左頬・右頬の片方にできるニキビの原因と治し方を解説!治らないときの対処法は?

左頬に赤ニキビができた女性の画像

左頬だけにニキビができてる…。

右頬は、きれいなのに。

頬は、顔の中でもニキビができやすい部位の一つです。
左頬や右頬の片方の頬だけにニキビができる場合は、生活習慣などに原因がある可能性があります。

本記事では、左頬・右頬にニキビができる原因や治し方について詳しく紹介します。

この記事でわかること

  • 片頬だけにニキビができる場合は生活習慣に何かしらの原因があるかもしれない
  • 頬は乾燥しやすいため両頬ともニキビができやすい部位と考えられる
  • 頬ニキビを改善するには保湿や症状に合う適切な対処法を選択するのがポイント

左頬・右頬だけにニキビができる原因

どのような状況で片方の頬のニキビができてしまうのか、まずは原因を把握しましょう。

左頬・右頬だけにニキビができるケースは、多くあります。
頬の皮膚は薄く、内臓機能の健康状態の影響や、外部の刺激を受けやすい部位です。
日常生活の中でも無意識のうちにダメージが蓄積しやすいことで、ニキビができやすいと考えられます。

片方のみにニキビができやすい方は、以下の項目が原因となっているかもしれません。

内臓機能の低下

内臓機能の低下は、左頬・右頬にニキビができやすくなる要因の一つです。
「肌は内臓の鏡」と言われることもあるほど、内臓機能の低下は、肌の状態にも影響を与えます。
内臓機能の低下とは、肝臓などの代謝機能が低下していることを指します。
代謝力が落ちることで、血行不良や老廃物の蓄積を招きます。

内臓機能の低下により、代謝力が落ちると、肌細胞の生まれ変わりや、不要な皮脂の排出がスムーズに行われず、ニキビや吹き出物となって現れます。

片方の頬とは限らず、両方の頬のニキビの原因にも共通する内容です。
ただし、他の生活習慣と相まって、片側だけにニキビができやすい状態である可能性は考えられます。

寝具の雑菌の付着

寝具の雑菌が肌に付着することで、右頬・左頬にニキビができやすくなります。
寝具には、寝ている間に、皮膚から分泌される皮脂や汗が付着します。
睡眠中は長い間寝具に頬が触れ合うことで、雑菌や汚れが毛穴に入り込むことで、ニキビができやすくなります。

特に、どちらかを向いて寝る習慣がある人は、片側の頬が常に枕に接触することになります。
右向きで寝る人は右頬に、左向きで寝る人は左頬にニキビができやすくなる傾向があります。

髪の毛の刺激

髪の毛が肌に触れると、摩擦刺激となり、ニキビの原因になる場合があります。
繰り返し髪の毛が肌に付いたり、髪の先端が肌に刺さると刺激となります。
摩擦は、肌を外部の刺激から守る「肌のバリア機能」を低下させて、ニキビができやすい肌状態を招きます。

前髪が長い人や、髪を頬にかかるようにスタイリングしている人は、注意しましょう。
特に、頬の片側のみに髪の毛が当たる場合は、左頬・右頬どちらかだけにニキビができやすくなるかもしれません。

メイク汚れの蓄積

メイクの汚れが蓄積すると、皮脂と混ざり合い、ニキビの原因の一つとなります。
長時間メイクをしていたり、クレンジングが不十分だと、メイク汚れが毛穴に詰まってしまいます。
メイクの汚れとともに、皮脂が毛穴に溜まり、毛穴を塞ぐとニキビが発生してしまうのです。

特に頬は、チークやファンデーションを塗り重ねることで、汚れが溜まりやすい部位です。
油分を含むメイク製品を使用すると、皮脂がより溜まりやすくなるので注意しましょう。

左頬・右頬両方にニキビができる原因

左頬・右頬の両方にニキビができる原因やメカニズムを解説します。
片方の頬にだけニキビができやすいという方にも当てはまる内容と考えられるため、注意しましょう。

左頬・右頬の両方に、ニキビが繰り返しやすいというケースも少なくありません。
片方の頬に交互にニキビができるという事態を避けるためにも、原因を理解しておきましょう。

