赤みのあるニキビ跡がなかなか消えない…。
ニキビは治ったのに、その後のニキビ跡に悩む方は実は多いんです。
放っておくと、そのニキビ跡は悪化する可能性があります。
でも安心してください。
赤みのあるニキビ跡を治すのは長期戦ですが、毎日のケアや皮膚科での治療で確実に改善されていきます。
今回は、一刻も早く赤みのあるニキビ跡を改善するために、毎日のケアに加え、皮膚科での治療法について徹底解説します。
これを読んで、ニキビ跡がないキレイな肌を手に入れましょう。
目次
「赤みのあるニキビ跡」の原因は毛細血管の損傷
赤みのあるニキビ跡は、「炎症後紅斑」とも言われ、大人ニキビができるフェイスラインによく見られます。
主な原因はニキビを潰したり、触ったりしてしまうことです。
ニキビを触ってしまうことで、毛穴で炎症が起き、毛細血管が増えたり拡張したりするので肌に赤みが出ます。
これが「赤みのあるニキビ跡」です。
赤みを伴うので「ニキビ」と勘違いする方も多いですが、ニキビの炎症が収まり肌の表面がツルツルしているのにかかわらず、赤みが残っている場合は「ニキビ跡」の可能性が高いです。
ニキビとニキビ跡では、治療方法が異なるので注意しましょう。
ニキビは、主に炎症を抑えたり、毛穴詰まりを解消するための治療を行いますが、ニキビ跡は簡単にいえば「傷跡」なので傷跡の色素を薄くしたり、肌のターンオーバーを促進させる治療が行われます。
ニキビが落ち着いて、6か月~1年以上経過しても消えない赤みは、ニキビのダメージによって肌の表面が薄くなり、皮膚が赤く見えている状態なので「ニキビ跡」として治療する必要があります。
「赤みがニキビ跡かもしれない」という心当たりのある方はぜひ読み進めてみてくださいね。
「赤みのあるニキビ跡」の治し方①医薬品を使う
赤みのあるニキビ跡を治すには3ヵ月~6ヵ月以上かかります。
市販の薬では、完治するのは難しいので皮膚科やクリニックを受診することをおすすめします。
内服薬や外用薬と併用して医療機器で治療することでより早く、キレイに「赤みのあるニキビ跡」を治しましょう。
内服薬
肌の再生を促す内服薬を服用することで、少しずつ赤みのあるニキビ跡を薄くすることができます。
赤みのあるニキビ跡に効く内服薬は以下の通りです。
- シナール(ビタミンC)
- ユベラ(ビタミンE)
- ハイチオール(L-システイン(アミノ酸))
- トランサミン(トラネキサム酸)
赤みのあるニキビ跡を改善するには、肌のターンオーバーを整える必要があります。
皮膚や細胞のコラーゲンの合成に必要な「ビタミンC」、肌のターンオーバーを促す「ビタミンE」や「L‐システイン(アミノ酸)」を服用することで、肌の再生力を高めましょう。
また、「トランサミン」は、ニキビ跡の色素沈着を抑えたり、炎症を抑えるのでビタミン剤と一緒に服用することでよりキレイにニキビ跡を治す効果があります。
それぞれの薬の効果や服用方法についてより詳しく知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてくださいね。
外用薬
皮膚科やクリニックでは、まずニキビ跡の「赤み」を抑える為に外用薬が処方されることがあります。
ニキビ跡の「赤み」を抑える外用薬は以下の通りです。
- ヘパリン類似物質
- ビタミンC誘導体
- ハイドロキノン
- トレチノイン
「トレチノイン」は、肌のターンオーバーを正常化する効果があるので、塗り続けることで肌が生まれ変わり、ニキビ跡を薄くすることができます。
「ハイドロキノン」は美白効果が高く、主にシミの改善に利用されるお薬ですが、ニキビによる炎症によってできた色素沈着を薄くする効果もあります。
「ビタミンC誘導体」には、様々な機能がありますが、特に「肌のターンオーバーを正常化させる」「色素沈着を改善する」2つの役割があり、赤みのあるニキビ跡の改善に役立ちます。
