ニキビのかさぶたは何日で治る?早く治す方法や剥がれたときの対処法を解説!

ニキビがかさぶたになって目立つから剥がしたい…。

かさぶたは目立ちやすいため、剥がしたくなる方もいるかと思います。

しかし、かさぶたは剥がすとニキビ跡になりやすいため、絶対に剥がさないようにしましょう。

この記事では、ニキビがかさぶたになったときの治し方やNG行為を解説します。

万が一、かさぶたが取れてしまった際の正しい対処法も一緒に紹介します。

この記事でわかること

  • ニキビのかさぶたは「治る過程」のサインでもある
  • かさぶたを剥がすとニキビ跡にもなりやすいため要注意
  • 治すには治療薬でのケアと潰れないように保護するのが大事

ニキビにかさぶたができる理由

肌が傷ついた場合や、治癒していく過程でニキビにかさぶたができることがあります。 

なぜ、かさぶたができることがあるのか、その理由やきっかけを見ていきましょう。

ニキビを潰して肌が傷ついた

膿のあるニキビや炎症のあるニキビは、外部からの刺激で潰れることがあります。

ニキビが潰れると出血が起こります。

そして、ニキビが出血してできた傷を守ろうとして、ニキビにかさぶたができることがあるのです。

ニキビが悪化する過程で自然にかさぶたが起こることはありません。

ニキビにかさぶたができたときは、何らかの刺激が加わった可能性が高いです。

ニキビが治る過程である

ニキビにかさぶたができるのは、ニキビの治る過程であるとも捉えられます。

かさぶたは、傷の表現が乾燥して死んだ細胞がかたまってできたものです。

かさぶたは、炎症部分にフタをする役割を果たし、外から雑菌が入ることを防いで、傷の治りを早めます。

かさぶたの下で細胞の分裂が盛んに行われることで、炎症が治っていきます。

レーザー治療でかさぶたができることもある

ニキビを治療するために、レーザー治療の施術を受けるという手もあります。レーザー治療は、皮膚に小さな穴をあけて肌の再生を促す治療法です。この新しい皮膚を形成する過程で、一時的にレーザーを当てたニキビの部分にかさぶたができることがあります。

