ユベラと飲み合わせ禁忌となる薬はある?飲み合わせのよい薬や正しい飲み方も紹介

ユベラと他のサプリや常備薬を一緒に飲んでも問題ない?

ユベラを服用している方や服用しようとしている方で、他の薬との併用を不安に思う方は多いですよね。

結論、ユベラとの飲み合わせが禁忌とされている医薬品はありません。
ただし、併用を避けるべき医薬品や、サプリメントはあります。

また、誤った服用方法を続けると、「ビタミンE過剰症」などを引き起こす危険性があります。

この記事では、併用が好ましくない医薬品やサプリメント、服用時の注意点を解説するので、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。

この記事でわかること

  • ユベラと禁忌となる医薬品はないが、ビタミンEや血液凝固防止成分との併用には注意が必要
  • 正しい服用方法を守らないと、ビタミンE過剰症など体に悪影響を引き起こす可能性がある
  • シナールやトラネキサム酸との併用は相乗効果による美容効果を期待できる

若返りのビタミン「ユベラ」とは?

ユベラは若返りのビタミンと呼ばれているビタミン剤です。

そのため、美容目的や健康目的で使用する方が多いです。
また、美容・健康目的で薬を服用される方は他の薬も飲み合わせることもあるでしょう。

その時に、ユベラについてしっかりと理解していなければ飲み合わせが悪くなってしまう可能性があります。
ここではユベラの主成分や薬のタイプなど基本情報について詳しく説明してきますね。

ビタミンE(トコフェロール酢酸エステル)が主成分

ユベラはビタミンE(トコフェロール酢酸エステル)が主成分の薬です。
ビタミンEの持つ強い抗酸化作用は、ユベラが「若返りのビタミン」と呼ばれるきっかけになっています。

ユベラの主成分と作用・効果の説明

抗酸化作用とは活性酸素に対抗する働きのことです。

活性酸素とは他の物質を酸化させる力を持つ酸素のことをいい、ウイルスや癌細胞を攻撃し身体の免疫機能維持に関わっています。

しかし、活性酸素が増えすぎるとウイルス以外正常の細胞にもダメージを与えてしまうのです。
正常の細胞にダメージが加わると体が酸化してしまい、シミやそばかすの増加やくすみの発生など肌の老化に繋がってしまいます。

その際に増えすぎた活性酸素を抗酸化作用によって活性酸素の働きを抑えることで老化の進行を抑えることができるのです。

▼ユベラの効果について知りたい方はこちらから

ユベラの効果は?美容目的での効果実感までの期間や軟膏・錠剤などの特徴を解説

3種類の処方薬がある

ユベラには「ユベラ錠」「ユベラN」「ユベラ軟膏」の3種類の処方薬があります。
以下が3種類の処方薬の違いになります。

ユベラN ユベラ錠 ユベラ軟膏
形状 カプセル・ソフトカプセル
錠剤
軟膏
対象となる症状 ・コレステロールや中性脂肪の増加
・着床障害
・シミ・肝斑・ニキビ跡
・手足の冷え
・肩こり
・過酸化脂肪の増加
・ビタミンE欠乏症
・しもやけ
・手足の冷え
稀に現れる
副作用症状
食欲不振
下痢
胃部不快感
腹痛
悪心
便秘症
便秘
胃部不快感
下痢
発疹
紅斑
かゆみ

「ユベラN」と「ユベラ錠」は医療用医薬品のみの取り扱いのため、医師による処方がないと服用できません。
気になる方は皮膚科での処方も視野に入れてユベラの服用を検討してくださいね。

▼ユベラの処方について詳しく知りたい方はこちらをチェック

水と内服薬を手にしている人の画像 ユベラを処方してもらうには?方法や料金について詳しく解説

ユベラと飲み合わせ禁忌とされる薬はない

水と内服薬を手にしている人の画像

ユベラは特に飲み合わせ禁忌とされる薬はありません。

以下の薬なども飲み合わせには問題ないため、安心して服用することができるでしょう。

  • シナール
  • カロナール
  • ハイチオール
  • ピル
  • 抗生物質

一般的には問題ありませんが、薬を併用する際には医師に相談してから服用することをおすすめします。
飲み合わせに問題がなくても個人の体の状態や服用方法によっては相性が良いとも限りません。

