまうのです。マスクの取り外しは適切なタイミングで行い、洗顔も優しく丁寧に行うよう気をつけましょう。
長時間の日焼け
長時間の日焼けは、肌のターンオーバーを乱してしまいます。
ターンオーバーが適切に行われないと、古くなった角質が肌に残り、毛穴を詰まらせてしまう原因になります。
さらに日焼けで肌に炎症が起きると、肌は防御反応として余計に毛穴を開いてしまいます。
その結果、過剰な皮脂が毛穴に溜まり、酸化して黒く目立つ角栓の原因にもなってしまうのです。
このように、日焼けは肌に様々なダメージを与え、そのダメージが連鎖反応を起こして角栓のリスクを高めてしまいます。
日傘の利用や日焼け止めの塗布など、しっかりと紫外線対策をする習慣をつけましょう。
日焼け対策こそが、角栓予防の第一歩となります。
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顔の角栓がやばい時の正しいスキンケア
角栓が酷くなってしまった場合、適切なスキンケア方法を実践することが大切です。
一時的に角栓が目立たなくなったからといって、そのまま放置してはいけません。
スキンケアを継続的に行うことで、角栓の再発を防ぎ、健やかな素肌を手に入れることができます。
角栓対策に効果的なスキンケア手順とポイントを丁寧に解説していきます。
クレンジングでポイントメイクから落とす
顔の角栓がひどい時は、まずクレンジングでしっかりとメイクを落としましょう。
特にポイントメイクのアイライナーやマスカラの汚れは目元の小さい毛穴に詰まりやすいため、念入りに落とす必要があります。
角栓は皮脂や古い角質、皮脂腺から分泌された脂汚れが毛穴に詰まってできるものです。
もしメイク汚れを残したまま、新しい化粧品を重ねてしまうと、古い汚れや皮脂が毛穴の奥まで入り込んでしまいます。
こうして毛穴の中の汚れが蓄積していき、やがてはブツブツとした目立つ角栓や角質粒に発展してしまうのです。
しっかりとクレンジングでメイク汚れを落とせば、その後の洗顔で毛穴の奥の汚れまで綺麗に洗い流せるようになります。
洗顔料を泡立てて肌に滑らせるように洗う
角栓が気になる時は、洗顔の仕方にも気をつける必要があります。
まず洗顔料をしっかりと泡立ててから、その泡を優しく肌の上を滑らせるように洗うようにしましょう。
洗顔料を泡立てずに、直接肌に塗り込むと肌に負担がかかり過ぎてしまいます。
泡を滑らせるようにすれば、毛穴の奥の古い汚れまできれいに落とせます。
しかも無理な摩擦がないので、肌へのダメージも最小限に抑えられるのです。
毛穴への刺激を抑え、古い角質を丁寧に取り除く。
この優しい泡洗顔を心がけることで、毛穴の詰まりや角栓のリスクを減らすことができます。
顔全体に化粧水・乳液を馴染ませて潤いを与える
化粧水は顔全体に行き渡るように、たっぷりとパッティングして浸透させましょう。
その後、乳液も顔全体に行き渡るようにしっかりなじませます。
このように、化粧水と乳液で肌全体を十分に保湿をすることで、肌の乾燥を防ぎます。
乾燥すると肌は防衛反応から余分に皮脂を出して潤いを補おうとしますが、それが毛穴を詰まらせてしまう原因にもなります。
しっかりと保湿をすれば、そうした皮脂の出すぎを抑えられるのです。
保湿ケアをしっかりと行うことは、肌を清潔で健康的な状態に保つだけでなく、毛穴の詰まりや角栓のリスクを下げる効果もあります。
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角栓がやばい人におすすめのクレンジング・洗顔料
角栓が酷くなってしまった場合、適切な洗浄力のあるクレンジング剤や洗顔料の選択が肝心です。
しかし、刺激が強すぎる製品を使うと、かえって肌を傷つけてしまう可能性があります。