ニキビのかさぶたを早く治す方法

ニキビのかさぶたをいち早く治すためには、かさぶたが自然に剥がれるのを待つことが重要です。

触れたり、早く取ろうとすると、かさぶたが跡として残りやすくなります。

さらに、ニキビを潰してしまうと、細菌や炎症が広がり、さらなる新しいニキビの発生にもつながってしまいます。

ただし、自然に剥がれる前に、ニキビが傷ついてしまう可能性もあるため、かさぶた部分を保護するのもおすすめです。

ここでは、ニキビのかさぶたを早く治すためのポイントを紹介します。

市販の創傷被覆剤を使用する

市販の創傷被覆剤(そうしょうひふくざい)(※)の使用は、ニキビのかさぶたを早く治すのに効果的です。

創傷被覆剤には、ニキビのかさぶたの治癒を促進する成分が含まれています。

かさぶたを湿潤に保ちつつ、ジュクジュクとした滲出液を吸収して、かさぶたの治りをよくします。

※創傷被覆剤とは、吸収性の機能がついている傷部位の保護剤です。

キズパワーパッドスポットタイプ

貼るだけで自然治癒力を高めて、痛みをやわらげながらキズを早く治す効果を期待できます。

小さいサイズで、目立たせたくない顔のニキビのかさぶたにも使用しやすいアイテム。

ニチバン 家庭用創傷パッド ケアリーヴ スポットタイプ

防水機能があり、外部の水分の刺激からニキビのかさぶたを守る効果が期待できます。

透明タイプで、保護剤が目立ちにくくかさぶたをカバーできるのが特徴です。

創傷被覆剤の正しい使い方

(1)キズを水道水で洗う
(2)消毒剤や軟膏は塗らずにテープと皮膚を密着させる
(3)キズの経過観察を怠らないようにする
(4)はがすときは体毛にそってはがす

治療薬を用いる

ニキビのかさぶたを早く治すためには、治療薬での使用が有効です。

ニキビの治療は、症状に合わせて適切な治療薬が異なります。

炎症のない白ニキビ、炎症のある赤ニキビ、膿のある黄ニキビのどれに当たるかを確認しましょう。

ニキビの種類に合わせて、以下の薬を使用するのがおすすめです。

白ニキビ アクネ菌を抑える薬
赤ニキビ 抗炎症作用のある薬
黄ニキビ 抗生物質

市販薬を使用する

市販薬の購入は、薬剤師に相談しながら、自分に必要な治療薬を選びましょう。

かゆみを抑えて患部を保護する

セロナ

のびのよい油脂性の軟膏。

患部がカサカサしているかさぶたには、厚めに塗布します。

化膿を抑える

テラマイシン軟膏a

化膿性皮膚疾患用の軟膏です。

二つの抗生物質でニキビの化膿を抑える効果を期待できます。

医療用医薬品を使用する

医療用医薬品は、医師が症状を診断したうえで処方される治療薬です。

市販薬と比較して、有効成分が多く含まれる傾向にあり、より効果的な治療を望めます。

ニキビにかさぶたができたときには、以下のような治療薬が処方されることがあります。

皮膚の再生を助ける「内服薬」

ユベラ

ユベラは、肌のターンオーバーを正常化し、ニキビやニキビ跡でできた色素沈着などを改善します。

この働きで、ニキビのかさぶたも改善する効果を期待できます。

また、抗酸化作用で、酸化のダメージから肌を守る働きがあります。

「ユベラ」の効果と副作用を徹底解説!処方薬と市販薬の違いとは?
殺菌作用でニキビの炎症を抑える「塗り薬」

クリンダマイシンゲル

細菌のタンパク質の合成を阻害することにより、殺菌作用を示す抗生物質です。

化膿しているニキビ・炎症を伴うニキビの治療に用いられます。

クリンダマイシンゲルは、乾燥している肌や狭い範囲に塗るのに向いています。

ニキビのかさぶたが黒い時どうすればいい?

黒ずんだかさぶたは、ニキビのかさぶたが酸化していることが原因です。かさぶたの酸化を防ぐためには、化粧水やビタミンCやEなどが含まれる化粧水やオイルは、酸化を防ぎ、かさぶたの修復を促進します。これらの成分配合の化粧水やオイルを使用し皮膚の再生をサポートしましょう。

ニキビにできたかさぶたを効果的に治したい方は、皮膚科で相談することで自分の体質や症状に合った治し方を知ることができます。

専門の医師が肌悩みに合わせた治療法を教えてくれるので、早く改善できるのです。

東京美肌堂では、オンラインで専門の医師に相談できるオンライン診療サービスを行っております。

診察は無料となっているため、お気軽に予約してみてくださいね。

受付:9:00〜22:00(土日祝も休まず診察)