皮脂の過剰分泌

皮脂の過剰分泌は、左頬・右頬にニキビができる主な原因の一つです。
皮脂が過剰に分泌されると、毛穴内部に皮脂が溜まり、毛穴が塞がれることで、ニキビが発生します。

頬は皮脂腺が少なく、乾燥しやすいため、かえって皮脂の過剰分泌を引き起こしやすい部位と考えられます。
皮脂は、肌を乾燥から守る役割を持ち、乾燥を察知すると、かえって盛んに分泌されます。

皮脂で毛穴が塞がれると、酸素が不足し、酸素を嫌う嫌気性菌であるアクネ菌(ニキビの原因菌)が増殖します。
アクネ菌が増殖することで、炎症性ニキビも発生しやすくなります。

角質層の水分量の低下

角質層の水分量が低下すると、左頬・右頬両方にニキビができる可能性が高まります。
水分量が低下した肌では、肌の新陳代謝である「肌のターンオーバー」が滞るためです。
肌のターンオーバーとは、肌細胞の生まれ変わりのことで、この際に古い角質が排出されます。
古い角質が肌に蓄積すると、毛穴が狭くなり、皮脂が排出されづらくなるため、ニキビができやすくなるのです。

また、水分量が低下すると、肌が乾燥して皮脂分泌のバランスを崩したり、肌のバリア機能が低下することでも、ニキビができやすい肌状態となってしまいます。

肌のバリア機能の低下

肌のバリア機能の低下は、左頬・右頬両方にニキビができやすくなる原因の一つです。
「肌のバリア機能」は、紫外線や摩擦など、肌に刺激となる外部のものから肌を守る役割を果たしています。
この機能が低下すると、本来妨げるはずの、ダメージを受けやすくなることで、ニキビができやすくなってしまうのです。

保湿が不十分であったり、肌に必要な栄養素が不足していると、肌のバリア機能が低下してしまいます。

左頬・右頬のニキビのセルフケア

左頬・右頬のニキビのセルフケア方法を3つのステップに分けて紹介していきます。

左頬・右頬のニキビを改善するには、まずは適切にセルフケアを行うことが重要です。
日々のスキンケアは、肌環境を清潔でうるおった状態へと整えるのに役立ちます。
ニキビの原因となる皮脂を取り除くためにも必要です。
特に左頬・右頬は乾燥しやすい部位なので、慎重にケアを行いましょう。

1.摩擦を抑えてクレンジングを行う

クレンジングでは、摩擦を抑えて肌の汚れを落とすことが大切です。
肌に過度の摩擦や刺激が加わると、目に見えない細かい傷が付き、肌のバリア機能が低下してしまいます。

以下の方法で摩擦を最小限に抑えながら、クレンジングを行いましょう。

ポイントメイクを先に落とす

ポイントメイクは専用リムーバーを使用して先に落としましょう。
ベースメイクとポイントメイクを両方一度に落とそうとすると、肌全体に洗浄力の高いクレンジングを用いる、もしくは、肌全体をゴシゴシと擦り洗いしがちになることで、肌への負担が大きくなります。

クレンジング剤を手のひらで温める

クレンジング剤を手の温度で人肌温度に温めてから使用しましょう。
手のひらで温めることで、クレンジング剤が柔らかくなり、スムーズに肌になじみやすくなります。
手が冷たい場合は手の平どうしを何度か擦り合わせて温めてからクレンジング剤を取りましょう。

優しく肌になじませる

クレンジング剤は、優しく顔全体にまんべんなく馴染ませましょう。
ゴシゴシと擦るようにクレンジングをしてしまうと摩擦が多く発生します。

32〜34℃のぬるま湯ですすぐ

クレンジングを全体に馴染ませたら32〜34℃のぬるま湯ですすぎ、メイク汚れをきれいに落としましょう。
熱いお湯で洗うと肌に必要な皮脂まで落としてしまいます。
一方で、冷たすぎても毛穴が閉じて、汚れが落ちにくくなってしまいます。