「ヘパリン類似物質」は、主に皮膚科やクリニックで処方される「ヒルドイド」に含まれる成分です。
乾燥肌用の治療薬として処方されることが多いですが、保湿効果の他に、血行促進作用、抗炎症作用もあり、ニキビ跡の赤みを抑えたり肌のターンオーバーを促すことで「赤みのあるニキビ跡」の改善に効果があります。
それぞれの薬の効果や使用方法についてより詳しく知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてくださいね。
「赤みのあるニキビ跡」の治し方②施術を受ける
「赤みのあるニキビ跡」は通常、肌の再生を促すことで徐々に消えていきます。
しかし、炎症が深いと日頃のスキンケアではなかなか治りません。
基本的に、ニキビ跡はセルフケアで治すのは難しく、皮膚科やクリニックの処方薬で治すのが一番効果的だということは念頭においておきましょう。
そのため、長い期間「赤みのあるニキビ跡」に悩んでいる方は、特に皮膚科やクリニックでの施術をおすすめします。
今回は、「赤みのあるニキビ跡」に効果のある施術を4つ紹介します。
赤みのあるニキビ跡をより早く、キレイに治したい方はぜひ読み進めてみてくださいね。
レーザー
赤いニキビ跡の治療には「色素レーザー(Vビーム)」が効果的です。
色素レーザーは、ニキビやニキビ跡の赤み、傷跡やケロイド、血管腫や赤ら顔の治療に使われます。
損傷した毛細血管にレーザーでダメージを与えることで、正常な毛細血管になるように働きかけることができるため、「赤みのあるニキビ跡」の改善が期待できます。
色素レーザー治療時の副作用は以下の通りです。
- 治療中、輪ゴムではじかれた程度の痛みを感じることがある
- ダウンタイムとして内出血、赤み、腫れ、色素沈着の症状が出ることがある
なお、赤みや腫れは1週間ほどで目立たなくなり、色素沈着は数か月ほどで自然に治ります。
色素レーザーの効果を実感するまでには個人差がありますが、3回以上の治療が目安です。
どのぐらいの回数治療が必要なのか気になる人は、医師に相談してくださいね。
光治療
「赤みのあるニキビ跡だけでなく、茶色いニキビ跡も気になる…」
そんな方におすすめなのが「IPL」や「フォトフェイシャル」とも呼ばれる「光治療」です。
光治療の働きは主に2つあります。
1つ目の働きは、毛細血管のヘモグロビンに反応することで毛細血管を収縮し、赤みを目立たなくする働きです。
2つ目の働きは、肌の表面のメラニン色素を破壊して肌の新陳代謝によりメラニンを外に排出する働きです。
これら2つの働きによって、ニキビ跡の赤みと茶色っぽい色素沈着を改善します。
ダウンタイムがありませんが、治療中に熱やピリッとした軽い痛みを感じることがあります。
光治療の効果を実感するまでには個人差がありますが、5~6回の施術を推奨しているクリニックが多いです。
どのぐらいの回数治療が必要なのか気になる人は、医師に相談してくださいね。
ピーリング
赤みのあるニキビ跡には「ケミカルピーリング」が効果的です。
ケミカルピーリングは、ピーリング剤によって古い角質を剥がし、肌のターンオーバーを整える施術です。
肌の再生を促すことで赤みや軽度の色素沈着を改善することができます。
他にも毛穴の開きや黒ずみ、肌のくすみやハリなどの改善にも有効的です。
より早く、キレイに赤みのあるニキビ跡を治すために、併用して美容点滴、イオン導入、レーザーを取り入れることもあります。
ニキビ跡の炎症度によって、取り入れる治療は異なるので、医師と相談しながら自分に適した治療の組み合わせを見つけましょう。
ピーリング後、赤みを帯びたりヒリヒリすることもありますが、2~3日程度で落ち着くのでダウンタイムが心配な方も安心して治療を受けることができます。
治療頻度は個人差がありますが、1週間から4週間に1回のペースで受けることが可能です。
どのぐらいの頻度で治療をするかについては、医師と相談して決めてくださいね。
ダーマペン