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ニキビのかさぶたは何日で治せるか

ニキビのかさぶたが治る期間は、かさぶたの大きさや、個々の肌の状態によって異なります。

一般的には、かさぶたが形成されてから数日~2週間程度かかることがあります。

また、治療やケア方法によっても治癒期間は異なるため、参考程度にしてみてくださいね。

軽度の場合は1週間から10日程度で治る

軽度のニキビのかさぶたは、1週間から10日程度で治癒することがあります。

ニキビが治癒の過程に入ると、かさぶたが形成されます。

その約1週間後にかさぶたが固まり、かさぶたの下で皮膚の再生が進行します。

10日程度経過すると、かさぶたが自然に剥がれてきて、新しい皮膚が形成されるでしょう。

悪化すると10日以上かかることがある

二キビのかさぶたは、治癒までに10日以上かかることがあります。

炎症が強い場合は、皮膚の再生に時間がかかるため、かさぶたが剥がれるのも遅くなります。

また、途中でかさぶたが傷ついたり、なかに細菌が入り込むことでニキビが悪化してかさぶたが取れるまでにより長く時間がかかることがあります。

ニキビのかさぶたが悪化すると、肌に色素沈着などの跡にも残りやすくなるので、かさぶたができたときは、保護することを心がけましょう。

ニキビのかさぶたを剥がしてしまったらどうなるか

ニキビにかさぶたができた時は、自然に取れるまで待つことが大切です。

かさぶたは、治癒過程の皮膚を保護する役割を担います。

ニキビのかさぶたが取れることで、再生途中の患部に細菌や傷がつき、跡として色素沈着やくぼみになりやすいので注意しましょう。

かさぶたを剥がすと跡が残りやすくなる

かさぶたを剥がしてしまうと、その衝撃で皮膚が傷つくことがあります。

皮膚に刺激が加わると、黒色の色素であるメラニン色素が過剰に生成されて、肌に跡として残りやすくなります。

かさぶたに触ると取れやすくなるので注意する

かさぶたができたところに触れると取れやすくなります。

洗顔時の摩擦や、枕カバーとの摩擦がかさぶたを剥がしてしまう原因にもなります。

これにより、患部に細菌や傷がつき、治癒までの期間が延びてしまう可能性があります。

紫外線を浴びるのもダメージを受けるのでNG

かさぶたは皮膚を守る役割を果たしていますが、紫外線に敏感な状態です。

紫外線のダメージは、炎症を悪化させたり、色素沈着を引き起こしたりする可能性があります。

さらに、紫外線により、皮膚が乾燥すると、外部の刺激から肌細胞を守るバリア機能が低下して、皮膚の再生が遅れやすくなります。

ニキビのかさぶたが取れた時の対処法

何らかのはずみで、ニキビのかさぶたが剥がれてしまったということも起こるかもしれません。

ニキビのかさぶたが取れたら、まずは傷口を清潔に保つことが重要です。

かさぶたが取れてしまったときは、以下の手順で応急処置を行いましょう。

軽く洗浄する

ニキビのかさぶたが取れた後は、30度程度のぬるま湯で軽く洗浄します。

手で直接触れると、刺激が加わったり、細菌が付着する可能性があります。

ぬるま湯で軽くかさぶたが取れた部分を洗い流すようにしましょう。

消毒をする

ニキビのかさぶたが取れたら、消毒をして患部を清潔に保ちましょう。

手洗い後、清潔なガーゼや綿棒に消毒薬を含ませて、傷口周辺をやさしく拭きます。

傷口をサラッとさせるパウダースプレー型の消毒液

新キズドライ

化膿を防ぐ、殺菌効果のある消毒液。

創傷修復作用により、創傷面の皮ふ形成を促進し、傷の治りを早めます。

比較的刺激が少ない設計で、肌が弱い人も使用しやすいアイテムです。

かさぶたがなかなか自然とはがれない方は一度皮膚科へ

ニキビにかさぶたができた時は、患部を保護して自然に治ることを待ちましょう。

ただし、なかなかニキビのかさぶたが治らない場合は一度医師に相談するのも一つの手です。

自己流で治そうとすると、ニキビ跡になったり、かさぶたが繰り返される可能性があるため、一度専門医のアドバイスを受けるのがおすすめです。

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この記事の監修医

東京総合美容医療クリニック

福田麻衣 医師

美容皮膚科/美容外科

美しさを求めるすべての人たちに

当院は「あなたのお肌のかかりつけ」をコンセプトに、皆さんのお肌を作り直すサポートをしていきたいと考えております。ただ肌悩みを改善するだけではなく、健康で美しいお肌を取り戻し、笑顔で日々を過ごせるよう、お手伝いさせていただければ幸いです。

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