そのため、飲み合わせをする際には医師にしっかりと相談してから併用するようにしましょう。

最近は「オンライン診療」で医師に相談できるところも増えてきているので忙しい方にもおすすめです。

ユベラと飲み合わせが好ましくないもの

先ほど説明した通り、ユベラには禁忌とされる薬はありません。
しかし、飲み合わせとして好ましくないものはあります。

以下の2つのタイプがユベラとの飲み合わせに対して好ましくないとされているものです。

  • ビタミンEを過剰に摂取することになってしまうもの
  • ビタミンEが悪影響を及ぼす恐れのある医薬品のもの

上記2つに当てはまるものを継続的に摂取し続けると、ビタミンEを過剰に摂取してしまう「ビタミンE過剰症」になる恐れがあります。

ビタミンE過剰症とは?

ビタミンE過剰症とはビタミンEを過剰に摂取してしまうこと(ビタミンE中毒)です。
ビタミンEは元々体内に蓄積されやすい特性を持っています。
そのため、ビタミンEは多く摂取してしまうと体内に蓄積してしまい、出血のリスクが高まる可能性があります。
また、筋力低下、疲労、吐き気、下痢が生じることがあります。 

そこで、ここでは併用が好ましくない2タイプについてさらに詳しく紹介していきます。

ユベラ錠とユベラN

ユベラNとユベラ錠の併用は可能な限り避けましょう。
どちらもビタミンEを主成分としているため、ビタミンEの過剰摂取につながるリスクが高まるためです。

もし、併用してどちらも摂取したいと考えている方は必ず医師に相談するようにしましょう。

トコフェロールなどのビタミンEを主成分とするサプリメント

さまざまな形の錠剤とカプセルが散らばった様子

トコフェロールなどのビタミンEを主成分とするサプリメントとの併用も避けることをおすすめします。
こちらもビタミンEを過剰に摂取して、ビタミンE過剰症のリスクが高まってしまう可能性があるからです。

特にサプリメントなど市販でも気軽に購入できるものは気づかないうちに摂取しすぎることがあります。
もし、サプリメントの中にビタミンEが少量入っていて、不安があるなどという方がいれば医師に相談するようにしましょう。

血液凝固防止薬(血栓防止薬)

血液凝固防止薬との併用も避けるようにしましょう。
体内のビタミンEが大量になってしまうと、出血傾向が強くなる可能性があるからです。

血液凝固防止薬は以下の薬があるため、ユベラとの併用は気を付けるようにしましょう。

  • ワルファリンカリウム(ワーファリン)
  • アスピリン(バイアスピリン、バファリン81mg)
  • 塩酸チクロピジン(パナルジン)
  • 硫酸クロピドグレル(プラビックス)

ユベラと飲み合わせが好ましいもの

ユベラには飲み合わせが好ましくないものがありますが、その一方飲み合わせが好ましいものもあります。
特に美白目的に使用する際に相乗効果を期待できることから飲み合わせがいいとされています。

この章ではユベラとの飲み合わせの良い成分や薬について詳しく説明していきます。

トラネキサム酸

トラネキサム酸という内服薬の画像

トラネキサム酸はユベラとの飲み合わせが好ましいです。
トラネキサム酸の効果としてメラニンの合成を抑制するものがあります。

トラネキサム酸の効果が発揮されている間に、ユベラもメラニンの排出をより促すため飲み合わせが良いのです。
そのため、トラネキサム酸はユベラとの相乗効果に期待ができます。

▼トラネキサム酸についてさらに知りたい方はこちらから

トラネキサム酸の効果を解説!「トラネキサム酸錠250mg」のシミ・肝斑への美白効果は?