重度の赤みのあるニキビ跡、クレーター状のニキビ跡を治したいという方は「ダーマペン」がおすすめです。
ダーマペンは、髪の毛よりもさらに細い針で肌の表面に小さな穴を開けることで、肌の自然治癒力を活性化させる施術です。
皮膚の再生治癒力が高まり、コラーゲンやエラスチンが増加、代謝が促進することで、赤みのあるニキビ跡はもちろん、色素沈着をしたニキビ跡、クレーター状のニキビ跡にも効果的です。
他にも、肌の小じわ、たるみ、毛穴の開き、シミなど幅広い肌悩みに効果を発揮します。
ダーマペンのダウンタイムは治療で使用する針の長さによって異なりますが、短い針を使用した場合は2日~4日程度、長い針を使用した場合は5日~1週間程度であることが多いです。
赤みが気になる場合であっても、治療の翌日からメイクで隠すことができるのは安心できますね。
ダーマペンを受ける間隔や回数は肌悩みによって異なりますが、おおよそ2週間から1か月おきを目安に3~5回ほど受けると効果を実感できます。
ダーマペンの施術回数や間隔は医師と相談して決めてくださいね。
ポテンツァ
ポテンツァは、皮膚の表面に小さな穴を開けることで、肌の自然治癒力を引き出し、肌悩みの改善を目指す施術です。
小さな穴を開けることに加え、RFエネルギーを使用することで、肌内部に熱を生み出し、肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンの生成を促します。
これにより、赤みを持つニキビの跡の改善助けます。
個人差はありますが、高周波のRFエネルギーを当てながら、止血が同時にできるため、ダウンタイムや痛みを比較的抑えやすい特徴を持ちます。
治療後のアフターケア
皮膚科やクリニックの施術は、ニキビ跡を改善するのに効果的ですが、肌に刺激を与えるので、施術後のアフターケアは必要不可欠です。
施術後は、紫外線や摩擦といった刺激から肌を守るとともに、肌の回復力をあげるために保湿も怠らないようにしましょう。
次は、施術後のアフターケアを含め「自宅でできる赤みのあるニキビ跡のケア」について詳しく紹介します。
気になる方はぜひ読み進めてみてくださいね。
自宅でできる「赤みのあるニキビ跡」のケア
赤みのあるニキビ跡は皮膚科やクリニックでの治療を受けなければ、なかなか治すのは難しいです。
皮膚科やクリニックでの治療に加え、自宅でのケアを取り入れることでより早く「赤みのあるニキビ跡」を治すことができます。
今回は自宅でできる「赤みのあるニキビ跡」のケアを4つ紹介します。
これらは、「赤みのあるニキビ跡」をつくらないための予防にもなるので、ぜひ普段から取り入れてみてくださいね。
ビタミンC配合の化粧品
ビタミンC配合の化粧品はニキビ肌、乾燥肌、オイリー肌の方に向いており「赤みのあるニキビ跡」の改善、予防に効果があります。
ビタミンC配合の化粧品の効果は以下の通りです。
- メラニンの生成を抑える
- 抗菌作用によって肌荒れや炎症を防ぐ
- 過度な皮脂分泌を抑える
- コラーゲンの生成を促進する
抗菌作用やメラニンの生成を抑える働きによって、炎症したニキビ跡の赤み、色素沈着を改善してくれます。
また、ニキビの原因でもある「過度な皮脂の分泌」を抑える役割もあるのでニキビそのものができにくくなります。
ビタミンCの濃度が高いほど効果は期待できますが、肌への刺激も大きくなります。
乾燥肌の方は、コラーゲンやヒアルロン酸、セラミドといったような保湿成分が含まれる乳液やクリームを合わせて使ってあげたり、ビタミンCの濃度が高すぎないものを使用したりして工夫しましょう。
脂性肌の方は、油分が少なく、毛穴に角質が詰まりにくい「ノンコメドジェネリックテスト済み」「ノンコメドジェネリック処方」の化粧品を使いましょう。
ニキビの第一段階であるコメド(毛穴に皮脂や角質などが詰まっている状態)を起こしにくくする化粧品のこと。
=「ニキビができにくい製品」