そこで、角栓に効果的でありながら、肌に優しい市販のクレンジング剤と洗顔料を紹介していきます。
成分の働きや、正しい使い方など、詳しくお伝えしていきますので、角栓ケアの参考にしてみてください。
オイルやバームタイプのクレンジング
角栓がひどい人におすすめなのが、オイルやバームタイプのクレンジングがおすすめです。
こういった油性のクレンジングは、メイクや毛穴の古い皮脂を確実に落とすことができます。
オイルクレンジングはオイルが毛穴の奥に詰まった皮脂や汚れを溶かし出し、しっかりと落とすことができるのです。
一方のバームクレンジングは、クリーム状のテクスチャーが肌にしっとりと密着し、毛穴の奥の汚れをかき出します。
これらのクレンジングで特におすすめの商品を紹介していきます。
ファンケル マイルドクレンジングオイル
このクレンジングオイルには、熟成ホップエキスや緑茶エキスを含んでいます。
これらのオイル成分がメイクや過剰な皮脂をしっかりと取り除き、角栓を落としやすくします
さらに、これらの成分は肌を引き締める効果も期待できるのでクレンジング後もうるおいが残る使用感になっています。
また温かい肌になじませてからふき取るタイプなので、マッサージの要領で古い角質をおだやかにする期待ができるでしょう。
ワンバイコーセー ポアクリア オイル
このクレンジングオイルには、毛穴の約20,000分の1サイズの微細な洗浄成分を配合されています。
洗浄成分を含んでいるため毛穴に詰まった古い角質を溶かし出す働きがあり、毛穴の汚れを徹底的に落とすことを期待できます。
古い角質と皮脂が混ざり合った「固まり角栓」をやわらかくほぐし、つるすべの肌に洗い上げることができます。
さらに、Wスクラブ処方で肌なじみも良く、古い角質をしっかりとおだやかに取り除いてくれます。
ポアクリア オイルならメイク汚れはもちろん、角栓の原因になる古い角質を取り除いて毛穴の詰まりを防げます。
ink. クレンジングバーム ラベンダー
メイク汚れや余分な角質をしっかり落とし、肌に負担をかけないテクスチャーです。
素肌力を高める毛穴レス成分と高保湿美容成分配合しているのが特徴的でより「毛穴」と「保湿」に特化した商品になります。
また、無添加・高機能なので敏感肌の方でも使用しやすい商品になっています。
W 洗顔が不要なので忙しい方にもおすすめの商品になっています。
洗浄顆粒入りや炭を含んだ洗顔料
角栓がひどい場合は特に洗浄顆粒入りや炭を配合した洗顔料がおすすめです。
洗浄顆粒入りの洗顔料には、小さな粒子が含まれています。
これらの粒子が肌を優しくマッサージしながら、古い角質を取り除いてくれます。
炭は吸着作用に優れているため、毛穴に詰まった皮脂や汚れを強力に吸着して除去します。
炭の吸着力で毛穴の奥の汚れまでしっかりと取り除けるのが特徴です。
これらの洗浄力の高い洗顔料を使えば、肌に詰まった古い角質や過剰な皮脂を徹底的に落とすことができます。
リアルベル 黒い炭洗顔
メイクや汚れを一度に落とし、過剰になりがちな皮脂バランスを正常に整える炭洗顔です。
もっちりとした泡と、吸着力と洗浄力で毛穴からすっきりと角栓を除去することが期待できます。
使用感はやわらかな泡立ちで、すべすべのジェル状。マッサージする際にも肌に優しく馴染むつくりです。
敏感肌の方にも使いやすい使用感で、肌に優しく毛穴の奥まできれいに洗い上げてくれます。
旅美人ストア 炭洗顔クリーム 120g
炭の吸着作用で、毛穴の奥の汚れや余分な皮脂をしっかりと洗浄し、保湿成分の和漢植物抽出液が洗浄後のお肌にうるおいを与えます。
無香料で無着色なので、肌に優しいので敏感肌の方も使用しやすい商品になっています。