2.低刺激な洗顔料で肌を清潔に保つ

左頬・右頬のニキビケアには、低刺激な洗顔料で肌を清潔に保ちましょう。
低刺激な洗顔料は、肌への刺激を最小限に抑えつつ、不要な汚れを落とすことができます。

間違った洗顔方法でケアを続けると、かえって肌を傷つけてしまう懸念があります。
以下の手順に沿って、洗顔を行いましょう。

洗顔料を泡立てる

低刺激な洗顔料を泡立てて使用します。
例えば、スクラブ入りの洗顔料は、洗浄力が強く肌への刺激となるため、ニキビができやすい方は使用を避けるのがおすすめです。
洗顔料を泡立てることで、泡が毛穴に入り込み、汚れを吸着して、肌を擦らなくても汚れを落とせます。

円で描くように泡を肌に乗せて洗う

洗顔時は肌に乗せた泡で、円を描くように洗いましょう。
洗顔は、泡がキメこまかく立っているうちに、皮脂が多いTゾーンから洗い始めるのが効果的です。
その後、頬を含んだUゾーンを洗い、皮膚の薄い目元・口元まで軽く泡を馴染ませて洗いましょう。

32〜34℃のぬるま湯でやさしく洗う

泡を乗せ、洗顔料を全体に行き渡らせたら32〜34℃のぬるま湯で優しく洗い流します。
洗顔料の洗い残しがあると、皮脂詰まりの原因となるため洗い残しがないように、何度かすすぎましょう。

3.化粧水・乳液をたっぷり使って保湿する

洗顔後は、保湿を行い、肌の乾燥を防ぎましょう。
左頬・右頬は、皮脂が少ない部位であるため、化粧水・乳液を十分な量使用するのがポイントです。

以下の手順で保湿を行いましょう。

洗顔後のすぐに化粧水を馴染ませる

洗顔後は、肌に水分が多くついている状態です。
その水分と一緒に、肌にもともとある水分も蒸発しがちになります。
洗顔後の乾燥しやすい状態の肌には、すぐに化粧水を馴染ませるようにしましょう。

化粧水は、やさしく顔を抑えるようにハンドプレスして馴染ませます。

乳液で肌に水分と油分をバランスよく補う

乳液で水分と油分のバランスを整えましょう。
乳液を塗らないと、せっかく化粧水で補給した水分が蒸発して肌が乾燥したり、油分が不足して皮脂の分泌を招きます。

肌質別のスキンケアについて知りたい方はこちらから

【ニキビの予防法】肌質別に効果的なスキンケア用品や皮膚科の薬まで徹底網羅!

左頬・右頬のニキビの治し方

左頬・右頬ニキビの治し方を「市販薬」「処方薬」「美容施術」の3種に分けて解説します。

左頬・右頬のニキビの治し方はいくつかあり、ニキビの状態に応じて適切な方法を選ぶことが重要です。
ニキビの種類や状態によって、効果的な治療法が異なる場合があります。

市販薬を使用する

左頬・右頬のニキビを治す効果的な方法の一つは、市販薬の使用です。
専門医の処方箋なしでも購入できるため、すぐに治療に取り掛かりたい方などは検討する方が多いでしょう。
自分で判断して薬を購入するため、製品は慎重に選択するようにしましょう。

左頬・右頬のニキビ治療には、外用薬をメインに使用し、内服薬をサポートとして併用すると効果的です。
そこで、頬のニキビに適切な外用薬と内服薬を2つずつ紹介します。

【外用薬】メンソレータムアクネス ニキビ治療薬 18g

赤ニキビや炎症性のニキビに効果的な外用薬です。グリチルレチン酸が配合されており、殺菌作用・抗炎症作用をもつため、炎症性のニキビの原因菌を殺菌し、炎症を抑えます。肌に塗っても目立ちにくいため、頬にも使用しやすいのが特徴です。

【外用薬】イハダ アクネキュアクリーム 16g

炎症性のニキビに効果的な外用薬です。炎症を抑える「イブプロフェンピコノール」と炎症性のニキビの原因菌を殺菌する有効成分「イソプロピルメチルフェノール」が含まれています。ノンステロイド・弱酸性・ノンアルコールなため、皮膚が薄く刺激に弱い頬にも使用しやすいです。

【内服薬】ハイチオールBクリア

ニキビの要因となりやすい疲れに有効的な内服薬です。疲れによって肌のターンオーバーが乱れると、ニキビができることがあります。アミノ酸L-システインが肌細胞の生まれ変わりを正常化させます。弱った肌代謝も助けるため、ニキビの発生を防ぐことも期待できるでしょう。