ビタミンC配合の化粧水を浸したコットンを肌の上にのせるコットンパックもおすすめです。
コットンパックによって保湿成分をしっかり浸透させることで、きめが整うほか、角質も柔らかくなり、乾燥によるくすみや毛穴の目立ちも軽減されます。
夜のお風呂上りだけでなく、朝のメイク前にも取り入れることでキメの整った肌を手に入れることができます。
時間が無い方も気軽に取り入れられるケアなので試してみてくださいね。
ニキビができたときにおすすめの化粧水は、以下の記事でご紹介しているので、気になる方は是非チェックしてみてくださいね。
【ニキビ化粧水選び】大人と思春期で違う!おすすめ商品&効果的な使い方をご紹介健康的な食事
ニキビ跡の改善は、体の内側からのケアも重要です。
食事は美白効果のある「ビタミンC」と血行促進効果のある「ビタミンB」を積極的に摂取しましょう。
ビタミンCとビタミンBの美容効果は以下の通りです。
ビタミンC
- シミの予防、改善
- コラーゲンの合成を促進
- ターンオーバーを促進
- 抗酸化作用
ビタミンB
- 皮膚や粘膜の健康維持
- 過剰な皮脂分泌の予防
- ターンオーバーの促進
- ホルモンバランスを整える
「ビタミンB」は、皮膚を構成するタンパク質の働きに関与しており、健康でハリのある肌作りに欠かせません。
肌のターンオーバーを促進する働きもあり、赤みのあるニキビ跡の改善も期待できます。
また、ホルモンバランスを整え、そもそものニキビの発生や悪化を防いでくれるので「赤みのあるニキビ跡」の予防にもなります。
「ビタミンC」は、シミ、ニキビ、毛穴、キメ、シワたるみといった幅広い肌悩みへの効果が期待されています。
肌のターンオーバーを促進する働き、メラニン色素の沈着を防ぐ効果があるため、「赤みのあるニキビ跡」改善が期待できます。
また、ニキビ菌を作る活性酸素を除去する「抗酸化作用」、「過剰な皮脂分泌を防ぐ働き」によってニキビの悪化を防ぐことができるため、「赤みのあるニキビ跡」の予防にもなります。
逆に脂っこい食事や脂質の多いスイーツなどを食べすぎると、皮脂の分泌量増え、ニキビの発生や悪化の原因になるので注意しましょう。
ビタミンC、ビタミンBを含む食材は以下の通りです。
毎日、必要な栄養素をすべて摂取するのはなかなか難しいですよね。
そんな時は、市販のサプリメントや皮膚科やクリニックで処方されるビタミン剤を服用して必要な栄養素を摂取してくださいね。
肌を美しく保つための栄養素についてより詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
美肌効果のある「栄養素」とは?効率的な取り入れ方やおすすめ食材を解説十分な睡眠
睡眠も「赤みのあるニキビ跡」を改善するために大切です。
人は睡眠中に肌の細胞分裂を行うため、睡眠不足では「赤みのあるニキビ跡」は改善しません。
睡眠で特に重要なのは、肌のゴールデンタイムを知り、質の良い「ノンレム睡眠」を確保することです。
まず、肌のゴールデンタイムとは肌のターンオーバーを促す成長ホルモンが分泌される時間のことをいいます。
成長ホルモンが分泌される時間は、何時から何時までと明確に決まっているわけではなく、入眠してから3~4時間がゴールデンタイムとされています。
つまり、成長ホルモンが分泌されるのは、入眠してから3~4時間がゴールデンタイムなので、この時間に良い睡眠が取れればよいのです。
睡眠には大きく2種類あり、身体は休んでいるが脳は活動しているレム睡眠と、身体も脳も完全に熟睡しているノンレム睡眠に分けられます。
このノンレム睡眠をいかに肌のゴールデンタイムでとれるかが、「赤みのあるニキビ跡」を改善するポイントです。
ニキビと睡眠の関係性についてより詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてくださいね。
ニキビと睡眠の関係性とは?治療薬や寝不足改善のためのセルフケア方法を紹介!紫外線対策