使用感は少し重めのクリームタイプで、つっぱり感の少ない洗い上がりが特徴です。
炭の吸着力とスクラブ効果で、角栓の原因となる毛穴の奥の汚れまでしっかりオフできます。
DUO ザ ウォッシュブラックリペア
酵素と炭のクレイ3を配合し、毛穴の黒ずみやザラつきをすっきりオフ時におすすめの洗顔パウダーです。
ゴワつきがちな古くなった余分な角質をほぐす酵素を配合しているので、より古い角質や余分な皮脂をしっかり吸着します。
毛穴の奥までスッキリ洗い上げて、つるんとなめらかな肌に整えることに期待できるでしょう。
ひどい角栓には医薬品が必要な場合もある
自分で行うスキンケアだけでは改善が見られない、ひどい角栓の場合は、皮膚科による適切な治療を受けることをおすすめします。
皮膚科では、専門的な知識と経験に基づいた診断のもと、強力な効果を発揮する医薬品の処方が可能です。
一般の市販薬よりも確実に、根本からの角栓改善が期待できます。
そこで、主な医薬品の種類と効能、医師に相談するタイミングなどを詳しく紹介していきます。
肌の乾燥を防ぐ「ヒルドイド」
ヒルドイドには皮膚の保湿力を高める作用があります。
適度な保湿を保つことで、肌の過剰な皮脂分泌を抑え、毛穴の詰まりを未然に防げます。
皮脂で毛穴が詰まるリスクを下げれば、目立つ角栓を改善することにも期待できます。
乾燥した肌は、古い角質が残りやすくなり、それが毛穴を詰まらせてしまう原因にもなります。
ヒルドイドの保湿作用を活用して、適切な潤いを肌に与えることが大切なのです。
ヒルドイドには一般の化粧品にはない医薬品ならではの保湿効果があり、適度な保湿をキープできるでしょう。
ただし効果には個人差もあるので、使用する際は必ず医師に相談し、適切な使用方法を確認しましょう。
ヒルドイドに関する記事はこちらから
【医師監修】ヒルドイド(ヘパリン類似物質)の美容効果と正しい使い方を解説！
皮脂の過剰分泌を抑制する「ビタミンC誘導体」
角栓ができる原因のひとつに、皮脂の過剰分泌があります。
その際は、ビタミンＣ誘導体クリームを使うと良いでしょう。
ビタミンＣ誘導体は、皮脂の分泌を抑制する効果があるので、肌の表面で過剰な皮脂をコントロールし、毛穴の詰まりを防ぎます。
敏感肌の方でも使いやすい低刺激タイプのビタミンC誘導体は、薬用スキンケアにも多く配合されています。
医療用のクリーム基剤には、より高濃度のビタミンＣ誘導体が配合されているため、ひどい角栓に悩まされている方は処方を医師に相談してみると良いでしょう。
古い角質が溜まりにくくなり、毛穴詰まりの予防にもなります。
ビタミンC誘導体に関する記事はこちらから
【医師監修】ビタミンC誘導体の美容効果とは？化粧水・美容液の選び方を肌悩み別に紹介
また、ビタミンC誘導体の元となるアスコルビン酸が配合された「シナール」という内服薬も存在します。
水溶性で余剰分は体外に排出されるため、副作用などのリスクも少なく服用できます。
シナールに関する記事はこちらから
シナールの効果的な飲み方を解説！シミやニキビへの美容効果と注意点も紹介
ターンオーバーの乱れを改善する「ユベラ」
角栓ができる原因の一つに、肌のターンオーバーの乱れがありますが、その際はユベラという外用薬を使うと良いでしょう。
ユベラの有効成分はビタミンEの一種であるトコフェロール酢酸エステルで、古い角質を取り除き、新しい角質を生成する働きがあります。
ターンオーバーが乱れると、古い角質が溜まり毛穴を詰まらせてしまいます。
ユベラはその古い角質を落とし、スムーズなターンオーバーを促進することで毛穴の詰まりを防ぎます。
ユベラに関する記事はこちらから
「ユベラ」の効果と副作用を徹底解説！処方薬と市販薬の違いとは？
ここまで、ひどい角栓に有効な医薬品の紹介をしてきましたが、自身に本当にあった薬か不安な方もいるでしょう。