【内服薬】チョコラBBピュア 40錠

ニキビと肌荒れの緩和をしてくれる内服薬です。体の中で直接働く活性型ビタミンB2が、肌細胞の生まれ変わりを助け、肌のターンオーバーを整えます。また、ビタミンCが傷んだ肌の回復に大切なコラーゲン生成を助けます。あくまで、内服薬なので集中的に頬のニキビを治すことは難しいのでサポートとして使うことをおすすめします。

医薬品を使用する

左頬・右頬のニキビは、医療用医薬品を用いることで効果的に改善することができます。
ニキビの状態や症状の程度に応じて、皮膚科医が適切な薬を処方してくれます。
医療用医薬品は、市販薬よりも有効成分を多く含む傾向にあり、より高い治療効果を望めます。

医療医薬品も外用薬をメインに使用し、内服薬をサポートとして用いるのが一般的な治療方針としては多いです。
頬のニキビに効果的な医療用医薬品の内服薬と外用薬を2つずつ紹介します。

【外用薬】アダパレン

アダパレンは白ニキビや黒ニキビの初期段階のニキビに効果的な外用薬です。
毛穴の詰まりを改善して、初期段階のニキビを改善します。
肌の表面の角化細胞(表皮の細胞の90%以上をしている細胞)が分裂して分かれることを抑制する効果を持っています。
これらの効果で白ニキビや黒ニキビを改善させます。

頬には使用していいですが、眼や目の周りはできるだけ使用しないようにしましょう。
万一、眼に入ってしまった場合はすぐに水で洗うようにしましょう。

さらに詳しくはこちら

アダパレンという外用薬の画像 アダパレンの「ニキビ治療の効果と副作用」を解説!正しい使い方と注意点をチェック

【外用薬】アクアチムクリーム

アクアチムクリームは、炎症性を伴う赤ニキビや黄ニキビに効果的な外用薬です。
殺菌作用を示すニューキノロン系の外用抗菌剤で炎症性ニキビの原因菌を殺菌します。
細菌の増殖を阻害し、新しいニキビやニキビの悪化を予防することも期待できます。
耐性菌の発現等を防ぐため、長期連用は避けて炎症が治まったら使用を止めてるのが一般的です。

さらに詳しくはこちら

「アクアチム」のニキビ治療薬としての効果や軟膏・クリームの正しい使い方

【内服薬】ピドキサール

ピドキサールは、肌のターンオーバーを整える効果を持つ内服薬です。
ニキビは肌のターンオーバーが乱れることによって皮脂が毛穴に詰まりできやすくなります。
ピドキサールに含まれているビタミンB6は、アミノ酸や脂質の代謝に関与しています。
そのため、ニキビの原因となる過剰な皮脂分泌を抑える効果を期待できます。

詳しくはこちらから

「ピドキサール」はニキビを治すビタミン剤!美容効果や副作用まで徹底解説

【内服薬】ビオチン

ビオチンは、肌の新陳代謝を高める作用をもつビタミンH製剤です。
肌のターンオーバーを整えることでニキビの改善を助けます。
ビオチンは、皮膚や髪を健康に保ち、皮膚の炎症を改善させる作用があります。
そのため、炎症性ニキビの改善にも期待できます。

詳しくはこちらから

「ビオチン」の美肌効果や白髪への影響を解説!効果的な飲み方でつるつるの肌に

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美容治療を受ける

左頬・右頬のニキビの治療法の一つには、美容治療が挙げられます。
美容治療は、ニキビの状態や症状の程度に応じて、肌に直接的にアプローチをかける治療法です。
炎症が強い場合や痕跡が気になる場合など、個々の悩みに合わせた治療法を医師に相談のうえ、選択しましょう。

以下では、頬のニキビに特に効果的な3つの美容治療施術を詳しく紹介していきます。

イオン導入

イオン導入は、左頬・右頬のニキビの改善に効果的な美容治療の一つです。
微弱な電流を利用して、美容成分を補うことで、肌のターンオーバーを促進させます。
そこで古い角質が除去され、新しい健康な肌細胞が表面に現れやすくなります。

通常のスキンケアでは、届きにくい表皮層の奥まで成分を行き渡らせることができ、乾燥しづらい肌作りにも役立ちます。

結果として、ニキビの改善や、ニキビのできにくい肌作りに貢献します。

ケミカルピーリング

ケミカルピーリングは、左頬・右頬のニキビの改善に効果的な美容治療の一つです。
サリチル酸やグリコール酸など、角質剥離作用を持つ薬剤を肌に塗布する施術です。
角質を剥がすことで、ニキビの原因である毛穴の詰まりを解消させる効果を期待できます。

さらに詳しくはこちら

【医師監修】ピーリングとは?ニキビへの効果や皮膚科で施術する際の注意点を紹介!