ニキビの「炎症」と日焼けによる「炎症」が重なると、ニキビの炎症が悪化し、赤く色素沈着しやすくなります。
さらに「赤みのあるニキビ跡」は、皮膚の表面が薄くなっている状態なので紫外線による影響を受けやすく、シミの原因にもなってしまいます。
「赤みのあるニキビ跡」がこれ以上悪化しないためにも、紫外線対策は必須です。
年間を通して紫外線は出ているため、日差しが強い夏だけでなく、毎日紫外線対策を徹底しましょう。
ニキビやニキビ跡で荒れた肌に日焼け止めを使用するのが心配な方は、敏感肌用の日焼け止めを使用したり、油分の少ないサラッとしたテクスチャーの日焼け止めを使用しましょう。
紫外線対策の方法や日焼けをした後のケアについてより詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてくださいね。
日焼けを治す「アフターケア」を解説!72時間以内に行う黒くならない方法「赤みのあるニキビ跡」を隠すメイク法
残ってしまった「赤みのあるニキビ跡」は正しく治療していたとしても、完治するには数か月~1年かかります。
顔に出来てしまった「赤みのあるニキビ跡」は目立つので、できれば今すぐにでも消したいですよね。
今回は、「赤みのあるニキビ跡」をメイクでカバーし、目立たなくする方法を紹介します。
「赤みのあるニキビ跡」に悩んでいる方は、ぜひ読み進めてみてくださいね。
緑色のコントロールカラーで赤みを消す
広範囲に「赤みのあるニキビ跡」があり、全体的な顔の赤みに悩んでいる方は、緑色のコントロールカラーを利用しましょう。
赤色と緑色は補色の関係にあります。補色の関係とは、お互いの色味を消しあう関係にある2色のことです。
つまり、肌の「赤み」にその色味を打ち消してくれる「緑色」のコントロールカラーを重ねることで、「赤み」が目立ちにくくなるというわけです。
「赤みのあるニキビ跡」だけでなく、小鼻周りの赤みを消すのにもよく使われます。
スキンケア→化粧下地→コントロールカラー→ファンデーションの順で気になる赤みを中心に塗り広げましょう。
コントロールカラーを使用することで、その後のファンデーションをたくさん塗らなくてよいので、厚塗り感のない肌に仕上げることができます。
ただ、緑色のコントロールカラーを顔全体に塗ると、グレーがかった、くすんだような肌色に見えてしまうこともあるので気になる部分だけに塗るよう、注意しましょう。
コンシーラーでピンポイントで隠す
「赤みのあるニキビ跡」をピンポイントで隠したいときは、カバー力の強いコンシーラーを使いましょう。
コンシーラーを選ぶ時は、自分の肌より「少し暗めの色」のコンシーラーか、ニキビ跡の赤みを打ち消す「ややグリーンがかった色味」のコンシーラーを選ぶようにしましょう。
コンシーラーを塗る手順は以下の通りです。
スキンケア、日焼け止め、化粧下地、ファンデーションの手順でベースメイク終わったら、コンシーラーを赤みのあるニキビ跡気にのせます。
隠したい部分よりひと周り大きく肌にのせましょう。
指の腹でコンシーラーと周囲との境目をポンポンと叩くようにしてぼかします。
せっかく隠した部分に指で触れてしまうと、ニキビ跡が見えてしまうので注意しましょう。
指でぼかすのが上手くいかない場合は、付属のチップやブラシでぼかしましょう。
ニキビ跡をコンシーラーでカバーした後、仕上げにパウダーを塗ります。
パウダーを塗ることで、コンシーラーを塗った部分のヨレを防ぐことができます。
パウダーファンデーションでも構いません。
カバー力の高いファンデーションを使う
ファンデーションを選ぶ時は、「赤みのあるニキビ跡」をカバーするためにカバー力が高いものを選びましょう。
加えて、せっかくカバーしたニキビ跡が崩れてしまっては意味がないので、崩れにくいものであれば更に良いですよね。
肌への密着度が高いファンデや、ウォータープルーフタイプのものは汗や皮脂に強い傾向があるのでおすすめです。