シナール

シナールという内服薬の画像

シナールもユベラとの飲み合わせが好ましいとされています。
ユベラは先程も説明しましたが、協力な抗酸化作用を持っています。

この抗酸化の効き目が切れて抗酸化の効力を失ったビタミンEをシナールによって再度活性化させる効果が期待できます。
そのため、効果を長く発揮しやすくなるのです。

そのため、シナールとユベラの飲み合わせは好ましいとされています。

▼シナールについてさらに知りたい方はこちらから

シナールという内服薬の画像 シナールの効果的な飲み方を解説!シミやニキビへの美容効果と注意点も紹介

ユベラと一緒に他の医薬品を処方したいと考えている方はセットで買うことをおすすめします。

東京美肌堂では、実際にユベラと飲み合わせの良い2種類の医薬品をセットで処方しており、1つずつ入手していただくよりも1つあたりの金額を安くすることができるのです。

気になった方は以下の処方例を用いて、専門医に相談してくださいね。

ビタミンE トラネキサム酸 シナール
ユベラという内服薬の画像 トラネキサム酸という内服薬の画像 シナールという内服薬の画像
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ユベラの服用方法と注意点

内服薬を飲む女性

ユベラは誤った服用方法を続けていると、効果が発揮されない可能性があるため、正しい服用方法を理解しておくことが大切です。

また、注意点を守ることでユベラの副作用なども事前に防ぐことができるかもしれません。

この章では、正しいユベラの服用方法と服用時に注意してほしいこと(※)について解説します。
※一般的にユベラはあまり副作用の出ない薬と言われていますが、その中でも注意すべきことについて解説してきます。

1回1〜2錠を1日2〜3回水やぬるま湯で服用する

ユベラは基本的には1回1〜2錠を1日2〜3回水やぬるま湯で服用するようにしましょう。

水やぬるま湯以外で薬を飲んでしまうと薬が体内に吸収されづらくなってしまい、効果が半減する可能性があります。
まずは水やぬるま湯でしっかり飲んで薬を体内で吸収することが大切です。

服用タイミングは「食後」がおすすめ

ユベラの服用は食後にするようにしましょう。
ユベラは水に溶けにくく、油脂に溶ける性質を持つ脂溶性ビタミンです。
そのため、食後にユベラを服用することで食事からとれる油分に溶け込みます。

その分、食事前や空腹時に服用するよりもユベラ(ビタミンE)の吸収が良くなるのです。

用法用量を必ず守る

たくさん飲んだ方が効果が出ると思い、用量を気にせず飲んでしまう方がたまにいます。

しかし、ユベラに限らず全ての薬は用法と用量どちらも必ず守らないと効果が出づらくなってしまいます。
特にユベラは体内に溜まりやすいため、多く飲みすぎるとビタミンEの過剰摂取にも繋がってしまいます。

そのため、必ず医師の指示にきちんと従って服用するようにしましょう。

副作用が現れたら医師に相談する

副作用が起きたらすぐに医師に相談するようにしましょう。

ユベラは稀ですが、便秘・胃部不快感・下痢や発疹といった副作用が起こることがあります。
どの症状も発生確率は5%未満なので、とても稀なケースで発生しています。

これらの症状が見られた場合には観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行いましょう。

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ユベラの飲み合わせに不安がある方は美容皮膚科を受診

病院で診察を受ける女性

今回はユベラの飲み合わせについて詳しく解説してきました。

ユベラは飲み合わせによって相乗効果を期待することができるでしょう。
しかし、その一方で飲み合わせが悪かったり、正しく服用していないとビタミンE過剰症などにもなりかねません。

そのため、ユベラの飲み合わせが不安な方は一度美容皮膚科を受診するようにしましょう。

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この記事の監修医

AI Beauty Clinic(エーアイ美容クリニック)

尾崎宥文 医師

美容外科・美容皮膚科

健康と美を同時に実現し 自己実現欲求を満たすことを目指します。

当院では、美容医療技術とテクノロジーを組み合わせた新しい治療を提案しています。特に痩身治療では、医療と最新のAIの技術を使いながら、確実に患者様のライフスタイルを改善して、目指す体型に導くサポートをいたします。 美容外科治療では、大手美容外科クリニックの院長を務めた経験を活かしながら、効果を最大限に引き出しつつリスクやコストを最小限にできるような治療を提供いたします。 これらの組み合わせにより、患者様の全身・局所両方にアプローチすることで、 健康と美を同時に実現し、自己実現欲求を満たすことを目指しています。

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