ユベラの美容効果は、ご存じですか?
ユベラには、抗酸化作用や肌のターンオーバーの促進作用があり、さまざまな美肌効果をもたらします。
今回はユベラの肌への効果を詳しく解説します。
美容効果を実感したい方に向けて、より効果的な摂取方法も一緒に紹介します。
この記事でわかること
- ユベラはシミ・肝斑・ニキビ跡など肌悩みを改善する効果を期待できる
- ユベラ錠は、ターンオーバーの促進やホルモンバランスを整える効果で美肌を導く
- トラネキサム酸・シナールなど美容内服薬との併用で相乗効果が期待できる
目次
ユベラ錠の効果
ユベラは、ビタミンEを主成分とする医薬品です。
「若返りのビタミン」とも言われる理由は、ユベラには肌の老化とともに起こりやすい肌悩みを解消する効果を期待できるためです。
シミ・肝斑を改善する
ユベラはシミのもととなるメラニン色素の排出の働きを助ける作用があります。
- 老人性色素班
- 肝斑
- そばかす
シミにはいくつか種類がありますが、主に上記などのシミの改善効果を期待できます。
ユベラが持つ抗酸化作用によって、紫外線の肌ダメージを軽減して、シミの予防効果にも期待ができます。
ニキビ跡を改善する
ユベラは、シミのもととなるメラニン色素の排出の働きでニキビ跡を改善する効果を期待できます。
- 赤みのあるタイプ
- 色素沈着タイプ
- クレータータイプ
- ケロイドタイプ
ニキビ跡はいくつかの種類に分けられますが、ユベラは、シミのような茶色い見た目をした色素沈着したニキビ跡の改善に効果があります。
炎症後色素タイプのニキビ跡を治すには、原因であるメラニンを体外に排出する必要がありますが、ユベラの新陳代謝を促す働きで、メラニンの排出を促して改善します。
シワを解消する
ユベラには、肌の酸化を防ぐ抗酸化力があります。
また、肌のハリを保つコラーゲンを生成する作用も持ちます。
これにより、ユベラの服用でシワ・たるみを防ぐことができます。
ツヤ・ハリを与える
ユベラは肌細胞の再生の働きを助けることで、肌の健康状態を保つ効果を期待できます。
また、肌の酸化を防ぐ抗酸化作用も持ち、ツヤとハリのある肌へと導いてくれます。
ユベラが美容にいいと言われる理由
ユベラは、シミ・シワ・たるみなどを防ぐ効果を期待できます。
なぜユベラはこれらの肌悩みの改善効果があるのか、ユベラが美容にいいという理由を説明します。
ターンオーバーを促進する
ユベラには、新陳代謝の活性化により肌のターンオーバーを促進する効果があります。
肌の新陳代謝が促されると、シミや肝斑のもととなるメラニン色素が、古い角質と共に肌の表面まで押し上げられ排出されます。
肌のターンオーバーが正常化されると、肌細胞が新しく生まれ変わることで、ハリ・ツヤのあるバリア機能の高い肌状態になります。
血流を改善する
ユベラの主成分であるビタミンEには、末梢血管を拡張して、血行を促進する働きがあります。
血行が促進されると、肌の新陳代謝が促され「古い角質が剥がれ落ち、新しい肌を生み出す」サイクルが正常化されます。
また、ユベラは血行促進作用によって栄養や酸素を全身のすみずみまで届けることができるため、美容の天敵でもある「体の冷え」やむくみによる肌のくすみを改善する効果も期待できます。
抗酸化作用を持つ
ビタミンEには抗酸化作用があり、肌の酸化を防ぎます。
シミ・シワ・たるみの原因にもなる肌の酸化には「活性酸素」が関係しています。
肌は、日々の生活の中でだんだん酸化していき、紫外線やストレス・睡眠不足・タバコ・過度な飲酒・脂質の多い食事などで、さらに酸化が進みやすくなります。
肌が酸化すると、シミやシワができやすくなったり、肌のトーンが落ちたりします。
加齢とともに減少する傾向にある「抗酸化力」を、ユベラの服用で補うことができます。
ホルモンバランスを整える
ビタミンEは、ホルモンの分泌指令を出す脳下垂体の働きを助ける作用があります。
ストレスや生活習慣により、脳下垂体や卵巣の働きが抑制されると、ホルモンバランスが乱れてしまいます。
ビタミンEは、ホルモンの分泌器官の働きを助けることで、ホルモンバランスを整えることができます。
ホルモンバランスが乱れることで増えてしまう皮脂の分泌量を、ホルモンバランスを整えることで、皮脂の分泌量を正常化する効果も期待できます。
ユベラの美容に効果的な飲み方
ユベラの薬の種類には、市販薬と医療用医薬品の両方があります。
両者の違いは、主に成分や成分量です。
また、医療用医薬品のほうが市販薬よりも有効成分の含有量が多い傾向にあるため、高い効果が期待できます。
ここでは医療用医薬品のユベラ錠の効果的な飲み方を紹介します。
成人で1回1~2錠を1日2~3回摂取する
成人の服用量は、通常1回あたり1~2錠を、1日2~3回摂取します。
1錠あたり430mgで、そのうち有効成分(トコフェロール酢酸エステル)50mgを含みます。
用法・用量は、個人によって異なる場合があるため、処方を受ける際の医師の指示に従いましょう。
長期的な多量摂取は避ける
ユベラの主成分であるビタミンEは「脂溶性ビタミン」です。
脂溶性ビタミンは、水分に溶けにくく、すぐに体外に排出されない特徴を持ちます。
そのため、ビタミンEが体内に蓄積されると、血液が止まりにくくなったり下痢の症状が現れるリスクが高まります。
ユベラ錠は用量用法を守り、正しく服用しましょう。
ユベラとの併用で相乗効果がある美容内服
ユベラと一緒に服用すると、吸収率アップやビタミン成分の機能向上につながる成分があります。
ここでは、ユベラ(ビタミンE)との併用で、相乗効果を期待できる薬を2種類紹介します。
トラネキサム酸はアミノ酸の一種で、抗炎症作用やメラニンの抑制作用がある内服薬です。
メラニン産生を抑制するビタミンCや抗酸化作用・血行促進作用をもつビタミンEとの併用では、肌改善への効果が高まると言われています。
▼さらに詳しくはこちら
トラネキサム酸の美白効果や副作用を解説!飲み続けると白髪になる?シナールは、ビタミンCとパントテン酸を含み、抗酸化物質として肌の老化を防止する内服薬です。
ビタミンCとビタミンEは一緒に摂取することで、抗酸化力アップにつながります。
シナールとユベラの併用で、抗酸化の効力を失ったビタミンEを再度活性化させる効果が期待できるため、相乗効果があるのです。
▼さらに詳しくはこちら
シナールの効果的な飲み方を解説!シミやニキビへの美容効果と注意点も紹介ユベラの美容効果で肌を美しく
ユベラは、血行促進や抗酸化作用などの働きでさまざまな美容効果を期待できます。
さらに、より効果的な摂取を希望する方は、シナールやトラネキサム酸との併用を検討するといいでしょう。
東京美肌堂では、より多くの方に美肌効果を実感いただけるよう、ユベラとシナールなどがセットになった美容内服の定期プランの処方を勧めることがあります。
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東京山手クリニック
藤原東華 医師
当院は「あなたのお肌のかかりつけ」をコンセプトに、皆さんのお肌を作り直すサポートをしていきたいと考えております。ただ肌悩みを改善するだけではなく、健康で美しいお肌を取り戻し、笑顔で日々を過ごせるよう、お手伝いさせていただければ幸いです。