そんなときは一度、皮膚科で医師に相談することをおすすめします。
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角栓がやばい時にしてはいけないNG行動
角栓が酷くなってしまった状態から抜け出すには、適切なケア方法を実践することが不可欠です。
しかし、逆効果となる行動をとってしまってとより角栓が目立ってしまう可能性があります。
そこで、NG行動の危険性や、起こりうるリスクについても詳しく解説します。
正しい知識を持って、安全で確実な角栓ケアを心がけましょう。
角栓を放置する
角栓がひどくなってきたら、絶対に放置しないようにしましょう。
放置すると毛穴の汚れがさらに蓄積され、状況がさらに悪化する可能性が高くなります。
そうなると毛穴がますます開き、目立つ大きな角栓になってしまいます。
毛穴の炎症やニキビに発展することもあるため、早めの対策をとるように心がけましょう。
指や爪で角栓を押し出す
角栓が気になっても、決して指や爪で無理に押し出さないようにしましょう。
指や爪で角栓を押すと、周りの健全な肌を傷つけて、さらに菌が肌内部に入り込む可能性が高まります。
また、指や爪で強い力を加えると、毛穴にダメージを与えてしまいます。
毛穴がボロボロになり、より角栓が目立ちやすくなってしまいます。
適切な方法は、専用の角栓取り用ツールを使うか、美容クリニックやエステなどでプロに角栓ケアをしてもらうことです。
自分で無理に角栓を潰そうとすると、かえって肌に悪影響を及ぼすことになるので気を付けるようにしましょう。
毛穴パックを毎日使う
角栓対策として毛穴パックを時々使うのは効果的ですが、毎日使いすぎるのはNGです。
毛穴パックには、古い角質や過剰な皮脂を毛穴の奥から取り除く効果があります。
しかし、頻繁に使いすぎると肌への刺激が強くなってしまいます。
また、毛穴パックは強力な吸着力で毛穴の奥の汚れを取り除く際に、肌を乾燥させてしまう可能性があります。
乾燥により、かえって皮脂分泌が過剰になり、新たな角栓のもとになりかねません。
毛穴パックは週に1、2回程度の使用を心がけるようにしましょう。
強い力で洗顔する
角栓が気になる時でも、決して強い力で洗顔しないようにしましょう。
強くこすりすぎると、毛穴を傷つけてしまう可能性が高くなります。
毛穴が傷ついてしまうと、本来の役割を果たせなくなり、新たな毛穴トラブルや角栓の原因になりかねません。
優しく丁寧に指の腹を使ってマッサージを行うことを意識しましょう。
角栓がそれでも改善しない人は一度皮膚科へ
角栓の発生原因は主に、過剰な皮脂の分泌や古い角質が溜まることにあります。
放置すると、毛穴が目立つようになったり、細菌が繁殖してニキビになる可能性もあるため、早めの対処が肝心です。
角栓の悩みを根本から解決するには、皮膚科で専門的な診療を受けることがおすすめです。
医師から的確な判断に基づく最適な治療法を提案してもらえます。
最近では、オンラインでの皮膚科診療サービスも増えてきました。
待ち時間や移動の手間なく、専門家のアドバイスを受けられるのが便利なポイントです。
角栓に効果的な対処法を知りたい場合は、一人で抱え込まず、気軽に相談できる機会をぜひ活用してくださいね。
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都丸真依子 医師
当院は「あなたのお肌のかかりつけ」をコンセプトに、皆さんのお肌を作り直すサポートをしていきたいと考えております。ただ肌悩みを改善するだけではなく、健康で美しいお肌を取り戻し、笑顔で日々を過ごせるよう、お手伝いさせていただければ幸いです。