今回は、おすすめのプチプラコスメとデパコスを1つずつ紹介します。
赤みカバーに特化したファンデーションで「赤みのあるニキビ跡」を自然にカバーしてくれます。テクスチャが硬めで、しっかりと肌に密着してくれるので、汗や皮脂にも強い崩れにくいファンデーションです。また、日焼け止めの効果があり、本体が小さいことからメイク直しとして携帯できるのも良いポイントです。
「赤みのあるニキビ跡」をきちんとカバーしながら、ツヤ感も手に入る化粧品です。ニキビ跡や毛穴はしっかりカバーしたいけど、厚塗り感が苦手で、ナチュラルに仕上げたいという方におすすめです。日焼け止め効果もあり、崩れにくさも高い評価を得ています。
以下の記事では、ニキビができたときのメイクについて詳しく解説しているので、気になる方は読んでみてくださいね。
ニキビ肌のメイクを成功させよう!上手な隠し方からおすすめアイテムまで「赤みのあるニキビ跡」を予防する方法
「赤みのあるニキビ跡」は赤ニキビや黄ニキビが悪化することによって起こります。
できてしまうと治すのに時間がかかってしまうので、ニキビの段階から今からしっかり予防しましょう。
ニキビは早めに治療する
今あるニキビが悪化して、ニキビ跡にならないようにするために、ニキビの段階から早めに治療しましょう。
ニキビを予防するために、皮脂分泌をコントロールする「ビタミンB群」、ニキビの炎症を抑える「ビタミンC群」、肌のターンオーバーを促進させる「ビタミンE」は積極的に摂るようにしましょう。
赤ニキビ、黄ニキビの治し方については以下の記事で詳しく紹介しています。
原因やニキビに効果のある外用薬、内服薬、スキンケアについても書かれてあるので、現在、赤ニキビや黄ニキビに悩んでいる方はぜひチェックしてみてくださいね。
赤ニキビの治し方と予防方法を解説!ニキビ跡を作らないで治す ニキビのパンパンな膿を潰すのはNG!正しい対処法と効果的な治療薬を解説摩擦を与えない
ニキビに摩擦が加わると、ニキビの炎症が悪化してニキビ跡ができる原因にもなります。
クレンジングや洗顔時は、しっかりと泡立てた泡でやさしく洗うようにしましょう。
手やタオルでゴシゴシこすったり、一日に何度も洗顔をすると肌に負担がかかってしまうのでやめてくださいね。
また、頬杖をついたり、顔を触る癖がある人は要注意です。
自分でニキビを触ったり、潰したりする行為はニキビを悪化させる原因になるのですぐにやめましょう。
「赤みのあるニキビ跡」についてのよくある質問
ハイドロキノンとトレチノインクリームはシミだけでなく、赤みのあるニキビ跡にも効果はありますか?
目の下のシミと頬のニキビ跡が広範囲に赤く残って消えないことを医師に伝えたところ、ハイドロキノンとトレチノインクリームが処方されました。これらはシミだけでなく、頬の赤みにも塗っても良いのでしょうか。
ハイドロキノンとトレチノインクリームは、シミやニキビ跡に有効です。シミ以外の赤くなっているニキビ跡にもご使用ください。
赤みのあるニキビとニキビ跡の違いは?
赤みのあるニキビとニキビ跡の違いは何ですか?
ニキビは、毛穴が皮脂などで詰まり、炎症や化膿が見られる状態のことです。白っぽくなり、今にも膿が出そうな膨らみを感じる状態や、化膿が更に悪化して、赤くなって腫れている状態のもの、痛みを感じる状態のもののことを一般的にニキビといいます。一方で、ニキビ跡はニキビ内部の化膿や炎症が治まったにも関わらず、まだ皮膚が少し盛り上がっているような状態のものや、ニキビが潰れて皮膚がへこんだまま戻ってこないようなもののことです。
「赤みのあるニキビ跡」が気になる時は皮膚科を受診しよう
「赤みのあるニキビ跡」を自力で治すのは難しいです。
ニキビ跡を改善したい方、自分のニキビ跡に効果がある治療を知りたい方はまずは医師に相談してみましょう。
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