ダーマペン

ダーマペンは、左頬・右頬のニキビの改善に効果的な美容治療の一つです。
高速で振動する微細な針がついたペン状の医療機器を肌の表面に照射して小さな穴を空けます。

小さな穴をあけることで、肌の自然治癒力を引き出し、肌のターンオーバーを促進します。
修復機能が活性化されて、肌のターンオーバーが促進される過程で、古い角質や過剰な皮脂の排出が進むことで、ニキビを改善します。

コラーゲンやエラスチンの生成も促進されるため、ニキビ跡の改善にも効果があります。

左頬・右頬のニキビの予防方法

左頬・右頬のニキビを予防するためには、健康的な肌状態を維持することが重要です。
一度ニキビを治療しても、日頃から適切な予防策をしなければ再発することがあります。
また、頬は特に外部刺激を受けやすい部位であるため、注意が必要です。
以下では、左頬・右頬ニキビの予防法を詳しく解説していきます。

枕カバーやシーツは週に一回洗濯する

左頬・右頬のニキビは、枕カバーやシーツを週に1回洗濯しましょう。
寝具の汚れが直接肌に付着すると、ニキビの原因となる可能性が高いためです。

私たちは1日の睡眠中、平均して6〜8時間もの間、顔を枕に密着させています。
そのため、1週間使用した枕カバーには、目に見えない多くの雑菌や汚れが多く付着しています。
さらに、これらの汚れや雑菌は時間の経過とともに増殖します。

頬杖を立てない

左頬・右頬のニキビを予防するには、頬杖を立てない習慣を身につけましょう。
頬杖を立てることで、頬に不必要な摩擦や圧力を与えてしまいます。
摩擦や圧力は、肌への刺激となり、バリア機能を低下させ、肌荒れしやすい肌状態を招きます。

デスクワークやスマートフォンの使用中に、無意識に頬杖をつく習慣がある場合、その側の頬に集中してニキビが発生する懸念があります。

野菜やタンパク質中心の食生活にする

左頬・右頬にニキビができやすい方は、野菜やタンパク質中心の食生活を心がけましょう。
野菜には、肌の代謝を促進し、健康的な肌を維持するビタミンなどの栄養素が豊富に含まれています。
また、タンパク質は、肌をつくる重要な成分の一つで、肌の修復や再生を助ける役割を担っています。

これらの食品に含まれる抗酸化物質は、肌の炎症を抑制し、ニキビの予防にも効果があります。
野菜やタンパク質中心の食生活を継続することで、左頬・右頬のニキビリスクを軽減できるでしょう。

他にも栄養素について知りたい方はこちらから

美肌効果のある「栄養素」とは?効率的な取り入れ方やおすすめ食材を解説

左頬・右頬のニキビが治らない場合は皮膚科へ

今回は左頬・右頬のニキビについて詳しく紹介してきました。
左頬・右頬は乾燥しやすい部位で、ニキビができやすく、再発もしやすいです。
なかなかニキビが治らなかったり、ニキビが繰り返しできるという方もいるでしょう。

そんな方は、一度皮膚科医または美容皮膚科医に相談することをおすすめします。
特に、美容皮膚科では、ニキビができにくい予防のための美肌治療の提案を受けられることもあります。

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この記事の監修医

東京山手クリニック

都丸真依子 医師

美しさを求めるすべての人たちに

当院は「あなたのお肌のかかりつけ」をコンセプトに、皆さんのお肌を作り直すサポートをしていきたいと考えております。ただ肌悩みを改善するだけではなく、健康で美しいお肌を取り戻し、笑顔で日々を過ごせるよう、お手伝いさせていただければ幸いです。

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